「鉄ちゃんブルーリボンの会」が出発しました【調査会NEWS3898】(R7.2.8)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
何をやろうと荒木の自由とは言え、従来からある「ブルーリボンの会」のメンバーのウチ、荒木ら「鉄ちゃん(鉄道ファン)」を名乗る人間が別途集まった会にすぎず、会員が新たに増えるわけではないんだろうなとは思います。
本会の趣旨と異なる行為をした場合は退会させるものとさせていただきます。
「本会の趣旨(拉致解決)と反する行為」ではなく「本会の趣旨と異なる行為」というのがくせ者ですね。何を持って異なるとするのか。
例えば
「拉致問題を解決するには韓国の協力が必要だと思う。そのためには日韓友好が必要であり、日韓友好のためには、日本の植民地支配に真摯な反省を示すことが重要だ。例えば慰安婦の違法性はきちんと認めるべきだ」
「拉致解決のためには拉致解決を日朝国交樹立の前提にするのではなく、むしろ日朝国交樹立してから拉致解決を目指すべきではないか」
なんてのは「ウヨの荒木」では「日朝国交樹立や日韓友好は拉致解決と関係ない」として「異なる行為」認定で「退会」にする恐れがかなりあるだろうと思います。
運転主任(事務局長):金子宗徳〔亜細亜大学非常勤講師〕
「金子」の名前でぐぐったら予想の範囲内とはいえ、国体学者 金子宗徳 公式サイト | 日本国体学の第一人者。や
金子宗徳 - Wikipedia
1975年生まれ。里見日本文化学研究所*1所長。月刊『国体文化』*2編集長。日本国体学会*3理事。
【著書】
・『「皇太子」とはいかなる御存在か』(2020年、日本国体学会)
がヒットして脱力しました。結局「ウヨの集まり」でしかないわけです。
それにしても「国体学の第一人者(金子の自称)」も何も「国体学」なんてウヨしかやりませんからね。
ウヨ連中にとっては、「右翼的視点」でない限り、1)天皇制研究、2)国体明徴声明 - Wikipedia(1935年、岡田*4内閣)、国体の本義 - Wikipedia(1937年、文部省)など「戦前の国体思想」の研究は恐らく「国体学」には当たらない扱いでしょう。なお、「国体」でググると
【著者名順】
・植村和秀(京都産業大学教授)*5『文部省の国体明徴政策』(2025年、創元社)
・小林敏男(大東文化大学名誉教授)*6『国体はどのように語られてきたか:歴史学としての「国体」論』(2019年、勉誠出版)
・昆野伸幸(神戸大学教授)『近代日本の国体論(増補改訂)』(2019年、ぺりかん社)
など、まともそうな本(未読なので評価できません)もヒットしますが「国体学」でググると
位しかヒットしません。
ラブレター【調査会NEWS3896】(R7.2.6)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
伝家の宝刀なのですから抜く時は絶対にやり通す、失敗したら自決し責任を取るべきもので、大統領の戒厳令発布ではありませんが韓国でも64年前に朴正煕将軍(後の大統領)がやったクーデターでは、中心になったメンバーは皆死ぬことを覚悟していました。
勿論戒厳令など「正当な理由がなければやるべきではない話」であって「抜く時は絶対にやり通す」という話ではない。
勿論「自決」する必要は全くなく「尹錫悦が大統領を引責辞任し、犯罪者として法的処罰を受ければ」それで十分です(尹錫悦は恥知らずにも、大統領を辞めず、無実だと未だに居直っていますが)。
大体この荒木の物言いは明らかに「朴のクーデター」を美化してる非常識な代物です。
お帰りいただいた【調査会NEWS3895】(R7.2.4)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
本来厳重に警備されているはずの議員宿舎の部屋に岩屋外相が帰ったら面識のない女性がいて「お帰りいただいた」たというのは何なのでしょう。
なぜ野党もマスコミもあまり追及しないのでしょう。警備している警察にしても警視総監の首が飛んでもおかしくないような話だと思うのですが。
「再発防止に努めて欲しい」とは思いますが、「認知症女性」等であって「危害を加える目的」等でないから騒がれないのでしょう。
これが「安倍を暗殺した山上等のように、岩屋を殺そうとしていた」「泥棒に入ろうとしていた」というならもっと騒がれてるでしょうし、警察幹部も引責辞任してるでしょう。
*1:1936年に里見岸雄(1897~1974年)が創設した右翼団体
*2:里見日本文化学研究所から刊行されている月刊誌。書店での販売はなく、日本国体学会のウェブサイトを通じた販売のみ。
*3:1936年に里見岸雄(1897~1974年)が創設した右翼団体。里見日本文化学研究所に事務局を置く
*5:著書『丸山眞男と平泉澄』(2004年、柏書房)、『「日本」への問いをめぐる闘争:京都学派と原理日本社』(2007年、柏書房)、『昭和の思想』(2010年、講談社選書メチエ)、『ナショナリズム入門』(2014年、講談社現代新書)、『折口信夫』(2017年、中公新書)等
*6:著書『古代女帝の時代』(1987年、校倉書房)、『古代王権と県・県主制の研究』(1994年、吉川弘文館)、『古代天皇制の基礎的研究』(1994年、校倉書房)、『日本古代国家形成史考』(2006年、校倉書房)、『日本古代国家の形成』(2007年、吉川弘文館)、『日本国号の歴史』(2010年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『邪馬台国再考』(2022年、ちくま新書)等