kojitakenに悪口する(2025年2/9日分)

維新や玉木雄一郎に近い高橋洋一は「立花孝志は政党の党首だからと、発言の信憑性を補強」し、「地上波にも出演し」、「立場に勢いを与えた」(naoko氏のXより) - kojitakenの日記

 松尾*1はどういうわけか共産党にもいい顔をしよう*2としていて、新選組共産党とは争うなとか言っているらしく*3、そんなこともあってか、ほぼ「オール左派」(立民支持系を除く)にとって松尾批判がタブーになっている感がある

 「はあ?」ですね。
 そんな「タブー」はないと思いますが(俺個人は松尾氏批判をしていませんがそれは「タブー」だからではなく、単に「上手い批判が思いつかない」だけです)。そもそもれいわ以外(共産、社民)は「MMT」には批判的ですし、MMT論者の松尾氏を批判しない理由はないでしょう。
 そういう話ではなく「松尾氏ががんで闘病中*4であり、そのためか、ブログ等での情報発信も少ない(全くないわけではない)ので、あまり批判する気にならない」ということではないか。こう言っては松尾氏に失礼ながら「学者、研究者としての松尾氏」をどう評価するにせよ、彼は

小泉内閣経済財政担当相、総務相オリックス社外取締役等を歴任し、政財界との関係も深い竹中平蔵*5慶應義塾大学名誉教授
◆テレビによく出演していた森永卓郎*6(故人、獨協大学教授)

等と言った面子と違い「学会での知名度、影響力」はともかく、「世間一般の知名度、影響力」は大して大きくない。そうした人間をしゃかりきになって批判する気にはならないでしょう。松尾氏が「竹中や森永」並に著名になり、かつ彼の主張が共産や社民にとって容認できない代物であれば、批判をするでしょう。

 昨年の衆院選での新選組の比例ブロックでの得票率が共産党を上回った以上、新選組共産党との批判合戦が激化することは当然であり、それは民民と立民との関係とよく似ている。河合奈保子ばりに「けんかをやめて」と言っても無理な注文だ。両党は参院選京都選挙区でも激突する。

 そういうことではなく「れいわが無茶苦茶な共産攻撃をする(まあ、れいわはほぼ全ての野党を茶番呼ばわりで攻撃しており共産だけ攻撃ではないですが)」から対立するのですが。民民と立民との関係も「得票率」云々と言うより「自民補完勢力として民民が立民非難してる(首相指名選挙でも野田立民代表には投票せず、事実上、石破の首相再任をアシスト)」と言う要素が大きい。

 松尾が高橋*7をろくに批判できなかったことが、高橋がネットでここまでのさばったことと全く無関係だとは私には思えない。

 松尾氏の高橋に対する態度をどう評価するにせよ、あまり関係ないでしょう。正直「全く無関係」と言ってもいいのではないか。「高橋シンパが軒並み松尾シンパ」とか「松尾氏のネットでの影響力が絶大だ」とか見なすのならともかく(そしてそんな見なしはできないでしょう)。大体、その前の文章では「松尾がれいわと共産は仲良くしろと訴えても無意味」として松尾主張を低評価しながら、高橋については「松尾が批判すれば高橋はここまでのさばらなかった」と松尾を高評価するのは理屈として変ではないか。


報道特集「兵庫県知事選めぐる誹謗中傷~立花氏の”情報源”一枚の文書を検証」(TBS, 2/8) - kojitakenの日記

 折田、もう少し頭が切れる人かと思ってたけど、捜査に非協力的で家宅捜索を受けるとは、損得勘定もろくにできない人だったのかと、その小物ぶりは少々意外だった。

 斎藤や立花に「兵庫県警の捜査には協力するな」と指示され、また「捜査に協力して、俺たちを裏切ったらどうなるか分かってるのか」と脅されたり、「俺たちの意向に従えば利益がある。任意捜査に非協力でも、兵庫県警の強制捜査(家宅捜索や逮捕)は俺(斎藤知事)が阻止するから心配するな」と飴をちらつかされたりしたのかもしれませんね。但し、仮にそうでも斎藤は「強制捜査」を黙認したわけですが。
 「形だけの強制捜査で不起訴」などということはなく「折田の逮捕起訴」となり、「斎藤や立花は私だけ切って捨てるのか」と憤激した折田が「自分の知ってる限りのこと」を全て暴露し、斎藤や立花の逮捕になればいいですが、果たしてどうなるか?

 今日の『報道特集』では立花孝志への情報というかデマの提供者ではないかとして、岸口実という維新の兵庫県議の実名が出てきた。

 こうなると、県知事選での維新の候補擁立も「稲村から斎藤批判票を奪うための謀略」の疑いもあるでしょうし、そこまで酷くなくても、維新が、岸口など党所属議員をまとめきれず、岸口など維新議員から斎藤支持(斎藤はもともとは維新系)がかなりあったことが斎藤再選の一因かもしれない。いずれにせよ、こうした報道特集の調査報道はkojitaken同様、高く評価したい。「TBSの他の番組(ニュース23など)」や同業他社も同様の報道を行うべきです。


高校野球 今夏の甲子園開会式 暑さ対策で午後4時から実施に (NHK)/「暑さ対策」には全くならない。「夏の甲子園」自体を見直せ - kojitakenの日記

 なぜ「夏の甲子園」にこだわり続けるのか、私にはさっぱり理解できない。

 高野連の態度の是非はともかく、理解自体はできますね。
 「夏の甲子園」をしないなら、
1)夏の甲子園を廃止し、春の選抜だけやるか
2)夏の甲子園を、春に時期を移行し、その結果として「春の選抜」を廃止
3)「夏の甲子園」について、「時期(例:春は既に選抜があるので、秋、冬)」か「場所(例:kojitakenが記事に書くように「北海道」「東北」「関東」「東海」「北陸」「近畿」「中国」「四国」「九州、沖縄」等のブロック制にして、ブロックごとに各地の球場で試合を実施した上で、勝ち上がったブロック代表だけで甲子園でやるなど)」を変えるか(勿論、時期と場所、どちらも変えることもあり得る)
しかないでしょうが、いずれにせよ「夏の甲子園のママで、微修正」よりは「結論を得る」には相当の労力を必要とするでしょう。
 「夏の甲子園維持派」もいれば、「夏の甲子園廃止派」でも意見はいろいろでしょう。
 いったん決まったことを「大きく変える」のは大変だと言うことです。
 「kojitaken(自称サラリーマン)って本当にサラリーマンだったのか?」とすら思います。サラリーマンの世界だって「いったん決まったこと」を大きく変えるのは大変でしょうに。

*1:1964年生まれ。著書『セイ法則体系』(1996年、九州大学出版会)、『近代の復権』(2001年、晃洋書房)、『「はだかの王様」の経済学』(2008年、東洋経済新報社)、『新しい左翼入門』(2012年、講談社現代新書)、『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』(2014年、PHP新書)、『これからのマルクス経済学入門』(共著、2016年、筑摩選書)、『自由のジレンマを解く』(2016年、PHP新書)、『左翼の逆襲』(2020年、講談社現代新書)、『最強のマルクス経済学講義』(共著、2021年、ナカニシヤ出版)、『コロナショック・ドクトリン』(2022年、論創社)、『反緊縮社会主義論』(2024年、あけび書房)等

*2:単にれいわ支持者として松尾氏が「共産と敵対してもれいわが損をするだけ、仲良くやっていくべきだ(そしてそれは可能だ)」と考えてるとは思わないid:kojitakenには「はあ?」ですね。

*3:例えば参議院京都選挙区でれ共共闘が必要なわけ|松尾 匡(2025.1.13)、外のれいわ新選組関係者にご理解いただきたい京都の特殊事情——前稿の続き|松尾 匡(2025.1.24)、前回、前々回の続きとして共産党さんにお願いしたいこと——森永卓郎さんを追悼しつつ|松尾 匡(2025.1.31)参照。特にコメントはしません。それにしても「松尾氏のnote」に書いてあることを「言っているらしい」もないでしょう。kojitakenが松尾noteに気づかなかったとは思えません。何で松尾noteのリンクを張らないのか。「kojitakenに都合が悪いからリンクを故意に張らない」と疑われても文句は言えないでしょう。

*4:これについてはまた入院しました——腎癌転移の経緯+喘息で引きこもってわかったこと|松尾 匡(2022.7.27)、またまた入院しました——今日は近況報告だけ|松尾 匡(2022.11.11)、またまたまた入院しました——今日も近況報告だけ|松尾 匡(2023.8.2)、手術後の近況&周囲での共産党除名事件の光景|松尾 匡(2023.8.16)参照

*5:著書『竹中教授のみんなの経済学』(2003年、幻冬舎文庫)、『やさしい経済学』(2005年、幻冬舎文庫)、『経済古典は役に立つ』(2010年、光文社新書)、『世界大変動と日本の復活』(2016年、講談社+α新書)、『この制御不能な時代を生き抜く経済学』(2018年、講談社+α新書)、『偉人たちの経済政策』(2019年、角川新書)、『平成の教訓』(2019年、PHP新書)等

*6:1957~2025年。三井情報開発総合研究所副主任研究員、三和総合研究所副主任研究員、主任研究員、UFJ総合研究所主席研究員等を経て獨協大学教授。著書『リストラと能力主義』(2000年、講談社現代新書)、『日本経済50の大疑問』(2002年、講談社現代新書)、『シンプル人生の経済設計』(2002年、中公新書ラクレ)、『デフレとお金と経済の話』(2003年、講談社+α文庫)、『「家計破綻」に負けない経済学』(2004年、講談社現代新書)、『年収崩壊:格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』(2007年、角川SSC新書)、『年収防衛』(2008年、角川SSC新書)、『ニュースのウラ読み経済学』(2010年、PHPビジネス新書)、『庶民は知らないデフレの真実』(2012年、角川SSC新書)、『庶民は知らないアベノリスクの真実』(2013年、角川SSC新書)、『雇用破壊』(2016年、角川新書)、『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』(2016年、扶桑社新書)、『消費税は下げられる! 借金1000兆円の大嘘を暴く』(2017年、角川新書)、『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年、角川新書)、『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年、中公新書ラクレ)、『なぜ日本経済は後手に回るのか』(2020年、角川新書)、『グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学』(2020年、集英社インターナショナル新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます:コロナ恐慌を生き抜く経済学』(2020年、PHPビジネス新書)、『相続地獄:残った家族が困らない終活入門』(2021年、光文社新書)、『長生き地獄』(2022年、角川新書)、『増税地獄』(2023年、角川新書)等。『親子ゼニ問答』(森永卓郎との共著、2019年、角川新書)、『MMTが日本を救う』(2020年、宝島社新書)等の著書がある森永康平(1985年生まれ)は息子

*7:嘉悦大学教授。著書『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』(2008年、文春新書)、『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』(2010年、光文社新書)、『日本経済のウソ』(2010年、ちくま新書)、『統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる』(2011年、光文社新書)、『日本は世界1位の政府資産大国』(2013年、講談社+α新書)、『「年金問題」は嘘ばかり』(2017年、PHP新書)、『財務省を解体せよ!』(2018年、宝島社新書)、『「消費増税」は嘘ばかり』(2019年、PHP新書)、『「NHKと新聞」は噓ばかり』(2020年、PHP新書)、『国民のための経済と財政の基礎知識』(2021年、扶桑社新書)、『給料低いのぜーんぶ日銀のせい』(2021年、ワニブックスPLUS新書)、『円安好況を止めるな!金利と為替の正しい考え方』(2023年、扶桑社新書)、『60歳からの知っておくべき経済学』(2024年、扶桑社新書)等