松竹伸幸&紙屋研究所に悪口する(2024年7/12日分)

「赤旗」が分派活動の勧め!? | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 イギリスの総選挙での労働党への政権交代をテーマにした赤旗国際面の記事である。びっくりしたのは、ある選挙区では労働党に急進左派の現職候補がいて(前党首のコービンだが)、党指導部は別の候補を擁立したのだが、現職はその決定に反発して除名されても立候補し、選挙区の労働党員の多くも除名覚悟で応援した結果、その現職候補が当選したという詳しい記事が載っていたことだ。これって、除名覚悟で指導部と闘えという「赤旗」のメッセージ?

紙屋高雪ツイート
 コービン、無所属で当選してるやん。
「(コービンは)無所属立候補を表明し、党から除名されていました
「同選挙区の労働党員の多くも離党するか、除名される危険を冒してコービン陣営で運動しました
「異論の圧殺には結果が伴うという、次期政権への警告でもある*1」(本日付赤旗より)

 「松竹や紙屋(神谷貴行)はアホか」ですね。「コービン前党首」という大物なら、赤旗で無くても「重要ニュース」として、そういう扱いになるでしょう。「左派」コービンは「核廃絶を主張」「NATOに否定的」*2新自由主義な経済施策に否定的」など、日本共産党との共通点は色々ありますが、赤旗記事は恐らくコービンを支持してるわけではないでしょうし、ましてや、「党執行部と対決するコービンと支持者」の存在を理由に「松竹や鈴木、紙屋らのような反党分子の存在」を認めるわけでもない(当然、英国労働党と日本共産党では色々と事情が違う)。
 それにしても「労働党スターマー執行部」は中道左派(過去のブレア政権に近い立場)で「左派のコービン」とは対立する関係にあるとは言え、コービンは前党首であり、「驚き」ですね(但し、ジェレミー・コービン - Wikipediaによればコービンを公認しなかった理由は少なくとも建前では「コービンが急進左派だから」ではなく「コービンの反ユダヤ主義言動*3」だそうですが)。
 日本では与党でも野党でも「前党首にその扱い」とは、およそ考えられない話です。
 例えば「菅前総裁(現職国会議員)を公認しないで別候補を立てる(自民)」「枝野前代表(現職国会議員)を公認しないで、別候補を立てる(立民)」等はまず考えられない話です。
 まあ「現職がいても刺客候補」といえば「安倍の溝手潰し」がありますが、さすがに英国の話(コービン潰し?)はもっと「政治的な対立」であって、安倍ほど低レベルでは無い。 
 それにしても今後コービンがどういう動きをするのか、労働党執行部(スターマー首相など)はどう動くのか。多分「復党した自民党の郵政離党組(復党後、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相等を歴任した野田聖子など)」のような扱い(労働党に復党)にはならないのでしょうね。結局「社会党を離党して不服従のフランスを立ち上げたメランション」のようになるのか。仮にそうなったとしてメランションのように一定の政治力を保有できるのかどうか?
 いずれにせよ支持者がいれば「党執行部に敵視*4」されてもコービンのように当選し、党執行部に一矢報いることができる。支持者がまるでいないので「あの人は今」の松竹や鈴木、「松竹に同調したこと」で駄目党員として「福岡県党常任委員から外された紙屋(そして党内外に紙屋支持者がまるでいないので、紙屋は党に政治的にはまともに反撃できず、ツイッターやブログで党に悪口する醜態をさらす)」などとは偉い違いです。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」しか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。


遅ればせながら都知事選の総括 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 選挙期間中は何も言わなかったくせに、選挙後に悪口する辺り、松竹らしいゲスさです。
 共産や立民の執行部に悪口したかったが「選挙中に悪口→しかし、蓮舫氏が当選」では面子が潰れるので、彼女の落選後に悪口と言うことでしょう。松竹も呆れたバカです。
 なお、今回「都知事選」ということで共産だけでなく、立民にまで悪口してる点が興味深い。
 当初は「野党共闘が進まないのは共産執行部の責任」と言い募っていた松竹ですが、「そんな松竹の非難」が無視され「共産、立民、市民連合」等が「共産を含む野党共闘」を進めてることから、共産以外にまで悪口を始めた松竹です。
 とはいえ「都知事選での野党共闘への悪口」をしても「国民民主の玉木」「連合の芳野」と違い、世間に全く相手にされない辺りが松竹の哀れなところです。
 なお、松竹は「小池知事が現職の強みを生かした」と言いますが、これは「皮肉にも」松竹の政治的惨敗にも言えることです(プライドの高い松竹はその事実を認めないでしょうが)。
 「国会、地方議会に一定の議員を持ち、また機関紙・赤旗を発行することで社会に一定の情報発信をしている共産」に対して「そうした強みが全くない松竹」が政治的に敗北するのも当然と言えるでしょう。「松竹記事に出没する」一部のマツシン(松竹信者、シンパ)しか松竹など支持しないわけです。
 「平凡な老人」松竹には「石丸伸二」のような「ポピュリズム性」もないですし。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」しか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。


第1回期日での記者会見動画 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 記者会見したと書きながら「詳しくは動画を見て下さい」で終わらせそれ以上の説明はしない辺り「記者からあまり質問も出なかった」「そもそも出席した記者も少なかった」「勿論記事になるか不明」なのでしょう。
 もし「記者が多数出席し、質問も多数出て、記事にする予定日時を記者から教えられた」のなら松竹も自慢してるでしょう。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」しか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。

*1:「警告」云々が「赤旗の地の文」か、「当選後のコービン陣営の労働党スターマー執行部批判の紹介」にすぎないのか、明記しない紙屋ですが、恐らく後者でしょう。そう俺が評価する理由の一つは「除名されていました」「コービン陣営で運動しました」と「明らかに赤旗の地の文である箇所」が「ですます」調なのにここは「警告でもある」と「ですます調では無いから」です。恐らくは「警告でもあるとコービン氏は当選後、発言しました」等が赤旗文章の「完全に正確な紹介」ではないか。つまりは「紙屋版・ご飯論法(コービンの意見だと書いてないが、赤旗の意見とも書いてないから、嘘は書いてない。赤旗の意見と誤解されても俺(紙屋)のせいじゃない)」でしょう(恐らくは「赤旗の意見」と誤解させた上で「党執行部に除名されたコービンを支持するなら、赤旗は松竹も支持しろ」という印象操作を紙屋はツイート読者相手にしたいのでしょう)。この「俺の邪推」が「正しい」なら紙屋も呆れたクズです。紙屋のような反党分子はとっとと離党したらどうなのか。

*2:一方、コービン以外の「ブレア、スターマー」等の歴代労働党党首の多くは「英国の核保有」やNATOを容認

*3:これが「コービンのイスラエル批判」に対して「コービンが左派で中道左派の執行部とは立場がかなり違う&党執行部がイスラエルに否定的なコービンに比べ親イスラエルであること」による「党執行部の言いがかり、でっち上げ」なのか、実際にコービンに「反ユダヤ主義言動があったのか」によって話は大きく違ってきます。例えば「リニア新幹線についての反対意見がまとも」でも「川勝前静岡県知事の暴言が擁護できない」のと同じ話です。但し、この件について俺は無知なので評価は避けます。

*4:労働党によるコービンの扱い「現職議員なのに非公認→無所属で出馬したら党除名」は「松竹や鈴木に対する日本共産党の除名」並に厳しい