今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年11/22、23日分)(追記あり)

ICAPP総会参加政党と志位議長が多彩に交流

 インドネシアから参加したゴルカル党、闘争民主党、福祉正義党

 ウィキペディアに寄れば、第2代大統領スハルト独裁政権崩壊後の民主政権では

◆ゴルカル党
 スハルト独裁時代の「政権与党」。第3代大統領ユスフ・ハビビスハルト政権末期の副大統領)の所属政党
闘争民主党
 第5代大統領メガワティ・スティアワティ・スカルノプトゥリインドネシア初代大統領スカルノの娘、ワヒド政権副大統領を経て大統領)、第7代大統領ジョコ・ウィドド*1の所属政党

ということでそれなりの有力政党であり、インドネシアがこの会議を重要視してることが窺えます。


対話優先 相互理解を/志位議長が各国政党代表と交流/ICAPP総会歓迎夕食会

 鄭義溶(チョン・ウィヨン)ICAPP常任委員会議長

 他の出席面子がよく分かりませんが鄭氏は「文在寅政権で大統領府国家安保室長、外交安保特別補佐官、外相を歴任(鄭義溶 - Wikipedia参照)」ということで「韓国の大物政治家」と言えるでしょう。


知りたい聞きたい/皇室典範改正の勧告どう見る?

 スウェーデンは、国民の平等を求める声によって1980年に王位継承法を改正し、男子継承から第1子継承に変えました。オランダは1983年、ベルギーも1991年の法改正で第1子継承になっています。

 外国同様に日本も女帝を認めて当然です。


主張/斎藤兵庫県知事再選/問われ続ける県民不在の県政

 再選されたからと、公益通報違反などをあいまいにすることは許されません。引き続き百条委員会での真相解明が必要です。

 当然の指摘ですがメモしておきます。問題はもともと斎藤に甘い自民や維新が腰砕けになる恐れですが。また「選挙前のパワハラ、公益通法違反等」だけでなく「選挙中の立花の無法」等についても「県議会」「マスコミ」「警察」等の追及が必要です。
【追記】
斎藤知事、業者に報酬「法に抵触することしていない」 SNSで疑惑広がり対応 - 産経ニュース

赤旗斎藤知事 公選法違反か/兵庫知事選 宣伝会社が選挙運動
「問題の企業に斎藤氏側が報酬の支払いやその約束をしていれば、公職選挙法が禁じる、運動員の買収となる。逆に無報酬なら、政治資金規正法が禁じる、企業から政治家個人への違法な寄付となる。どちらにしても違法だ」

 選挙中の行為について「斎藤の公選法違反(事実ならば当選無効)」という別の疑惑が浮上しました。勿論これについても「県議会」「マスコミ」「警察」等の追及が必要です。


共同親権2年後施行 何が必要? 院内集会/子どもの権利保障の仕組みづくりが課題
 出席面子が

共同親権?!子どもの権利・相談救済、親の責務(Parental Responsibility)| 全国フェミニスト議員連盟 国際フォーラム
 加藤久美(神奈川県中井町議)、池沢みちよ(千葉県船橋市議)、荒井眞理(新潟県佐渡市議)、片山かおる(東京都小金井市議)

と地方議員ばかりであることに「ひっかかり」を感じますが、2年後予定の「共同親権施行」について論じる、こうした集会は勿論悪いことではない。
 なお、ググったところ池沢氏が立民、荒井氏が社民、他は無所属のようです。


きょうの潮流 2024年11月21日(木)

 米大統領選でトランプ前大統領が勝利し民主党内では敗因をめぐる議論が続いています。進歩派のサンダース*2上院議員は「労働者階級を見捨てた民主党が、労働者階級に見捨てられるのは当然だ」と発言しました
▼同氏は、こう論じます。民主党を支配している巨額献金者や高給取りのコンサルタントには国民の痛みや政治的な疎外感を理解できないだろう、と
民主党のハリス*3候補は選挙中、収入100万ドル(約1・5億円)以上の富裕層に向け、長期保有株の売却益の税率を28%*4に抑える、と公約。より高い税率を検討していたバイデン氏*5よりも自分の方が財界寄りだとアピールしました
▼ハリス氏が経済政策で頼ったのは、配車サービス大手ウーバーの幹部となっている妹の夫や、ウォール街シリコンバレーの巨額献金者からの助言だったとの米紙の報道も
▼770万回も読まれた民主党マーフィー上院議員のXの投稿はこう振り返りました。
「われわれはMAGA(トランプ氏のスローガン『メイク・アメリカ・グレート・アゲイン』の略称)を燃え上がらせた危機に無頓着だった」
「50年間*6新自由主義による破壊にきちんと取り組んでこなかった」
「孤独、無力、途方に暮れる人々の感情を素通りしてきた」

 敗戦理由は色々あるでしょうが「それも理由の一つ」と思います。
 「大企業に色目を使ったこと」で貧困層の支持を失い、一方で「大企業減税」などを訴えるトランプほどには大企業や富裕層の支持も得られなかったと。

*1:スラカルタ市長、ジャカルタ首都特別州知事を経て大統領

*2:バーリントン市長、下院議員(バーモント州選出)を経て上院議員バーモント州選出)

*3:カリフォルニア州司法長官、上院議員カリフォルニア州選出)、バイデン政権副大統領を歴任

*4:なお、現行税率は20%

*5:上院議員デラウェア州選出)、オバマ政権副大統領を経て大統領

*6:50年前(1974年)というと「フォード大統領(共和党ニクソン政権副大統領だが、ウォーターゲートでのニクソン辞任(1974年)により大統領に昇格、しかし1976年大統領選で民主党のカーターに敗れ、現時点では大統領選挙での勝利を経験しない唯一の米国大統領)」ですがその頃から新自由主義だったという認識なんですかね?