従う義務のある共産党の決定は限定的だ・下 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
【追記】
兵庫県知事選情勢、稲村和美氏わずかにリード 斎藤元彦氏が猛追 - 日本経済新聞
本当かよと正直呆れますね。
「全会一致で不信任」「維新ですら見捨てて別候補」の斎藤が2位で「1位の稲村を猛追」とか、いかに「自民の一部が何故か斎藤支援に回ってる(県議会自民は全員一致で斎藤不信任に賛成したのに)」とはいえ、選挙民はアホなのか。さすがに維新も「維新候補>斎藤」と思ってたでしょうし「斎藤のせい*1で維新の支持率が落ちて衆院選でも議席が減ったのにどういうことなのか?」と唖然、憮然でしょう。
せめて「最悪*2(?)」でも稲村(自民主流派、立民、国民民主が支援)が当選して欲しい。
この兵庫知事選の「序盤情勢結果」を見ても「党首公選ならまともな結果」とはいえないでしょう。むしろ「共産の代議員」にあたる「県議たち」の方がまともな判断(全会一致で不信任)をしています。
【追記終わり】
不愉快なので引用は省略しますが、共産の党運営を「民主主義の観点で問題がある」と悪口した上で「党首公選」云々言い出すいつもの松竹です。
しかし「党首公選で民主化」は全く根拠のない寝言ですね(俺個人は「党首公選」に否定的な「党執行部」とは違い「党首公選でもいい*3」のですが「松竹の主張には何ら合理的根拠がない」「現状で大きな問題があるとは思わない」という意味での「消極的反対派(現状維持でも構わない)」です)。
ならば「党首公選の自民、立民、維新」は民主的な政党なのか。
「安倍時代自民」なんて「溝手氏への刺客候補」なんて無法が行われたし、以前、別記事で取り上げましたが、維新も【独自】日本維新の会に名古屋地裁が異例の「ガサ入れ」した理由がヤバすぎる…維新国会議員をパワハラ告発したら即刻「クビ」(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)という「小村貴司北名古屋市議」の主張が事実ならば「明らかに反民主的なこと」が行われてる。
あるいは「大統領(あるいは首相)公選制」である「米国、フランス、韓国(勿論、公選制の国は他にもありますが)」は民主主義の面で問題のない国、あるいは「議院内閣制」である「日本、英国、ドイツ(勿論、議院内閣制の国は他にもありますが)」よりも民主主義の観点で素晴らしい国なのか。これまたそんなことは言えないでしょう。
仮に「今の共産」に「民主的な面で問題がある」としても、それは「党首公選をすれば解決」という単純な話ではあり得ない。
そもそも今の「共産」の党首選出方法は「全国から選ばれた代議員による選挙(まあ候補者は事前の調整で一人しか出てこないのですが)」です。「党員の直接選挙」ではなく「間接選挙」とはいえ一応選挙で選んでる。
システム的には「議院内閣制」と変わらない。松竹の立場なら日本について現状の「議院内閣制」ではなく「首相公選制」を主張すべきでしょうに、主張しないのは何故なのか(まあ、首相公選は改憲が必要で現実性に乏しいですが)。
あるいは「全国から選ばれた代議員による選挙」を不可とする松竹は何故不可とするのか。「代議員」が「党員の声」を反映していない、だから「選ばれる」党首が「党員の希望と違ってる」とでも言うのか。
「死票が多い小選挙区制度」「高い供託金」「いわゆるべからず選挙(厳しい選挙活動規制)」(以上、日本の衆院議員選挙の場合)、「立候補する場合に『体制派が仕切る選管等』による事前審査があり、改革派、反体制派とされる人間は意図的に排除される」(以上、イランやロシアの大統領選の場合*4)等のような「不当な規制」が代議員選挙にあるとでも言うのか。
ならば「そうした代議員選挙の不当な規制」を排除することをまずは主張すべきではないか。
一方でそうした「不当な規制」が代議員選挙について何もなく「代議員の声が党員の声を概ね反映してる」のならば「党首公選制」にしても大して意味はないでしょう。
大体、「自民、立民、維新の党首公選」は「最初の党員直接選挙で過半数取った場合」はともかく、「決選投票」が国会議員の選挙だし、その場合は「議員派閥のボス」の力で当然決まるので松竹が言うほど民主的ではないのですが。
その結果、「決選投票まで行っても、派閥ボスに嫌われてる俺はどうせ当選できないから意味がない」として「前回の自民党総裁選(10人立候補)」を除けばほとんど立候補者が出てこないのが「他党の党首公選」です。
なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメントしか掲載しない松竹のクズさ」には心底呆れます。
なお、現在(11/9の午後8時現在)、コメントが2つしか付いてない松竹記事です。おそらく今後も大してコメントは付かないでしょう。松竹記事が世間の話題になってないことが窺えて苦笑します。