松竹伸幸に悪口する(2024年9/26日分)(追記あり)(副題:松竹に『れいわ』へのすり寄り疑惑が浮上)

党綱領における野党共闘の政府の位置づけ・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 立憲と自民の党員投票も含む党首選挙はそれなりに見応えがあったと思う。

 松竹がそう思うのは奴の自由ですが、俺はくだらない茶番劇としか思いませんでした。例えば自民党総裁選候補で「裏金問題」「統一協会問題」で厳しいことを言う人間は一人もいなかったわけです。あるいは立民代表選では「共産との関係」については(否定的な物言いではあり、共産が強く反発した物の)各候補は曖昧な態度に終始しました。都合の悪いことは曖昧にごまかしたり、答えなかったりするような選挙戦が松竹ほどに高評価できるとは思いません。

 石破さんが選ばれたことは、自民党の安倍路線から干されていた人が選ばれたということ

 単に「安倍(あるいは安倍同様に石破を干した菅や岸田)と石破の違い」は「政策的違いではなかった(個人的な好き嫌いや権力争いにすぎなかった)」ということでしょう。そもそも政策的違いなら「安倍政権下において当初石破が幹事長や地方創生担当相(地方創生は少なくとも建前では安倍政権の看板政策の一つ)であったこと」が説明が付きません。
 またマスコミが報じてるように岸田は「決選投票で高市ではなく、石破を支持した」と語っています。政策的違いから岸田が石破を干したのならそんなことはありえない。岸田が政権下で重用していたのはむしろ「政調会長、経済安保相の高市」だったわけですから。
 また総裁選がそんなに素晴らしい物なら「何で自民党は数々の不祥事にまみれてる」のか。総裁選は「二代目総裁の石橋湛山」を選んだときからずっと自民党はやってるわけです。
 そもそも「自民、立民の実際の党首選」は
1)出馬には国会議員(複数名)の推薦が必要
2)決選投票は国会議員投票のみで決定
であり、「国会議員の派閥ボス」か「派閥ボスの支援を受ける有力政治家」しか出馬できないし、当選の見込みもない*1(実際、野田聖子江田憲司などは推薦人が集められず出馬を断念)。共産や公明と比べ、そんなに民主的と言えるか疑問ではある。
 あるいは
1)党首選をやってるが、共産より支持率が低い社民、れいわ、国民民主
2)党首選を共産と同様にしてないが、社民、れいわ、国民民主より支持率が高い公明
3)党首選をやってるが支持率の低下が著しく、近く衆院選挙があれば議席減が予想される維新
を考えれば「党首選が党勢拡大に貢献する」とはいえないでしょう。
【追記】
菅義偉前首相、自民副総裁就任に前向き 石破茂総裁が打診検討 - 産経ニュース
財務相に加藤勝信氏 自民・石破茂総裁が起用方針 総裁選に出馬 - 産経ニュース
自民 石破新総裁 党幹事長に森山氏 官房長官に林氏 意向固める 党選挙対策委員長に小泉氏起用する方針 | NHK | 自民党総裁選
 石破の勝利を石破さんが選ばれたことは、自民党の安倍路線から干されていた人が選ばれたということとして、「安倍路線の転換であるかのように美化する松竹」ですが、「菅副総裁(小泉の有力支持者で元首相。第二次~第四次安倍内閣官房長官を務めた安倍の側近)」「森山幹事長(森山派領袖、現在は総務会長)」「小泉選対委員長(総裁選候補の一人で菅が支援、元環境相)」「林官房長官(総裁選候補の一人、現在の官房長官を留任)」「加藤財務相(総裁選候補の一人、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を歴任)」等の人事報道(現時点では見込みであって公式発表ではないですが、多分その通りになるのでしょう)を考えるに「総裁就任後のポスト」で石破が「決選投票での票(森山氏が領袖の森山派、総裁選を争った加藤陣営、小泉陣営、林陣営等の票)」を買収しただけではないのか。
 勿論公職選挙法では、そうした「見返りによる票の買収」は完全な違法行為ですが、自民党総裁選は公選法が適用されませんのでね。
 昔は「総裁選での票買収」で、「ニッカ(総裁候補の派閥2つから金をもらう)」「サントリー(総裁候補の派閥3つから金をもらう)」「オールドパー(総裁候補の派閥が4つ以上ある場合、オール派閥(全派閥)から金をもらうが、勿論本命の1つの派閥以外は全てパーになる)」なんて隠語(勿論ウイスキー商品名とかけてる)もありましたし。
 しかし「副総裁から外れること(但し、マスコミ報道によれば、麻生は党最高顧問に就任予定)」で麻生の力が衰えるかもしれませんが、後釜が「麻生同様に恫喝体質で、態度が横柄な」菅ではねえ(呆)。
 なお、高市(総裁選候補の一人、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て現在は岸田内閣経済安保相)についても高市早苗氏、石破茂総裁の総務会長打診を固辞 入閣も否定的、要職起用見送りへ - 産経ニュースとして総務会長ポストが提示されたところ辞退されたそうです。
【追記終わり】

 野田さんが(ボーガス注:立民党代表に)選ばれたことで、共産党は完全に野党共闘を見限ったようである。

 野党共闘に限らず、夫婦関係でアレ、何であれ、人間関係の断絶は「夫のDV」のような「一方に大きな非がある場合」以外はお互い様であり、「共産ばかりに非があるわけではない*2」でしょうに「野田立民党代表は田村共産委員長と話し合え」とは言わず、共産のみに非があるかのように言う松竹(除籍されたとはいえ、除名無効訴訟を起こしてる元党員)には心底呆れます。そんなに立民が好きなら立民に入党すればよろしい。

 安保政策や税制など、基本政策が異なっている政党の共闘なので、それを克服しようとすれば、お互いの歩み寄りが必要だったことだ。

 志位執行部(当時)と話し合うことも歩み寄ることもせず「俺の意見は正しいから従え」などと、上から目線で党攻撃を始めたバカ「松竹」が良くも言ったモンです。紙屋や鈴木も同じですが、連中に歩み寄りの姿勢がないから除名されたわけです。自分に非があるのに「党を恨んで悪口雑言」など「見下げ果てたバカ共」です。
 しかも松竹は「俺の意見は党綱領の枠内だ」と言う明らかなデマまでほざく。除名されたのも当然でしょう。

 安保と税制との違いが克服できたら、野党共闘の政府は志位さんがいうように「必然的発展方向」だと胸を張れることになるだろう。

 以前は安保(共産は最終的には日米安保廃止の立場だが立民はそうではない)以外は違いがないかのように強弁していた松竹が「税制(消費税等:共産は消費税減税の立場だが立民はそうではない)」と言い出しました。
 しかし他にも「原発(共産は最終的には廃止の立場だが、立民は原発推進の立場の電力労組の影響などでそうではない)」等いくらでも違いがあるので話になりません。

 まずは他の野党に働きかけつつある。

【コメント欄での松竹の応答】
kgtk6688さん*3
 消費税の問題で、野党が結束できる大胆な改革案を検討中で、実際に野党幹部に働きかけていますので、中身は明かせませんが、期待して見守っていてください。

 現時点で、消費税問題で、松竹は何処の野党(例:過去に野党共闘に参加していた立民、社民、れいわ*4)のどんな幹部(例:党首(代表)、幹事長、政調会長(政審会長)等)にどんな働きかけをして、どんな成果があるというのか。
 「大胆な改革案」とは具体的に何なのか。何故その案なら「野党が結束できる」と思うのか?
 何故「野党幹部の名前」「改革案の内容」等について具体的なことが何も明かせないのか?
 いずれにせよこんな具体性のないあやふやな話は話になりません。「期待して見守る」のはマツシン(松竹シンパ、松竹信者)だけでしょう。
 そもそも「共産党を除名された元党員(松竹)」という「ろくな政治力も、知名度もない人間」をまともに相手にする奇特な「野党幹部」がいるとも思えない。
 結局、思わせぶりに、もったいぶるだけで現時点では松竹には何の成果もないのでしょう。本当に「消費税問題での改革案」だの「働きかけてる野党幹部」だのがあるかも怪しい。仮に松竹の話を聞いてやってる野党幹部がいたとしても「無視すれば恨まれるだけだから適当にあしらって、おだてておこう」程度の話ではないか(勿論そんな幹部がおらず、松竹の虚言の可能性もありますが)。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。いつもながら賛同コメントしか掲載しない松竹には呆れます。
【追記】

道産子ナオ
◆ロッキンレボリューション
 伊勢崎賢治はれいわ比例(東京)か。
 チーム松竹は(ボーガス注:親分の松竹が伊勢崎と親しいので)れいわに流れるの予想。どうでもいいけど。
れいわ、衆院選に17人 立民重鎮に対抗馬も:時事ドットコム
 比例東京ブロック 伊勢崎賢治

ということで

◆『9条「加憲」案への対抗軸を探る』(松崎と伊勢崎の共著、2018年、かもがわ出版

など、松竹と親しい関係の伊勢崎賢治(松竹が事務局長を務める『自衛隊を活かす会』の呼びかけ人の一人)が、れいわ新選組から「比例東京で出馬」するそうなので松竹の言う野党幹部とは「伊勢崎のこと」かもしれません。共産からは除名され、松竹新党を作る能力もない松竹にとっては、「伊勢崎のつてで、れいわに食い込む」ということなのかもしれない(もしこの俺の邪推が正しいならそんな野郎がよくも「共産党を愛してる」等と抜かせたもんですが)。
 とはいえ、れいわなんて「共産以上に党勢は弱い(共産以上の議席など現在ないし、支持率も共産より低いし、衆院選で共産以上の議席が獲得できると思えない)」し、そもそも『立民との野党共闘』についてはれいわは『共産とは別の理由(共産は安保問題、れいわは財政問題(立民は緊縮財政だと非難))で否定的』なのですが。松竹が共産を「立民と野党共闘しないのは狭量」と言いながら、「立民と野党共闘しないれいわ」にすり寄ってるなら「筋の通らないおかしい行為」としか言いようがない。それはともかく松竹が最近やたら消費税云々言いだしたのも「消費税減税にこだわるれいわ」へのすり寄りなのかもしれない。
【追記終わり】


「虎に翼」尊属殺違憲判決と自由法曹団 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 私の裁判でも、是非、自由法曹団の方々の支援が頂ければ幸いである。

 松竹らしいあてこすりですが、多分「共産と親しい関係にある自由法曹団*5には働きかけても応じてくれないだろう」と思って、(組織としての法曹団であれ、法曹団メンバー個人であれ)何も働きかけはしてないでしょうね。
 働きかけてたら「依頼状を送ったが返答がなかった」とか何か書いてるでしょうし。
 勿論、こんなブログ記事は「相手が気づかない可能性もある」ので、働きかけとは言えません。
 それにしても毎度、記事のコメント者は決まり切った固定メンバーでコメント数も1桁台。松竹ブログのコメントの少なさには「ブログ記事の読者が少ないだけではなく、運動の支持者もほとんどないのだろうな」と哀れみを感じます。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。いつもながら賛同コメントしか掲載しない松竹には呆れます。

*1:例えば自民党の場合「宇野(中曽根派幹部)」「海部(河本派幹部)」「小泉、安倍、福田(森派幹部)」等、一部例外を除いて、総裁(首相)は全て派閥領袖です。民主党(後継の民進党、立民党を含む)も「派閥ボス」か「派閥ボスの支援を受ける有力政治家」しか出馬が難しく、当選もできないため「菅直人(1998~1999年、2002~2004年、2010~2011年)」「鳩山由紀夫(1999~2002年、2009~2010年)」「岡田克也(2004~2005年、2015~2016年)」「前原誠司(2005~2006年、2017年)」「野田佳彦(2011~2012年、2014年9月以降)」と同じ人間が何度も党首をやっています。それで松竹が言うほど民主主義的な意味で自民や民主党(後継の民進党、立民党を含む)の党首選挙が高評価できるのか?

*2:まあ俺個人は立民の方に大きな非があると思いますが

*3:一応kgtk6688はマツシン(松竹シンパ、松竹信者)ではあるのだがコメント欄で「松竹さんのいう消費税での改革案て何ですか?」「こんなに具体性がないのでは共産も立民も、その他の党もあなたの話を聞かないと思う。具体的に何か言えないのか?」(俺の要約)という趣旨のきついコメントをしています。これに対し下記の通り「今は具体的なことは言えないが、本当にある野党幹部に働きかけてるので、俺を信じて待ってくれ」としか言えない松竹です。まともな応答になってない。「借金返済計画はあるが詳細は言えない。でも俺を信じてくれ」と「貸し手に言う借主」並に説得力がない(とはいえ松竹は滅多に応答することはなく、今回のような応答は珍しい)。

*4:共産でないことは確かでしょうが。

*5:自由法曹団 - Wikipediaによれば、過去に多くの共産党員弁護士(例:拉致問題を国会で質問し、北朝鮮の関与を認める政府答弁(宇野外相、梶山国家公安委員長)を引き出した橋本敦元参院議員、浜田幸一による「宮本顕治のリンチ疑惑」発言の当事者である正森成二元衆院議員など)が所属し、現在も、弁護士資格を持つ山添拓共産党政策委員長(参院議員)、仁比聡平共産党参院国対副委員長が所属しているとのこと。但し、過去には 「共産とは関係のない」楢橋渡(自民党衆院議員:岸内閣運輸相を務めるが、武州鉄道汚職事件 - Wikipediaで自民離党)や黒田寿男(社会党衆院議員)が所属したこともあるとのこと