なぜ?「左翼のダブルスタンダード」② - 高世仁のジャーナルな日々
高世仁に悪口する(2024年7/5日分) - bogus-simotukareのブログで批判したなぜ?「左翼のダブルスタンダード」 - 高世仁のジャーナルな日々の続きです。
土井さん*1とは意見を異にする点が一つあった。
土井さんは、ハマスがあんな攻撃をやったからこの惨劇が起きた、「なんてことしてくれたんだ」とハマスを恨むガザ住民が多い、1日にユダヤ人を1200人も殺害したら、報復で破滅的なことになるのは目に見えていたはずだとハマスを批判した。
私は、民間人殺害などは戦争犯罪として非難されるべきだが、越境攻撃自体はイスラエルによる封鎖と暴力支配に対する正当な抵抗権の行使で責められるべきではないと思っている。帰り際、土井さんには私の意見を伝えた。
高世仁に悪口する(2024年7/5日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが拉致被害者家族会(特に横田早紀江)がろくに批判できない男が良くも格好つけたもんです。
断言してもいいでしょうが「土井氏との関係性」が「横田早紀江との関係性」のような代物だったら、高世は土井氏に何も言えなかったでしょう。
「土井氏のハマス非難」はイスラエル擁護と誤解される余地はあるでしょうが、田中均氏などは横田早紀江らに「北朝鮮に甘い」としてあそこまで罵倒され退官に追い込まれる理由はないでしょう。それでも「田中氏への個人攻撃」を黙認し、早紀江らに苦言一つ延べなかったクズが高世です。
ウクライナ戦争になると、ロシアに侵略をやめて軍を引けと要求するのではなく、逆にゼレンスキー大統領にはやく戦闘をやめよと譲歩を勧める人たちがいる。
その一人が加藤登紀子氏だ。
明らかにダブルスタンダードなのだが、こういう人が「平和」「人権」を唱える左翼、リベラルなのだからたちが悪い。
高世が加藤氏を何故か憎悪してることだけはわかりました。何か過去に彼女とトラブルでもあったのか?
それにしても高世仁に悪口する(2024年7/5日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが
◆これじゃあ「ジャーナリスト」でなくて「反北朝鮮活動家」だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
◆高世仁の幼稚なデマ自慢を平然と垂れ流すNHKの馬鹿さとクズぶりに本気であきれ返る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
という「クズの高世」が自分を棚上げして良くも抜かしたもんです。
なおダブルスタンダードと言えば
◆騙されて北朝鮮に行った有本恵子氏は拉致扱いするくせに、慰安婦については「暴力的な連行」のみ問題視する西岡力(救う会会長)、島田洋一(救う会副会長)、荒木和博(元救う会事務局長→現在は特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表)ら拉致右翼
がいますが、高世はもちろんこうした「拉致右翼(自称・人権活動家)のダブルスタンダード」を一度も批判したことはないでしょう。しつこく繰り返しますが高世も「呆れたクズ」です。
拉致右翼の方こそ
でしょう。
「先の大戦」は、ABCD*2包囲網で追い詰められた日本がやむをえず自存、自衛のために強いられた戦争である(日本はいじめられた被害者だ)という理屈があったな。(笑)
何が(笑)なのか。その「戦前日本を免罪する主張」を公言してるのが「西岡力(救う会会長)、島田洋一(救う会副会長)、荒木和博(元救う会事務局長→現在は特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表)ら拉致右翼」ですが高世はそれら拉致右翼を一度も批判したことはないでしょう。しつこく繰り返しますが高世も「呆れたクズ」です。
なお、「停戦論」加藤氏を「ロシアに甘い」と非難する高世ですが以下の島田洋一・救う会副会長発言「ウクライナ戦争が続くと北朝鮮が潤うことになる」と「島田発言を容認する救う会、家族会」についてはどう思うのか聞きたいもんです。
この島田発言については既に拙記事「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年6/4分:巣くう会集会の巻) - bogus-simotukareのブログで批判したところですが、
1)島田発言は救う会集会での物であり、
2)また、この集会には家族会から横田代表が出席してる上に
3)島田発言「ウクライナ戦争が続くと北朝鮮が潤うことになる」については批判が無かった上に「これは島田氏の個人的見解にすぎない(救う会、家族会の公式見解ではない)」との釈明も無かったようなので島田発言は「救う会、家族会の公式見解」と評価される恐れがあるのですが。
東京連続集会128訪米報告と北朝鮮の動きについて2
島田洋一(巣くう会副会長)「ウクライナ戦争が続くと北朝鮮が潤うことになる」
トランプ政権になった場合とバイデン政権になった場合、明らかな大きな違いは、対ロシア・ウクライナ戦争への対応ですね。バイデン氏は反対勢力から言わせると、「出口戦略がないままにずるずるとウクライナに対する兵器などの支援を続けている」と。
一方トランプ氏は、「自分が大統領に当選したら、つまり今年の11月直後に、ロシア・ウクライナの停戦に向けて調停に動き出す」と言っています。
理想としては、侵略したロシアをウクライナから安全に追い出すことですが、現実にはそれができない。ロシアは軍事大国ですし、兵士になる人は、(ボーガス注:ウクライナに比べて)圧倒的にロシアの方が多い。核兵器も持っています。
従ってプーチン氏が、ウクライナから追い出されるような状態は、徹底的に抵抗する。
ポイントは、ウクライナ戦争が続くということは、北朝鮮問題で、我々に悪影響が及びます。
ロシア・ウクライナ戦争が続く限り、北朝鮮はロシアから色々な物資を取れる。端的に言うと、北朝鮮が潤うことになる。だから北朝鮮はあの戦争が続くことを望んでいる。だから、あの戦争が続く限り北朝鮮はなかなか交渉に応じないだろう。つまり、日本やアメリカから物資が取れなくても、ロシアから取れる*3、と。
トランプ陣営はそういう状態を念頭に、「やはりロシア・ウクライナ戦争を早く停戦に持ち込んだ方が、全体状況にとってもいい」という判断をしています。
島田「救う会副会長」の発言は明らかに「ウクライナは停戦しろ」と言う主張(なお、島田はウクライナ支援に冷淡なトランプの支持者)であり、「ウクライナ継戦論(そしてトランプ批判者で、バイデン支持者)」の高世の立場上、批判すべきでしょうが、まあ救う会や家族会の反発が怖くて批判しないでしょう。それこそ「高世のダブルスタンダード」でしょう。しつこく繰り返しますが高世も「呆れたクズ」です。
*1:著書『アメリカのユダヤ人』(1991年、岩波新書)、『「和平合意」とパレスチナ:イスラエルとの共存は可能か』(1995年、朝日選書)、『パレスチナ ジェニーンの人々は語る:難民キャンプイスラエル軍侵攻の爪痕』(2002年、岩波ブックレット)、『米軍はイラクで何をしたのか:ファルージャと刑務所での証言から』(2004年、岩波ブックレット)、『パレスチナはどうなるのか』(2007年、岩波ブックレット)、『ガザの悲劇は終わっていない:パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕』(2009年、岩波ブックレット)、『ガザからの報告:現地で何が起きているのか』(2024年、岩波ブックレット)等
*2:Aは米国、Bは英国、Cは中国、Dはオランダ
*3:ウクライナ戦争が始まる前から「ロシアは北朝鮮支援していた(日本やアメリカから物資が取れなくても、ロシアから取れる)」し、ウクライナ戦争が終わっても「ロシアは北朝鮮支援を続ける」でしょうから、島田の主張は詭弁でしかない。またロシアだけで無く中国も北朝鮮を支援しています。