拉致問題について学ぶ 特定失踪者の関係者が講演(2024年11月15日掲載)|KNB NEWS NNN
荒木和博がXで紹介していたので気づきました。政府認定拉致はともかく、特定失踪者は「一部の失踪者を、根拠もなく荒木らが拉致扱いしてるだけ。国内で既に40人以上発見され、全て北朝鮮は無関係(犯罪被害の場合も犯人は北朝鮮とは無関係)、ほとんどが自発的失踪で犯罪ですらない」ので明らかに不適切な講演会です。しかも対象が大人ならともかく小学生です。
万博で拉致問題啓発を 専用ブース設置求める意見書 大阪府議会が可決 - 産経ニュース
そんなことをしても拉致は解決しないし、「広報することに意味がある」というならいっそ「万博での竹島や北方領土の宣伝も国に求めてはどうか?」と皮肉を言いたくなります。
社説:北朝鮮の対露「派兵」 戦況激化招く危険な加担 | 毎日新聞
随分と北朝鮮の軍事能力を高く評価したもんです。派兵が事実だとして、「ロシアの兵員不足の補充」ではあっても小国「北朝鮮」がそれほどの軍事力かどうか。
<産経抄>愚かな〝隣人〟 北のウクライナ派兵 - 産経ニュース
ロシアは隣人の定義を自己都合で変える。かつて(ボーガス注:2014年のマイダン革命以前の親ロシア「ヤヌコーヴィチ*1大統領」時代は)「兄弟」と呼んだウクライナを(ボーガス注:マイダン革命以降の反ロシア、親欧米政権以降は)「ネオナチ*2」と呼び換えた
「自己都合」で、
1)かつて(太平洋戦争開戦前後)は「反日国扱いだった米国」を今は「親日国扱い」し
2)かつて(朴正熙時代)は「親日国扱いだった韓国」を(竹島問題や靖国問題などを理由に)「反日国呼ばわり」し、
3)かつて(蒋介石時代)は「同志扱いだった国民党」を「中国にへつらうダメ政党」扱いする産経など「日本ウヨ」そっくり、と皮肉を書いておきます。
北の派兵は約1万2千人に上ると予測されている。兵力の上積みにより脅かされるのはウクライナだけではない。北の兵士が実戦経験を積むようなら、日本の安全保障環境も大きく揺らぐ。
おいおいです。自衛隊や在日米軍があるのに北朝鮮が(ロシアと共に?)侵攻してくるとでも思ってるのか。
既に戦争が起こってるウクライナに「北朝鮮軍が投入される」。仮にそうなれば、勿論良いことではない。しかし、ウクライナ戦争において「ロシアの兵力不足の穴埋め」にはなってもいわゆる「ゲームチェンジャー」にはならないでしょう。産経が扇動するほどの話ではない。
そもそも「ロシア、北朝鮮はその事実を否定しています」し、にもかかわらず、ここまでウクライナ、韓国等が「北朝鮮兵の存在を確認」と宣伝しては、韓国等の指摘するように、北朝鮮が実際にウクライナにいて、何かするとしても「後方支援レベル」に留まり、大規模な「前線への実戦投入」迄はされない可能性もあります。
露朝の間で6月に結ばれた条約は、事実上の軍事同盟だ。
建前では「自衛のため」でしょう*3し、軍事同盟というなら「NATO」「米韓安保」「日米安保」もそうなのによくも言ったモンです。
「米国の軍事同盟はきれいな軍事同盟」なのか?
朝鮮半島での有事に、ロシアが踏み込んでくる恐れを突きつけている。
その可能性はありますが、但しその場合想定される有事はあくまでも「米韓の北進に北朝鮮が反撃し、それをロシアが支援」と言うパターンでしょう。今の北朝鮮の国力では南進など無理です。ロシアもウクライナ戦争に手一杯で、北朝鮮と伴に南進する余力などない。
そしてロシア、北朝鮮は「米韓が南進すればロシアが介入する」と牽制することが主眼で、本心では米韓と戦争したくはないでしょう。
なお「朝鮮半島での有事への介入」というならロシアとは別に「中国の介入」の可能性があります(中国が北朝鮮と軍事同盟を結んでるため)