トランプだろうと誰だろうと日本がしっかりするしかない(R6.11.7)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
少なくとも拉致問題に限れば「トランプかハリスか」は全く関係ないでしょう。
過去の歴代大統領(2002年の小泉訪朝以降に限る)「ブッシュ子、オバマ、トランプ、バイデン」も拉致について何もしてないでしょう。理由は簡単で「アメリカは当事者ではない」し、拉致被害者家族会も「米国におけるイスラエルロビー(彼らのために米国はイスラエルの無法に対し甘い態度)」のような政治力もないからです。
北朝鮮にとっての「核」(R6.11.6)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
北朝鮮は絶対に核開発をやめません。
「北朝鮮の核開発」と拉致解決(荒木の建前上の活動目的)は何一つ関係ない。「核廃棄しようが拉致解決する気がなければ解決しない」し「核廃棄しなくても拉致解決する気があれば解決する」わけですがそれはさておき。
以前も荒木は似たり寄ったりのことを言っており「何度同じ事を言えば気が済む?」と呆れますが、「そんなことはない」でしょうね。
北朝鮮の核開発はあくまでも「米軍の侵攻阻止」が目的でしょう。
何せ「グレナダ侵攻(1983年、レーガン共和党政権)」「パナマ侵攻(1989年、ブッシュ父・共和党政権)」「イラク・フセイン政権転覆(2003年、ブッシュ子・共和党政権)」等と「政権転覆の過去」がある米国です。「北朝鮮侵攻の可能性」について米国は全否定したことなど一度もない。そんな国相手に核廃棄することは北朝鮮には到底できないでしょう。北朝鮮の通常兵力は大した代物ではない*1し、「政治力(外交力)」「経済力」などで米国相手に対抗できるわけでもないでしょう。だから核保有する。
裏返せば「核廃棄しても米国が侵攻しない」「むしろ核廃棄した方が米国の制裁解除が期待できる」と考えればいくらでも核廃棄するでしょう。北朝鮮にとって核保有は「米国の侵攻を防ぐ」ための「手段」であって、それ自体は「目的」ではない。
その場合の「米国が侵攻しない」と北朝鮮が考える条件が「米朝相互不可侵条約の締結」「米朝国交樹立」「在韓米軍の撤退」「朝鮮半島の非核化(北朝鮮が核廃棄する代わりに韓国も在韓米軍も核配備するな)」なのか何かは「手の内を簡単に明らかにして米国に舐められること」を恐れてか「北朝鮮が明確にしない」ので、不明ですが、最低限「朝鮮戦争の正式終戦(まあ現状も事実上終戦ですが、建前は停戦で、在韓米軍も国連軍で、国境も停戦ラインにすぎません)」は必要でしょう。「朝鮮戦争の正式終戦」すら「米国ができない」のでは、北朝鮮は核廃棄しないでしょう。
勿論「日朝国交正常化」をすれば「北朝鮮が核廃棄する可能性は高まる」でしょう。何せ「米国の同盟国」が国交を樹立してくれたわけですから「軍事侵攻の恐れが低くなる」。逆にいつまで経っても日本が国交を結ばなければ「在日米軍または自衛隊による軍事侵攻を考えてるから国交を結ばないのか(北朝鮮)」との疑念を招きます。拉致解決にも明らかに逆行するでしょう。
なお、「米国の侵攻封じ」が目的なので「北朝鮮が核保有していい」とは言いませんが、「北朝鮮から使用する可能性は皆無」であり、だからこそ、米国も現在、北朝鮮に対し「以前からの経済制裁を継続するだけで事実上放置プレイ」なのでしょう。
正直な話、米国にとって「中東紛争(最悪の場合、イランとイスラエルの武力衝突)」「戦争膠着状態が続き、先の見えないウクライナ戦争」に比べ、北朝鮮の優先度は低いでしょう。「北朝鮮から開戦する可能性が低いから」です。
そもそも「ベトナム戦争の米国」「アフガン侵攻のソ連」だって、「核保有してる」とはいえ結局使用しませんでした。
今のところ「ウクライナ戦争のロシア」も核使用なんかしてない。「よほどのこと(例えばNATO軍のロシアへの大規模侵攻)がない限り」多分、今後も使用しないでしょう。
インドやパキスタンも核保有してる物の、領土紛争を「核で解決しよう」なんてことはしない。
「北朝鮮に限らず」核とは持っていてもそう簡単に使える兵器ではない。
下剋上の世界?あきらめてはいけません(R6.11.4)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
ベイスターズの日本一に何とかあやかりたい
勿論ベイスターズが「セリーグ3位」から「クライマックスシリーズ」で「2位阪神」「優勝巨人」を破り、「パリーグ優勝ソフトバンク」を日本シリーズで破ったのは「それなりの力がチームにあり、その力が、監督の適切な采配などでクライマックスシリーズや日本シリーズで発揮されたから」でしょう。「それなりの力」は「スカウトによる優秀な選挙の獲得」「コーチの指導による育成」などで養われた。
単に「運が良かった」わけではない。
一方、荒木らにはそうした「拉致を解決できる力」など、どこにもない。
*1:というか「ロシアのような大国」ならまだしも大国・米国相手に戦争したがる国もまずないですが