今日の産経ニュースほか(2024年6/13~16日分)

徳島市議会で初の共産議長誕生 背景に市長支持などめぐり9会派乱立 [徳島県]:朝日新聞デジタル
 共産議長誕生には「徳島自民は後藤田知事派と反知事派に別れてる*1徳島市も後藤田の支援を受けて当選した遠藤市長*2派と反市長派に別れてる)→従って自民議長は恐らくあり得ない(自民が一枚岩なら多分、自民議長になった)」等、いろいろと事情があるでしょうが、野党共闘の成果等で、地方でも「反共意識が薄れてるのかもしれない」という意味で紹介しておきます。
 [B! 地方] 徳島市議会で初の共産議長誕生 背景に市長支持などめぐり9会派乱立:朝日新聞デジタルでは「市長派と反市長派(いずれも自民系)が激烈な抗争をしており、議長職はむしろ災難→むしろ厄介事を押しつけられたとみるべきでは」「議長は投票できないのでむしろ共産にとって迷惑では」等のブクマもありますが「仮にそうした面がある」としても「議長就任」はやはり名誉でしょう。世間的にも「反共ムードが少しは薄れてきたのか」というイメージも出てくるし、さすがに「あまりにも変な人間(勿論、「変な」とは自民等、共産以外の他党の立場において、ですが)」を議長にはおさないでしょう。


ソ6―神2 ソフトバンクが3連勝、阪神は4位に転落 - 産経ニュース
 去年の優勝チーム(そして今年も当初は首位だったチーム)が随分な不振です。果たして巻き返せるのかどうか。


解散か会期延長か 19日の党首討論へ自民内で高まる関心、「何も期待しない」との声も - 産経ニュース
 常識的に考えて今の支持率では解散できないでしょう。党首討論で、岸田が大幅に株を上げて自民支持率アップはないでしょうし、そんなことを夢想するほど岸田も自信家ではないでしょう。


蓮舫氏、明治神宮外苑の再開発「立ち止まる」 都知事選争点化の考え - 産経ニュース
 はっきり「中止」を打ち出さない点に不安はありますが「推進派の小池」よりはマシでしょう。


立民・泉健太代表、共産との連立政権「想定していない」 維新など念頭に非自民で呼びかけ - 産経ニュース
 都知事選で共産とは共闘関係にあり、一方で維新、国民民主、前原党は「立民が反対した自民党政治資金規正法改正案に維新が賛成する」など「自民へのすり寄り(裏返せば立民から距離を置く)」を深めてる(都知事選も小池支持ではないものの蓮舫支持でも無く自主投票)のに何処まで政治音痴なのかと「泉代表」「泉を容認する立民党」には呆れます。
 まあ個人的には共産が閣内入りしても「『沖縄基地問題での公約反故→反対したら大臣更迭』など、酷い扱いにキレて政権離脱した鳩山内閣少子化担当相だった福島社民党党首」と同様の扱いにしかならない気がするので「別にそれでもいい」とは思いますが。


<主張>再エネ会議 廃止でうやむやにするな 社説 - 産経ニュース
 産経の「中国企業」云々は言いがかりで話になりません。もし「廃止理由」が「そうした言いがかりに迎合する物」であるなら廃止自体がむしろ間違っています。


大阪・八尾市立斎場の贈収賄事件、逮捕・起訴の59歳市職員を懲戒免職処分 - 産経ニュース
 ご存じの方もいるでしょうが「厚労省の村木氏*3」の場合は「起訴されても休職処分(給与は不支給)」でした(起訴時は厚労省雇用均等・児童家庭局長(厚労省社会・援護局障害保健福祉部企画課長時代の行為について起訴)、復職後は厚労省社会・援護局長を経て事務次官)。
 これは「推定無罪の立場」から「有罪が確定時点で懲戒免職→但し、有罪判決が出るかもしれない人間に給与を支給するのはまずいので不支給(村木氏の場合は無罪判決によって復職、また不支給だった裁判中の給与も後日支給)」だからですが「地方公務員はそうじゃないのか?」ですね。地方と国と扱いを変える正当性があるとは思えないので、地方公務員も「有罪が確定時点で懲戒免職」にすべきではないか。

*1:これについては以前も今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」kojitakenに悪口する(2023年10月23日記載)(副題:徳島・高知補選で勝った野党候補は後藤田徳島県知事が応援していたらしい) - bogus-simotukareのブログで触れました。

*2:1955年生まれ。1980年に四国放送へ入社。「ラジオ番組『あんたがたいしょう』(1980~2008年)、『えんやこらワイド』(1984~1991年)の司会」等を務める。2008年、アナウンス部長就任。2014年、ラジオ局次長を兼務。2015年、徳島市長選出馬のため、四国放送を早期退職。2016年、徳島市長選で後藤田正純自民党衆院議員(現在は徳島県知事)の支援を受けて、4期目を目指す現職の原秀樹(2004~2016年まで3期12年)を破り初当選。しかし2020年市長選では、「後藤田と対立する山口俊一衆院議員(当時、自民党徳島県連会長)、福山守衆院議員(自民)ら」の支援を受けた内藤佐和子に敗れ落選(なお、内藤は徳島県初の女性首長であり、2023年11月に川田翔子(自民、公明、立民の相乗り)が京都府八幡市長に当選するまでは日本で最年少の女性市長)。2024年市長選では返り咲きを狙い、出馬し、福山守元自民党衆院議員(国民民主党が推薦)を破り当選(なお、現職の内藤は再選を諦め不出馬)(遠藤彰良 - Wikipedia参照)。徳島市議会で初の共産議長誕生 背景に市長支持などめぐり9会派乱立 [徳島県]:朝日新聞デジタルによれば、共産は「国民民主が推薦する福山よりはマシ」と言う判断か、遠藤氏を自主支援したとのこと

*3:退官後も障害者雇用企業支援協会顧問、全国社会福祉協議会会長、全国老人クラブ連合会会長、中央共同募金会会長等、福祉関係の役職を歴任。著書『あきらめない』(2012年、日経BP社)、『私は負けない:「郵便不正事件」はこうして作られた』 (2013年、中央公論新社)、『日本型組織の病を考える』(2018年、角川新書)、『公務員という仕事』(2020年、ちくまプリマー新書)、『働くことを通して考える共生社会』(2021年、日本経済評論社)、『女性がより活躍できる組織・社会づくり』(2023年、ビスマルク美術出版)等(村木厚子 - Wikipedia参照)