道産子ナオ氏ツイートで色々(2024年12月30日記載)(副題:ザイム真理教『森永卓郎』の死は社会奉仕だと思う、ほか)(追記あり)

道産子ナオ
 主張自体はうなづけるものもあったけど、(ボーガス注:最晩年に)「ザイム真理教」って陰謀論めいた事を言うようになってしまったのは残念だったね。
 森永卓郎さん*1のご冥福*2をお祈りいたします。
【訃報】経済アナリストの森永卓郎さん(67)死去 原発不明がんのため

 晩年の「ザイム真理教(『ザイム真理教』(2023年、三五館シンシャ)、『ザイム真理教と闘う!救民内閣構想』(共著、2024年、ビジネス社)等の著書がある)」を考えると俺個人は「死もまた社会奉仕(平たく言えば『森永が死んで良かった』)」が正直な感想で「冥福を祈る」気にはなりませんね。

森永卓郎さん死去 | inti-solのブログ - 楽天ブログ
 森永氏の主張のすべてに賛成だったわけではありません。特に晩年は、自民党総裁選で高市*3に期待を寄せるような発言をされており、「アンチ緊縮財政なら誰でもいいのか?」と思ったこともあります。とは言え、「年収300万円時代を生き抜く経済学」以来、競争原理主義新自由主義経済に異を唱える主張に、ずっと注目していた方でした。
 御冥福をお祈りします。

とも全く思いません。「競争原理主義新自由主義経済に異を唱える主張」の経済学者なら「テレビによく出た森永と違い、知名度は落ちる(とはいえ浜氏はたまにテレビに出ているように思いますが)」のでしょうが、「浜矩子*4同志社大学名誉教授」、「松尾匡*5立命館大学教授(政治的にはれいわ支持)」「山家*6悠紀夫*7神戸大学教授(赤旗共産党の躍進に期待します/各界の著名人44氏(2024.10.14)に登場しており政治的には共産支持)」などもいますし、「右翼に批判的でない森永」よりは「右翼に批判的と思われる」浜氏など他の人間の方がよほどましです(まあ、inti-sol氏はもしかしたら浜氏、松尾氏、山家氏を評価しないのかもしれませんが)。
【2/2追記】

森永卓郎さん 最後のテレビ収録は20年間出演したTBS「がっちりマンデー」 杖をつき、最後の言葉は…(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 TBS「がっちりマンデー!!」(日曜前7・30)が2日に放送され、1月28日に原発不明がんのため67歳で死去した森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの最後のテレビ収録の様子を伝えた。
 番組冒頭、「がっちりマンデー!!が(ボーガス注:番組出演者として)20年間お世話になっていた、森永卓郎さんが1月28日にご逝去されました。スタッフ一同、心より、哀悼の意を表します」とガッツポーズの森永氏の写真とともに追悼メッセージ。そのうえで「本日の放送は、森永さんが1月24日に赤坂のTBSスタジオにお越しになり、収録したものです」と説明し、番組は通常通り放送した。
 この日は「茨城のディズニー」と呼ばれる巨大ホームセンター(ボーガス注:ジョイフル本田)など、さまざまな茨城チェーンを特集。MCの加藤浩次進藤晶子*8、ゲストの森三中*9の黒沢かずことともにトークを展開した。
 オープニングで、赤のカーデガンを着た森永さんは「おはようございます」と笑顔であいさつ。茨城の魅力について「(観光大使の)黒沢さんでも知らないぐらい、掘れば掘るほど出てくるんです」と茨城チェーンの魅力をアピールした。
 番組後半では、進藤が「森永さんがオススメの茨城チェーンは?」と質問すると、おなじみの「それはCMのあとで?」とポーズ。CM開けで「それはスーパーマーケットのセイミヤ」と回答。セイミヤは茨城県内に12店舗展開するスーパーで、「割と茨城カラーが強くて、他では絶対に打ってないものが売ってるんですよ。もう1つは“とくし丸”っていう移動スーパーも同時に運営している」と解説していた。
 森永氏の長男で経済アナリストの森永康平氏は1月28日に出演したニッポン放送垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)で、卓郎さんの様子について話す中、24日にテレビ収録を行っていたことを説明。「控室で倒れているような状況だった。もうちょっとテレビの収録なんかできる感じじゃない」状態だったとし、「正直、近くで見ていて思うのは、並みの人だったらそもそも(家から)出てこれない。そんな状況でテレビのカメラが回ると普通に見える。気合というか、プロ根性というのは見せてもらったと思います」と語っていた。

 この番組を見ましたが「小太りだった昔に比べればガリガリに痩せ、声も力弱かった」とはいえ、上記記事にも記載があるように一応普通に会話できており、「死去(1/28)の4日前(1/24)の収録」とは思えないものでした。
【追記終わり】

道産子ナオ
 「財務省悪玉論」や「ザイム真理教」を主張する連中って、国の財政について責任を持とうとしないし、責任から目を背けるような人たちの集まりだ。そんな連中が支持するれいわ組が権力を握るようなことになったら日本という国自体が崩壊してしまう。

 れいわが議席増加し、共産が後退したのはそういうこと(無責任な減税&積極財政アピール(足りない分は国債発行すればいい)が受けた)なんですかね。
 勿論「議席が減っていいわけはない」のですが、もし「そうしたポピュリズムでれいわの議席が増えた」のならはっきり言って「悪しきポピュリズム」であり健全な話ではないでしょう。勿論そうした「悪しきポピュリズム」にどう対抗して共産の議席を増やしていくかという「難しい問題」はあります。アホの俺も「解決の妙案」はないですが。

道産子ナオがリツイート
◆温泉ペンギン
 (ボーガス注:マスコミ報道に寄れば、基礎控除引き上げで)国民民主を支持する現役の大学生達は学費無償化には反対で、「大学が無償化すると競争率が上がるから抵抗がある」「真面目な学生もそうでない学生も無償になるのは嫌」という意見とのこと。
 特権を維持したい願望と歪んだ公平意識の両方あるんだな。

川上芳明
 新自由主義のゆがんだ思考が骨の髄まで染み込んでいる*10感じですね。

 「無償化で自分が得をしても、他の貧乏人も得をするのは嫌だ」ということなんですかね。「どこまで自己中心主義か」とげんなりします。勿論「学費無償化を支持する若者」も当然居るし、こうした「歪んだ価値観の人間」にも無償化の意義を訴えていくしかないわけですが。

*1:1957~2025年。三井情報開発総合研究所副主任研究員、三和総合研究所副主任研究員、主任研究員、UFJ総合研究所主席研究員等を経て獨協大学教授。著書『リストラと能力主義』(2000年、講談社現代新書)、『日本経済50の大疑問』(2002年、講談社現代新書)、『シンプル人生の経済設計』(2002年、中公新書ラクレ)、『デフレとお金と経済の話』(2003年、講談社+α文庫)、『「家計破綻」に負けない経済学』(2004年、講談社現代新書)、『年収崩壊:格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』(2007年、角川SSC新書)、『年収防衛』(2008年、角川SSC新書)、『ニュースのウラ読み経済学』(2010年、PHPビジネス新書)、『庶民は知らないデフレの真実』(2012年、角川SSC新書)、『庶民は知らないアベノリスクの真実』(2013年、角川SSC新書)、『雇用破壊』(2016年、角川新書)、『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』(2016年、扶桑社新書)、『消費税は下げられる! 借金1000兆円の大嘘を暴く』(2017年、角川新書)、『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年、角川新書)、『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年、中公新書ラクレ)、『なぜ日本経済は後手に回るのか』(2020年、角川新書)、『グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学』(2020年、集英社インターナショナル新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます:コロナ恐慌を生き抜く経済学』(2020年、PHPビジネス新書)、『相続地獄:残った家族が困らない終活入門』(2021年、光文社新書)、『長生き地獄』(2022年、角川新書)、『増税地獄』(2023年、角川新書)等。『親子ゼニ問答』(森永卓郎との共著、2019年、角川新書)、『MMTが日本を救う』(2020年、宝島社新書)等の著書がある森永康平(1985年生まれ)は息子(森永卓郎 - Wikipedia参照)

*2:「もはや慣用句、決まり文句になってる(他に上手い言葉がない)」とは言え、「揚げ足取りになります」が、「冥福」とは「冥土での幸福」と言う意味なので、1)伊藤栄樹(元検事総長)『人は死ねばゴミになる』(小学館文庫)のように死後の世界を認めない、2)死後の世界を認めるが「冥土(仏教)」とは違うもの(例えば『天国と地獄』(キリスト教イスラム教、ユダヤ教等がそうだったと思う)は死後の世界ですが、これらは冥土とは違うでしょう)を想定しているなら成り立たない考えです。つまり「揚げ足取りになります」が本来は「故人(今回は森永)と自分」が「冥土概念を認める場合」のみに成立する言葉です。

*3:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任

*4:1952年生まれ。全国革新懇代表世話人革新懇は志位議長、田村委員長が代表世話人の一人であり、当然、浜氏は共産支持の立場)。著書『経済は地球をまわる』(2001年、ちくまプリマーブックス)、『ユーロランドの経済学』(2001年、PHP新書)、『グローバル恐慌』(2009年、岩波新書)、『スラム化する日本経済』(2009年、講談社+α新書)、『死に至る地球経済』(2010年、岩波ブックレット)、『ユニクロ型デフレと国家破産』(2010年、文春新書)、『恐慌の歴史』(2011年、宝島社新書)、『「通貨」を知れば世界が読める』(2011年、PHPビジネス新書)、『中国経済あやうい本質』(2012年、集英社新書)、『「通貨」はこれからどうなるのか』(2012年、PHPビジネス新書)、『新・国富論』(2012年、文春新書)、『新・通貨戦争』(2013年、朝日新書)、『超入門・グローバル経済』(2013年、NHK出版新書)、『円安幻想』(2013年、PHPビジネス新書)、『地球経済のまわり方』(2014年、ちくまプリマー新書)、『国民なき経済成長:脱・アホノミクスのすすめ』(2015年、角川新書)、『アホノミクス完全崩壊に備えよ』(2016年、角川新書)、『浜矩子の歴史に学ぶ経済集中講義』(2016年、集英社)、『どアホノミクスの断末魔』(2017年、角川新書)、『これでも「アベ」と心中しますか?:国民の9割を不幸にする安倍政治の落第通信簿』(2017年、廣済堂新書)、 『窒息死に向かう日本経済』(2018年、角川新書)、『「通貨」の正体』(2019年、集英社新書)、『小さき者の幸せが守られる経済へ』(2019年、新日本出版社)、『強欲「奴隷国家」からの脱却』(2020年、講談社+α新書)、『人はなぜ税を払うのか』(2020年、東洋経済新報社)、『「共に生きる」ための経済学』(2020年、平凡社新書)、『愛の讃歌としての経済』(2022年、かもがわ出版)、『人が働くのはお金のためか』(2023年、青春新書インテリジェンス)等

*5:1964年生まれ。著書『セイ法則体系』(1996年、九州大学出版会)、『近代の復権』(2001年、晃洋書房)、『「はだかの王様」の経済学』(2008年、東洋経済新報社)、『新しい左翼入門』(2012年、講談社現代新書)、『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』(2014年、PHP新書)、『これからのマルクス経済学入門』(共著、2016年、筑摩選書)、『自由のジレンマを解く』(2016年、PHP新書)、『左翼の逆襲』(2020年、講談社現代新書)、『最強のマルクス経済学講義』(共著、2021年、ナカニシヤ出版)、『コロナショック・ドクトリン』(2022年、論創社)、『反緊縮社会主義論』(2024年、あけび書房)等。個人サイトMATSUO'S PAGE (トップページ)松尾 匡|note

*6:読み方は色々あり得ますが、彼の場合は「やんべ」と読みます。

*7:1940年生まれ。第一勧業銀行(現在のみずほ銀行の前身)調査部長、第一勧銀総合研究所専務理事、神戸大学教授等を歴任。著書『偽りの危機・本物の危機』(1997年、東洋経済新報社)、『日本経済・気掛かりな未来』(1999年、東洋経済新報社)、『「構造改革」という幻想:経済危機からどう脱出するか』(2001年、岩波書店)、『景気とは何だろうか』(2005年、岩波新書)、『「痛み」はもうたくさんだ!:脱「構造改革」宣言』(2007年、かもがわ出版)、『暮らしに思いを馳せる経済学』(2008年、新日本出版社)、『日本経済・見捨てられる私たち』(2008年、青灯社)、『暮らし視点の経済学』(2011年、新日本出版社)、『アベノミクスと暮らしのゆくえ』(2014年、岩波ブックレット)、『日本経済30年史:バブルからアベノミクスまで』(2019年、岩波新書)等。『遊廓のストライキ』(2015年、共和国)、『生き延びるための女性史:遊廓に響く〈声〉をたどって』(2023年、青土社)の著書がある女性史研究者の山家悠平(1976年生まれ)は息子(山家悠紀夫 - Wikipedia参照)

*8:1994年にTBS入社。1995年放送開始の『ランク王国』で初代司会を務めた。1997年秋『筑紫哲也 NEWS23』のスポーツキャスターに起用されると、アイドル的な人気を得るようになる。1999年秋に『JNNニュースの森』のメインキャスターに起用されるが、2001年3月番組を降板し、9月に退社し、フリーとなる。(進藤晶子 - Wikipedia参照)

*9:黒沢かずこ、村上知子大島美幸の三人で構成されるお笑いトリオ

*10:これについては新刊紹介:「前衛」2024年12月号(追記あり) - bogus-simotukareのブログで紹介した◆学校・公教育はどのように変えられてきたのか(児美川孝一郎(こみかわ・こういちろう))も指摘しているところです。