パリ五輪SNSでの誹謗中傷 日本選手団が「侮辱や脅迫に法的措置も検討」と声明 - 産経ニュース
下にも書きましたが「阿部詩(号泣が見苦しいと誹謗)、出口クリスタ(カナダ国籍での金メダルに『何故日本代表を目指さなかったのか』と誹謗)」等一部選手に対する誹謗が酷いので、IOCや各国(日本、カナダ等)の五輪協会等が「民事、刑事の法的措置を取って懲らしめるべき」と思いますね。
参考
パリ五輪選手への誹謗中傷「許されない」 文科相が言及 - パリオリンピック:朝日新聞デジタル
パリ五輪に出場している選手らにSNSなどを通じた誹謗中傷が相次いでいることを受け、盛山正仁文部科学相は2日の記者会見で「他人を誹謗中傷するという行為自体許されない」とし、応援する側が発信に気をつけるよう呼びかけた。
「Dappi使って立民や共産を誹謗してた自民党の一員が良く言う」と思わないでもないですが、まあ、「スポーツ担当」盛山の立場としては当然の発言ですね。記者から質問があったんでしょう。
パリ五輪で号泣の阿部詩が「情けない姿」と謝罪投稿 兄・一二三「情けなくなんかない」 - 産経ニュース
こんなことで謝罪しないでほしいですね。
朝ドラ女優「何様なんだか」阿部詩の号泣批判に激怒「それでも同じ血が通った人間か」感謝もつづる「勇気もらった」/芸能/デイリースポーツ online
女優の遠野なぎこが30日、SNSを更新した。パリ五輪の柔道女子52キロ級で東京五輪覇者の阿部詩(24)が2回戦で敗れたあとに号泣したことに、一部で批判が及んでいることについて、SNSで「文句をつけるなんて、言語道断」と怒りをあふれさせた。
<主張>五輪と誹謗中傷 残酷卑劣な行為をやめよ 社説 - 産経ニュース
ネット上を飛び交う罵詈雑言は再録をとまどうほど残酷で、鋭利にとがり、人の心を傷つける。柔道女子57キロ級で優勝した出口クリスタ(カナダ)も中傷の標的となり、「他人が悲しくなるような言葉の矢をわざわざ放たなくてもいいんじゃないでしょうか」と発信した。
2キロ級の阿部詩は敗戦後の大号泣に非難が集中し、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。これを受けて男子66キロ級優勝の兄の一二三は「情けなくなんかない」「心の底から詩のことを誇りに思う」と書き込んだ。
どうして選手らが、ここまで苦しまなくてはならないのか。
と言う主張には全く同感です。
塩尻出身柔道カナダ代表 出口クリスタ選手金メダルに地元歓声|NHK 長野県のニュース
長野県塩尻市出身で柔道女子57キロ級の出口クリスタ選手は、父親の母国のカナダ代表としてパリオリンピックに出場しました。
地元の塩尻市では、パブリック・ビューイングが行われ地元の人たちのほか、出口選手が通っていた道場や高校の恩師などおよそ120人が駆けつけました。
出口選手のおばの横山裕美佳さんは「帰国したら抱きしめてあげたいです。家族でしたいと言っていたのでギョーザパーティーをします」と話していました。
出口選手が金メダルを獲得したことを祝って、松本駅前では(ボーガス注:地元紙・信濃毎日新聞の?)新聞の号外が配られました。
なお、この階級では、日本の舟久保遥香選手が銅メダルです。
それにしても
【柔道】57キロ級金の出口クリスタに国籍選択を巡って誹謗中傷 | 東スポWEB
金メダルを獲得した長野県出身の出口クリスタ(カナダ)に対して、(ボーガス注:日本国籍では無くカナダ国籍を選択し、カナダ代表として出場したことについて?)心ない言葉が浴びせられる事態になっている。
と言うゲスには呆れます。
参考
〈社説〉出口選手「金」 挫折を糧にした初の快挙|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
県出身選手で初の快挙である。
パリ五輪の柔道女子57キロ級で、塩尻市出身でカナダ代表の出口クリスタ選手(28)が金メダルを獲得した。
3歳から塩尻市の道場で柔道を学び、同市の丘中学校から松本市の松商学園高に進み、全国制覇した。県出身の五輪選手が個人種目で金メダルを獲得したのは、2018年平昌冬季五輪の小平奈緒さん以来。夏季五輪では初めてだ。心から祝福したい。
2018年の本紙取材には「五輪に出場できなければスタートラインにも立てない。(ボーガス注:強豪選手の少ない?)カナダ代表の方*1が確率が高い」と語っている。
一方で「(ボーガス注:カナダからの出場を)裏切ったと考える人もいるかもしれない」と悩んだが、「批判や怖さに負けているようでは五輪に出る資格もない」と決断したという。
妹の出口ケリー選手もカナダ代表として52キロ級に出場した。1回戦で阿部詩選手と対戦して敗れたものの、堂々とした戦いぶりだった。
57キロ級銀メダルの(ボーガス注:韓国代表)許海実(ホミミ)選手も(ボーガス注:在日韓国人として)日本柔道界で成長した選手だ。帝京高校(東京)から早大に進学し、現在4年生である。銅メダルは舟久保遥香選手が獲得している。
強豪選手が切磋琢磨を続けた結果だろう。選手それぞれの選択を尊重し、国籍に関係なく努力をたたえたい。
「塩尻市の誇り」「よくやり切った」 沸いたPV会場 出口クリスタ選手の快挙に恩師や友人ら歓喜|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
「塩尻市の誇り」「ありがとう」。
パリ五輪柔道女子57キロ級のカナダ代表で塩尻市出身の出口クリスタ選手(28)が金メダルを獲得した30日、同市のパブリックビューイング(PV)会場で熱戦を見守った故郷の恩師や親戚、同期生らは歓喜に沸いた。
【パリ五輪】“信州人代表”悲願の「金」柔道カナダ代表・出口クリスタ選手「塩尻市の名誉市民になりたい」 特別番組での発言受け…市長「ぜひとも名誉市民に」(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース
出口選手はカナダ国籍ではありますが「信州人代表」との思いがあります。7月、塩尻で行われた壮行会で、市長にこんな約束をしていました。
出口クリスタ選手:
「メダル取ったら郷原街道でパレードしてもらうと約束しているので、ぜひメダルを持って帰ってきたい」
有言実行!
14日、金メダルを持って塩尻市役所を訪れました。
職員や多くの市民が祝福!
出口選手は13日、NBSで放送したオリンピックの特別番組で「塩尻市の名誉市民になりたい」と発言。
これを受け百瀬市長は
塩尻市・百瀬敬*2市長:
「ぜひとも、名誉市民になっていただければ」
出口クリスタ選手:
「謹んで頂戴いたします」
「自分の夢だった金メダル、塩尻に持って帰ってきたかったので。塩尻で育ててもらった恩とたくさんのサポートのおかげで今回の金メダルがあると思う。ありがとうざいました」
そして午後4時40分、市長と約束していた凱旋パレードが始まりました。
オープンカーに乗ってー
沿道には多くの市民がー
市民:
「(金メダルは)きんきらだった。おめでとう!って」
「すてきで、かわいくてキュンキュンしちゃいました」
出口選手が通った誠心館の後輩もー
「かっこいいなって。クリスタさんの柔道を見て、五輪で自分も活躍したいと思った」
夏の個人種目で県内出身者、初の金メダル。地元・塩尻は熱く盛り上がりました。