「 韓国親中政権の誕生は日本の悪夢 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト
1)そもそも政権交代するか分かりませんが、仮に野党に政権交代しても、米韓安保の縛りがある以上「親中国」にも当然限界がある
2)いずれにせよ中国が「韓国にとっての重要な貿易相手国」である以上、政権交代があろうとなかろうと「反中国」櫻井が期待するレベルで韓国政府が反中国になることはありえない。現在の尹錫悦政権も別に「櫻井が期待するレベル」では反中国政権ではない
そもそも「中国を重要な貿易相手国」とする日本や欧米諸国(米英仏独など)も「櫻井が期待するレベル」では反中国政権ではない
と言う意味で馬鹿げた駄文です。
「 台湾で進む中国の三戦 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト
台湾在住の専門家と語ってみると様子が異なる。中国共産党が武力で台湾を統一しうるという緊迫感が殆んどない。むしろ軍事力で攻めてくるような事態は起きないという受け止め方が大勢なのだ。
(ボーガス注:中国軍の)演習で台湾が包囲されたと報じられた日、台湾メディアが伝えたトップニュースはアイドルのスキャンダル(愛人問題)だった。演習はニュース番組の中で4番目に報じられていた。
そりゃそうでしょう。
台湾侵攻などしたら「欧米の経済制裁」は不可避だし、民進党よりは中国に融和的な国民党が完全に中国の敵に回ってしまう。
またそもそも「米国の軍事支援」を受けてる台湾に戦争で勝利できる保証もない。
「台湾が独立宣言しない限り侵攻はない(但し、独立宣言すれば侵攻の可能性がありうる)」と見るのが常識的です。演習の政治的是非はともかく「演習は政治的牽制に過ぎない(「独立宣言したら侵攻もあり得る」という主張はハッタリやフカシではないとアピール)」と見るべきです。
そもそも「軍事侵攻で片をつける気」ならいわゆる「断交ドミノ」をする必要もない。
中国は常に歴史修正を試みる。たとえば台湾に対して「92年コンセンサス(合意)」があったと主張して止まない。これは92年10月に台湾の海峡交流基金会と中国の海峡両岸関係協会が、中台は「ひとつの中国」の原則に合意したというものだ。
しかし、そのことを記した合意文書は存在しない。私自身、李登輝総統に同件について当時質問したが、「その合意について総統である私は知らない。総統である私の知らない合意が存在するはずはない」と明確だった。それでも中国は92年合意があったと主張し続け、中国に吸収合併されることを望んでいる国民党の馬英九元総統などは中国に同調する。
文書が存在しないというなら「安倍と朴槿恵の慰安婦合意」も「文書は存在しない」のに良くも言ったモンです。
勿論「92年合意」「慰安婦合意」に「実際に文書が存在しない」のか「存在するがあえて公表しない」のかはわかりませんが、いずれにせよ「明確な文書を作成し、公表すること」で「批判を呼ぶこと」を避けるために曖昧にしてるだけで、「そうした合意がない」なんてことはあり得ないでしょう。なお、馬氏に対する「吸収合併」云々は櫻井の誹謗でしかない。馬氏は「中台友好」のために合意の存在を主張してるにすぎません。
そもそも「92年合意」は「いずれ中台は統一する」という極めて曖昧な代物にすぎず「統一の期限(何時までに統一するか)」「統一の方法論(どういう形で統一するか)」等、具体的な記載はない「台湾独立論否定」にすぎない代物です。当然『中国の吸収合併』なんてことは何処にも書かれてない。
「 「石破立憲民主党」になった自民党 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト
石破氏*1は明らかに米国のバイデン・ハリス路線的なリベラルな道を歩もうとしている。
石破は櫻井ほどの極右ではないにせよ「どこがバイデン民主党のようなリベラル路線や?」ですね。
「同性婚合法化」のようなリベラルな施策など未だ何らされていない。
政権幹部も
【党役員】
◆菅副総裁
第一次安倍内閣総務相、第二~第四次安倍内閣官房長官
◆森山幹事長
第三次安倍内閣農水相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)
◆小野寺政調会長
第二次、第四次安倍内閣防衛相
【閣僚】
◆岩屋外相
第四次安倍内閣防衛相
◆江藤農水相
第四次安倍内閣農水相
◆加藤財務相
第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣厚労相
◆中谷防衛相
第三次安倍内閣防衛相
◆林官房長官
第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相
等、安倍政権時代に登用された人間が少なくない。
「極右でなければ皆リベラル」という歪んだ見方をしてるとしか思えない。