「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年8/14日分:荒木和博の巻)

冷戦が終わって左翼が強くなった韓国(R6.8.20)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和6年8月20日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1579号。私が20代の頃、すなわち1970年代にはそこらじゅうに「滅共統一」のスローガンがあった韓国ですが、なぜか世界的に左翼が衰退する中で逆になりました。

 左翼に「中道左派」「社民主義」まで含めれば「英国労働党の政権奪取」「ドイツ社民党の政権奪取」「フランス総選挙での左翼連合の躍進」という「左翼の健闘」があり、また、ここで荒木がいう「韓国の左翼」とは「在韓米軍容認」で「マルクス・レーニン主義政党でも勿論無く」、「せいぜい中道左派にすぎない最大野党・共に民主党」のことなので「世界的に左翼衰退なのに韓国では左翼が逆に元気」云々という荒木の理解自体が間違っています。
 というか、「韓国保守の多くが朴正熙の独裁の流れをくむ(例えば朴正熙の娘である朴槿恵が大統領に就任)」がゆえに「独裁批判派の多くが保守以外に向かってる→『荒木の言う左翼(最大野党・共に民主党)』が元気になる」わけです。
 また、「冷戦が終了した結果、『反共の立場からの米国の支援』がなくなったこと、共産主義の脅威を口実とした独裁正当化が通用しなくなったこと等で従来の権力層(韓国だと朴正熙の流れをくむ右派)が没落」というのは「チリのピノチェト独裁崩壊(1990年に大統領退任)」「インドネシアでのスハルト独裁崩壊(1998年に大統領退任)」など韓国以外の他国でもあったことです。そしてインドネシアはともかく例えばチリではピノチェト退任後、チリ社会党の「リカルド・ラゴス(2000~2006年まで大統領)」「ミシェル・バチェレ*1ラゴス政権厚生相、国防相*2を経て大統領(2006~2010年、2010~2014年)。また国連人権高等弁務官*3(2018~2022年)を務めた)」「ガブリエル・ボリッチ*4(2024年3月から就任し、現職)」という中道左派が政権についています(ウィキペディアを参照)。
 「朴の独裁の流れをくまない、民主的な保守」が韓国で今後増えれば、「アンチ北朝鮮の極右(右翼政党・民社党の元職員で、現在、右翼団体「国家基本問題研究所」副評議員長、右翼大学「拓殖大」教授)」荒木が忌み嫌う「左派(最大野党・共に民主党)が元気な韓国の状況」は変わるでしょう(増えるか知りませんが)。
 韓国の現状は「自民党や立民党の右傾化」に失望する左派、リベラル派によって「日本共産党が一定の支持を得ている」ようなもんでしょう。現在の共産党支持者は必ずしも「マルクス主義共産主義)支持」ではないでしょう(特に党員や後援会員、サポータ-ではないソフトな支持者は)。


「男は男らしく・女は女らしく」が基本だと思います(R6.8.17)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 第一にそんな事が拉致解決と何の関係があるのかと呆れます。
 第二に「例は何でもいい」ですが、例えば「パリ五輪の女子ボクサー」は「女は女らしく」という荒木にとってどう評価されるのか。
 「あんな殴り合いをする女はまともではない」とでも言うのか。
 あるいは最近各国(日本の自衛隊含む)で増えてる「女性兵士」は荒木はどう評価するのか。
 「女性は銃後を守るべきで、兵隊などやるべきではない。それは男の仕事だ」とでもいうのか。
 「女は女らしく」とは「LGBTの問題」を無視しても「男性はメイン、女性はサブ」「女性はおしとやかであれ」等として「女性の社会進出を阻害してきた偏見」でしょう。さすが「旧民社党職員の右翼分子」です(呆)。


韓国の反日の話(R6.8.14)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 「慰安婦の違法性否定」荒木らウヨの「韓国は反日」呼ばわりは
1)プーチンが「ウクライナ侵攻」を棚上げして、それを批判する「ウクライナNATO」や「国際刑事裁判所ICC)」「IOC」を「反ロシア」呼ばわり
2)ネタニヤフが「ガザ侵攻」を棚上げして、それを批判する「国際刑事裁判所ICC)」や長崎市を「反イスラエル」呼ばわりする
ようなもんで心底呆れます。


脱北者、北朝鮮の家族らと「接点」維持 支援者「情報伝われば体制揺らぐ」 - 産経ニュース2024.8.13

 北朝鮮による日本人拉致問題を調べている支援団体「特定失踪者問題調査会(荒木和博代表)」が横田めぐみさん(59)=拉致当時(13)=拉致事件の映画の動画を北朝鮮に送り込むプロジェクトを始めた。協力するのは韓国の脱北者団体。
 韓国政府傘下の政策研究機関「統一研究院」の韓東昊(ハン・ドンホ)先任研究委員は、最近の若い脱北者流入した多くの韓国ドラマを通じて「自由が何なのか理解した」と証言していることを指摘。外部の映像が脱北を後押ししているとみる。

 「おいおい」ですね。荒木らは拉致被害者救出では無く「北朝鮮打倒が活動目的」と自白してるようなもんです。


中村菊男・中村勝範 大学時代の2人の恩師(R6.8.13)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和6年8月13日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1472号。私には大学時代2人の恩師がいます。慶應義塾大学法学部政治学科の中村菊男教授と中村勝範教授。話を始めればきりがないのですが、ともかくこのお2人なくして今日の自分はありませんでした。

 そんなことが拉致問題の解決と何の関係があるのかと呆れます。
 なお、中村某とは以下のような人物です。いずれも「荒木が党本部職員を務めた旧民社党のブレーン」、つまりは荒木と同様の「反共右翼」です。

中村菊男 - Wikipedia
 1919~1977年。1946年に慶応大助教授、1952年に教授。1960年に社会党右派が脱党して民主社会党民社党)を結成するとそのブレーン的存在となる。
 著書『伊藤博文*5』(1958年、時事通信社)、『戦後日本政党史』(1961年、社会思潮社)、『星亨*6』(1963年、吉川弘文館)、『松岡駒吉*7伝』(1963年、経済往来社)、『満州事変』(1965年、日本教文社)、『天皇ファシズム論』(1967年、原書房)等

中村勝範 - Wikipedia
 1929~2020年。1960年慶大助教授、1967年教授。1996年定年退職し、名誉教授。1996年、平成国際大学教授、学長、2004年退職し、名誉教授、名誉学長。民社党系の民主社会主義研究会議(現・政策研究フォーラム)の理事を務め、民主社会主義の立場からの反共主義者である。
 著書『宮本顕治論』(1978年、永田書房)、『満州事変の衝撃』(共著、1996年、勁草書房)等

*1:チリ初の女性大統領

*2:女性の国防相、チリのみならずラテンアメリカ史上初である(ミシェル・バチェレ - Wikipedia参照)

*3:チリ大統領辞任後、国連人権高等弁務官を務めたバチェレ以外にも「潘基文事務総長(元韓国外相)」「グテーレス事務総長(元ポルトガル首相)」など「国連幹部を務めた政治家」が外国には多数いるところ「日本の政治家にそうした例が無いこと」は何ともかんともです。日本側から立候補が無いこと(日本の立候補の多くは官僚)が最大の理由でしょうが。

*4:就任時の年齢は36歳でチリ史上最年少の大統領

*5:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監、元老等を歴任

*6:1900年、第4次伊藤内閣で逓信相として初入閣したが、東京市疑獄事件の中心人物と目され辞職。1901年、伊庭想太郎(星暗殺で無期刑判決を受け服役中の1907年に胃がんで死去)に刺殺された。

*7:1888~1958年。ゼンセン同盟会長、同盟(日本労働組合総同盟:旧民社党系)会長を歴任