今日の赤旗ニュース(2023年6/7~13日分)(副題:立民のデタラメさに改めて呆れる、ほか)

「死の商人国家」へ堕落/軍需産業支援法案 山添氏が批判/参院委で可決 共産党は反対
産業と経済 軍事に従属/共産党は反対 軍需産業支援法が成立
 立民が「死の商人国家」化に加担してる辺りが腹立たしい。「入管法改悪」に公然と賛成する維新や国民民主よりはマシとは言え「左派、リベラル派」にとって立民は支持できる政党ではないことを改めて実感します。
 正直、「維新の最大野党化」は避けたいとは言え、立民それ自体には俺は全く期待してないし大して評価もしていません。
 こんな立民では共産も到底共闘などできません。まあ、立民の方から共闘を愚かにも拒否してきたわけですが。


岸田政権はまったく信任に値しない/NHK日曜討論 小池書記局長

 司会が衆院選での野党の選挙協力について質問したのに対し小池氏は、第一に協力の「意思」の存在が大前提であり、第二に岸田大軍拡や憲法改定などの国政の焦眉の課題についての政策合意が必要であり、第三に対等、平等、相互尊重を原則とし、一方的な対応は行わないと表明。「よく話し合いたい」と述べました。

 つまりは「野党共闘を一応否定しない」が「対等な立場での話し合いと、それに基づく政策合意」が原則であり「一方的に共産が譲歩することはしない」と言う話です。


防衛局の暴言に抗議/辺野古行動 オール沖縄会議など
 事実ならばとんでもない。懲戒処分して当然です。


主張/改悪入管法の強行/差別・排斥の歴史終わらせる時

 改悪法施行は1年後です。入管行政と難民認定審査を大本から見直す運動と世論をさらに強めましょう。

 「不幸にして」改悪法が成立したからといって全てが「反対派の敗北」で終わったわけではなく「今後の運動が重要だ」という指摘には全く同感です。


刑法等改正案 意義と課題 本村伸子衆院議員に聞く/「不同意性交等罪」創設は重要な前進
 勿論「選挙で勝つこと」が重要なことを当然認めた上での話ですが、「選挙が全てではないこと」をこの刑法改正の動きは示してると言っていいでしょう。「刑法改正が争点となった国政選挙で、争点とした側が勝利したこと」で法改正の動きが進んだという構図にないからです。


斎藤法相の問責決議案否決/仁比議員賛成討論 “人権侵害 反省なし”
 問責*1に反対する維新、国民民主が「自民補完勢力」でしかないことがよくわかります。維新や国民民主の支持層は「自民と大して変わらない両党」の一体、何を支持してるのか。特に支持率が低迷している国民民主はともかく維新の支持率が高いことは理解に苦しみます。


マイナ強行 批判続々/「見直し 今からでも遅くない」/各紙社説

 「読売」は7日付で、「見直しは今からでも遅くない」と題し、「(保険証の)廃止方針をいったん凍結し、国民の不安を払拭するのが筋だ」と指摘。「法律が成立したからといって、制度の見直しは不可能だ、と考えるのは早計だ」と主張しています。

 「一時中止」「白紙」ではなく「見直し」と言う表現が「自民応援団」読売らしいですが、読売すらマイナ口座誤登録数を発表/家族名義13万・別人748件と言う惨状には一定の批判をするわけです。
【追記】
 「同業他社より批判時期が遅い、批判がぬるい」とはいえ産経すら【主張】マイナカード混乱 「普及優先」を見直す時だ - 産経ニュースとして批判を始めました。


首相も「性自認」明言/削除の与党LGBT法案 穀田氏が批判
 「『性自認』と言う言葉は岸田首相も答弁で普通に使っていたのに何故法案を『性同一性』に変えるのか?」とは全く同感です。この点、岸田は何と答えるのか。
 都合が悪いから黙りか。「性同一性の方が適切な用語だと考えが変わった」か。「性自認の方が適切と思うが、法案成立のために党内右派に妥協せざるを得なかった」か。

*1:なお、可決されると衆院解散か内閣総辞職の義務が生じる首相不信任案と違い、大臣問責には道義的、政治的効果はあるが、「大臣更迭」の法的効力は残念ながらない。