来年(2026年)は昭和100年(2025年2月1日記載)

「昭和100年」で記念式典 政府、26年に開催調整:時事ドットコム2024.12.24

 政府は24日、昭和改元から100年の節目を迎える2026年に向け、関係府省による連絡会議の初会合を首相官邸で開いた。政府主催の記念式典を行うなどの基本方針案を提示。昭和の日(4月29日)や改元の日(12月25日)を軸に調整する。
 「昭和100年」を巡っては、超党派議員連盟(会長は麻生太郎*1自民党最高顧問)が記念式典の開催を求めていた。

 最近偶然気づいた記事ですが「欧米か!(タカアンドトシ)」ならぬ「佐藤栄作*2か!(明治100年)、安倍晋三*3か!(明治150年)」ですね。自民党では批判的な観点(戦前日本の侵略批判など)は恐らくないでしょうし。
 話が具体化していけば、

赤旗主張/「明治150年」/戦前の負の歴史を見ない議論2018.2.11
 日本歴史学協会は、今年の「建国記念の日」に関する声明の中で「(ボーガス注:薩摩出身の大久保利通内務卿、黒田清隆*4首相、松方正義*5首相、長州出身の伊藤博文*6首相、山縣有朋*7首相、井上馨*8など)薩摩・長州出身者に代表される『維新』の当事者たちを実際以上に高く評価して『明治の精神』なるものを標榜し、日本の近代を特定の立場から一方的に明るい歴史として考えていこうとする政府の方針には強い違和感がある」としています。
 (ボーガス注:1868年の明治元年から、1945年の敗戦まで)「明治150年」の前半が侵略戦争と植民地支配という負の歴史をもっていたことはまぎれもない事実です。そうした歴史に目をふさぎ、戦前と戦後の違いを無視して「明治の精神」「日本の強み」を一面的に強調するのは、時代錯誤の歴史観というほかありません。

赤旗主張/「明治150年」/近代日本の歩み検証する視点2018.10.23
 きわめて一面的な「明治」礼賛です。戦前と戦後の違いを無視した時代錯誤の危険な歴史観がにじんでいます。
 「明治150年」キャンペーンは、安倍政権が「日本会議」など過去の侵略戦争を肯定・美化し、歴史を偽造する勢力によって構成され、支えられていることと深く結びついています。

赤旗「明治150年式典」出席せず/小池氏 「趣旨に同意できない」2018.10.23
 小池晃書記局長は22日の記者会見で、23日に開かれる政府主催の「明治150年記念式典」について問われ、「明治150年の前半は侵略と植民地支配の負の歴史です。それと戦後を一緒にして150年をまるごと肯定する立場に、わが党は立たない」として、式典に参加しないと表明しました。

のような批判も今後増えていくかと思います。
参考

「昭和百年」で記念事業 豊後高田で実行委発足 [大分県]:朝日新聞2024.12.13
 昭和元年(1926年)から数えて来年は100年となるのに向けて、観光スポット「昭和の町」がある大分県豊後高田市で11日、官民でつくる「昭和百年記念事業実行委員会」が発足した。年間を通して様々なイベントで観光客を呼び込み、市の活性化につなげたい考えだ。
 8月ごろに夏祭りとして昭和にはやった懐かしのゲーム大会や手持ち花火大会、9~11月ごろに月光仮面ウルトラマンなど昭和を代表するヒーローが集まるトークイベントや記念講演会を開く。

*1:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍、菅内閣財務相自民党副総裁(岸田総裁時代)等を経て自民党最高顧問

*2:運輸次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、自民党総務会長(岸総裁時代)、岸内閣蔵相、池田内閣通産相、科技庁長官等を経て首相

*3:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*4:北海道開拓使長官、第1次伊藤内閣農商務相、首相、第2次伊藤内閣逓信相、枢密院議長等を歴任。元老の一人

*5:大蔵卿、第1次伊藤、黒田、第1次山縣、第2次伊藤、第2次山縣内閣蔵相、首相、内大臣等を歴任。元老の一人

*6:工部卿、内務卿、宮内大臣、首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監等を歴任。元老の一人

*7:陸軍卿、内務卿、第1次伊藤、黒田内閣内務相、首相、第2次伊藤内閣司法相、枢密院議長等を歴任。元老の一人

*8:工部卿、外務卿、第1次伊藤内閣外相、黒田内閣農商務相、第2次伊藤内閣内務相、第3次伊藤内閣蔵相等を歴任。元老の一人