珍右翼・高世仁に悪口する(2024年6/8日分)

横田めぐみさんの「歯」をめぐる怪奇⑥ - 高世仁のジャーナルな日々

 NHKの朝ドラは過去ほとんど見ていない私だが、いまやっている『虎に翼』は気になって朝食の用意をしながらチラ見している。
 あらためて言うまでもないが、これは昭和初期に日本最初の女性弁護士・裁判官*1となった三淵嘉子*2をモデルにした話。
 この朝ドラ、好評でSNSにも活発な意見、感想が載るそうだ。毎朝、何千万人という視聴者が、男女平等や個人の尊重などについて思いをめぐらす現象は画期的。ちゃんと骨太の内容が視聴者に歓迎され、楽しまれているのはうれしい。
 そもそもテレビが堕落した一因は、どうせ(バカな)視聴者は真面目な話には食いつかないはずと決め込んで、自ら大衆迎合に徹したことではないか。それが視聴者に見透かされてテレビ離れが起きているように思われる。

 ジンネットが倒産したとは言え、テレビの下請けで飯を食っていた人間がよくもこんなことが言えたもんです。
 大体

けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
高世仁の幼稚なデマ自慢を平然と垂れ流すNHKの馬鹿さとクズぶりに本気であきれ返る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

ということで「救う会や家族会の太鼓持ち自ら迎合に徹したこと)」に転落し、「まともな報道」ではなく「ただの北朝鮮叩きや救う会、家族会の太鼓持ち番組」を作り続けた高世こそが「テレビの堕落」ではないのか。そんな堕落をしたからこその「ジンネット倒産」ではないのか。高世自身は果たして「骨太の内容」の報道番組を作ってきたと言えるのか?(恐らく言えない)
 「名作ドラマ」として後世に名前が残るであろう「虎に翼」のような番組を作ってきたと高世には言えるのか?(恐らく言えない)。
 そもそも「虎に翼」をネタに、男女平等云々を抜かす高世ですが

◆「女性差別*3杉田水脈*4を政治家にしたのは首相時代の安倍
→安倍が首相になったのは救う会や家族会が安倍を「拉致問題」で礼賛したから。
 救う会や家族会が安倍礼賛しなければ果たして安倍が首相になれたかどうか。
 そして安倍が首相でなかったら杉田は政界入りできなかったのでは無いか。つまり杉田の女性差別に「救う会や家族会」は加担したといっていいのではないか。
こんなクズ野郎が「都議会拉致議連会長」なのだから、拉致問題が世間から嫌がられるのも理の当然だ(古賀俊昭の死に寄せて) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が批判する「都議会拉致議連会長」古賀俊昭の言動「養護学校での性教育否定」は「障害者女性の人権侵害」ではないのか。なかなかすごい記事だと思う(知的障害者は、性犯罪や管理売春などで食い物にされやすい) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でも分かるように知的障害者は性被害に遭う危険性が高い。
→記事を紹介したid:Bill_McCrearyさんから何かコメントが頂けると幸いです。
【追記】
 id:Bill_McCrearyさんからコメントを頂きました。ありがとうございます。

といったことをどう思ってるのか。「女性差別(杉田や古賀の言動)」に救う会*5や家族会が加担し、それに「救う会や家族会の太鼓持ちだった高世」も結果として加担したことに反省は無いのか。
 「女性差別者・杉田氏の自民党からの出馬には、救う会、家族会の安倍礼賛を黙認した私(高世)にも責任があります」「古賀氏の性教育攻撃には拉致議連を礼賛した私(以下略)」等と謝罪したらどうなのか。
 というかこんなクズ野郎が「都議会拉致議連会長」なのだから、拉致問題が世間から嫌がられるのも理の当然だ(古賀俊昭の死に寄せて) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように「古賀のようなクズ*6」の存在こそが、拉致敗戦の原因であること(勿論、高世は公然と古賀批判したことなど一度も無いでしょう)について高世に反省は無いのか?
 なお、「話が脱線します」が、単なる偶然でしかない(そもそも登場人物が女性法律家という以外に恐らく共通点がない)でしょうが、「女性法律家」といえば、今季ドラマではテレ朝「Destiny」(主演の石原さとみ横浜地検の女性検事、6/4に放送終了)、「JKと六法全書」(主演の幸澤沙良が女子高生弁護士、6/7に放送終了)がありますね。どれ一つとして見ていませんが。
 また、「思いつきを書けば」過去にも「女性法律家」のドラマとしては

テレビ朝日・土曜ワイド劇場*7『女弁護士・朝吹里矢子』*8
 夏樹静子*9推理小説のドラマ化。1978~1992年まで13作(2時間ドラマ)。主演(朝吹弁護士)は十朱幸代 
日本テレビ火曜サスペンス劇場女検事・霞夕子 - Wikipedia
 夏樹静子の推理小説のドラマ化。1985~1993年まで10作(2時間ドラマ)。主演(霞検事)は桃井かおり
テレビ朝日七人の女弁護士 - Wikipedia
 1991~1993年まで3シリーズ放送。主演は賀来千香子(女性弁護士)
◆TBS・月曜ミステリー劇場『弁護士・朝吹里矢子』
 夏樹静子の推理小説のドラマ化。2001~2005年まで4作(2時間ドラマ)。主演(朝吹弁護士)は南果歩 
◆フジテレビ『離婚弁護士 - Wikipedia
 2004、2005年に2シリーズ放送。主演は天海祐希(女性弁護士)
◆フジテレビ『検事・霞夕子 - Wikipedia
 夏樹静子の推理小説のドラマ化。2011~2014年まで7作(2時間ドラマ)。主演(霞検事)は沢口靖子
◆フジテレビ『女神の教室〜リーガル青春白書〜 - Wikipedia
 2023年1~3月に放送。主演は北川景子(女性判事→法科大学院の教員として出向)
◆フジテレビ『うちの弁護士は手がかかる - Wikipedia
 2023年10~12月に放送。主演はムロツヨシ(弁護士事務所職員)だが、ヒロインが平手友梨奈(ムロが補佐する女性弁護士)

などがあります。「女性法律家が珍しかった『寅に翼』の時代」からはまさに隔世の感があります。
 なお『JKと六法全書』についてですが、

司法試験に年齢制限はある?最年少合格者と最高齢合格者も詳しくご紹介! | 記事一覧 | 司法試験コラム
 現行の司法試験制度に移行してからの最年少合格者は18歳です。
 令和4年度についても、最年少合格者は18歳と発表されています。
 18歳での司法試験合格は、2021年(令和3年)に続いて2人目、また「出願時高校在学中」の合格者は、2018(平成30年)と2021年(令和3年)に続いて3人目となっています。

ということで「レアケース」ではあるものの「高校生の司法試験合格者」も一応はいるようです(司法修習を考えれば、「高校生の弁護士」はいないでしょうが)。

【追記】
1)「女性初の弁護士」が「虎に翼」ですが、「我ら埼玉県民」は

日本初の女性医師・荻野吟子の「不屈の精神」紹介 埼玉 - 産経ニュース2022.1.31
 埼玉県は、近代日本初の女性医師とされる同県熊谷市出身の荻野吟子(おぎの・ぎんこ)への理解を深めてもらおうと、荻野の生涯を描いた漫画を動画で紹介する取り組みを始めた。

荻野吟子賞、2氏と2団体表彰 名知仁子さん「不屈の精神発揮」 村田里依さん「がん患者のため」 /埼玉 | 毎日新聞2023.2.7
 男女共同参画社会の推進に顕著な功績があった個人や団体を顕彰する県荻野吟子賞*10の表彰式が、さいたま市浦和区で行われた。ミャンマーで長年にわたって医療支援に従事してきた、狭山市出身の医師、名知仁子(さとこ)さんら2人と2事業所に表彰状が贈られた。

等で「初の公認*11女性医師(埼玉三偉人の一人:他の二人は実業家・渋沢栄一、『群書類従』の編纂で知られる国学者塙保己一)」である荻野吟子を知っています。
 まあ、大河ドラマになり、『来月から1万円札*12』の渋沢はともかく、荻野と塙は県民以外では有名では無いと思いますが(渋沢も大河以前は本当に県外での一般的知名度は低かったですが)。
 で、「女性初の弁護士」をやるのなら、「女性初の公認医師(荻野吟子)」も朝ドラでやってくれないかなあとは思います。
2)「虎に翼」は今後も「名作ドラマ」として語られるでしょうが

北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる - Wikipedia
 2003年にテレビ東京で放送。
【主なキャスト】
 横田滋拉致被害者横田めぐみの父):加藤剛
 横田早紀江拉致被害者横田めぐみの母):竹下景子
 蓮池透(帰国した5人の拉致被害者の一人):風間杜夫
 荒木和博(当時、救う会事務局長。現在は特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表):藤田宗久*13
 高世仁*14宅麻伸
→どんだけ高世を美化してるのかと吹き出しました。高世(1953年生まれ)の風貌なら「小日向文世(1954年生まれ)」「温水洋一(1964年生まれ)」等がいいのではないか。
再会〜横田めぐみさんの願い〜 - Wikipedia
 2007年に日本テレビで放送。
【主なキャスト】
 横田滋拉致被害者横田めぐみの父):片岡鶴太郎
 横田早紀江拉致被害者横田めぐみの母):原日出子
 蓮池薫(帰国した5人の拉致被害者の一人):風間トオル
 蓮池祐木子(帰国した5人の拉致被害者の一人。蓮池薫の妻):生田智子
 地村保志(帰国した5人の拉致被害者の一人):篠田剛
 地村富貴恵(帰国した5人の拉致被害者の一人。地村保志の妻):田中美奈子
 曽我ひとみ(帰国した5人の拉致被害者の一人):堀越のり

が今や話題にもならないことをどう思うか、高世に聞きたいもんです。

*1:ちなみに日本初の女性検事は門上千恵子(1914~2007年)。1943年、現在の司法試験にあたる高等文官試験司法科試験に合格。1949年に東京地検検事に任官するが、1964年に自宅で高校生の長男が、同じく高校生の次男の頭を鉈で割って殺害する事件が起こる。「親と子は別個の人格」として、兄弟は同じ敷地内に建てられた離れで暮らし、家族で一緒に食事をすることもなかったため、門上は兄弟の対立に全く気づかなかった。この事件によって検事を退官。1965年に弁護士登録。覚醒剤の自己使用で起訴された歌手・岡村靖幸の裁判(2005年)で弁護人を担当するなど、晩年まで現役の弁護士として活動したが、2007年に死去(門上千恵子 - Wikipedia参照)

*2:1914~1984年。1935年、明治大学法学部に入学。1938年に大学を卒業し、高等試験司法科試験に合格。1940年、第二東京弁護士会に弁護士登録をし明治大学同窓の中田正子(鳥取県弁護士会長、日本弁護士連合会理事等を歴任)、久米愛と共に日本初の女性弁護士となる。1949年6月4日に初の女性判事補(東京地裁判事補)となった石渡満子に次いで、6月28日に東京地裁判事補となる。1952年、名古屋地裁で初の女性判事となる。1972年、新潟家裁所長に任命され、女性として初の家裁所長となる。1973年に浦和地裁所長を、1978年に横浜地裁所長を務め、1979年に退官。甲府地裁所長、浦和地裁所長等を歴任した三淵乾太郎は夫(三淵嘉子 - Wikipedia参照)

*3:杉田は他にもアイヌ差別や在日差別もしていますが

*4:これについては例えば自民 杉田水脈衆院議員 「女性はうそをつける」発言認め陳謝 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン(2020.10.1)、杉田水脈氏が最高裁でも敗訴 伊藤詩織さんを中傷するSNS投稿に「いいね」は違法 55万円の賠償確定:東京新聞 TOKYO Web(2024.2.9)参照

*5:そもそもいいかげん家族会も、島田洋一に対して苦言くらいは呈したらどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で分かるように救う会には「女性差別右翼」がごろごろいるわけですが。

*6:他にも同様のクズとして荒木和博(例えば荒木和博のブログ記事がひどい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)、島田洋一(例えばいいかげん家族会も、島田洋一に対して苦言くらいは呈したらどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)さんざん非常識な暴言をほざいていて、自分が当事者になったら泣き言をならべる馬鹿 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)、西岡力(例えばこの期に及んで統一協会解散請求を批判するのだから、どれだけ非常識なのか(西岡力―さすがに拉致被害者家族会もいつまでこのような人物についていくつもりなのか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)がいます。

*7:テレビ朝日開局60周年記念ドラマ「疑惑」(2019年)、フジテレビ開局60周年ドラマ「砂の器」(2019年)、テレビ朝日開局65周年記念・2夜連続松本清張ドラマスペシャル「顔」「ガラスの城」(2024年)等(松本清張原作のテレビドラマ一覧 - Wikipedia参照)、2時間ドラマがときたま作られることはあっても、現在では地上波から常設枠としては2時間ドラマ枠が消え去り、連続ドラマばかりなのは、2時間ドラマファンとして非常に残念です(2時間ドラマ - Wikipedia参照)。

*8:なお、過去のドラマタイトルが「女弁護士・朝吹里矢子(テレビ朝日:1978~1992年)」「女検事・霞夕子(日本テレビ:1985~1993年)」なのに対し、最近は「弁護士・朝吹里矢子(TBS:2001~2005年)」「検事・霞夕子(フジテレビ:2011~2014年)」ということで「女性」というタイトルが少ないように思います。時代の変化でしょう。

*9:1938~2016年。1960年、本名の五十嵐静子名義で執筆した「すれ違った死」が江戸川乱歩賞候補(なお、1960年は受賞作無し)となり、それがきっかけでNHKの推理クイズ番組『私だけが知っている』の脚本家に抜擢され、以後3年間で約30本の脚本を執筆。1961年秋には仁木悦子戸川昌子らと女性推理小説作家の会「霧の会」を結成。1962年、夏樹しのぶ名義で短編「赤い造花」を『女学生の友』増刊号に、1962年6月に中篇「ガラスの鎖」を『宝石』に発表し、名実ともに推理小説作家の仲間入りを果たすが、1963年、結婚し、主婦業に専念することとなる。1969年、夏樹静子名義で『天使が消えていく』を江戸川乱歩賞に応募したところ最終候補に残り、再び注目される(なお、1969年は森村誠一『高層の死角』が受賞)。翌1970年に『天使が消えていく』が講談社から出版され、本格的な小説家デビューを果たす。1973年、『蒸発』で第26回日本推理作家協会賞を受賞(夏樹静子 - Wikipedia参照)

*10:ちなみに渋沢栄一賞 - Wikipedia塙 保己一(はなわ ほきいち) 賞 - 埼玉県も存在する

*11:「公認(要するに国家資格)」という言葉が付くのは女医自体は荻野以前に非公認(国家資格でない)の「楠本イネ(シーボルトの娘)」がいるからです。

*12:これについては例えば、ググってヒットした国立印刷局が寄贈 新1万円札 渋沢コンテ画 展示へ 知事「郷土の誇り」:東京新聞 TOKYO Web(2024.6.1)、新紙幣発行まで1か月“出身地”で渋沢栄一フィーバー、記念のお札はどこに? ゆかりの地・団体多すぎる問題【Nスタ解説】 | TBS NEWS DIG(2024.6.5)参照

*13:知らない俳優ですが、この頃は荒木もドラマの一員扱いされたのかと思うと「今の凋落(拉致敗戦)」は荒木にとって屈辱でしょう。

*14:この頃は高世もドラマの一員扱いされたのかと思うと「今の凋落(拉致敗戦)」は高世にとって屈辱でしょう。