「政治を変える」方法を考える選挙・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
比例は共産党です。
まあ除名無効訴訟を起こして「無効判決が出たら復党したい」と言ってる男が「共産以外に投票した」とはさすがに言えないでしょう。
「共産以外の政党」で松竹に接近したり、好意的態度を取ったりしてる政党もなさそうですし。
それにしても選挙期間中、ついに「党応援メッセージと言えそうな物」はこの程度。後は延々「自己正当化&党への悪口」の松竹には心底呆れます。
(ボーガス注:共産において)70歳以降は党首選挙に出られない仕組み*1を採用すべきだと提唱
その理屈だと
自由民主党総裁選挙 - Wikipedia参照
自民党総裁就任時に70歳越えてた*2
◆鳩山一郎*3(1883年生まれで1956年に総裁就任)
◆石橋湛山*4(1884年生まれで1956年に総裁就任)
◆福田赳夫*5(1905年生まれで1976年に総裁就任)
◆宮沢喜一*6(1919年生まれで1991年に総裁就任)
◆福田康夫*7(1936年生まれで2007年に総裁就任)
◆菅義偉*8(出馬当時は第四次安倍内閣官房長官、1948年生まれで2020年に総裁就任)
を松竹はどう評価するんですかね。
総裁に就任したり、総裁選挙に出馬したりすべきでなかった?。それとも「70歳云々」は共産のみ適用?
どうせ「志位(1954年生まれ)は70歳になったら委員長を辞めろ(なお、別に松竹の意見に従ったわけでもないでしょうが、70歳の今年に委員長を退任し、議長に就任しました)」程度のことしか考えてないでしょうが。
この20年、国民のなかでは安保や自衛隊を評価する声が日増しに高まっていった理由の説明がつかない。
「東日本大震災(2011年)」「能登半島地震(2024年)」など、震災対応で自衛隊評価が高まった*10というならともかく、日米安保評価は高まってないと思いますけどね。何せ「日米安保のおかげ」で「国民が救われたという事実」は何もないでしょう。
そもそも「高まってる」と書くなら松竹も「マスコミ世論調査」など何か根拠を出したらどうか。これでは「根拠のない、松竹の思い込みではないのか?」と疑います。
なお、「日本周辺国(ロシア、中国、北朝鮮?)の軍事的脅威」云々で、仮に「日米安保の評価が高まってる」のなら、私見ではすべきことは「そんな脅威論は虚構の脅威だ」「むしろ物価高、ヤングケアラーなど、現実的な生活の脅威に取り組むべきだ」という主張を強めることでしょう。
例えば「ウクライナ戦争で手一杯のロシア」には日本侵攻なんてする余力はないし、韓国相手に「ヨンビョン島砲撃」等の局地戦しかできない北朝鮮も「日本侵攻」なんかするわけもない。
中国も「台湾が独立宣言しない限り侵攻しない」なんだから「台湾が独立宣言しない」限り台湾侵攻の可能性は低い。
政党というのは、政権に入ることによって、現実に存在する紛争問題に関与し、外交で働きかけ、紛争要因を除去できるのである。
松竹の「国政政権入り病」も重症ですね。
第一にこの「政権外から野党として主張しても、仮に内容が良くても意味がない(政権入りが必要)」という松竹の理屈なら「党執行部の外から共産執行部批判しても意味がない(というか既に除名されており、除名無効裁判を起こしてるが無効判決が出る保証がなく、例え無効判決が出たところで党に復帰できるだけで執行部入りできるわけではない)→松竹は離党して新党を結成すべき」ということにならないか。
第二に、ならば「国政入りは展望してないローカル政党(国政に候補を出してない)」である「新社会党(国政選挙では社民党を支援しているとされる)」「沖縄社会大衆党」や「都民ネットワーク」は松竹的に無意味なのか(まあこれらのローカル政党の中には地方自治体において政権与党の党もありますが)。
あるいは政権入りすることなく消滅した「戦前の社会大衆党(社会党の前身)」「戦後の革新自由連合(中山千夏が当選)、新進党、みんなの党」などは松竹的にはその政治主張の是非に関係なく「無意味な存在」なのか?
共産の過去の歴史は「革新自治体として政権参加した地方政治(美濃部都政や蜷川京都府政など)」はともかく「国政については」政権入りしてないから無意味なのか?
政権入りしたから「日本新党(細川代表が首相)」「民社党(大内委員長が細川、羽田内閣厚生相)」「社民連(江田代表が細川内閣科技庁長官)」「新生党(羽田党首が細川内閣外相を経て首相)」「自由党(柿沢代表が羽田内閣外相)」「新党さきがけ(武村代表が細川内閣官房長官、村山内閣蔵相)」「国民新党(亀井代表が鳩山、菅内閣金融相)」はそれだけで共産党よりも「価値がある」のか?
そういう認識には俺は全く賛同できませんね。
なお、「そうしたケースは例外的」「またそうしたケースの中心人物は多くの場合与党関係者(与党関係者が野党に協力依頼したにすぎない)」とはいえ、「いわゆる保利書簡(保利*11自民党幹事長が、訪中する美濃部都知事に周恩来首相宛の書簡を交付)」や「金丸訪朝団(金丸自民党副総裁が団長)への社会党の参加」でわかるように「野党であっても外交に関わる可能性」は一応あります(保利書簡や金丸訪朝団への評価は特にしません)。「重度の政権入り病患者」の「松竹の言い分」とは違い、「与党でなければ絶対に外交できない」という話ではない。
総選挙結果をふまえて、共産党内で少しでもそんな議論が生まれてくればうれしい。
選挙結果が「共産の議席増」なら勿論ですが、不幸にして「議席減」でも、共産どころか「野党各党やマスコミにも相手にされない」松竹の主張が社会に注目されることはなく、当然、共産が松竹の望む方向に行くことはないでしょう。
というか、「世論調査に基づく選挙結果予想(上げ幅、下げ幅については違いがあるが、自民、公明、維新減、立民、国民民主、れいわ増予想で、共産は接戦で増か減か微妙という予想)が既にマスコミから出てるとは言え」勿論、実際の選挙結果が出てもいない(そしてその選挙結果を基に自公など与野党各党がどう動くかも分からない)のに勝手に「選挙結果は俺の主張を裏付ける物になるはずだ」と言いたげな松竹には呆れます。まあ、松竹の場合、もはや「虚勢」「強がり」で「どんな選挙結果でも自分の正当性にこじつける結論ありき」と思いますが。
そして、松竹もそんなに自信があるなら「松竹新党」を作って地方選挙や国政選挙で候補を立てて主張でも訴えたらどうなのか。それができない時点で「松竹はお話にならない」。松竹も紙屋も「そんなに自信があるなら新党作れよ」と言われることを極度に嫌ってるようですが。
なお、以上は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「類友の賛同コメントしか掲載しない」松竹のクズさには心底呆れます。
【参考】
日中関係打開めざした「保利書簡」 政客列伝 特別編集委員・安藤俊裕 - 日本経済新聞
保利はひそかに日中関係打開のために重要な布石を打っていた。中国の周恩来首相にあてた「保利書簡」である。訪中する美濃部亮吉東京都知事に託され、北京で周首相サイドに届けられた。
書簡にはこう書かれていた。
日中関係正常化のために両国政府間の話し合いを始めたい。それに先だって自分が中国を訪問したい。中国は一つであり、中華人民共和国は中国を代表する政府であり、台湾は中国国民の領土である。
日付は美濃部都知事が出発した10月25日になっていた。周恩来はこの書簡を読んで「まやかしであり、信用できない」と受け止め、書簡を返却した。保利がいくら日中関係打開への熱意と誠意を見せても、佐藤政権が逆重要事項指定決議案や複合二重代表制決議案の共同提案国になった事実は「日本はまだ2つの中国にこだわっている」と見られても仕方のないことであった。
「政治を変える」方法を考える選挙・8 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
共産党は少しでも増えるのか、現状維持か、減りそうなのか。選挙予測はいろいろ*12だが、今回の選挙の意味は、そんなことにはない。すでに書いたように、立憲の躍進だけは共通の予測であって、共産党の協力がないほうが立憲が前進できる*13という現実を、共産党がどう受け止め、どう総括し、どう今後の展望を打ち出せるのかということだ。だからこんな連載を書いている*14。さて、どんな結果になるのだろうか。
共産党の協力がないほうが立憲が前進できるとは「反党分子」松竹らしいですが
1)今回は「統一協会醜聞」「裏金醜聞」という追い風が立民にあったこと
→今後、同様の追い風がある保証がない
2)一部選挙区では立民と共産の野党共闘が成立していること、また成立してない選挙区でも、共産が立民に配慮したのか、候補擁立を自粛し、自主投票にしたところがあること
→別記事で書きましたが、俺の選挙区も「共産が自主投票(自民、立民の一騎打ち)」で今回は立民候補に投票しました
3)野党共闘の挫折が「選挙直前だった」ため、惰性で立民に投票した選挙民も恐らくいるであろう事
→そうした人間は今回はともかく次回選挙は立民に投票する保証がない
4)選挙結果によっては、立民が勝った選挙区も共産が協力すればもっと楽に勝てた可能性があることや、野党共闘不成立で立民候補が落選した選挙区がありうること
を考えれば松竹のようには現時点では言えないでしょう。そもそも立民が共産に対して、選挙後、どうした対応をするのかも現時点では何とも言えない点がある。勿論、共産が議席を増やすか*15、現状維持か、減らすか、あるいは「自公の議席の増減(下げ幅はともかく減らす見込みだが「自公過半数割れ」「自民過半数割れ(自公では過半数維持)」「自民過半数維持」なのかどうかによって選挙後の政治情勢も変わる)」「立民、共産以外の野党各党の議席増減(維新が減、国民民主、れいわが増見込みなど)」、その結果、起こる政治状況(例:自公過半数割れなら、自公が国民民主や維新を取り込もうとするかもしれない)によっても状況は変わるでしょう。
それにしても「今回の選挙の意味は、そんなことにはない。(つまり、共産の議席が増えようが大した問題ではない)」とは良くも言ったもんです。共産の議席が増えれば「松竹の主張が世間に支持されてないこと」になるでしょうに、そうは認められない松竹が無様です。つうか松竹が「善意の共産支持(批判も苦言のつもり)」と強弁するなら「共産の議席が増加して欲しい」と書くべきでしょうに、そうは書かない松竹の反党分子ぶりにはいつもながら呆れます。
というか松竹の方こそ「共産が議席増した場合」は
(立民に比べれば微増とは言え)「松竹の共産党執行部への批判」に関係なく共産が前進できるという現実を、松竹と支持者(鈴木元、紙屋など類友)がどう受け止め、どう総括し、どう今後の展望を打ち出せるのかということだ。
でしょう。まあ、仮に不幸にして得票数や議席数で「共産が後退した」としてもそれは「松竹らが正しいこと」を必ずしも意味しませんが。
なお、「共産が議席増した場合」でも「党支持層が松竹らを支持してない(一方で党不支持層が松竹らに好意的なわけでもない)」という事実をどう受け止め、どう総括し、どう今後の展望を打ち出せるのかと言えば、そんな総括、展望の能力どころか意思すらなく、「立民に比べれば共産の議席増は少ない」などと党に非難、悪口するばかりの「党に非難、悪口」という「結論ありき」の「ダメ人間」「ダメ親父」が松竹らでしょう。
なお、共産にとって野党共闘は目的ではなく「手段」にすぎません。目的はあくまでも「共産の主張を少しでも国政に反映させること」です。
「東京から大阪に行くこと」を目的とするならば、「高速バス」「飛行機」「新幹線」「自家用車」などの「手段」にすぎない。
今回は例えるなら「今まで飛行機だったのを諸事情から別手段(高速バスなど)に変えた」と言う話にすぎない。
その点は野党共闘を『目的とする』市民連合などとは共産の立場は違う。
しかも今回「野党共闘が成立しなかった」のは立民側に専ら非がある。
少なくとも共産執行部はそのように認識し、主張していますし、マスコミ選挙予想を信じるならば、「比例については、前回と同程度の得票で前回と同程度の議席(但し、他党の得票数によっては1~2議席程度微減の可能性は残念ながらある)、あるいは前回より多少得票を上積みして、2議席程度微増」が「多くのマスコミ予想」なので『党外のソフト支持者』も含めて支持層の大多数もそうした共産の主張を「是」としてるわけです(俺も同じ「是」の立場)。
選挙結果が「得票数や議席数の大幅減」ならともかく、そうでない限り、選挙後に共産執行部は今の方向性を変えはしないでしょう(そしてマスコミ予想を信じるならば得票数や議席数の大幅減はありそうにないので、選挙後に共産執行部は今の方向性を変えはしないでしょう)。
いずれにせよ、重要なのは「俺(松竹)の方向性(松竹の主張は共産が安保施策を日米安保容認に右傾化すれば、立民との共闘が上手くいくという代物)でないから立民と共産の共闘が上手くいかない」と松竹が主張しようが「そうした主張」は一部のマツシン(松竹信者、松竹シンパ)を除いて支持してないし、マツシンも「超少数派」という事実です(そもそも「消費税」「原発」など共産と立民の政策的違いは多々あるし、立民が野党共闘に後ろ向きなのは、共産だけでなく、れいわや社民相手にも同じなので松竹の主張は全く成立しない『デタラメな話』なのですが)。共産支持層も立民支持層も「その他の支持層(社民、れいわ支持層など)」もそうした松竹主張を支持してない。マスコミも松竹のことなんか全く報じない。
赤旗党躍進で裏金政治終わらせる/TBSラジオ 小池書記局長語る2024.10.26
日本共産党の小池晃書記局長は25日放送のTBSラジオ「荻上チキ・Session」に出演し、日本共産党の躍進で金権腐敗政治を終わらせる決意を語りました。
のように松竹がマスコミ出演することなど全くない。
松竹記事コメント欄もいつも「特定の常連コメンター(それも松竹礼賛のマツシン)」のみで、コメント数も「いつも1桁台」です。2桁になることはまずない。仮に2桁になっても「10~20コメント程度(20以上になることはまずない)」で、非常に少ないコメント数です。
選挙結果がどうなろうと松竹の主張が「超少数派のマツシン」以外に支持されることはほぼ考えられない。
展望がないのは共産よりもむしろ松竹や類友(鈴木元や紙屋)の方です。
にもかかわらず「どや顔できる松竹」の神経は「ハア?」ですね(多分「松竹の虚勢、強がり」という面が強いでしょうが)。
正直、「マツシンの松竹礼賛」を除けば、俺ほど「過去の人」松竹を「真面目に論じてる(?)人間(松竹非難であり、松竹にとっては不愉快でしょうが)」は「世間では珍しい」のではないか。
中国の覇権主義的な行動を前にして、多少の主権侵害は容認せよというのか。
今回も、自らの「右翼的安保主張(日米安保堅持)」を正当化するために「中国の軍事的脅威ガー」です。「日中間の経済交流」を考えれば、そうした「中国敵視」自体が「現実に著しく反する」というべきでしょう。「対日ビジネス」を犠牲にしてまで、中国には日本相手に戦争する必要は何処にもないでしょう。
というか「尖閣と言う領土紛争がある日本」だけでなく「中国が『一つの中国』政策をとり対立する台湾」「南沙問題という領土問題があるフィリピンやベトナム」「カシミール問題という領土問題があるインド」相手だって中国は松竹が言うような「戦争」など現時点ではしてないし、今後もしないでしょうから「松竹はアホか」ですね(例えばインドと中国はどちらもBRICSメンバーであり、対立のみしているわけではない)。中国を「戦争愛好国」扱いするのも大概にしたらどうなのか。
大体「尖閣沖に中国艦船が出動する」程度のことがそこまで大騒ぎする「主権侵害」なのか。
松竹には「韓国の竹島支配(韓国名では独島)」「ソ連→ロシアの北方領土支配(ロシア名ではクリル諸島)」という「日本領(但し日本の主張であり、韓国はむしろ、戦前日本の不当な侵略で李氏朝鮮時代に奪われた島を取り戻しただけとしているが)の外国による支配(尖閣沖の中国艦船より明らかに重大な主権侵害)」をどう思うのか「不当な主権侵害で許せない」「何故日本政府は、1952年の日本の独立回復後も、70年以上も韓国やロシアの主権侵害を事実上放置してるのか(独立を回復してないGHQ統治時代は放置も仕方なかったと思うが)」等と憤慨してるのか、聞きたいところです。
特に竹島なんか無人島ですけど、「第二次大戦中の出来事」とはいえ、北方領土は有人島で「当時のソ連が戦争で島に住む日本人を殺害した上で奪っている」。
それにしても、そんなに立民の安保施策が好きで、共産の安保施策が嫌いなら「立民入りすればいい」でしょうに。
あるいは「れいわ新選組の山本」のように、「松竹新党」を作ってもいい。
党執行部だけでなく、党支持層からも全く相手にされてないのに「共産は俺の政治主張を採用しろ」とは何様のつもりなのか。
共産党が野党政権の一翼を担い、(中略)「得意の外交力」を生かして、外務大臣にでもなって、中国に対して武力行使方針の放棄を迫ればいいではないか。
呆れて二の句が継げません。
第一にその理屈なら松竹こそいつまでも「共産党の改革云々」と言ってないで松竹新党を作って、国政選挙や地方選挙に打って出て、世間に大いに自らの主張を訴えればいいでしょう。いつまで「共産執行部は俺の主張を採用しろ」と愚痴ってれば気が済むのか。
第二に「世界最強の軍事大国、経済大国」米国が要求してもそんな要求には応じない中国が、日本のそんな要求に応じるわけがない。
しかも中国の方針は正確には「平和統一が基本だが、台湾が独立宣言するなら武力統一もあり得る」であって、松竹の「中国敵視」とは違い、「武力行使は例外」で「台湾の独立宣言があったら」という条件付きの物です。
「中国は嘘つきでいつでも過去の主張を反故にする」あるいは「台湾に独立宣言して欲しい」と考えない限り「台湾は独立宣言しない」「その代わり、台湾が独立宣言しない限り、中国も武力侵攻しない」で片付く話です。中国に「台湾が独立宣言しようが、中国は台湾に武力侵攻しない、と今、表明しろ」と求める必要もない。
というか「中国は嘘つきでいつでも過去の主張(例えば台湾の独立宣言がない限り、中国は台湾侵攻しない)を反故にする」と決めつけるなら「台湾が独立宣言しようが、中国は台湾に武力侵攻しない、と今、表明しろ」と求めて、実際に中国がそう表明しても全く無意味です。
第三に連立政権で外相ポストなんか渡すわけがないでしょう。
「戦後、自民党単独政権が長かった」日本では連立内閣自体が少ないですが、過去において「民主党政権(社民党や国民新党が参加)、自公連立政権」は「首相と外相の所属政党」は同じです。
「首相と外相の所属政党が違うケース」は以下に留まります。
外務大臣 (日本) - Wikipedia参照
◆片山内閣の芦田外相
当時、片山首相は社会党委員長、芦田外相は民主党党首。なお、片山内閣崩壊後、芦田は首相(外相兼務)に就任。
芦田が党首を務めた民主党は党勢不振から、後に解散し、結局、自民党に参加。片山は後に社会党を離党し、民社党に参加。
◆細川*16内閣の羽田*17外相
当時、細川首相は日本新党代表、羽田外相は新生党党首。なお、日本新党、新生党は後に新進党に参加して解散。
◆羽田内閣の柿沢*18外相
羽田首相は新生党党首、柿沢外相は自由党党首。
◆村山内閣の河野*19外相
村山首相は社会党委員長、河野外相は自民党総裁
しかも、これらの外相は「共産のような左派ではない」。
野党のままで戦争が終わり、国土が灰燼に帰した後になって、「わが党は戦争反対を貫いた」と誇ってみても、死んだ人は報われない。
気の利いた悪口を言ってるつもりのようですが、以下の点で松竹はバカです。
第一に「戦前の日本共産党」に対して無礼極まりない暴言であり、心底呆れます。
当時の日本共産党は「治安維持法」によって非合法化されていた(当然、国会に議席がない以前に選挙に立候補できない)し、「合法社民政党」であった「社会大衆党(社会党の前身で、後に社会党幹部となる片山哲(戦後、社会党委員長。後に社会党を離党して民社党入り)、西尾末広(戦後、社会党書記長。後に社会党を離党して民社党委員長)、河上丈太郎、浅沼稲次郎(河上、浅沼共に戦後、社会党委員長)などが参加)」にしても「二大政党・立憲政友会、立憲民政党(自民党の前身)」に比べれば力は弱く*20、戦争阻止などできなかった*21状態で共産に何ができたというのか。
大体、松竹は「政権入り」にあまりに「夢を見すぎ」でしょう。
「羽田内閣から、社民、さきがけが離脱(そして自社さ内閣になるが後に自社さが崩壊し、自民単独内閣、自自内閣、自自公内閣を経て今の自公内閣)」「鳩山政権から社民党が離脱」したように政権入りはバラ色ではない(その後、さきがけ、社民党の党勢が衰退した理由の一つは政権入りに対する支持層の批判でしょう)し、そもそも「過去の野党共闘」においてすら「閣外協力止まり」で「政権入り」に否定的だった立民党相手に「政権入りのために共産はどこまでも迎合しろ」とでも言う気なのか。そんなことは共産にはできる話ではないし、したところで立民が、共産の政権入りに乗り気になるか疑問ですが。
第二にその理屈なら松竹の方こそ
松竹新党を作らないままで政治が悪化の一途をたどり、共産党も「新自由クラブ(解散し大半が自民に復党)」「新党さきがけ」「国民新党」等「過去の諸政党」のように消滅した後になって、「私、松竹は志位執行部批判を貫いた」と誇ってみても、国民は報われない。
でしょう。
とっとと松竹新党を作って、国政選挙や地方選挙に打って出たらどうなのか。
勿論、「共産支持」の俺は「共産が消滅すること」を希望していません。松竹に新党を作ってほしい訳でもないですが、「政党の消滅」は共産に限らず「理屈の上ではありうること(実際、過去にもあったこと)」だし、俺のような志位、田村執行部支持層はともかくアンチ執行部の松竹は「このままでは共産党の存続が危うい」を連呼してるのだから「社会党を離党して新社会党を作った矢田部理」などのように松竹新党を作らないと筋が通らないのではないか。
なお、以上は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「類友の賛同コメントしか掲載しない」松竹のクズさには心底呆れます。
*1:松竹の「党首選に出る用意がある」はフカシにすぎないでしょうが、「70歳以上不可」だと松竹(1954年生まれ)は党首選には確実に出られません(70歳になるまでに除名無効判決が出るとは思えないので)
*2:平均寿命が昔の方が短いので当然「最近の70歳台(総裁就任時の福田康夫や菅)」よりも「昔の70歳台(総裁就任時の鳩山や石橋)」の方が年寄りです。
*3:戦前、田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相など歴任。戦後、自由党総裁、日本民主党総裁、首相、自民党総裁を歴任
*5:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行管庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経企庁長官等を経て首相
*6:池田内閣経企庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経企庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相等を経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相
*8:第一次安倍内閣総務相、第二~第四次安倍内閣官房長官、首相を経て現在、自民党副総裁
*10:勿論その場合、「軍事組織としての自衛隊」は必ずしも評価されてないでしょう。また「自衛官の定員割れ(そもそも定員が多すぎるという説もありますが)」もこうした松竹の物言いの「一面性」を示しているでしょう。仮に「震災対応」などで「自衛隊評価は高まった」としても恐らく自衛隊は「処遇は良くない3K労働(きつい、危険など)」扱いされ就職先としては敬遠されていたわけです。
*11:佐藤内閣建設相、官房長官、自民党幹事長(佐藤総裁時代)を歴任した佐藤の側近
*12:当初は共産の「野党共闘離脱」を非難し「共産が確実に議席を減らす」かのような物言いをしていた松竹がマスコミ予想によって「議席増があり得ること」を認めざるを得なくなったことが滑稽です。マスコミ各社が「自民、公明、維新」のように「現有議席確保は難しい(下げ幅がどの程度かはともかく議席減の見込み)」と書けば現時点でも「党の方針が間違ってるから議席減見込み」と悪口したでしょうに。そして不幸にして党が議席を減らせばそのときは「党の方針が間違ってるから議席減」と悪口でしょう。勿論党が議席増加しても、松竹が喜ぶことも、自らの党批判について「間違っていた」と反省することもなく「立民に比べて増加が少ない」等と悪口することは今から予想できますが。
*13:2021年衆院選で、立民が議席を減らし、維新が議席を増やしたことで「反共右派」がそのように以前から主張しているわけですが、野党共闘が成立しなかった今回「維新同様の右翼政党・国民民主」の議席増が予想されてることを考えると、2021年選挙は「共産の協力があろうがなかろうが」維新の議席増、立民の議席減ではなかったか(「裏金問題」など、何らかの理由で「自民から離れる層」の多くは右派で、そもそも立民支持ではないので、2021年は維新に、今回は国民民主に票が向かう)と改めて思いますね。
*14:とどや顔したところで、「俺のような変人」や「マツシン(松竹シンパ)」以外には、誰も松竹の主張など相手にしていませんが。松竹を除籍した党執行部が相手にしないのは「ある意味当然」とはいえ、「野党各党やマスコミ等」も松竹を相手にしないのだから「松竹も完全に終わっています」。
*15:三春充希氏のツイを見ましたが、比例は全国で11ブロックあるので、共産は全ブロックで1確保(あるいは確保できないブロックがあっても他で2以上確保し、平均1確保)すれば「小選挙区で沖縄の現有1確保(但しこれも接戦で赤嶺候補の優位予想が多いとは言え僅差にすぎず、比例復活するにしても小選挙区落選の可能性も否定できない)」「比例11議席確保」で現有10から12で「2増(もっと増やしたいが、残念ながらこの辺りが現実的な増議席数か?)」ですが、この点マスコミ予想も「1確保できるか微妙」「1確保の見込み」「2以上上積み予想(比較的共産が強い東京ブロックなど)」等割れており、最後まで「減るか増えるか」分からない厳しい選挙のようでいつもながらげんなりします。まあ「小選挙区に積極的に立てたこと」で「前回選挙より比例得票数自体は恐らく増える」でしょうが(【追記】残念ながら比例得票が前回より減ったようで残念です。一方、れいわが比例得票を増やしてることを考えるとれいわに食われた部分があるのかもしれません。れいわに魅力を感じる人間が、俺には全く理解できませんがこの辺り分析し、対応する必要はあるでしょう)。選挙結果を見たくないような、見たいような複雑な心境です。自民過半数割れ予想も「その可能性がある」にすぎませんし。いずれにせよどんな選挙結果でアレ、「俺の共産支持」は「変わらない予定」です。【追記】残念ながら「10→8」で議席を減らしました。「沖縄では赤嶺氏が勝利した」ものの「比例11ブロックで平均1獲得し11議席」や「沖縄以外での小選挙区勝利」はなりませんでした。前回に比べて比例得票が減ったことが無念ですね。原因分析と対応は勿論楽なことではないでしょうが何とか巻き返して欲しい。
*16:1938年生まれ。熊本県知事、日本新党代表を経て首相。首相退任後もフロムファイブ代表。1998年に還暦を迎えたことを区切りとして政界を引退(細川護熙 - Wikipedia参照)
*17:1935~2017年。中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党党首、細川内閣外相等を経て首相。首相退任後も新進党副党首、太陽党党首、民政党党首、民主党幹事長(菅代表時代)、最高顧問など歴任(羽田孜 - Wikipedia参照)
*18:1933~2009年。1977年に新自由クラブから初当選。1983年に自民に入党。1994年4月に自民を離党し自由党を結成し、羽田内閣で外相。1994年12月に自由党は新進党結党に参加し、解散するが、柿沢はそれには参加せず徳田虎雄の自由連合に参加。後に自民党に復党(柿澤弘治 - Wikipedia参照)
*19:新自由クラブ代表、中曽根内閣科技庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任
*20:勿論、いわゆる「憲政の常道」で首相(民政党の浜口首相、政友会の犬養首相など)を誕生させた、あるいは「515事件による政党内閣終了後」も「斎藤、岡田内閣の高橋蔵相(元首相、元立憲政友会総裁)」など閣僚を出した二大政党と違い、社会大衆党は政権入りしていません。