こうした物言いは疑問ですね。
第一にウクライナ戦争が終戦する見込みがない。
第二に仮に「ウクライナ戦争が終戦した」としてもそれが米朝首脳会談につながる保証がない。
何故ウクライナ戦争が終戦すると「米国と北朝鮮がお互いに首脳会談したがる」と思うのか?。そもそも米国が抱える外交課題は「ウクライナ戦争」だけではない。「パレスチナ問題(ハマス、イランとイスラエルの対立)」もあり、これに片が付かないととても北朝鮮問題には手をつけられないのではないか。「パレスチナ問題」の方が北朝鮮問題より米国の優先順位は明らかに高いでしょう。
また北朝鮮の方も果たして会談したがるか。
第一次トランプ政権で金正恩はトランプと会談した物の「実質的な利益(例えば制裁解除)」はどう見ても何もなかったでしょう。
前回の会談が不首尾だったことに懲りて、北朝鮮は「よほどの利益を米国が約束するか」、あるいは「よほど北朝鮮が追い詰められるか」しないと米朝会談などしないでしょう(しかし、どちらもその見込みは今のところなさそう)。
しかも北朝鮮外務省 アメリカ ルビオ国務長官の「ならずもの国家」発言を非難 | NHK | アメリカですからね。米国側に北朝鮮と交渉する気があるとはとても思えません。交渉相手を「ならずもの国家」と罵倒はしないでしょう。
いずれにせよ「第一次トランプ政権での金正恩、トランプ会談」が拉致解決につながらなかったように、仮に会談したところで拉致解決につながる保証はない。やはり「小泉訪朝による金正日との会談」のような「日本と北朝鮮の会談」でしか問題は解決しないでしょう。
島田洋一(日本保守党衆議院議員、前救う会副会長)
(ボーガス注:トランプ政権は)ロシアのウクライナ戦争に関しては、速やかに停戦にもっていく方針です。
島田が副会長を退任していたようです。ならば今の副会長は一体誰なのか。それとも空席なのか?
それはともかく、そう簡単に停戦できるなら、バイデン時代に停戦していたでしょう。少なくとも表向きはロシアとウクライナの主張は大きく違い、停戦の兆しはなく、ウクライナ戦争が停戦できるかどうかは未知数です。いずれにせよ「停戦すれば拉致問題解決が進展する」という関係にあるわけではない。
ウクライナ戦争が停戦になると、北朝鮮が今兵士を戦線に送って、かなり被害者も出ていますが、その見返りにロシアから様々な物を受け取っている。
そのために北朝鮮に少し余裕が生まれています。これは拉致問題の解決をめざす日本にとってはよくない状況です。
やはり北朝鮮を追い詰めないと、例えば拉致問題を解決すれば日本が食糧支援をすると言ってもなかなか乗ってこない。その意味でも、ウクライナ戦争の停戦は日本にとっても総合的にプラスになると私は思っています。
停戦したところでロシアが北朝鮮支援を減らす保証はない。というか、報道されるようにウクライナ戦争で北朝鮮がロシアに一定の協力をしているのならたとえ停戦したところで掌返しで、北朝鮮支援を大幅に減らすことはおそらくしないでしょう。
まあ、そもそもウクライナ戦争以前から様々な思惑から中露は北朝鮮を経済支援してきたし、それもあって北朝鮮は日本が経済制裁しようが「左うちわではない」にせよ、島田ら救う会が言うほどの打撃もなく、乗り切ってきたわけですが。
石破氏は日朝議連のメンバーでしたが、岩屋外相も日朝議連の中心メンバーです。中谷防衛大臣、これも日朝議連です。
林官房長官は日中友好議連の会長をずっとやってきています。日中友好議連はアメリカから見ると、中国共産党の対日工作の窓口という位置づけです。現在の会長は森山裕氏で、自民党の幹事長です。自民党の取り仕切り役が日中友好議連のトップなんです。
つまり、今の政権の中心部分にいる人間は、媚朝派、媚中派です。極めて危ない状況だと思っています。
と「石破首相」以下、石破政権幹部を「中国や北朝鮮に甘い」とけなす島田ですが、彼らは石破政権になってから「要職に就いた」わけではなく
◆石破首相
小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相
◆岩屋外相
第四次安倍内閣防衛相
◆中谷防衛相
小泉内閣防衛庁長官、第三次安倍内閣防衛相
◆林官房長官
福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官
◆森山幹事長
第三次安倍内閣農水相、自民党国対委員長(第二次安倍、菅総裁時代)、選対委員長、総務会長(岸田総裁時代)
と歴代内閣で要職に就き続けており、その中には安倍内閣もあることを「安倍信者」島田はどう理解してるのやら。
なお、島田が名前を挙げない面子では以下が「安倍内閣で要職に就いた石破政権幹部」です。
【大臣】
◆加藤財務相
自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣厚労相、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相
【党役員】
◆麻生最高顧問
橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍、菅内閣副総理・財務相、自民党副総裁(岸田総裁時代)
◆菅副総裁
第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官、首相
◆鈴木総務会長
小泉内閣環境相、第四次安倍内閣五輪相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、岸田内閣財務相
◆小野寺政調会長
第二次、第四次安倍内閣防衛相
第131回東京連続集会は、令和7年1月24日、東京・文京区民センターで開催されました。
国内政治に詳しい江崎道朗氏、米国政治に詳しい島田洋一氏、南北朝鮮に詳しい西岡力会長が論じます。
【西岡】
◆『朝日新聞「日本人への大罪」:「慰安婦捏造報道」徹底追及』(2014年、悟空出版)
◆『増補新版・でっちあげの徴用工問題』(2022年、草思社文庫)
という「慰安婦否定論」等の暴論を吐く「デマ右翼」とはいえ、西岡は救う会会長、島田は副会長だからまだ分かります。
西岡らと違い救う会幹部でもない
【江崎】
◆『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(2017年、PHP新書)
◆『日本は誰と戦ったのか:コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ』(2019年、ワニブックスPLUS新書)
◆『ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作』(2023年、扶桑社新書)
という「コミンテルン陰謀論」の江崎なんてなんで呼ぶのか。と言えば、「江崎と付き合いがある」西岡や島田が呼び、それを拉致被害者家族会が容認してるのでしょうが。俺みたいな「アンチ右翼」にとっては「江崎みたいなデマ右翼を呼ぶ連中(家族会)と付き合えるか!」ですね。
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会代表)
本日、母の早紀江は本集会に参加させて頂く予定でしたが、先日転倒してしまい、大事をとって欠席させて頂きました。
それが事実ならもう会合に出席させることは諦めるべきでしょう。
有本恵子さんのお父様明弘さんは(ボーガス注:1928年生まれ*1の)96歳です。昨年12月の政府主催行事には車いすで毅然とした姿で上京されましたが、最近は身体の衰えを隠せないご様子との事です。
無理に出席させない方がいいのではないか。彼が出席したところで、何がどうなるもんでもない。せめてオンライン出席にしたらどうか。
(ボーガス注:家族会や救う会の声明文に)どの様な文言を盛り込めば金正恩委員長が耳を傾けるのかを真剣に討議したいと考えています。
拓也も含め、家族会や救う会が「どうすれば北朝鮮が我々の要望に応えるか」なんてことを真面目に考えてるようにはとても思えません。「俺たちの要望を受け入れない北朝鮮が全て悪い」と思ってるのではないか。しかし2002年の小泉訪朝から20年以上が経過し、世間も冷淡な対応になってきたが故に「舌先三寸」であっても「どの様な文言を盛り込めば金正恩委員長が耳を傾けるのか」と言わざるを得ないのでしょう。とはいえ所詮「舌先三寸」なので「即時一括全員帰国」なんて、北朝鮮が飲みそうもないことを今後も言い続け「北朝鮮が飲めるように、段階的帰国、部分帰国も認めたらどうですか?」と言われても「北朝鮮に甘い」「日本が舐められてもいいのか」「腰抜けだ」等と悪口するだけなのでしょうが。
私個人としてはこの2025年は「勝負の年」と位置付けています。
救う会サイトを見ていればわかりますが「また勝負の年かよ、それ去年(2024年)もおととし(2023年)も言ってたろ?。つうか小泉訪朝の2002年から20年間、毎年ずっとそんなこと言ってなかったか?」「来年(2026年)も再来年(2027年)も同じ事言うんじゃないのか?」
オットー (靴屋) - Wikipedia
バブル崩壊後の1993年頃、不況で店の経営がうまくいかず、社長の竹部がすがるような思いで、当時竹部自身の口癖となっていた「もうあかん、やめます!」という垂れ幕を店のテント上部に掲げると、大阪では「面白い店」として一躍話題となり、「大阪名物」「名物靴店」としてメディアに報じられるほどになった。
地元では「閉店商法」と言われ愛されながら、2016年2月まで20年以上営業を続けた。
上述のように、「もうあかん、やめます!」などの垂れ幕を20年以上掲げながら営業を続けていたオットーだが、竹部の体調不良により、事業継続が困難となったことから、2016年2月20日をもって営業終了することを決定した。
という「『靴のオットー』の閉店セールと何処が違うんだよ?」「勝負の年と言ったところで精神論で問題は解決しないぞ」ですね。
そんな精神論で解決するなら小泉訪朝から20年も経たずにとっくに解決してたでしょう。
また植民地にするつもりか | inti-solのブログ - 楽天ブログ(トランプの「パナマ運河返還要求」「カナダは米国の51番目の州」暴言)
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等が批判する「トランプの無茶苦茶さ」を拓也が批判しないことは「ひとまず置く*2」としても、「4年前」にトランプが解決できなかった拉致問題を今回「解決できる」と思える根拠は何なのか?
と言えば、西岡、島田、江崎が「トランプ万歳の右翼(それも連中のトランプ支持は拉致云々ではなく、明らかに反LGBT、反移民など右翼的な理由)」なので連中の「トランプ万歳論」をオウム返しにしてるだけでしょう。心底呆れます。
民主党バイデン政権になった際には、「戦略的忍耐」という事実上の北朝鮮を無視する戦略を取った事で、米朝間のキャッチポールは無くなったままです。
確かに「戦略的忍耐=事実上の無視」でしょうが、「即時一括全員帰国以外は認めない」という家族会、救う会の方針も「事実上の無視」ではないのか。拓也はどういう脳味噌をしてるのかとため息が出ます。
なお、これはトランプに限らず、バイデンも同じでしょうが、米国において優先順位は明らかに「ウクライナ問題やパレスチナ問題>拉致問題」でしょう。
日朝両国に合同調査委員会や連絡事務所を設置するといった、この問題解決を後退させるような枝葉の論議に終始することなく
合同調査委員会や連絡事務所になんでここまで反対するのか訳が分かりません。
私たち家族会は、日本政府のお力添えでこれまでトランプ大統領と2017年11月及び2019年5月に東京で面会させて頂きました。
でそんなことは拉致解決に何一つ役立たなかったわけです。トランプが社交辞令を言っただけです。