円卓会議「日米地位協定の改定を超党派で」のご案内 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
私が事務局長を務める「自衛隊を活かす会」は、この4月24日*1、国会で標記の会議を開催することになりました。下記の手紙を(ボーガス注:国会に議席を持つ?)各党の政審会長(政策委員長)宛てに昨日郵送しました(自民党宛を表示)。
自由民主党 政務調査会長
小野寺五典*2様
(以下略)
各党からどれほどの人間が来るのかという話ですね。勿論、どこも松竹らを相手にしない可能性もありますが。
石破の「総裁選での協定見直し論」を持ち出し「改定気運が高まってる」かのように言う松竹ですが強弁も甚だしい。
石破は「所信表明演説」では見直し論には全く触れてませんし、当然ながら「見直しに否定的」と言う意味で「自民」「自民の連立相手・公明」や「自民に立場が近い補完勢力の維新、国民民主」といったウヨ政党の参加の可能性は低いでしょう。
というか、残念ながら「見直し論」を強く訴える「共産、社民」以外の「参加の可能性は低い」でしょうし、「共産は松竹とは勿論不仲」「ほとんどの政党が参加しない物(そもそも松竹グループ自体に強い政治力や社会的影響力があるとはとても思えない)に参加しても意味が乏しいと評価」で「政党の参加なし」の可能性は十分あるでしょう。
そもそも郵送ではなく「是非参加します、など肯定的態度」「参加の意思はないと冷たい態度」「後でよく読み検討したいなど、社交辞令に留まり、考えがよく分からない」など「相手の反応を見るため」にもアポを取って、要望書を持参し、担当者(できれば事務職員ではなく政治家本人)に直接手交すれば良かったのにとは思います。さすがに速攻でゴミ箱に捨てたりはしない*3でしょうが、「普段、松竹らと付き合いがある」のならともかく、恐らく「ろくにつきあいなどない」でしょうし、そんな輩から、持参ならともかく、いきなり郵送で手紙が来ても「参加しよう」「党内に広報しよう」と思う人間がどれほどいるか。
それとも「受け取り拒否」など「けんもほろろな対応」を「面と向かってされること」が怖くて、郵送にしたのか。
それにしてもつまらないこととは言え、政審会長(政策委員長)宛てと書きながら、自民党政務調査会長宛ての文章を表示する松竹のアホさには吹き出しました。わざわざ政審会長(政策委員長)宛てと書くなら「政調会長」を抜かさずに「政調会長(政審会長、政策委員長)」と書けばいいでしょうに。
ちなみに「自民、公明、立民、維新、国民民主」が政調会長、「社民党とれいわ」が政審会長、共産党が政策委員長です。
また「読者に対して不親切なだけ」なのか、はたまた「会議の中身が全く決まってないのか」、標記の会議云々と書きながら円卓会議「日米地位協定の改定を超党派で」のご案内 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaには「主催団体(自衛隊を活かす会)」「開催期日(4月24日)」以外に「参加予定者」など、具体的なものは何もないから呆れます。もし「各党に送った手紙」とやらもこんなに「無内容」だったのなら、各党側も参加意欲が大いにそがれたでしょう。
なお、「自衛隊を活かす会」のサイト自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会を見ても、『円卓会議「日米地位協定の改定を超党派で」』でググっても詳しい情報はヒットしません。
なお、以上は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。いつもながら賛同コメント以外掲載しない松竹の狭量さには呆れます。
◆アマゾンレビューの松竹本酷評
『ウクライナ (狙われた国と地域1)』(2023年、あすなろ書房)松竹伸幸監修、稲葉茂勝著
谷岡隆*4
◆ 「狙われた国と地域」シリーズは学校図書として適切か? ミンスク合意などの説明は?
一部の国々を「狙われた国」と特定して記述する本が学校図書として出版されるのは異例なことです。小中学校のどの教科書を読んでも「狙われた国と地域」という学習内容は出てきません。
アジア・アフリカ・ラテンアメリカでは、(ボーガス注:モロッコに支配されてる西サハラなど)近隣の大国や旧宗主国の軍事的政治的な圧力、内政干渉などに脅かされている国がいくつもあります。ところが、このシリーズは『ウクライナ』『台湾』『韓国』だけを取り上げています(翌年、『パレスチナ』を追加)。
第1巻から第3巻まで読んで感じたのが、「狙う国」とされている中華人民共和国(中国)や朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への敵愾心や不信感を煽る内容であるということです。不必要に悪い印象を与える記述が多数あります。
時事問題の学校図書として作成されたのでしょうが、一部の国々を「狙われた国」「狙う国」とラベリング(レッテル貼り)する本は、学校図書として適切なのでしょうか。(ボーガス注:「独断的で恣意的なものになっていないか」など)全国学校図書館協議会の図書選定基準からみても問題があるのではないかと思います。
第3巻までの共通の序論には「ウクライナのような国と地域が他にもあります」「台湾と韓国です」と書かれています。このことから、「狙われた国」は「侵略される国」という意味で使われており、もう一方の国(狙う国)は「侵略する国」という意味で使われていることがわかります。当然、子ども達は初めから「狙う国」の方に「悪い国」という思いを抱くでしょう。
2022年にロシア連邦が主権国家であるウクライナへ侵攻したことは、国際法上の侵略と言えるでしょう。しかし、(ボーガス注:1950年代の朝鮮戦争など過去はともかく、現時点では)侵略行為が発生していない中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)の間で、また朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と大韓民国(韓国)の間で、「狙われた国」「狙う国」というラベリングをするのは問題です。
第1巻『ウクライナ』については、全体的に近年の大手マスメディアの論調に偏った内容となっています。ロシア・ウクライナの研究者の著作は参考資料に入っていません。
また、2014年から2022年までの間のロシア・ウクライナの関係を説明するうえで重要な「ミンスク合意」の記述は全くありません。ウクライナ東部のロシア語話者の扱いも平和構築の上で重要なのにきちんとした説明がありません。
従来の平和学習が重視していた事柄よりも、敵と味方を分け、敵=悪者への敵愾心や不信感を子ども達に植えつけることに熱心な本と感じました。
そのような児童書を学校図書として普及することには疑問を覚えます。
『台湾 (狙われた国と地域 2)』『韓国 (狙われた国と地域 3)』(2023年、あすなろ書房)松竹伸幸監修、稲葉茂勝著
谷岡隆
◆従来の平和学習とは正反対の内容。北朝鮮は「ならずもの国家」、日韓を狙っているという説明は正しいか?
「狙われた国と地域」シリーズの第3巻までの共通の序論には「(台湾と韓国が)ウクライナのようにならないようにする必要がある」と書かれています。(ボーガス注:歴史や政治背景が違う)東スラブの問題と、中国や朝鮮半島の問題をシリーズにするのは適切なのでしょうか。
ロシアとウクライナは2つの主権国家が戦争をしている状態です。それに対し、台湾を含む中国、朝鮮半島の場合、その地域に中華人民共和国と中華民国、朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国という合法政府を主張する国家が2つ存在し、実行支配する地域に分かれて対立している状態です。
東アジアの2つの分断は、日本の侵略と植民地支配の結果として生み出されました。歴史的経緯が異なる東スラブの問題とごちゃ混ぜにして描くのは無理があります。
全体的に近年の大手マスメディアの論調、アメリカ政府・日本政府の主張に偏った内容となっています。各国の研究者の著作は参考資料にほとんど入っていません。
各巻共通して巻頭特集「○○の子どもたちの平和な日常」で「狙われた国」の子どもが写真で紹介されているのですが、「狙う国」とラベリングされた国にも子どもがいて日常生活があることは無視されます。
『パレスチナ (狙われた国と地域4) 』(2024年、あすなろ書房)松竹伸幸監修、稲葉茂勝著
谷岡隆
◆タイトルは「パレスチナ」だが、内容はイスラエル擁護の学校図書
シオニズム運動とイスラエル建国に始まる「パレスチナ問題」を子ども達にまじめに説明する本ではなく、従来の中東研究を無視し、イスラエル側を擁護する本でした。「ガザ侵攻はイスラエルの自衛」「悪役はハマスとイラン」と子ども達に刷り込む展開になっています。
監修者(松竹伸幸)は、「停戦を実現する条件」として「ハマスに責任をとらせるために必要なことは、蛮行の責任者を法の裁きにかけることです」と書く一方、イスラエルが長年行ってきた国際法違反やパレスチナ人への蛮行には触れようとしません。
グテーレス国連事務総長が言う「(オスロ合意後も)パレスチナの人々の土地が入植地によって着々と食い荒らされ、暴力に悩まされ、経済が抑圧され、人々が追放され、家を破壊される」状態がよりひどくなったガザ地区・ヨルダン川西岸地区の現実は載せようとしません。
多くの中東研究者が「ハマスによる攻撃は理由もなく起きたわけではない」と指摘しています。2018年に中東研究者(長沢栄治氏*5)がつくった学校図書『イスラームってなに? シリーズ4』(かもがわ出版*6)では「パレスチナ問題の始まりは、2000年前にさかのぼる宗教や民族の対立にあるのではありません。1800年代末にヨーロッパで起きた、パレスチナの地にユダヤ人の国をつくる運動(シオニズム運動)にあります」と説明していました。
これに対し、本書は「2000年以上前にはじまるパレスチナの対立の歴史」と大きく掲げる章を設け、「パレスチナをめぐる争いを理解するには、もっと大昔のことを知る必要があります」と説明しています。
「ユダヤ人の長い苦難の歴史」は項を設けて説明する一方、ナクバ*7に始まるパレスチナ人の苦難の歴史の項はありません。
「カナンの地」といったユダヤ教に関する語は用語解説などに丁寧に入っているのに、パレスチナ人の苦難を説明するときに使われる「ナクバ(大災厄)」「アパルトヘイト」「インティファーダ」「ジェノサイド」の語は全く使われていません。
国連分割決議後に徐々に浸食されてきたパレスチナ人居住地の地図は掲載されていません。56年前からガザ地区とヨルダン川西岸地区のイスラエル支配が続いていること、オスロ合意後も入植地の暴力的な拡大が続いていること、イスラエルがガザ地区で大規模な軍事攻撃を2008年から続け、いくつもの国連決議違反を続けていることを説明する文章もありません。
本書の「イスラエルとアメリカ」の章では、アメリカがイスラエルを支援する理由について、「(ユダヤ人が)アメリカには730万人がくらしています」「(拒否権発動は)アメリカ在住の有力なユダヤ人たちの影響力が関係していたともいわれています」と極めて単純化した説明に終始しています。
そして、イスラエルがかつてはイギリス帝国、戦後はアメリカの中東支配のための拠点の役割を果たしてきたことを説明せず、イスラエルを支持し続けるアメリカの問題を掘り下げようとしません。イスラエル・アメリカ側に都合の悪い事実から子ども達の目をそらそうとしているのではないでしょうか。
「狙われた国と地域」シリーズの第4巻なので、パレスチナがイスラエルから狙われているとなるはずなのですが、本書では別に(ボーガス注:ハマスやイランという)「悪役」を創作しています。
「基礎知識をクイズで確認」する項では、イスラエルの印象を悪くする設問はありません。ハマスについては「イスラエルに対し自爆攻撃をおこなったことはない=誤り」を入れ、「怖い組織」という印象を子ども達に与えています。他の設問では「ハマスは、パレスチナ自治政府と無関係である」を正答とし、(ボーガス注:ハマスが勝利した)過去の選挙結果を無視しています。
本論では、ハマスの資金源の一つを「反ユダヤ主義者」と記述し、ナチス・ドイツと同列に描いています。「(ハマスは)国際社会からは『テロ組織』だとみられるようになった」とも記述しているのですが、国連はハマスを「テロ組織」と規定していません。
「イランの存在」の項を設け、「ハマスとイスラエルの戦争で、とくに見のがせないのが、イランの存在だという人がいる。(中略)イランは、イスラエルとサウジアラビアが接近することを警戒しているというのだ。だから、ハマスを使ってイスラエルを攻撃したのではないかと」と伝聞調で記述しています。イランは関与を否定しており、関与を示す証拠は何もないにも関わらず、一方的に決めつけています。
このように、本書ではハマスとイランを悪役として描き、イランが「テロ組織」ハマスを使ってイスラエルを攻撃し、イスラエルが自衛のために猛反撃し、結果として多くの死傷者が出たという物語を創作しています。
以上のような内容では、ガザ侵攻とパレスチナ問題を子ども達に正しく伝えることはできないでしょう。
ノーコメントで紹介だけしておきます。
なお谷岡レビューは「酷評」ですが「レビューされてるだけマシ」でしょう。松竹著書の多くはアマゾンレビューがないし、これらの本も谷岡レビュー以外には何もレビューがない。
『慰安婦問題をこれで終わらせる。』(2015年、小学館)松竹伸幸
サトぽん
版元は小学館だが、そりゃ、小学館からしか出ないだろうなと言うシロモノで、慰安婦問題を考えるために必要な基本的知識が、すべて欠けている人間が書いた本としか思えない。巻末の参考文献の中には、元「慰安婦」女性の証言集は入っていないが、読む必要があるとすら、考えていないのだろう。
*1:ちなみに月曜日
*3:とはいえ、「維新のような非常識ウヨ」だと「それもあるかもしれない」。
*4:谷岡氏の名前でぐぐったら谷岡隆習志野市議(共産党)のサイト谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員やXがヒットしましたので紹介しておきますが、勿論「同姓同名の別人」の可能性はあります。他にも外食レストラン新聞『シェフと60分:名古屋ヒルトン総料理長・谷岡隆氏、和風素材を積極利用』(1993.4.5)、日本食糧新聞『ひと・話題:ヒルトン名古屋総料理長・谷岡隆さん』(2001.5.21)と言う記事もヒットしましたし(ちなみにヒルトン名古屋はヒルトン名古屋 - Wikipediaによれば1989年開業)。なお、谷岡シェフ(1948年生まれ)は現在ではヒルトン名古屋を定年退職し、国際調理師専門学校名駅校の講師のようです。まあ、「アマゾンレビューの谷岡隆氏=谷岡市議」だとしても「指摘内容に明らかな虚偽や曲解、誤解が無い」限り、「松竹を反党分子として敵視する共産党員の党派的な批判」などではなく「普通の批判」だと思いますが。なお、小生は未読ですし、この問題についての知識も無いので、谷岡批判が正しいかどうかは評価できません。
*5:東京大学名誉教授。著書『アラブ革命の遺産:エジプトのユダヤ系マルクス主義者とシオニズム』(2012年、平凡社)、『エジプト革命:アラブ世界変動の行方』(2012年、平凡社新書)、『エジプトの自画像:ナイルの思想と地域研究』(2013年、平凡社)、『近代エジプト家族の社会史』(2019年、東京大学出版会)等
*6:なお、こうした谷岡批判が正しいのならば、松竹がこの本をかもがわとは別の出版社で出したのも当然でしょう。かもがわの過去の本で「イスラエル批判」しながら、その後、「イスラエル擁護の本」をかもがわで出すのはさすがに無理があるでしょう。
*7:委任統治領パレスチナにおける1948年のイスラエル建国に前後して、故郷や居住地を追われた約75万人のパレスチナ人が難民化した出来事(ナクバ - Wikipedia参照)