今週の週刊漫画ゴラク(2024年11/22記載)(追記あり)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。

 酒のほそ道@ラズウェル細木

 今回は酒のつまみとして蓮根づくし。
 「蓮根サラダ(胡麻ドレッシング)」「蓮根と鶏肉のきんぴら」「蓮根と鰯の梅煮(梅干しで煮る)」「すりおろした蓮根入りスペイン風オムレツ(すりおろさないで、みじん切り等だと、食感が違ってくるでしょうが)」が登場。
 但し、次号(11/29発売号)に続きます(次号で別の蓮根料理が出る予定)。
【追記】
 11/29発売号では「すりおろした蓮根」をつなぎにして鶏挽肉を団子にした鶏団子鍋が登場。
 「輪切り、短冊切りなど切り方が違うと食感が違う」「すりおろして熱を加えると、蓮根のデンプンがもっちりして、餅のようになり別のおいしさが出る」というのは全くその通りと思います。
 最後にふと思いついて週末に不忍池に行く主人公。
 1)設定時期が「冬*1」なので既に枯れていますが、「全盛期なら沢山の蓮の花が見れるな」、
 2)「不忍池の蓮は食用じゃないし、観賞用の蓮と食用の蓮はまた違う」のでしょうが、「花でも蓮根でも人を喜ばせる蓮はすごい植物だな」
 3)「不忍池の蓮」が食用なら沢山の蓮根が食えるな
という感想を抱きつつ、「せっかくだから飲み屋で蓮根を食おう、天ぷらにしようか、串カツにしようか」と食欲旺盛な主人公。
参考

レンコン - Wikipedia
 煮る、焼く、炒める、蒸す等の様々な調理法がとられる。短時間で加熱するとシャキシャキした歯触りが残るが、長く加熱すると主成分のデンプンが糖化して、甘味が出るとともに食感はもっちりに変化する。大きめに切って煮物にするとホクホクした食感、薄切りにして炒め物、サラダ、酢漬けにするとシャキシャキした食感が楽しめる。厚切りは揚げ物、焼き物、煮物、薄切りは炒め物などにする。
【調理法の例】
◆酢レンコン(酢バス)
 薄く輪切りにして軽く茹でて甘酢に漬ける。ちらし寿司のネタに使用される。
◆すり流し
 すり下ろして汁物に流し入れて、ふわりとした塊に仕上げるほか、すり下ろしたものを整形して調理する。
◆はさみ揚げ
 挽肉等の具を挟んで揚げる。天麩羅やフライ、串カツ等。
◆揚げ団子
 すり下ろしたレンコンを丸めて揚げる。
◆蒲焼
 すり下ろしたレンコンを海苔(ウナギの皮に見立てる)に塗って揚げて甘辛い醤油タレに絡める。
◆ハンバーグ
 すり下ろしたレンコンを平たくまとめて焼く。
◆サラダ
 レンコンを茹でてドレッシングで和える。
◆蓮根羹(はすねかん)
 すり下ろしたレンコンを寒天で固めた、羊羹のような生菓子。

 やってはいけない@湖西晶

 今回のネタは「いわゆる収斂現象による火災(収斂火災)」です。後でネット上の記事を紹介します。

収れん火災に注意!意外と冬に多いんです!!|いわき市消防本部
 収れん火災は、日差しの強い昼間、あるいは夏に発生しやすいと思われがちですが、夕方あるいは冬に比較的多く発生することが知られています。
 これは夕方や冬の方が、昼間や夏に比べて太陽の高度が低いため、室内に太陽光がより差し込みやすいためです。
◆収れん火災を予防するためには?
 1.(ボーガス注:水が入ったペットボトル、金魚ばち、花瓶等)レンズ及び凹面鏡の役割を起こす可能性のある物は、直接、日光の当たらない場所に置くこと。
 2.外出時は、カーテンを閉めて、室内に直射日光を入れないこと。

大野城市の火事は「収れん火災」か 太陽の光1点に集中で出火|NHK 福岡のニュース2024.7.5
 大野城市のマンションのベランダで起きた火事で、焼けたダンボールの近くに水の入ったペットボトルが置いてあったことから、警察は太陽の光が水の入ったペットボトルを通ってダンボールの1点に集中することで発生する「収れん火災」の可能性があるとみて原因を調べています。
 消防は(中略)水の入った透明な花瓶やペットボトルなどを日の当たる場所に置かないよう注意を呼びかけています。

*1:勿論、マンガの設定時期は必ずしも、実際の連載時期と一致しません。