拉致における偽装工作(R6.7.30)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
そんな事が拉致問題解決と何の関係があるのかと心底呆れます。
しかも荒木が「偽装工作」を云々してるのは「政府認定拉致」ではなく「特定失踪者(国内で40人以上発見され、全て北朝鮮は無関係、ほとんどが自発的失踪)」なのだから話になりません。
「日韓歌王戦」で考えたこと(R6.7.29)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
韓国で日本の歌手・歌が大ヒットしています。
そんな事が拉致問題解決と何の関係があるのかと心底呆れます。
勿論、荒木が動画内で「だから韓国の反日は一部の反日左翼が騒いでるだけ」と強弁するのとは違い、
じゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
ある国の政府や政策に批判的であることと、その国の工業製品を使用したり、文化(映画、絵画、文学、音楽、アニメーションのような創作物、建物、自然、歴史、食品その他いろいろありますわな)に親しんだりすることは、話の次元が違います。ベトナム戦争の時代だって、米国のベトナム撤退を叫ぶ学生だって、サリンジャーなどの米国文学を読むし、コカコーラは飲むし、米国のロックやフォークを聞いたし、米国映画も見たし、あるいはヒッピー文化にあこがれたわけです。ある国に批判的である=その国のあらゆるものを否定してその国の工業製品も使わない、なんて話ではない。
私は英文学もフランス文学も大好きだし、ブリティッシュロックやフランスのシャンソンも好きだし、英国映画もフランス映画も大好きです。しかしそれは、たとえばフランスのアルジェリア戦争を支持するわけではない。
であり「一部韓国人の日本文化愛好」は「自民党政権の韓国外交」や「荒木ら戦前美化右翼の、韓国植民地支配についての認識(慰安婦、靖国、徴用工問題など)」について「批判的かどうか」とは全く関係が無い。
共産党が「米軍基地問題で米国に批判的」だからといって、党員が「サリンジャーなどの米国文学を読むし、コカコーラは飲むし、米国のロックやフォークを聞いたし、米国映画も見た」としても何らおかしくないわけです。韓国人だって「日本文化を愛好するが、自民党の韓国外交や、荒木和博のような日本ウヨは批判する」で何らおかしくない。
なお、日本の側も「韓流ドラマ」「韓流アイドル(最近だとBABYMONSTER、ILLIT、NewJeansなど(韓国のアイドルグループ一覧 - Wikipedia、特集ワイド:世界を席巻 NewJeansの魅力 斬新で普遍的、等身大で自然体 | 毎日新聞等参照)」がそれなりに人気があるわけです。
【参考:韓日歌合戦ほか】
韓国人が50歳の無名女性日本人歌手に熱狂「涙が出た」 異例の日韓歌対決 劇場型半島 - 産経ニュース2024.5.13
韓国で日韓の歌手が1980~90年代の「懐メロ」を歌い合う歌合戦番組が最近放送され、異例の高視聴率を獲得した。
(有料記事なので以下は読めません)
コラム/現場発 Kカルチャーの最前線から/昭和歌謡にトロット、「日韓歌王戦」に釘付け-朝日マリオン・コム-
「日韓歌王戦」はトロットオーディション番組の日韓代表戦で、出演する女性14人は、それぞれ日本と韓国のオーディション番組で選ばれた上位の7人。現役の歌手もいれば、高校生や会社員もいる。歌手の松崎しげるさんや南野陽子さん、元宝塚歌劇団員でタレントの遼河はるひさんらが審査委員として参加し、勝敗は審査委員と観覧客の投票による合計得点で決められた。
尾崎豊の「I LOVE YOU」や五輪真弓の「恋人よ」、X JAPANの「ENDLESS RAIN」など韓国でよく知られる日本の懐メロも多く、(中略)高校生の住田愛子さんは(ボーガス注:日本の)アイドルグループ「SPL∞ASH」(スプラッシュ)のメンバー。近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」を力強いダンスと共に披露し、視聴者を虜にした。当時若者だった40~50代はいまもカラオケに行くと「ギンギラギン」を熱唱する。
審査委員が松崎(1949年生まれ、1977年の「愛のメモリー」のヒットで知られる)や南野(1967年生まれ、女優としては今も活躍してるが、彼女を歌手と言えるのは1980年代のアイドル時代でしょう)とはまた「随分古いセレクト(苦笑)」ですが、まあ懐メロ番組らしいのでそれでいいのでしょう。とはいえ尾崎(1983年、アルバム『十七歳の地図』でデビュー、1992年死去)や五輪(1980年の「恋人よ」がヒット)、マッチ(近藤:1987年の『日本レコード大賞』において「愚か者」で大賞を受賞)はともかく「Xジャパン」は最近の曲では無いとは言え懐メロなのか?。懐メロというと「昭和歌謡」であり、Xジャパン(X JAPAN - Wikipediaによれば1989年デビュー、1997年解散、2008年に再結成するが 2018年公演を最後に現在は活動休止)はそれから外れる気がしますが。
「ベルばら」が韓国でミュージカルに 日本の懐かし文化が新たなブーム - 産経ニュース2024.7.18
フランス革命を題材にした池田理代子さんの人気漫画「ベルサイユのばら」が韓国で新作ミュージカルとなり、16日から上演が始まった。「ベルばら」の愛称で知られる作品は韓国でも1990年代にアニメ放映され、40代前後の女性にとって郷愁を呼ぶ存在。20代前後の若者からは、日本の1980年代の「懐メロ」などとともに全く新しい文化として受け入れられている。
「ベルばら」は韓国では1993年にアニメ放送され、最高視聴率28%を記録。欧州を舞台にした作品だけに日本の漫画との認識も薄く、韓国でも国民的アニメとして受け入れられた。
韓国の人気女性グループ「NewJeans(ニュージーンズ)」のメンバーが東京公演で松田聖子さんの1980年のヒット曲「青い珊瑚礁」を披露すると、動画投稿サイトで数百万回再生されるなど、韓国で大きな話題となった。韓国の歌番組で10代の日本人女性歌手*1が歌った(ボーガス注:近藤真彦の)1981年の曲「ギンギラギンにさりげなく」もにわかに人気となった。韓国メディアは、40~50代の郷愁を引く一方、新しい世代には新鮮に受け止められたとの見方を伝えている。
ベルばら展×マチ★ソワSNSキャンペーン 韓国版「ベルばら」ご招待! | 株式会社産業経済新聞社のプレスリリース
産経新聞社のエンタメプロジェクト「マチ★ソワ」では、韓国ミュージカル「ベルサイユのばら」8月・9月・10月の土曜日・日曜日公演のチケットを7月27日(土)正午から先着販売開始予定です。特典として、韓国版「ベルばら」のオスカルとアンドレが歌唱する楽曲の「日本語訳(直訳)」を購入者全員にプレゼント(予定)!
と言うことで産経のベルばら記事「ベルばら」が韓国でミュージカルに 日本の懐かし文化が新たなブーム - 産経ニュースはパブ記事みたいなもんですね。こういうのはじゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が批判する「産経・黒田」的には「(原作が日本マンガとはいえ、勿論、主演のオスカル役、アンドレ役など俳優は韓国人であり、公演場所も韓国という)韓国版ベルばらで営業しながら「嫌韓国!」、性根の入らない産経のパフォーマンス」にはならないのか(苦笑)
*1:コラム/現場発 Kカルチャーの最前線から/昭和歌謡にトロット、「日韓歌王戦」に釘付け-朝日マリオン・コム-によればアイドルグループ「SPL∞ASH」(スプラッシュ)の住田愛子さん