今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年3/28〜4/1日分)

主張/新年度予算成立/石破政権“延命戦略”の破綻

 社会保障関係費、文教費、中小企業対策費など、暮らしの予算はどれも物価上昇に追いつかない実質マイナスです。
 一方、軍事費は前年度比9・4%増の8・7兆円と突出しています。

 「国民生活無視予算」が成立し、マスコミ(特にテレビ局)の批判も弱いことにはげんなりしますが、諦めず戦おうと書いておきます。

 予算に盛り込まれていた高額療養費の負担上限の引き上げが国民の大きな怒りをよび、参院で負担増「凍結」という予算の再修正をせざるをえなくなりました。

と言う点は、「撤回」ではなく「解除の恐れがある凍結」に留まるとはいえ、良かったとは思いますが。


きょうの潮流 2025年3月28日(金)

 放送中の大河ドラマ「べらぼう」は江戸中期の吉原遊郭で物語が展開していますが、その描き方には(ボーガス注:遊郭美化という)批判の声も。
 NHK予算の説明資料には、「究極の使命」は民主主義の発達に資することとあります。女性に苦しみを強いてきた歴史を今に伝えることもその使命の一つなのでは。

 「批判の声」の例として

#NHK が #大河べらぼう で遊女の裸の死体を出したことに、女性を性的消費したいという欲望の発露を感じざるをえなかった。 #マスメディアへの不信 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2025.1.7
 吉原をドラマの題材にするなとまでは言わないにしても、下手なストーリー、下手な演出では性消費ウォッシングになりかねないと危惧します。

NHK大河ドラマ「べらぼう」は、「男が女『で』遊ぶ性搾取の仕組み」の普及宣伝装置、「性売買ウォッシング」、「管理売春ロンダリング」に見えます。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2025.1.20
 NHKは「男が女で遊ぶ性搾取の仕組みへの心理的抵抗、倫理的反対を弱めようとしている」ようにしか見えないのです。管理売春への心理的抵抗を薄めて、管理売春産業を振興しようとしているかのようにすら見えます。
 この番組は打ち切るべきであると、私は強く思っています。

を紹介しておきます。


年金 イスラエル軍需に出資/大門議員「政治判断で引き揚げを」/参院予算委
年金積立金 イスラエルに投資/政府は虐殺許さぬ姿勢を/参院予算委 大門氏迫る
 出資中止を明言しない石破政権の態度は、質問以前から軍事企業への出資を知った上で「にもかかわらず政治的判断(イスラエル政府や『親イスラエルの米国政府』との友好関係?)」から出資しているとしか理解できないでしょう。
 勿論現在では「エシカル出資(企業倫理に叶った出資)」が主張されており、特に公的機関では「金さえ儲かれば倫理はどうでもいい」と言う時代ではないし、「カネの問題(年金運用利益)」だけ考えても、軍事企業への出資が特に有利とは言えないでしょう。
 大門氏*1によれば「米国の要請に応じた」のか、

 GPIFが、米国が取引を制限した中国の「軍事企業」への出資を全部引き揚げた実例

があるというのだから「出資中止しない理由」はないでしょう。


首相「強力な物価高対策」発言批判/行き詰まり 破綻が明瞭/田村委員長が会見
 まともな対策なら批判はしませんが、田村氏も批判するように「何故予算案を通してから、物価高対策なのか?。物価高対策を予算案に組み込むのが筋」「物価高対策をするには予算を通させてくれ、という野党やマスコミへの宣伝工作ではないのか?」と思いますね。


全学生に学費無償化を/大学修学支援法改定案 吉良氏が強調/参院本会議
 「支援対象を子どもを3人以上扶養する世帯に限定(政府法案)」では「戦前日本の『産めよ殖やせよ』と同じではないか」「学生支援は少子化対策とは違う」という吉良氏の批判には全く同感です。そもそも現在「3人も産む家庭は少数派」でしょう。
 俺(1970年代生まれの団塊ジュニア)の両親も「子ども2人(俺と、きょうだい1人)」ですし、同級生も多くは「1人っ子」「きょうだい1人の2人っ子」でした。


ポスターに品位保持規定/改正公選法が成立
 一定の規制がされることになりましたが、昨日(3/27)のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」では「ポスター規制」よりも
二馬力選挙(斎藤支持を表明した兵庫県知事選での立花のように、自らの選挙運動ではなく、他候補を公然と応援する行為)」
SNSでの誹謗行為」等に対する規制の方が急務ではないか、と言う疑問が指摘されています。

*1:参院議員。共産党政策副委員長(党中央委員兼務)