エネルギー施設への無人機攻撃と主張 ロシア国防省 ウクライナが停戦合意破りと非難 - 産経ニュース
ロシアもウクライナも明らかに「渋々の停戦(ウクライナは米国の軍事支援を停止されたくない、ロシアはバイデンよりは親露のトランプとの関係を悪くしたくない)」なので「実際にウクライナの合意違反」「合意違反などないのに口実で軍事攻撃(ロシア)」の両方がありえ、今のところは評価は困難でしょう。
エネ施設攻撃停止も空爆続く ロシアとウクライナ、非難応酬:東京新聞デジタル
「エネルギー施設、インフラ攻撃停止」にすぎないのでこうなるわけで何ともかんともです。勿論それでも「停戦が全くない」よりはマシなのでしょうが。
【追記】
ロシア報道官「エネルギー施設の攻撃停止は終了」 延長しない可能性:朝日新聞
「エネルギー(石油や天然ガス)施設への攻撃」についてはロシアも打撃を受けているとされていましたが、これは
1)ウクライナが攻撃を今も継続してるので従う理由がない(ロシアの主張)のか、はたまた
2)ロシアのエネルギー施設への打撃はある程度リカバリーできたので、ウクライナのエネルギー施設への攻撃を再開したいのか、どういう事情なのか気になるところです。
「対人地雷禁止条約から脱退を」 ロシア近隣4国の国防相が共同声明:朝日新聞
ロシアの脅威を理由に無茶苦茶やるのは辞めて欲しい。
アメリカ トランプ氏提案の30日間停戦 ロシア プーチン氏は応じず ウクライナと攻撃応酬続く 米ロ首脳会談 | NHK | ウクライナ情勢
「30日停戦」が成立してないことが残念です。
「エネルギー施設、インフラ攻撃停止」については「お互いにエネルギー施設、インフラ(石油施設、発電所など)攻撃でダメージ」のようなので、「ロシアが遵守して自らもウクライナの施設攻撃をしなければ」という「前提条件」の上ですが、ロシアが呑んだからといって「ロシアに一方的に有利」とはいえないのではないか。
米ウクライナ、「30日停戦」合意 ロシアの同意条件 支援は再開へ [トランプ再来]:朝日新聞
どういう経緯で「30日停戦」と言う話が出たか不明ですが「ロシアが30日停戦を提案し、米国が仲介し、ウクライナが同意(それならば実現の可能性がかなりある)」ではない「らしい」点に注意が必要です。
ウクライナとしては「ここで米国の30日停戦案に反対しても、米国にウクライナが非難されるだけ。軍事協力の停止も続いてウクライナが不利になる」「むしろここで30日停戦を飲み、ロシアを追い詰めよう。どうせロシアは飲まない。そうすればトランプも親露の立場をかけるかもしれない」という思惑ではないか。勿論、実際どうなるかは分かりませんが。
ロシアも非難されることを恐れて
1)「本心では飲む気はない」が交渉ポーズを取って「最終的に条件が整わないとして蹴飛ばす」かもしれないし、あるいは
2)「30日程度の停戦なら応じてもいい」として一応飲むかもしれない。
トランプ氏、対露制裁強化と関税を検討 「ウクライナの方が扱いが難しい」と不満も - 産経ニュース
これを信じるならばトランプは「プーチンとのしがらみや、イデオロギー的共感による親露」というよりは「戦争終結」のための「手段としての親露(それだって彼の態度は「手段として許される範囲」を超えており、問題だと思いますが)」にすぎず、ロシア側、ウクライナ側共に「思ったほど和平仲介に協力的でないこと」からこうした「対露制裁強化(ウクライナに対する言い訳と、ロシアに対してもっと和平提案に協力しろという圧力)」なのかもしれない。
「恩知らず」「歴史的」「大敗」とロシア歓迎 米ウクライナ会談決裂:朝日新聞2025.3.1
米国・ウクライナ会談決裂、ロシアは歓迎 メドベージェフ前大統領「有益」 - 日本経済新聞2025.3.1
予想の範囲内ですが「ロシアが歓迎」という「報道が事実」ならば、「(ロシアが有利な形で和平が実現すればベストだが、ウクライナの反発で、それが無理でも)ロシアに融和的な態度を米国が取ってくれさえすればいい」というロシアの本音が露呈されてると言っていいでしょう。
「米国仲介の和平提案」をウクライナが飲まない可能性が改めて浮上したのだから、「和平実現」を希望するなら、首脳会談決裂は手放しで喜べる話ではないでしょう。
それとも「まさかとは思います」がこうした「ざまあ、ウクライナ」という態度を取ることが「ウクライナを精神的に追い詰め、和平実現にもつながる」と言う理解なのか?