党綱領における野党共闘の政府の位置づけ・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
立憲民主党の代表選挙が進行中であるが、誰が見ても、新しい代表の選出後、共産党との政権共闘が進むことはないと判断していることだろう。(ボーガス注:代表時代に野党共闘を進めた)あの枝野さん*1だって中央レベルでの政権共闘には否定的なのだから。
そのため、毎日の「赤旗」を見ていると、共産党は小選挙区での候補者の擁立を急いでいるようだ。連日のように、70歳代の人の写真が出てくる。
野党共闘が崩壊すれば自民を利する可能性が高いのに、そして「今までの野党共闘の蓄積を反故にしようとする立民」の方が無礼で不誠実でしょうに、「共産党執行部に問題があるからだ(立民は悪くない)」と嬉しそうな松竹です。「反党行為で除籍された反党分子」とはいえ元共産党員が何処までクズなのか。
「70歳」云々も「共産党は高齢化してる(若者の支持が弱い)」と言う悪口でしょう。そんな松竹が若いかと言えば「1955年生まれの69歳の爺(来年で70歳)」で、勿論「若者に支持されてる訳でもない(松竹が悪口する共産と比べても恐らく松竹は支持されてない)」ので滑稽ですが。
なお、「70歳代の高齢の候補者」もいます*2が、「20~30歳代の若手」「40~50歳代の中年」候補もいますので当てこすりが酷い。さすが「反党分子」だけのことはあります。
共産党が野党政権を提唱したことによって、そこに政治を転換する道筋を見いだした人々も存在する。そうやって野党共闘を重視する人は、立憲*3に対立候補を立てる共産は共闘を破壊する側に回ったと判断されるから、共産への支持が増えることはない。
野党共闘支持層のうち「共産に好意的な人々(現在の共産支持層に限らない、立民支持層なども含む)」は「先に野党共闘に後ろ向きな態度を取って、野党共闘を破壊する側に回ったのは立民。共産は悪くない」と思うでしょう(他人事みたいに書いてしまいましたがこれは『非党員だが、共産支持者』の俺の価値観でもあります)。
そうした人々がどの程度いるかは分かりませんが、「そうした人々」が「現在の立民支持層」にかなりいて、立民に失望して「立民から共産への支持」に動けば(そして一方で共産支持から離れる人が非常に少なければ)松竹の主張に反し、共産への支持は増えるでしょう。
勿論この辺りは、何とも言えませんが「共産への支持は増えない」という松竹のような断言はできません。
共産党が進む路線を間違えなければ野党共闘は成功する*4ことを提唱した(そのために党首選挙に立候補するとまで表明した)私としては、現時点で共産党がとるべき態度を提唱することとしたい。
「野党共闘の現状について立民党に問題は無い。全て共産が悪い」と言う松竹には呆れますし「それなら松竹は立民に入党しろよ」ですが、それはともかく。
松竹は「俺の路線なら立民も野党共闘に乗り気になるはずだ」と放言しますが、「松竹が除名されてから今に至るまで」立民関係者、特に今回代表選に出馬した「泉代表」「野田最高顧問」「枝野前代表」や現在の党幹部である「岡田幹事長」「長妻政調会長」「逢坂、辻元、西村代表代行」ら「立民党の重鎮」が松竹に冷淡な態度なのによくもほざいたもんです。松竹の主張がそんなに魅力的なら、立民党は松竹除名に反対してもおかしくなかったし、除名後に「松竹を呼んで勉強会を開く」などしてもおかしくなかった。
しかしそんなことは何もなかったわけです。その結果、「共産からも立民からも相手にされない」松竹のことなどマスコミは全く報道しません。今回の「松竹提言」も「こんな提言は共産も立民も市民連合も、誰も相手にしない」「松竹の一人相撲、夜郎自大、身の程知らずだ」としてマスコミは無視するでしょう。
今回もブログで党執行部に「こうすれば野党共闘は進展する」と放言して、党執行部がそれを無視すれば「党に悪口」し、仮に衆院選で「不幸にして」党が議席減すればさらに「悪口」するだけでしょう(党が議席増すれば黙りかもしれませんが)。
「立民党や市民連合の関係者」に「私の主張を支持して、私と一緒に共産に働きかけて欲しい」などの実質的なことは何もしないし、そもそも「立民党や市民連合の内部に松竹支持者など全くいない」のでできないでしょう。
なお、上記コメントは松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」しか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。
私は「党に敵対し、攻撃する」人間だったのか? - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を
まあ紙屋を除名した党は紙屋を「反党分子」と認定したと言うことですね。
一般論として言えば「私は妻(子ども)を愛してる」「私は部下を教育的指導しただけだ」とDV夫(児童虐待親)やパワハラ上司が言っても相手にされないのと同様、紙屋が「党を愛してる」と言ったところでそれが「事実と見なせる」訳では全くない。
日本共産党にこだわるのをやめたら? と善意でおっしゃってくれる方へ - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を
松竹もそうですが、そりゃ
「西尾末広*5(社会党→民社党)」
「江田三郎*6(社会党→社市連(後の社民連))」
「矢田部理(社会党→新社会党)」
「小沢一郎*7(自民党→新生党→新進党→自由党)」
「武村正義*8(自民党→新党さきがけ)」
等と違い「共産党を離党して新しい政治活動を始めるだけの能力がない(そんなことをしたらすぐに世間に相手にされなくなる)」とご本人も自覚してるからでしょう。
だからこそ「不当な除名だ」と党批判することにこだわる。色々言い訳をしながら「党攻撃」に励む。
どんな生き方をしようと紙屋の自由とは言え、哀れな人間だと軽蔑します。
*1:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表を歴任
*2:党外の支持者の俺としては「失礼ながら」個人的には「赤嶺政賢氏(沖縄選出衆院議員、1947年生まれの77歳)など現職候補ならともかく新人候補は70歳代などの高齢者は避けて欲しい」とは思います(勿論高齢でも俺の選挙区から共産候補が出れば投票予定ですが)。
*3:「立民」表記の方が一般的かと思います。
*4:松竹の主張する路線を取れば「野党共闘は成功する」という「何の根拠もない寝言」のことです。立民党や市民連合の関係者から松竹支持の声が多数あるわけでもないのによくもほざけたもんです。
*5:社会党書記長、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理、民社党委員長等を歴任
*7:中曽根内閣自治相、自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)等を歴任