「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2025年1/9日分:島田洋一の巻)

◆島田*1ツイート

島田洋一
 私の国会質問や質問主意書への批判を歓迎すると何度も言っているのだが、飯山陽氏もその「支援者」たちも黙ったまま。
 日本保守党を潰せと叫びながら、肝心の政策については、何も論じられないらしい。情けない話だ。
 出るのは「有本が鰻を食べた」「百田が刀を見せた」の類ばかり。

 やれやれですね。飯山の保守党批判が「正当な批判*2」なら何も「島田ら保守党議員の国会質問」等への批判に限定されるいわれはない。
 「有本や百田の言動に問題がある」と言う批判なら、彼らは「保守党幹部(百田が代表、有本が事務総長)であっても議員ではない」ので「国会質問に批判を限定しろ」という島田の物言いは「どんな内容であろうとも、議員でない有本や百田への批判は無視する」という暴論でしかない。
 そこで「飯山氏の指摘が事実ならば確かに問題だが、そもそも事実ではない。有本氏、百田氏はそんなことはしてない。デマによる中傷だ」「仮にしていたとしても何ら問題ない行為だ」等と反論できないのは「怪しい話」だと思いますね。飯山の批判に一理あると思うから、正面から反論できないのではないのか?

島田洋一
 このまま行けば、日本全体が川口になる。

 埼玉県川口市クルドに対する差別発言です。ウヨがデマを飛ばしてるだけで川口での問題などない(産経など一部の排外主義メディアを除いて、ほとんどのマスコミはそんな報道をしていない)し、また「スバルの工場が日系ブラジル人を大量に雇ってる群馬県太田市大泉町」「スズキの工場が日系ブラジル人を大量に雇ってる静岡県浜松市」など「外国人が多く居住する理由がある場所」ならともかく「そうした理由がなければ」当然外国人の居住は少数に留まり、多くは居住しません。

島田洋一
 安倍首相にとって(中略)岩屋氏は軽蔑の対象でしかなかった。安倍首相が岩屋氏を防衛相にしたのは、一度大臣にしてやってくれと麻生太郎*3に頼まれたため。当時岩屋氏は麻生派。いずれにせよ間違った人事。

 どう島田が言い訳しようと安倍が岩屋氏(現在、石破内閣外相)を第四次安倍内閣防衛相*4(初入閣)として登用した事実は否定できません。  
 勿論、岩屋氏の他にも石破政権では「石破首相(自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相)」「加藤財務相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣厚労相:茂木派)」「中谷防衛相(第三次安倍内閣防衛相:谷垣グループ)」「林官房長官(第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相:岸田派)」等、安倍政権下で大臣や党役員に登用された人間がいるわけです。
 石破内閣に悪口する島田は「全て間違った人事」「派閥ボスに頼まれて安倍氏が仕方なく入れた」等と言い出すのかもしれませんが。

島田洋一
 石破政権になって以来、政府拉致対策本部が、首相の耳に被害者家族の率直な(厳しい)声を入れるのではなく、逆に首相の意向に配慮するよう家族会に求めるかのごとき動きが見える、との話を様々なルートから聞く*5。事実とすれば由々しき話であり、注視しつつ、適宜、必要な行動を取っていきたい。

 まさに「家族会の威を借る島田(救う会副会長)」ですね。
 何も家族会に限りませんが「政治家は国民の要望に応えるべき」とはいえ、
1)政治家(例:石破首相)には政治家の考えがあり、それは必ずしも「国民の考えとは一致しない」し、国民の要望が常に正しいとは限らない
→俺個人は家族会の「即時一括全員帰国(それが実現するまでは制裁解除しない)」という方針は非現実的だと思います
2)たとえ正しくてもマンパワーや資金等の制約からすぐに実現できないこともある
3)そもそも国民の意見も一枚岩ではない
→例えば子育て世代は子育て支援を望むでしょうが、単身独身者は必ずしもそうではないでしょう。あるいは夫婦別姓についても島田や高市のような極右が「絶対反対」なのに対し、多くの国民は容認の立場です。拉致被害者家族でも、蓮池透氏は「即時一括全員帰国」には批判的で、その為に家族会を追放されました。
といったことを考えれば「家族会の要望に国は無条件で従え」という島田の言動は暴論でしかない。
 そもそもこんな無茶苦茶な態度を取ってるのも「拉致被害者家族」くらいでしょう。
 例えば石破と会った被団協の田中熙巳代表委員も「核兵器禁止条約を批准しないこと」で石破を批判しても、さすがに家族会ほど横柄な態度ではない。
 なお、島田が言うように、石破が「家族会」に対して、「従来の政権に比べ距離を置いてる」のならそれは「むしろいいこと」でしょう。

*1:福井県立大名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等

*2:正当かどうか知りませんが

*3:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍、菅内閣副総理・財務相自民党副総裁(岸田総裁時代)を経て自民党最高顧問

*4:なお、大臣ではないものの、防衛相就任以前も「第一次安倍内閣外務副大臣(当時の外相は岩屋氏の親分である麻生太郎)」として安倍政権下で役職に就いている。

*5:要するに島田に近い「救う会(例:西岡会長)や家族会(例:横田代表)の人間」がそのように政府に悪口してるのでしょう。