<産経抄>関西万博でバリアフリーのトップランナーの姿を発信せよ - 産経ニュース
本日は「点字ブロックの日」である。昭和42年の今日、岡山県立岡山盲学校近くの国道交差点に世界で初めて設置されたのにちなんだものだ。点字ブロックは、故三宅精一さんが私財を投じて完成させた。
無知なので知りませんでした。メモしておきます。しかし「もっと歴史がある」かと思いきや「昭和42年(1967年)生まれの58歳(視覚障害者誘導用ブロック - Wikipedia参照)」とは意外と若い。
開幕まで一カ月を切った大阪・関西万博では、視覚障害者を目的地まで誘導する自走式ロボット「AI(人工知能)スーツケース」の実証実験が行われる。
バリアフリーのトップランナー、大阪万博でそんな日本の姿を世界に発信できればいい。
とはいえ
1)維新がこうした「福祉的なこと」に全く興味が無いであろう事
2)このスーツケースが福祉的な意味で価値があろうとも大阪万博の体たらくは正当化できないことは指摘しておきます。
<主張>再審法改正 今国会成立の機を逃すな 社説 - 産経ニュース
概ね共感ですが一部「何だかなあ?」の記述が。
内閣府の世論調査では、死刑制度容認は83%だ。冤罪で執行されるような事態があっては、制度は崩壊し、国民を裏切る。民意に沿うため冤罪を防ぐ方策が再審法改正なのだ。
「死刑を容認しながら冤罪防止に無関心なのはおかしい。死刑反対派が廃止理由に挙げる死刑冤罪(例:免田事件、財田川事件、松山事件、島田事件、袴田事件(再審無罪判決が出た死刑冤罪事件))の問題をどう考えてるのか?。死刑冤罪が出ても構わないという無責任な態度なのか?。そんなことでいいのか?」とは言えますが「冤罪防止策を充実すれば死刑を存続してもいい」とは言えません(実際、死刑廃止国はそんな態度ではないわけですが)。
死刑反対派の反対理由には
1)冤罪ではなく、真犯人でも人命は尊く死刑にすべきではない
2)「死亡時(日本だと絞首刑)に恐らく激痛が襲い、また、人生が短期で終わる」とはいえ、終身刑で「刑務所内で長く生き続ける」方がむしろ「ある意味」苦痛であり、刑罰ではないか
→例えば今日の産経ニュースほか(2025年3/16日分) - bogus-simotukareのブログコメント欄での育野氏のコメント「簡単に楽にしてたまるか*1」
3)(勿論、数は少ないとは言え)自殺する勇気が無いから、あるいは「自分に冷たい」社会に報復した上で自殺したいから「死刑にして欲しい」という自暴自棄行為を助長している
→例えば
【精神科女医のつぶやき】片田珠美(146)土浦でアキバで、そして今度は新幹線で…他人を道連れ「拡大自殺」防ぐ手立ては(1/2ページ) - 産経ニュース*22015.7.11
川崎殺傷で注目 「拡大自殺」とは何か 専門家に聞いた | 毎日新聞2019.5.31
京王線の無差別襲撃 「疑似テロ」「拡大自殺」どう防ぐ - 日本経済新聞2021.11.6
大阪放火、大勢の人々を巻き込んで自殺図る「拡大自殺」か…背景に孤立・絶望感 : 読売新聞2021.12.25
見知らぬ人を道連れにする暴力 「拡大自殺」という言葉が映す社会:朝日新聞2022.3.3
孤立が生む凶悪事件絶えず 専門家「拡大自殺の防止必要」:中日新聞Web2022.7.27
孤立の末に他人巻き込む「拡大自殺」、「境遇に不満」事件相次ぐ…北新地ビル放火1年 : 読売新聞2022.12.17
「死刑になりたかった」ハロウィーンの夜に何が 京王線 無差別襲撃事件 |NHK事件記者取材note2023.7.31
孤独・孤立が「拡大自殺」の背景 政府は対策強化 北新地放火2年 - 産経ニュース2023.12.17
人を動かすナラティブ:「死刑になりたい」 他者を巻き込む「間接自殺」のなぜ/上 | 毎日新聞、人を動かすナラティブ:大阪・医院放火 容疑者が意図した可能性がある「拡大自殺」/下 | 毎日新聞(いずれも2024.1.18)
人を動かすナラティブ:死刑望む「間接自殺」(その2止) 命を支配、無力さ否定 | 毎日新聞2024.1.27
参照。
こうした自暴自棄行為を専門用語では「拡大自殺」「間接自殺」と呼ぶ(例えば拡大自殺 - Wikipedia参照)。
その自白から秋葉原通り魔事件(2008年、7人殺害)の加藤智大死刑囚(2022年死刑執行)がこれに該当するのではないかとされる(例えば加藤死刑囚「拡大自殺」「ローンウルフ型」の先駆け - 産経ニュース(2022.7.26)、SNS全盛の一方「潜在的孤独見えにくく」 秋葉原殺傷事件の背景を識者に聞く 事件は典型的な「拡大自殺」:東京新聞デジタル(2022.7.27)、「死刑は安全かつ確実に死ぬことができる方法」…秋葉原通り魔事件、加藤智大死刑執行から考える死刑制度の意義(阿部 恭子) | マネー現代 | 講談社(2022.8.3)参照)
など「死刑冤罪防止」以外の理由*3があることは勿論ですが、それ以前に「人間は神でない以上、どんなに最善を尽くしても誤りをなくすことはあり得ない」からです。
恐らくどんなに最善を尽くしたところで「死刑冤罪はあり得ない」とは言えないでしょう。我々人間は神ではない。だからこそ死刑廃止国は、死刑を廃止した。