今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年4/2日分)(副題:吉田県議への殺害予告ほか、紙屋と松竹に今日も悪口する)(追記あり)

強制出向教員 原職復帰/奈良教育大付属小 裁判中の3人
 運動がなければ原職復帰はなかったでしょう。一定の成果ではあり、嬉しいですが、記事も

 「奈良教育大学附属小を守る会」は1日、原職復帰は運動や提訴、交渉を受けたもので「昨年度の人事異動は不当であり4人の復帰は当然の措置」と強調。同時に「大学や県教委、文科省等が教育課程への介入の誤りを認めたわけではない」として取り組みを強化する声明を発表しました。

と指摘するように手放しでは喜べません。


被害拡大 金融庁に責任/スルガ銀行不正融資 小池氏が追及/参院財金委
 以前、拙記事今週の週刊漫画ゴラク(2025年1/24記載)(副題:スルガ銀行不正融資、ボラの刺身ほか) - bogus-simotukareのブログでも取り上げましたが、およそ地方銀行の行為とは思えない犯罪行為です。


女性の声 黙らせるもの/生理の貧困指摘に 8000件超殺害予告メール/党三重県議 吉田氏会見
吉田県議への殺害予告/警察の厳正な対処を/衆院委で本村議員
 吉田県議も精神的に辛いでしょうから周囲がしっかりと支えて欲しい。竹内英明氏(兵庫県議)のような悲劇(自殺)は絶対に起こしてはいけない(というか、竹内氏の自殺後に「これ」とは「吉田氏の自殺狙いか」と疑いますね)。
 「女性差別(特に若年女性差別*1)と反共主義の悪しき合体」「民主主義の破壊行為」であり警察の捜査で厳罰が科されるべきです。
 マスコミも他党ももっと批判すべきです。「兵庫県でも同様の脅迫があり、県議(竹内氏)から自殺者まで出ている」し、最近も兵庫県内部告発問題、百条委員会委員の丸尾牧県議に大量の誹謗メール「お前もとっとと…」 : 読売新聞等が報じるように別の兵庫県議(丸尾牧氏)に酷い誹謗があったとのことで、これらを「共産党(あるいは三重県)のことだから支持者(あるいは三重県民)でない我々には関係ない」「兵庫県のことだから(以下略)」等とするのは問題がありすぎる(しかしこうなると個人の犯行と言うより組織的犯行の疑いがあるし、こうした「兵庫県議の竹内氏、丸尾氏や吉田三重県議」への攻撃は「同一人物」がやってるのかもしれない)。
 それにしても果たして共産議員以外の発言でここまで酷い暴挙がされたかどうか。
 「生理の貧困」については、

「生理の貧困」解消へ 現場の声から政党・国・自治体それぞれの取り組みで対策が実現|FNNプライムオンライン2021.3.29
「いま世界各国で女性の月経に関する『生理の貧困』という問題について動きがあります。実態を把握し必要な対策を検討していただきたい」(公明・佐々木さやか*2議員)
「経済的な理由で生理用品を購入できない女性や子どもがいるという『生理の貧困*3』の問題に対応するため海外では生理用品の無料配布などが行われていると伺っている。今後何ができるか検討してまいりたい」(丸川珠代*4女性活躍相)
 4日の予算委員会公明党の佐々木議員は丸川大臣に対し、『生理の貧困』について国としての実態把握や学校での生理用品の無料配布を訴えた。

【主張】生理の貧困 細やかな支援を継続的に - 産経ニュース2022.4.3
 経済的な理由などで生理用品の購入や入手に苦労したことのある女性が8・1%にも上ることが、厚生労働省の初めての調査で分かった。
 これほど多くの女性が生活必需品を手にできず困っていたことを思うと胸が痛む。速やかにこの問題を解消しなければならない。

きょうの潮流 2025年4月4日(金)
 教育をめぐる問題に正面から切り込んだドラマ「御上(みかみ)先生」で生理の貧困をとりあげた回*5がありました。早くに両親を亡くし祖父母の介護と困窮に苦しむ高校生が生理用品を万引きします
▼なぜ、そうした行動に走ったのか。生理用品を盗まざるをえなかった事情や悲痛なサイン。ひとりで苦悩する生徒の姿から社会の格差や貧しさがあぶり出されていきます

等で分かるように、共産以外も問題にしてることです。別に「共産的、左翼的な主張」というわけでもない。
 なお、予想の範囲内ですが、この件に松竹や紙屋、「反党分子類友連中」の多く*6は「彼らが愛する*7党が不当な攻撃を受けてる」上に「公人に対する殺害予告(兵庫でも同様の出来事があり、自殺者まで出ており、共産限定の問題とはもはや言えない)」という「民主主義破壊行為」にもかかわらず「ブログやXで何も言及しない」と言うのに呆れますね。
 安保ばかり論じたがる安保バカ「松竹」はともかく、「生理の貧困」について触れた記事はないようですが

坂井恵理『シジュウカラ』 - 紙屋研究所2020.11.9
松田舞『ひかるイン・ザ・ライト!』1 - 紙屋研究所2021.10.3
松田舞『ひかるイン・ザ・ライト!』3 - 紙屋研究所2022.8.27
松田舞『ひかるイン・ザ・ライト!』4 - 紙屋研究所2022.10.17
瀧波ユカリ『わたしたちは無痛恋愛がしたい』4 - 紙屋研究所2023.10.31
天沢アキ『ハマる男に蹴りたい女』 - 紙屋研究所2024.8.26
坂井恵理『逃げるA』 - 紙屋研究所2024.9.30
『南Q太傑作短編集 ぼくの友だち』 - 紙屋研究所2024.10.26
 南Q太は、男性のようなペンネームだが、枡野浩一歌人、小説家)の元妻で女性
瀧波ユカリ『わたしたちは無痛恋愛がしたい』5・6 - 紙屋研究所2024.12.2
『このマンガがすごい!2025』「オンナ編」にアンケートで参加しました - 紙屋研究所2024.12.15
 世良田波波『恋とか夢とかてんてんてん』や南Q太といった女性漫画家の女性向け漫画に言及
江森百花・川崎莉音『なぜ地方女子は東大を目指さないのか』 - 紙屋研究所2025.2.27

等で「女性向け漫画*8(多くの場合、作者*9が女性、主人公も女性で女性向け雑誌に連載*10。絵柄もいわゆる少女漫画ぽい絵柄等)」や「女子高生の大学進学問題」等に触れ「ジェンダー問題に興味があるようなそぶりをしていた紙屋」なら今回の件が「単に吉田県議攻撃に留まらず、『生理の貧困』を問題にするフェミへの攻撃にもなってること」から「共産に怒りはあるが、これは共産攻撃に留まらずフェミ攻撃で、ジェンダー問題に興味がある私(紙屋)としても容認できない」等として「もしかして触れるか?」と思っていましたが。
 紙屋の「ジェンダー問題に興味ある」アピールも何処まで信用出来ることやら。
 それはともかく、俺が「紙屋や松竹など」反党分子連中の立場なら「民主主義破壊行為(殺害予告)を、女性差別を許さない」として言及しますけどね。そうすれば「党と対立関係にあっても不当な行為(民主主義破壊行為や女性差別)を許さないとは、松竹氏や紙屋氏は懐の深い人間だ」と世間もそれなりに評価してくれるでしょうに。
 言及しないのでは逆に「被害者が共産党所属議員で、松竹氏や紙屋氏が、除名等で共産党を恨んでるからと言って明らかな犯罪行為の批判すらしないのか。そもそもこれは共産議員への攻撃に留まらず、1)「政治家への殺害予告」という民主主義破壊行為、2)反フェミによる『物言う女性』への攻撃(そういう意味では『暇空茜のColabo叩き』『伊藤詩織氏への誹謗』など『他のフェミ叩き』とも共通する)だろうに松竹氏や紙屋氏は了見が狭いな(呆)」と呆れられるのが落ちでしょう。
 党への恨みが強すぎて「そんなことも思いつかない」ようで哀れです。
 まあ、これが「吉田県議への殺害予告」ではなく「(紙屋や松竹は)共産党相手の裁判を辞めろ」等と言う殺害予告*11なら、大喜びで「民主主義の危機」と騒いでるのが松竹や紙屋、「反党分子類友連中」の多くでしょうが。
 また「高橋茉莉氏攻撃」については
国民民主党(民民)所属の江東区議・二瓶文隆の極右色むき出しのXに驚き呆れる。やはり高橋茉莉氏は彼ら極右人士に「生活保護を不正受給した疑いがある」と言いがかりをつけられて「排除」されたのではないか - kojitakenの日記2024.3.1
衆院東京15区補選の国民民主党公認を取り消された高橋茉莉氏が自殺か。その報道に対して民民代表・玉木雄一郎がXに「一般人の自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか」とポスト(呆)。批判を浴びるや玉木はXを削除して逃亡(怒)(怒)(怒)(怒)(怒) - kojitakenの日記2024.9.9
「過去に故高橋茉莉氏が言及していたことが真実なら法的にマズイことになった」というのは本当か。そこを論点にしなければならない。 - kojitakenの日記2024.9.11
故高橋茉莉氏について、本人が否定した「生活保護の不正受給」のデマを拡散したのも立花孝志だった(怒)/民民はこれを受けてか高橋氏の衆院補選公認予定を取り消した - kojitakenの日記2025.1.22
等の記事を大量生産して「女性の味方」アピールしていたkojitakenも「吉田氏への攻撃」には触れておらず「結局、お前がやりたいのはただの国民民主党叩きだろ?(まあ、国民民主は叩かれて当然の下劣な振る舞いを高橋氏相手にしたとは思いますが)」「女性の権利とかに興味があるわけじゃないだろ?」感が否定できません。
 一方でinti-sol氏(普段の言動は明らかに、共産に好意的とは言えない立場)が「吉田氏への攻撃」を何故そんなに批判されるのか分からない | inti-solのブログ - 楽天ブログ*12で触れたことは高く評価したい。

 共産党の議員だから(ボーガス注:党や後援会などの支援もあるし)「それでくじけて黙ってしまう」なんてことはないでしょうけど、世間一般の人、まして女性だったら多くが黙ってしまうでしょうね。

とinti-sol氏が書くようにこれは「共産への攻撃」とのみ見るべきではなく「フェミへの攻撃」等と見るべきでしょう。「精神的に強い人間」ならともかく、これでは「怖くて黙り」は当然ありうることです。 
【追記】
 赤旗が報じる「吉田三重県議(共産)への脅迫事件」後にそれについて、ブログでもXでも全く触れずに、ブログで「新たに書いた記事」が脳天気に

松田舞『放課後帰宅びより』 - 紙屋研究所
 アニメ化まで進行しているんだぜ!?
松田舞「放課後帰宅びより」アニメ化企画進行中 先輩後輩の帰宅部青春ラブコメ - コミックナタリー
 期待せずにはいられないとはこのことだ。

とは心底呆れます。
 「趣味(アニメや漫画)の記事を書くな」とは言いませんが、「共産をよくしたいと思って除名無効訴訟を提訴した」が本心なら、共産攻撃に留まらず「殺害予告という明らかな民主主義破壊行為(犯罪行為)」で「女性差別(特に若年女性差別)」でもあるし、「脅す動機は違う」とはいえ同様の脅しは「兵庫県」でも県議に対してされてる(しかも竹内氏という自殺者が出た)し、簡単でいいからinti-sol氏記事何故そんなに批判されるのか分からない | inti-solのブログ - 楽天ブログのように「何か言及したら」どうなのか。改めて「反党分子(紙屋)はどうしようもねえな」「そんなことだから除名されたんじゃねえのか?」と心底呆れます。
 なお、

松田舞『放課後帰宅びより』 - 紙屋研究所2025.4.3
bogus-simotukare
 赤旗が報じる「吉田三重県議(共産)への脅迫事件」後に、それについて、ブログでもXでも全く触れずに「書いた記事」が脳天気に
>アニメ化まで進行しているんだぜ!?
>期待せずにはいられないとはこのことだ。

とは心底呆れます。
 「共産をよくしたいと思って提訴した」が本心なら、共産攻撃に留まらず「殺害予告という明らかな民主主義破壊行為(犯罪行為)」で「女性差別(特に若年女性差別)」でもあるし、「脅す動機は違う」とはいえ同様の脅しは「兵庫県」でも県議に対してされてる(しかも自殺者が出た)し「何か言及したら」どうなのか。改めて「反党分子はどうしようもねえな」「そんなことだから除名されたんじゃねえのか」と心底呆れます。

ということで紙屋記事にも投稿し、掲載もされました。掲載はしてもどうせ応答拒否でしょうし、今後も「吉田県議の件」については「おそらくブログでもXでも触れない」のでしょうが。そして俺に対して「冷静な態度」を装っても、紙屋は内心ではマジギレしてるのでしょう。

*1:「生理の貧困(女性問題)」について触れた女性県議のツイートに異常な攻撃を仕掛けるのはそうとしか理解できないでしょう。

*2:第四次安倍内閣で文科大臣政務官

*3:生理の貧困といった場合「経済的貧困(生理用品が買えない)」が主なようですが、論者によっては「(特に当事者では無い男性の)生理についての知識の貧困(マルクス『哲学の貧困』的な意味の「貧困」で「貧弱」とも言い換え可能。つまりは性教育の不十分さ)」なども含むことに注意が必要です。なおマルクスの著書名は論敵だったプルードンの著書『貧困の哲学』への当てこすり、嫌み、皮肉(プルードンの哲学が貧困という意味)だとされる。

*4:テレビ朝日アナウンサー。第三次安倍内閣環境相菅内閣女性活躍等担当相を歴任

*5:これについては例えば「御上先生」ヤングケアラー、生理の貧困を考える描写にネット衝撃「震えながら見た」「ドラマで…すごい」― スポニチ Sponichi Annex 芸能(2025.3.2)参照。なお詩森ろば - Wikipediaアイヌ巡る事件描く新作「コタン虐殺」幕開け、詩森ろば「少しでも力に」(公演レポート / コメントあり) - ステージナタリー(2020.2.1)、『Secret War-ひみつせん-』いよいよ開幕! 詩森ろば・三浦透子 インタビュー | えんぶの情報サイト 演劇キック(2022.6.8)、被災で親や仕事をなくした人へ 「岬のマヨイガ」公演へ [岩手県]:朝日新聞(2020.12.13)、流山児★事務所と詩森ろばがタッグを組んだ、“OKINAWA”2部作スタート(舞台写真あり) - ステージナタリー(2023.4.10)、serial number「スローターハウス」開幕に詩森ろば「立ち会っていただけたら」(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー(2023.7.15)、演劇 名取事務所「ホテル・イミグレーション」 難民とどう向き合うか=評・濱田元子 | 毎日新聞(2023.9.21)、舞台「神話、夜の果ての」 7月5~14日、東京・池袋 宗教2世の青年が事件を起こすまでの軌跡描く:東京新聞デジタル(2024.6.27)によれば、『御上先生』の脚本家・詩森ろば氏は過去にも映画『新聞記者』(2019年公開)、舞台劇として、白老町長襲撃事件 - Wikipediaを取り上げた『コタン虐殺』、陸軍登戸研究所を取り上げた『Secret War-ひみつせん-』、東日本大震災の被災者を描いた『岬のマヨイガ』、優生思想を持つ障害者施設職員による障害者殺害を描いた『スローターハウス』(恐らく2016年の 相模原障害者施設殺傷事件 - Wikipediaにヒントを得ている)、沖縄戦を描いた『キムンウタリ OKINAWA1945』、沖縄返還を描いた『OKINAWA1972』、難民問題を取り上げた『ホテル・イミグレーション』、宗教2世問題を取り上げた『神話、夜の果ての』等の社会派作品の脚本を手がけている。なお、陸軍登戸研究所については、渡辺賢二『陸軍登戸研究所と謀略戦:科学者たちの戦争』(2012年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)等の著書があります。また、陸軍の偽札製造拠点「登戸研究所」とは|川崎市の戦跡 薄れる戦争の記憶 NHK(2018.8.15)を参照ください。

*6:勿論、「反党分子の全て」を把握してるわけではないので「全て」と断言はしませんが

*7:「党を愛しているのに不当除名された」という「反党分子」連中の建前では「党への悪口」は「誹謗ではなく叱咤激励」です。

*8:なお、俺個人は紙屋と違い「女性向けではない、女性色のあまり強くない女性漫画家作品(長谷川町子サザエさん』、さくらももこちびまる子ちゃん』、室山まゆみあさりちゃん』等)」はともかく「女性向け漫画」はまず読みませんし、フェミ的なことにもあまり関心はありません(赤旗や前衛、経済、歴史評論の記事でフェミ的な内容があれば紹介はしますが)。

*9:紙屋が取り上げた漫画家では例えば、天沢アキ、酒井恵理、瀧波ユカリ

*10:「作者が女性、主人公も女性」「女性向け雑誌に連載」の結果「シングルマザーの悩み」などの「ジェンダー問題」が描かれることも当然あります(描かれないこともありますが)。

*11:幸いにも「共産支持者にはそういう馬鹿者はおらず、また、『共産の評判を落とすための共産支持者なりすまし』でそういうバカをやる物もおらず」そうした事実はないようですが

*12:但し「殺害予告」などはもはや「批判」と呼べる代物ではなく、タイトルは「攻撃」とでも書いて欲しかった。