【追記あり】
安倍晋三があのような死を遂げていなければ、たぶん「日本保守党」などという政党は結成されなかったのではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で拙記事を紹介頂きました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】
島田洋一
日本保守党には期待しかない
◆日本保守党
9/26発売の月刊『Hanada』に、#保守党 代表(仮)の百田尚樹✕有本香による対談「日本保守党の真実」と、10人の先生方の珠玉の応援メッセージが掲載されています。皆様、ご購読ください。
過去に「次世代の党」など類似の右翼政党の多くが消滅している以上、保守党も同じ「憂き目」にあうでしょう。
そもそも「国会に議席を持つ右翼政党」なら既に「自民」「維新」「国民民主」「参政」「政治家女子」があります。何を根拠にこれら既成右翼政党との選挙戦で「最低でも1議席取れる」と思えるのか?
ちなみに「10人の先生方」とはHanadaの表紙に寄れば
【経歴はウィキペディア参照】
◆飯山陽
麗澤大学国際問題研究センター客員教授。著書『イスラム教の論理』(2018年、新潮新書)、『イスラム2.0』(2019年、河出新書)、『イスラム教再考』(2021年、扶桑社新書)、『中東問題再考』(2022年、扶桑社新書)等
◆井沢元彦
作家。著書『学校では教えてくれない日本史の授業』(2013年、PHP文庫)、『日本史真髄』(2018年、小学館新書)、『天皇の日本史』(2020年、角川文庫) 等
◆一色正春
◆織田邦夫
元航空支援集団司令官(元空将)。2022年、正論大賞を受賞
◆門田隆将
作家。著書『この命、義に捧ぐ:台湾を救った陸軍中将・根本博*1の奇跡』(2013年、角川文庫)等
◆川淵三郎
日本サッカー協会会長、日本バスケットボール協会会長、日本トップリーグ連携機構会長等を歴任
◆見城徹
幻冬舎創業者
◆篠田英朗
東京外国語大学教授。著書『平和構築入門』(2013年、ちくま新書)、『国際紛争を読み解く五つの視座』(2015年、講談社選書メチエ)、『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(2017年、ちくま新書)、『憲法学の病』(2019年、新潮新書)、『はじめての憲法』(2019年、ちくまプリマー新書)、『紛争解決ってなんだろう』(2021年、ちくまプリマー新書)、『戦争の地政学』(2023年、講談社現代新書)等
◆島田洋一
福井県立大学名誉教授。救う会副会長。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)等
◆早坂隆
作家。著書『松井石根*2と南京事件の真実』(2011年、文春新書)、『永田鉄山』(2015年、文春新書)、『ペリリュー玉砕:南洋のサムライ・中川州男*3の戦い』(2019年、文春新書)、『満州とアッツの将軍:樋口季一郎*4・指揮官の決断』(2010年、文春新書)等
です。川淵を除けば「政財官界等の大物」は一人もおらず、これで良くも島田も大言壮語できるモンです。
それにしても「石原都政で教育委員を務める」など、川淵が右寄りだとは知っていましたが、「他の連中」はともかく、まさかこんなモンを公然と応援するほど、川淵が非常識*5だとは思いませんでした。俺も川淵を過大評価していました。周囲に川淵をたしなめる奴はいないのか。
もはや川淵も「JR東海・葛西」と同じで、周囲(サッカー協会等)にとって死もまた社会貢献である(葛西敬之の死についての感想。あと三村会頭の発言になんとなく「ほめ殺し」の雰囲気を感じる) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)なのか?
島田洋一
求心力を維持するため(ボーガス注:2024年の)再選を目指すとしているバイデン氏だが、共和党候補たちに充分消耗戦をやらせた上で、不意打ち的に勇退を表明するという希望的観測も民主党内にある。
その場合の「緊急登板」候補がミシェル・オバマ元大統領夫人、ギャビン・ニューサム*6加州知事ら。
「何だかなあ(呆)」な島田ツイートです。
まず第一にバイデン(1942年生まれ)が退任を表明しようがすまいが、共和党大統領候補者予備選挙は「消耗戦」になるでしょう。
現時点では
等が候補とされますが、「抜きん出た有力候補」がいないからです(まあ、大抵の場合、予備選はそうだと思いますが)。
あえて言えば「共和党支持層」の中では未だに「トランプ支持」が一番多いようですが「共和党支持層以外(特に民主党支持層)」では「トランプ評価は最低(つまりトランプだと負ける可能性が高い)」なので、「最終的には他の候補になるのではないか」という見方が強いようです。
第二に「そうした陰謀的なこと(現時点で既に退任を考えてるがあえて再選を主張してる)」を積極的にバイデンがすることはないのではないか。
但し「健康面での不安をバイデン自身も認めざるを得なくなるほど今後、表面化」「バイデン自身は健康面での不安があるとは思ってないが、今後、民主党内で『健康面で高齢のバイデンでは問題だ、別の候補にすべきだ』という声が圧倒的になる」ならばそのときは泣く泣く勇退表明するでしょう。