kojitakenに突っ込む(2025年4/8分)

秋田県知事選、自民支持層の5割強、立民支持層の6割強、民民支持層の7割弱、それに新選組支持層の実に8割強が維新が支持する候補に投票した(三春充希氏のグラフより)/新選組支持層の維新化が進んでいる(笠原一浩氏のX) - kojitakenの日記
 立民や国民民主が猿田*1候補を支持したにもかかわらず、支持層が「猿田支持」ではなかったことが敗戦の大きな要因であることが見て取れます。猿田氏が候補として良くなかったのか、はたまた「立民、国民民主支持層」が右傾化してるのかはひとまず評価は避けます。
 またkojitakenが指摘するように、れいわが「右傾化してる」ようにも思います(単にれいわ支持層はどんな形であれ「相乗りに否定的なだけ」かもしれませんが)。
 自民党の支持率低下が単に「自民支持層が他の右翼政党(国民民主や右傾化が進むれいわ)に向かっただけ→結果として自民党は大して苦しい立場にならない→今後、何らかの理由で国民民主やれいわ支持が落ち込めば、自民が復調する」だけではないかとげんなりします。
 共産の支持率が伸び悩んでることと言い俺的に頭の痛い話ですが、「諦めず戦うほかはない」と書いておきます。


江戸っ子の宮部みゆきが江戸期阪神間の水害を題材にとった「くりから御殿」(『泣き童子 - 三島屋変調百物語参之続』収録)は絶品! - KJ's Books and Music

 江戸時代の江戸(東京)を舞台にした時代小説だが、宮部の時代小説は時代小説らしからぬところがある、というより最近の時代小説はそういうものが多いのかもしれない。少し前に読んだ朝井まかての小説もそうだった。

1)最近読んだ朝井の小説とは何か?
2)「時代小説らしからぬ」とは何か?。

【名前順】
池波正太郎(1923~1990年)
 五社英雄監督の映画『雲霧仁左衛門』(1978年)、フジテレビドラマ『鬼平犯科帳』(1989~2001年まで全9シリーズ、火付盗賊改方長官・長谷川平蔵*2が主人公)、『剣客商売』(1998~2004年まで全5シリーズ)の原作者
滝口康彦(1924~2004年)
 小林正樹監督の映画『切腹』(1962年)、『上意討ち 拝領妻始末』(1967年)の原作者
司馬遼太郎(1923~1996年)
 NHK大河ドラマ竜馬がゆく』(1968年)、『国盗り物語』(1973年、斎藤道三が主人公)、『花神』(1977年、大村益次郎*3が主人公)、『翔ぶが如く』(1990年、大久保利通*4西郷隆盛*5が主人公)、『徳川慶喜』(1998年)、『功名が辻』(2006年、初代土佐藩主・山内一豊が主人公)の原作者
南條範夫(1908~2004年)
 今井正監督の映画『武士道残酷物語』(1963年)、NHK大河ドラマ元禄太平記』(1975年、柳沢吉保が主人公)の原作者
藤沢周平(1927~1997年)
 山田洋次監督の映画『たそがれ清兵衛』(2002年)、『隠し剣 鬼の爪』(2004年)、『武士の一分』(2006年)の原作者
山岡荘八(1907~1978年)
 NHK大河ドラマ徳川家康』(1983年)、『独眼竜政宗』(1987年、仙台藩初代藩主・伊達政宗が主人公)の原作者
山本周五郎(1903~1967年)
 NHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』(1970年、伊達騒動原田甲斐が主人公)、黒沢明映画『椿三十郎』(1962年)、『赤ひげ』(1965年)の原作者
吉川英治(1892~1962年)
 NHK大河ドラマ太閤記』(1965年、豊臣秀吉が主人公)、『新・平家物語』(1972年、平清盛が主人公)、『太平記』(1991年、足利尊氏が主人公)、『武蔵』(2003年、宮本武蔵が主人公)の原作者

等の「かなり過去の作家」と何が違うのか。
3)「最近の」というが宮部、朝井以外にもそうした「最近の作家」の例はあるのか
等、もっと具体的に書けばわかりやすいだろうにと思います。

 文庫本巻末の解説文(高橋敏夫氏*6)を引用する。
『多くの作家による秀作がそろう「三・一一後文学」のなかでも、とりわけすぐれた作品になっている。』(角川文庫版474頁)

 『「三・一一後文学」って何?』ですね。ググる震災後文学 - Wikipedia

作家たちは「3.11」をどう描いてきたのか 〜「震災後文学」最新作を一挙紹介!(木村 朗子) | 現代ビジネス | 講談社2016.3.4
 震災後4年が過ぎて、ようやく被災地発の小説が現れた。総勢12人の岩手県出身の作家による震災をテーマにした小説を揃えた短編アンソロジー『あの日から―東日本大震災鎮魂岩手県出身作家短編集』(岩手日報社2015)である。

等がヒットし「東日本大震災(2011年3月11日)後に書かれた、災害(特に東日本大震災。但し、宮部の場合のように東日本大震災以外の災害の場合もある)をテーマとした文学」だろうと想像は出来ますが。また「秀作がそろう」というなら高橋氏には「具体例(できれば宮部と同じ時代小説)」を上げて欲しい。

*1:秋田県産業労働部長、副知事等を歴任

*2:1746~1795年。1788~1795年まで火付盗賊改方長官

*3:明治新政府で兵部大輔

*4:明治新政府で大蔵卿、内務卿、参議を歴任

*5:明治新政府で近衛都督、陸軍大将、参議を歴任

*6:早稲田大学名誉教授。著書『藤沢周平』(2002年、集英社新書)、『ホラー小説でめぐる「現代文学論」:高橋敏夫教授の早大講義録』(2007年、宝島社新書)、『藤沢周平という生き方』(2007年、PHP新書)、『井上ひさし』(2010年、角川SSC新書)、『松本清張:「隠蔽と暴露」の作家』(2018年、集英社新書)等