拉致の真相を暴く短編映画を作るためクラファン開催【調査会NEWS3893】(R7.1.30)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
映画など作ったところで拉致が解決するわけではないし、既にドラマや映画なら
◆北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる - Wikipedia(2003年、テレビ東京)
◆再会〜横田めぐみさんの願い〜 - Wikipedia(2006年、日本テレビ)
◆めぐみ 引き裂かれた家族の30年 - Wikipedia(2006年公開)
◆独占取材 北朝鮮拉致 前略 めぐみちゃんへ 〜横田夫妻、最後の戦い〜 - フジテレビ(2019年、フジテレビ)
◆めぐみへの誓い (2020年の映画) - Wikipedia(2021年公開)
が作られています。全く馬鹿馬鹿しい。
予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」第222回(山本優美子さん)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
今年で40周年になる日航123便墜落事件について当時お父様が空自の入間基地副司令だった山本優美子さん*1にお話をお聞きします。最近「自衛隊がやった」というとんでもない説*2が流れています。噂が一人歩きしてはいけないのであらためてお話しいただきました。
「山本美保さん(特定失踪者)DNA鑑定捏造疑惑」という「山梨県警に対して失礼極まりない陰謀論」を、著書『山本美保さん失踪事件の謎を追う:拉致問題の闇』(2012年、草思社)や
もう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】(R4.3.3): 荒木和博BLOG等で主張する荒木が「自分を棚上げして良く言う」と思いますがそれはさておき。
勿論「日航機墜落・自衛隊事故説」は陰謀論(デマ)ですが、当時の日航事故関係者(警察、自衛隊、運輸省、日航等)やマスコミ記者(事故を取材した新聞、テレビ、ラジオ、週刊誌等の記者)に聞くならともかく「当時の事故対応に航空自衛隊入間基地副司令だという山本の父親が関わった」としても、関係者とはいえない山本に話を聞くとは「バカか」と心底呆れます。山本の話が「山本の虚言ではなく事実」だろうと、山本の直接体験ではなく「父親(山本の動画での発言に寄れば父親は「藪口」姓、山本が結婚して改姓したのでしょう)からの伝聞」でしょうし、その伝聞が「伝言ゲーム(山本の誤解)」によって事実から乖離してない保証もない。
そもそも日航事故のどこが「予備役ブルーリボンの会(拉致解決が建前)」と関係があるのか?
なお、
日本航空123便墜落事故 - Wikipediaから一部引用
8月12日19時54分、茨城県の航空自衛隊百里基地所属の救難隊が、MU-2S救難捜索機、KV-107ヘリコプターを、災害派遣要請がないまま発進。KV-107ヘリコプターは、20時42分に現場上空に到着した。だが、墜落現場は無数の火柱が合わさって巨大な火炎となり、闇夜の中サーチライトを照射しても、立ち込める黒煙でライトが届かず、地上の様子がわからなかった。
13日午前1時、埼玉県の航空自衛隊入間基地に帰投していたKV-107ヘリコプターが再び現場に到着した。現場上空から焼損した尾根付近を目視で生存者の捜索を行った。その後のちに生存者が発見された菅の沢付近へと近づきホイスト降下(ホイストで降下し救難者を吊り上げることが可能)しようとした直後、陸上自衛隊第一空挺団*3がリペリング降下(戦闘員がロープだけで降下する降下方法で吊り上げはできない)するので退去せよとの命令が無線で入り、現場を急遽離脱した。そのため、航空自衛隊救難隊のKV-107は後方支援にまわった。
墜落後初めてのヘリコプターからの降下は13日午前8時30分の長野県警機動隊、2番目の降下が午前9時の陸上自衛隊第一空挺団からとなり、生存者の引き上げも、航空自衛隊ではなく、陸上自衛隊のヘリで行っている。
8月13日早朝、東京を出発した運輸省の事故調査団は8時過ぎ、航空自衛隊入間基地からヘリコプターで現場上空を確認した後、上野村の上野小学校校庭に着陸し調査活動を開始した。
ということで入間基地が事故対応に一部関わったことは事実のようです。それにしても「やむを得なかった」のでしょうが救助がスムーズに進まなかったことについては「今の八潮市の陥没事故」を連想させます。
なお、以前も別記事で書きましたが、この陰謀論は、実際に自衛隊の衝突事故である全日空機雫石衝突事故 - Wikipedia(1971年)、なだしお事件 - Wikipedia(1988年)辺りからの妄想でしょう。
勿論本当に自衛隊の事故なら「雫石事故で引責辞任した増原*4防衛庁長官(佐藤内閣)」「なだしお事故で引責辞任した瓦*5防衛庁長官(竹下内閣)」のように当時の加藤*6防衛庁長官(中曽根内閣)の引責辞任は避けられなかったでしょう。しかし最近の若者は「雫石事故(1971年)」「日航機墜落(1985年)」「なだしお事故(1988年)」は知らない人間が多いのだろうなと思い、時間の経過にしみじみしますね。まあ、俺(1970年代生まれ)も「日航機墜落(1985年)」「なだしお事故(1988年)」はともかく「雫石事故(1971年)」についてはリアルタイムでは勿論知りませんけど。
ちなみに先日亡くなった森永卓郎氏*7は晩年
「言いたいことを言って死ぬ」森永卓郎氏が日航機墜落事故の「真相」を捨て身公言!【AsageiBiz2024年BEST】 | Asagei Biz-アサ芸ビズ2024.6.17
2023年の年末にすい臓がんのステージ4に罹ったことを公表した経済アナリストの森永卓郎氏。同氏が最近行った「衝撃告白」が波紋を広げている。
森永氏は2024年6月12日に更新されたYouTubeチャンネル「政経プラットフォーム」にゲスト出演し、1985年8月12日に発生した「日本航空123便墜落事故」の原因について言及したのだ。
森永氏は、「当初からおかしいなと思っていた」と切り出すと、「本来、日航機は横田基地に不時着するはずだった。しかし航路を外れて山中に激突した」「政府はすべての証拠隠滅を図った」などと発言。さらには「日航機は自衛隊のF4戦闘機に撃墜された」という持論を展開したのだ。
「森永氏はさらに、自衛隊のミスを隠すために、事故機の製造元であるボーイング社に(ボーガス注:いわゆる圧力隔壁破壊説、ボーイング修理ミス説で)『泥を被ってもらった*8』と言い、その見返りが、『40日後のプラザ合意で、為替をいきなり2倍にする』という『対米全面服従路線』だったとまで語ったのです」(YouTubeライター)
日航機墜落事故を巡っては、事故当時に日航のCAだった作家の青山透子氏*9が、事故調査委員会の調査結果に疑問を抱き、自ら各方面へ調査を行って、その結果を本にまとめている。森永氏はこのことにも触れ、著作の中で青山氏が、徹底した聞き取り調査と丹念な物証の再検証を重ねた結果、事故ではなく事件だったと断言している、と紹介した。
「日航機墜落・自衛隊事故説」を主張する陰謀論者・青山透子氏のブログ記事最大の理解者で応援者の森永卓郎氏ご逝去 - 青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相(2025.1.29)から一部引用
森永卓郎氏は、ご自身の持つ疑問と私の持つ問題提起が合致したことで、大変喜んでおられた。そして、常に前向きに私たちを応援して下さったのである。
本当にかけがえのない方が、天国にいってしまった。
今こそ、(ボーガス注:1985年の日航機墜落から)40年の今年、その意思を引き継いでいきたいと強く思っている。
として「日航機墜落・自衛隊事故説」という陰謀論に傾倒してました。
陰謀論者でない限り、触れたら森永批判せざるを得ないので、「武士の情け」で「日航機墜落・自衛隊事故説」には
【マスコミ報道】
◆森永卓郎さん死去、67歳…原発不明がんで闘病 : 読売新聞2025.1.28
◆森永卓郎さん死去 67歳 経済アナリスト 原発不明がんで | 毎日新聞2025.1.28
◆森永卓郎さん、原発不明がんのため死去 67歳 亡くなる前日までラジオに出演 - 産経ニュース2025.1.28
◆経済アナリスト 森永卓郎さん 原発不明がんで死去 67歳 闘病公表 前日までラジオ番組の生放送に出演 | NHK | 訃報2025.1.28
◆【訃報】経済アナリストの森永卓郎さん(67)死去 がんで闘病 | TBS NEWS DIG2025.1.28
【ネット上の追悼記事】
◆森永卓郎さん死去 | inti-solのブログ - 楽天ブログ2025.1.29
等、多くの訃報報道、追悼記事では触れられていませんが(勿論そもそもそうした陰謀論を知らない人もいたでしょうが)。「ザイム真理教(財務省陰謀論)」と共に、森永氏の「晩年の汚点」と言っていいでしょう。勿論、このことだけで「森永氏の業績が全否定される」わけでもないですが。
ちなみに日航事故(8月12日:乗客・乗員524人のうち520人死亡)のあった1985年には以下の出来事がありました。
1985年 - Wikipedia、1985年の日本 - Wikipedia参照
◆1月26日
四代目山口組組長・竹中正久と若頭・中山勝正が対立する一和会によって殺害される(いわゆる山一抗争の本格的開始)。
◆2月27日
田中元首相が脳梗塞で倒れ入院。以降、政治活動の一線から姿を消す。
◆3月10日
ソ連共産党書記長・チェルネンコが死去。
◆3月11日
ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任。
◆3月17日
国際科学技術博覧会(つくば万博)開催
◆4月1日
日本電信電話公社(電電公社)が日本電信電話株式会社(NTT)に、日本専売公社が日本たばこ産業株式会社(JT)に民営化
◆5月17日
男女雇用機会均等法が成立
◆6月18日
永野一男豊田商事会長刺殺事件。
◆7月25日
女子差別撤廃条約を日本が批准
◆10月16日
阪神タイガースが21年ぶりのセ・リーグ優勝
◆11月2日
阪神タイガースが日本シリーズで、西武ライオンズを4勝2敗で破り、球団史上初の日本一
◆12月18日
羽生善治が加藤一二三、谷川浩司に次ぐ、史上3人目の中学生プロ棋士になる。
【追記】
日航事故関係ということで書いておきます。
日本航空の元機長2人に業務停止処分 飲酒後に口裏合わせ | NHK | 航空2025.2.4
2024年12月に、日本航空の元機長2人から乗務前の検査でアルコールが検出された問題で、国土交通省は2人を210日間と180日間の航空業務停止の処分にしました。
この問題をめぐっては、元機長2人がオーストラリアからの帰国便に乗務する前日に、規定の量を大幅に超える飲酒をしたうえ、2人で口裏合わせをして会社にうその説明をしたなどとして、国土交通省が日本航空に業務改善勧告を出しています。
2人は、2024年12月に会社から諭旨免職の懲戒処分を受けています。
今回の問題を受け、日本航空は4日、会長や社長など役員8人を懲戒処分にしたと発表しました。
それによりますと、赤坂祐二会長と鳥取三津子社長を2か月、30%減給とし、赤坂会長については安全対策の最高責任者となる「安全統括管理者」を解任したということです。
日航事故(1985年)から「40年」という節目の年にこれとは何ともかんともですね。
*1:なでしこアクション代表、「慰安婦の真実」国民運動代表、「国際歴史論戦研究所」所長。著書『女性が守る日本の誇り:「慰安婦問題」の真実を訴えるなでしこ活動録』(2014年、青林堂)
*2:おそらく青山透子『日航123便墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る』(2020年、河出文庫)、『日航123便墜落・疑惑のはじまり』(2021年、河出文庫)、『日航123便墜落:遺物は真相を語る』(2023年、河出文庫)、『日航123便墜落の波紋』(2025年、河出文庫)や森永卓郎『マンガ・誰も書かない「真実」:日航123便はなぜ墜落したのか』(2024年、宝島社)のこと
*3:千葉県船橋市の陸上自衛隊習志野駐屯地に所属。なお、陸上自衛隊における「空挺団」は「第1空挺団」のみであり、「第2空挺団」、「第3空挺団」などは存在しない。第1空挺団の前身は、太平洋戦争のパレンバン空挺作戦などで活躍し、「空の神兵」と謳われた陸軍挺進部隊である。隊歌は戦前の軍歌「空の神兵」がそのまま継承されており、「降下訓練始め」では歌唱付きで場内放送される。また、習志野駐屯地の空挺館では陸軍挺進部隊の顕彰展示がされているほか、OB会である全日本空挺同志会により「空の神兵之像」が習志野駐屯地内に建立されている。(第1空挺団 (陸上自衛隊) - Wikipedia参照)
*4:1903~1985年。池田、佐藤内閣行管庁長官、佐藤、田中内閣防衛庁長官等を歴任(増原惠吉 - Wikipedia参照)
*5:1937~2013年。竹下内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(宮沢総裁時代)、橋本内閣建設相、小渕、森内閣防衛庁長官等を歴任(瓦力 - Wikipedia参照)
*6:1939~2016年。中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)等を歴任(加藤紘一 - Wikipedia参照)
*7:1957~2025年。三井情報開発総合研究所副主任研究員、三和総合研究所副主任研究員、主任研究員、UFJ総合研究所主席研究員等を経て獨協大学教授。著書『リストラと能力主義』(2000年、講談社現代新書)、『日本経済50の大疑問』(2002年、講談社現代新書)、『シンプル人生の経済設計』(2002年、中公新書ラクレ)、『デフレとお金と経済の話』(2003年、講談社+α文庫)、『「家計破綻」に負けない経済学』(2004年、講談社現代新書)、『年収崩壊:格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』(2007年、角川SSC新書)、『年収防衛』(2008年、角川SSC新書)、『ニュースのウラ読み経済学』(2010年、PHPビジネス新書)、『庶民は知らないデフレの真実』(2012年、角川SSC新書)、『庶民は知らないアベノリスクの真実』(2013年、角川SSC新書)、『雇用破壊』(2016年、角川新書)、『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』(2016年、扶桑社新書)、『消費税は下げられる! 借金1000兆円の大嘘を暴く』(2017年、角川新書)、『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年、角川新書)、『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年、中公新書ラクレ)、『なぜ日本経済は後手に回るのか』(2020年、角川新書)、『グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学』(2020年、集英社インターナショナル新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます:コロナ恐慌を生き抜く経済学』(2020年、PHPビジネス新書)、『相続地獄:残った家族が困らない終活入門』(2021年、光文社新書)、『長生き地獄』(2022年、角川新書)、『増税地獄』(2023年、角川新書)等。『親子ゼニ問答』(森永卓郎との共著、2019年、角川新書)、『MMTが日本を救う』(2020年、宝島社新書)等の著書がある森永康平(1985年生まれ)は息子(森永卓郎 - Wikipedia参照)
*8:一般的には「森永主張とは逆に」刑事責任や民事責任の追及を恐れて、日本政府の調査に非協力的だったとしてボーイングは批判されます。またそうしたボーイングに対して厳しい態度を取らなかった日本政府の態度こそが『対米全面服従路線』と非難されます。
*9:「日航機墜落・自衛隊事故説」という陰謀論者の一人。著書『日航123便墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る』(2020年、河出文庫)、『日航123便墜落・疑惑のはじまり』(2021年、河出文庫)、『日航123便墜落:遺物は真相を語る』(2023年、河出文庫)、『日航123便墜落の波紋』(2025年、河出文庫)等