反党分子『松竹伸幸』に悪口する(2024年12/13日分)

来年は戦後80年、被爆80年企画が中心 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「戦後80年、被爆80年(1945年から80年)」以外にも

2025年 - Wikipedia等を参照】
自民党結党、共産党のいわゆる『50年分裂』解消*1、第1回原水爆禁止世界大会(1955年)から70年
◆日韓国交正常化(1965年)から60年
日本航空御巣鷹山事故(歌手の坂本九などが死亡、恐らく日本の航空機事故では史上最多の犠牲者数)、男女雇用機会均等法制定(1985年)から40年
阪神大震災(1995年)から30年

等、色々ありますが、果たして来年どんな本が出るか気になるところではあります。

 かつて日本には、この種の政治問題をテーマにした本を出す左翼的な出版社がそれなりに存在した。しかし、左翼の政治的影響力が退潮するとともに、利益を出すほどには売れない(読者層が高齢化して本を買わなくなった)ことを直接の理由にして、この10年ほどの間に、それらの出版社が児童書中心だったり専門書重視に舵を切るなどした。この種の本を年に何点も出すのはかもがわ出版しかないし、それを編集するのも私以外にはいないだろう。かもがわ出版が頑張らなければ、この種の本はほとんど出なくなってしまうのが現状である。孤軍奮闘になってもやらなくてはいけない。

1)「かもがわ出版以外の左派系出版社」はレベルが低い
2)「松竹以外のかもがわ社員」はレベルが低い
3)松竹ほど偉大な編集者は他にいない
としか読めない上記の思い上がりには心底呆れますね。
 俺が思うに政治問題をテーマにした本を出す左翼的な出版社には

【社名順:経歴はウィキペディアを参照】
明石書店
 1978年に石井昭男(1939~2022年)が創業。社名は石井の出身地が兵庫県明石市であることにちなむ。
◆あけび書房
 あけび書房社長の岡林信一は「反共仲間」として、松竹に好意的なツイートをしていたのに「かもがわだけが孤軍奮闘してる」などと言うとは松竹も随分と無礼な野郎です。それとも「但しイケメンを除く」のように、松竹は「但しあけびを除く」と言い出すのか。
 いずれにせよ、コメント欄でご指摘があるように、ここまで無礼なことを松竹に言われても「松竹を天まで高く持ち上げてしまった」以上、岡林はこうした松竹の放言に気づかないふりをして黙りでしょうが。
岩波書店
 月刊誌『世界』、岩波現代全書、岩波現代文庫、岩波ジュニア新書、岩波新書岩波ブックレットの出版など
インパクト出版会
◆大月書店
 1946年に小林直衛(1901年~1978年)が創業。社名は小林の出身地が山梨県大月市であることにちなむ。
◆花伝社
 1985年に平田勝*2が創業
教育史料出版会
◆現代企画室
◆高文研
 1972年に梅田正己*3が創業
三一書房
社会評論社
旬報社
 1949年、自由法曹団の弁護士等が、労働判例の紹介、解説を目的に創刊した雑誌『労働法律旬報』の刊行とともに労働法律旬報社を設立。1961年、「労働旬報社」に社名を変更。1997年、社名を現在の「旬報社」に変更(但し、創立時の社名『労働法律旬報社』の由来となった雑誌『労働法律旬報』は名称変更されていない)。こうした社名変更の過程で、労働問題以外の社会問題(環境問題等)も取り上げるようになっている。
新日本出版社
◆地平社
 2024年に岩波書店編集者だった熊谷伸一郎氏*4が独立して創業
柘植書房新社
◆同時代社
 1980年に川上徹*5(1940~2015年)が創業

等があります*6(勿論他にもありますが俺が知ってる出版社を上げました、なお、左派認定は俺の独断と偏見に寄りますので当然異論はあるかと思います)が、松竹は「これらの左派出版社よりも、俺のかもがわの方が実績もあるし、志もある」と強弁する気なのか。
 完全に「これらの出版社」の「社員」や「愛読者(俺もその一人ですが)」を敵に回す暴言でしょう(勿論そうした社員や愛読者は必ずしも「松竹除名支持者」「共産党支持者」ではないので松竹は「無礼な暴言」によって無駄に「敵を増やしてる」)。松竹は何様のつもりなのか(呆)。かもがわはこんな松竹の暴言を容認していいのか(呆)。
 というか、誰も、かもがわや松竹のことを、左派出版社として「そこまで高評価してない」と思いますし、だからこそ「そんな現状」が我慢できずに、今回、松竹は醜悪な自画自賛をしてるのでしょう。松竹みたいな「思い上がった、身の程知らずのバカ」を高評価できる人間(例:類友の紙屋)の気が知れません。
 そもそも「児童書中心」だの「専門書重視」だのというのは「具体的」に「何処の左派出版社」のどんな振る舞いのことなのか。
 そもそも「専門書重視」はともかく「児童書中心にシフトした左派出版社」なんか何処にもないと思いますが。「ある」というなら何処のことか、教えてほしいもんです。
 児童書は「福音館書店(中川李枝子『ぐりとぐら』など)」「ポプラ社那須正幹ズッコケ三人組』シリーズなど:最近はポプラ新書など児童書以外にも進出)」等「定評のある老舗出版社」があり、そう簡単に儲かる分野でもないでしょう(勿論『岩波少年文庫岩波書店』など、児童書を出してる左派出版社もありますが)。

 (ボーガス注:被団協のノーベル平和賞受賞をテーマにした)冨田さんのご講演を中心に夏までに本を出版する。

 ちなみにググったところ、冨田宏治氏*7は『人間の尊厳を築く反核運動』(2019年、学習の友社)、『「核抑止」論を乗り超えるために』(2022年、日本機関紙出版センター)、『増補版・維新政治の本質』(2023年、あけび書房)ということで「かもがわ以外から既に本を出してる*8」のに「かもがわだけが左派出版社として頑張ってる」かのように放言するのだから松竹も呆れたバカです。

 各方面に推薦をお願いするつもりだ。被団協はもちろんだが、国連事務次長の中満泉さん*9とか、朝ドラ「虎に翼」の伊藤沙莉さんとかを考えているのだが、どうだろうか。

 中満氏は「軍縮担当の事務次長」とか、伊藤氏が朝ドラで演じた女性判事はいわゆる「原爆裁判」の担当だった「三淵嘉子氏*10がモデル」とか言う説明がなければ、「中満氏や朝ドラ」について予備知識がない人間にとっては、意味不明な松竹の文です。
 失礼ながら朝ドラはともかく、中満氏は軍縮問題に興味がない人間には知名度が低いでしょう。
 それとも松竹は「俺(松竹)のブログ記事を読むような政治意識の高い、高尚な人間は、中満氏の事など、俺(松竹)が『国連の軍縮担当者』等と説明しなくても当然知ってる」とでも思い込んでるのか?
 はっきり言って「独りよがりで不親切」な松竹です。そんなことだから「少数の松竹シンパ」を除いて、世間も松竹なんか相手にしない。
 以上は、松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメントしか掲載しない」松竹のクズさには心底呆れます。

*1:いわゆる6全協(第6回全国協議会)によって宮本顕治が書記局員として党執行部入り。1958年に宮本が書記長に就任したことで名実ともに宮本が党のトップとなった。

*2:著書『未完の時代:1960年代の記録』(2020年、花伝社)

*3:著書『この国のゆくえ:教科書・日の丸・靖国』(2001年、岩波ジュニア新書)、『市民の時代の教育を求めて』(2001年、高文研)、『有事法制か、平和憲法か』(2002年、高文研)、『「非戦の国」が崩れゆく:有事法制・アフガン参戦・イラク派兵を検証する』(2004年、高文研)、『変貌する自衛隊と日米同盟』(2006年、高文研)、『「北朝鮮の脅威」と集団的自衛権』(2007年、高文研)、『これだけは知っておきたい近代日本の戦争:台湾出兵から太平洋戦争まで』(2010年、高文研)、『明治維新の歴史』(2020年、高文研)等

*4:著書『なぜ加害を語るのか:中国帰還者連絡会の戦後史』(2005年、岩波ブックレット)、『「反日」とは何か:中国人活動家は語る』(2006年、中公新書ラクレ

*5:著書『査問』(2001年、ちくま文庫)等

*6:左派出版社である青木書店やこぶし書房が廃業したらしいことは残念です。

*7:1959年生まれ。関西学院大学教授。原水爆禁止世界大会起草委員長、全国革新懇代表世話人、大阪革新懇代表世話人を歴任

*8:一方で富田『新版・核兵器禁止条約の意義と課題』(2021年、かもがわ出版)としてかもがわからも既に本を出している。

*9:著書『危機の現場に立つ』(2017年、講談社)、『未来をつくるあなたへ』(2021年、岩波ジュニアスタートブックス)

*10:1914~1984年。名古屋地裁判事、東京地裁判事、新潟家裁所長、浦和地裁所長、横浜家裁所長を歴任