枝野幸男・憲法審査会会長、立憲民主党の藤原規真氏を注意 衆院作成資料を「中傷」 - 日本経済新聞
衆院憲法審査会の枝野幸男*1会長(立憲民主党)は3日、立民の藤原規真氏が前回審査会で衆院作成資料を「捏造」と発言したことを注意した。「審査会の品位を傷つけないよう発言に配慮してほしい。事務方を誹謗中傷しないよう強く申し上げる」と述べた。審査会の開会も約10分遅れた。
藤原氏は3月27日、衆院憲法審事務局がまとめた「参院の緊急集会」の制定経緯や論点に関する資料を批判。「細切れ、ばらばらに学説が分類されている。もはや(ボーガス注:改正派を有利にするための)学説の捏造と言われても仕方がない。改正推進派を容易にミスリードし得るものだ」と指摘していた。
3日の審査会で、自民党の船田元氏*2は「礼を失する発言で許容し難い」と批判。(ボーガス注:衆院憲法審査会筆頭幹事である)立民の武正公一氏*3も「不適切だ。こうしたことがないよう会派として努める」と述べた。
藤原氏は3日、自身のX(旧ツイッター)に「立法事実を巡る重要箇所を省き、議員の発言を憲法学説かのように記載し、憲法学者が唱えていない説を紹介。その資料を端的に評価申し上げた」と投稿した。
今日の産経ニュースほか(2025年3/27日分) - bogus-simotukareのブログで取り上げた衆院憲法審の枝野会長「私の責任で提出している」 資料酷評の立民新人議員にきっぱり - 産経ニュースの続報です。
滑稽なのはこの記事を読んでも「無礼だ」「不適切だ」「誹謗だ」とするばかりで何が「どう無礼で不適切で誹謗なのか」まるで分からないことです。恐らく枝野らは「これこれこういう理由で藤原は間違っており、不適切」という説明はしてないのでしょう。
一方、
党派超えた苦言も「引くつもりはない」裏方批判の立民新人 憲法審で「学説の捏造」発言 - 産経ニュース
立憲民主党の藤原規真衆院議員は3日、衆院憲法審査会で衆院法制局の作成資料を「学説の捏造」と言及した自身の発言に党派*4を超えて批判されている現状について、X(旧ツイッター)で「引くつもりはない」と書き込んだ。
として藤原氏はそうした非難に反論しています。
それにしても滑稽なのは一時期は
藤原規眞・立民衆院愛知10区候補予定者の執行部批判をも辞さないツイートに注目した - kojitakenの日記2023.6.11
立民の衆院愛知10区総支部長・藤原規眞氏のXを「厳重注意」した立民選対委員長・大串博志(元前原G・希望の党)は好き嫌いが激しく、放恣な人事権行使を濫発する人物らしい(呆) - kojitakenの日記2024.7.29
として藤原氏を頻繁に取り上げていた、藤原規眞 カテゴリーの記事一覧 - kojitakenの日記というカテゴリーまで作っていたkojitakenがこの件に触れないことです。
藤原氏には失礼ながら、「2024年初当選の無名議員の彼」を俺が知ったのも、kojitakenが「2024年の初当選前から彼を好意的に何度も取り上げていたから」なのですが。
1)藤原規眞・立民衆院愛知10区候補予定者の執行部批判をも辞さないツイートに注目した - kojitakenの日記とは違い、今回の『藤原規眞・立民衆院議員(愛知10区)の執行部批判も辞さないツイート(事実上、藤原ツイートは枝野や武正を批判してる)』には注目しない、
2)立民の衆院愛知10区総支部長・藤原規眞氏のXを「厳重注意」した立民選対委員長・大串博志(元前原G・希望の党)は好き嫌いが激しく、放恣な人事権行使を濫発する人物らしい(呆) - kojitakenの日記とは違い、今回の『立民の衆院議員(愛知10区)藤原規眞氏の発言を「注意」した立民最高顧問・枝野幸男(憲法審査会会長)』については意見を述べないkojitakenです。
kojitakenがこの件に気づいてないとも思えないので以前、枝野を2022年参院選では泉健太が、2024年都知事選では手塚仁雄(野田G)が大いにやらかした。立民は枝野幸男を再登板させざるを得ない状況に追い込まれつつあるのではないか - kojitakenの日記(2024.7.9)等で褒め、また藤原氏も藤原規眞・立民衆院愛知10区候補予定者の執行部批判をも辞さないツイートに注目した - kojitakenの日記(2023.6.11)等で褒めたことから「枝野擁護、藤原批判」も「枝野批判、藤原擁護」もどちらもしたくないので、気づかないふりをしてるのでしょう。いつもながら姑息な男です。「kojitakenのそういうところ」を俺は心底軽蔑してます。
なお、護憲派としてはこうした藤原氏の言動、あるいは彼を批判する枝野や武正(藤原氏と同じ立民所属)の言動をどう評価するかが問題ですね。今のところ、俺は「枝野らの批判(無礼云々と言うばかりで内容への批判がない)に納得できない」ので藤原支持ですが。
なお、この件については
藤原のりまさ(衆議院議員・弁護士) 愛知10区
「礼を失する発言で許容しがたい」自民・船田議員が立憲・藤原議員の憲法審査会における発言に“怒り” | 政治 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
立法事実をめぐる重要箇所を省き、議員の発言を憲法学説かのように記載し、憲法学者が唱えていない説を紹介。その資料を端的に評価申し上げた。引くつもりはない。
藤原のりまさ(衆議院議員・弁護士) 愛知10区
◆小西ひろゆき*5 (参議院議員)
自民の船田議員の発言こそ問題です。3/27の立憲の藤原議員の問題提起は、衆院法制局の提出資料が、①緊急集会の立法事実の根幹(三ページの文量)を省いていたり、②(ボーガス注:改憲派議員の政治的主張にすぎず?)学説でもないものをそのように記載したり、③憲法学者が唱えてもない説を記載したりと明らかにおかしい内容になっていることを指摘したものです。
このうち①、②については、私の指摘を受けて衆院法制局は二年前の資料から修正して3/27に補訂版を提出しています。
衆院法制局が作成していた資料が、改憲派に有利な内容として本来の法令解釈の在り方等を逸脱したものではなかったのか、そして衆院改憲派の緊急集会に関する暴論を支えていたのではないかについて、事実に基づく検証を行う必要があります。
(なお、衆院の暴論は昨日の参院憲法審で自民の佐藤*6筆頭幹事の意見によって全否定*7されました)
それを行うことなく、藤原議員を一方的に批判することは「憲法問題の調査審議」を国会法上の法的任務とする憲法審査会にあるまじき暴挙です。
小西ひろゆき (参議院議員)
本件は、科学的事実及び法的な論理の双方において、藤原議員に正当性があります。衆院法制局が二年前に憲法審に提出の「緊急集会」資料は明らかに不可解な点が複数あり(改憲派の主張を支持するためと説明)、3/27提出の補訂版では一部削除又は追加修正されたものの、依然として深刻な問題があります。
も紹介しておきます。
一方滑稽なのは、藤原氏がXで反論してる一方で、「俺の見落とし」でなければ、枝野がこの件についてXで何故か全く触れてないことです。まあ、何故かはおおよそ見当が付きますが。
「道理はむしろ藤原の方にある。下手に騒ぐと俺がむしろ護憲派(社民、共産など)に叩かれる」か、「2024年初当選の1年生議員(藤原氏)を相手にしたらベテラン議員で、大臣(菅内閣官房長官、野田内閣経産相)や党三役(民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、立民党代表)と言った要職も経験した俺の格が下がる」か、枝野の考えはそんなところでしょう。いずれにせよ、お粗末な枝野です。
以前、小西氏を小西洋之 カテゴリーの記事一覧 - kojitakenの日記というカテゴリーまで作り
立民・小西洋之の暴言と維新・馬場伸幸の妄言/暗君・泉健太の早期退陣を改めて求める - kojitakenの日記2023.3.31
等で、小西氏に悪口してたkojitakenなら「不当な枝野批判だ*8」と思えば、小西氏に悪口していたでしょうから、恐らく「これは枝野の方が間違ってるのではないか」「しかし枝野信者として枝野批判は出来ない」で黙りなのでしょう。しつこく繰り返しますが、いつもながら姑息な男です。「kojitakenのそういうところ」を俺は心底軽蔑してます。
なお、俺の気づいた限りでは「社民、共産」は、「藤原批判(枝野擁護)」もしない一方で、「枝野批判(藤原批判)」もしてないよう*9ですが、立民との関係を考えて現時点では「批判を自重してる」ということではないか。
ということで俺の「共産支持」は、「共産には失礼」ながら「立民など他政党が酷すぎるから支持できない(俺的に共産が一番まとも)」という要素が大きい。
藤原、小西批判と、枝野、武正批判とどちらが正しい(俺個人は現時点では藤原氏が正しいように思うので藤原支持ですが、枝野らの主張に納得がいけば、藤原批判に転じることもありうる)にせよ、「憲法問題を巡ってこんな内紛(?)が起こるような立民」を支持する気にはとてもなりません。
特に「仮に幹部である枝野の方が間違ってる(私見では枝野の方が間違ってると思いますが)」なら「なおさら支持できません」。
*1:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表等を経て立民党最高顧問
*2:宮沢内閣で経企庁長官。船田譲元栃木県知事(1923~1985年)は父、鳩山内閣防衛庁長官、自民党政調会長(岸総裁時代)、副総裁(福田赳夫総裁時代)等を歴任した船田中(1895~1979年)は祖父という三世政治家
*3:鳩山、菅内閣外務副大臣、野田内閣財務副大臣等を歴任。現在、民主党ネクスト内閣外相
*4:日経記事に名前が出てくる自民の船田、立民の枝野、武正のこと
*6:元自衛官で、第二次安倍内閣防衛大臣政務官、第四次安倍内閣外務副大臣等を歴任した「ヒゲの佐藤」こと「佐藤正久」のこと
*7:これについては立民・小西洋之氏が自民の「ヒゲの隊長」を絶賛 衆院との微妙な距離が表面化 参院憲法審 - 産経ニュース(2025.4.2)の『立民の辻元清美氏は2日の参院憲法審で「安易に任期延長を論じるのではなく、いかなる事態でも民主主義の源である選挙ができる制度の具体化の議論を深めるべきだ」と任期延長論を牽制した。また、自民の佐藤正久氏は、参院緊急集会の活動期間について衆院側で「70日間が目安」との発言があったことに対し、期間に厳格な制限はないとして「誤解を生む」と不満を表明。緊急集会の権限は「原則として国会の権能の全てに及ぶ」と主張した。与野党の見解一致に、立民の小西洋之氏が「良識の府である参院の矜持あふれる意見表明だ」と敬意を示し、佐藤氏が苦笑いを浮かべる場面もあった。参院側には任期延長により存在感が低下しかねないとの懸念も見え隠れする。自民関係者は「衆院に対するライバル意識が党派を超えて強いのではないか」と指摘した。』を参照
*8:船田のみを名前を出して批判するだけで正面から枝野批判することは避けてはいるものの、枝野は「船田の藤原非難」に同調してるので、「藤原擁護」は勿論枝野批判を意味します。
*9:枝野批判等を、社民や共産がしていたらこの記述は撤回しますが