「トイレにナプキンを」と訴えただけで殺害予告8000件、杉田水脈氏からも攻撃…生理のつらさが共感されない恐怖:東京新聞デジタル2025.4.9
勿論、吉田県議に対する脅迫ですが、こうした記事を書いた東京新聞は高く評価したい。
これこそ「共産党支持者(あるいは三重県民)じゃないから関係ない」で済ませてはいけない話でしょう。「表現の自由戦士」が振り回す言葉を使えばこれこそ「ニーメラー案件」でしょう(彼らが最初共産主義者を攻撃したとき - Wikipedia参照)。
それにしても「俺もしつこい」ですが、以前も今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年4/2日分)(副題:吉田県議への殺害予告ほか、紙屋と松竹に今日も悪口する)(追記あり) - bogus-simotukareのブログに書きましたが、
1)党が不当な攻撃を受けてる(というか明らかに犯罪被害)
2)しかも県議に対する殺人予告であり、単に「党に対する攻撃」ではなく、「議会制民主主義に対する攻撃」と評価すべき。自殺者も出た「兵庫県議への同様の脅迫」も考えれば放置していい話ではない。警察の捜査やマスコミの批判等が強く求められる。
3)「生理の貧困」について無理解極まりない。というか明らかにいわゆるミソジニー(女性差別)。
「暇空茜のコラボ攻撃」
「杉田水脈らの伊藤詩織氏誹謗」
バカにされる女性議員「むだ議員」「犬っころ」…なぜ? 暴言の主は男性議員 女性が多数派の杉並区議会でも:東京新聞デジタル2025.4.9
(ボーガス注:杉並区議の)小池恵さんは、(中略)本会議中に(ボーガス注:対立する党派の男性市議から)「犬っころ」「キャンキャンうるさい」などの言葉をぶつけられた。
など同様のミソジニーを考えれば、これまた、単に「党に対する攻撃」とは評価できない。
と言う意味で何故そんなに批判されるのか分からない | inti-solのブログ - 楽天ブログ*1のように「取り上げてしかるべき」だろうに「党に対する悪口」ばかりでまるで触れない紙屋や松竹、その類友連中に改めて「心底呆れます」。
「党への愛」や「あるべき政治」を語る紙屋や松竹が「党を愛してもいないし、日本の政治をまともに考えてもいないことが無様にも露呈した」と言っていいのではないか。
そうした「懐の狭さ、狭量さ(明らかな犯罪行為でも、除名等を理由に紙屋、松竹らが憎悪する共産党の関係者が被害者なら、黙りで恥じない)」「政治に対して不真面目な態度」こそが「松竹、紙屋らへの支持を阻害してる(ある意味、松竹、紙屋らの自業自得)」と思いますね。まあ、俺は松竹、紙屋らを「支持しない立場」なのでそれでも構いませんが。
なお
“生理の貧困対策”宮崎県が災害備蓄の生理用品を学校で活用へ|NHK 宮崎県のニュース2025.3.17
県立の学校では、4年前から九州のほかの県に先んじて、突然の生理や経済的な理由で買えない、いわゆる「生理の貧困」対策のため、トイレに生理用ナプキンを置く取り組みを進めています。
121自治体庁舎に生理用品/926自治体で無償の取り組み/内閣府調査2025.4.7
東京都杉並区の岸本聡子*2区長はXで「2022年から全区立小中学校で生理用品の無料配布をトイレで行っています。トイレットペーパーと同じように必要な人が入手できるようにという気持ちです」「すべての人が尊厳をもって生理期間を過ごせるようにとりくんでまいります」と発信しています。
兵庫県淡路市は市役所のトイレに生理用品を置く目的を「突然生理用品が必要になる事態などの精神的負担を軽減し、『生理の尊厳』を守る」ためだと「広報淡路」(23年5月号)でのべています。
女性黙らせるミソジニー暴力/共産党が根絶要求2025.4.9
仁比氏は参院法務委員会で、政府の支援で生理用品を庁舎のトイレに備え置きしている自治体は121、全公立高校のトイレに置いている都県は15、全小中学校のトイレに置いている市区町村は295と広がっていることを指摘し、複数の施設のトイレに生理用品を置いている伊賀市の稲森稔尚*3市長の「生理の問題は個人の自己責任にするのではなく、社会的な解決が必要との認識を、性別問わず広げる必要性がある」との言葉を紹介しました。
ということで吉田県議への脅迫がいかに不当で異常か、改めて明白でしょう。
「女子トイレナプキン問題で批判コメントを出す男達の気持ちがわからん」高知東生が推奨映画記述(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
高知*4はXに「女子トイレナプキン問題で批判*5コメントを出す男達の気持ちがわからん」と書き出し、「女性の苦労を知らないだろ?是非『パッドマン』という映画を見ることをおすすめするゾ。苦労を分からなくとも当たり前とせず便利になるよう知恵を絞った優しい男性の話しだ。せめて頭から否定する頑固さから脱却しようぜブラザー」と、インドで安価な生理用品を開発することに力を注ぎ、奔走し、人生をささげた男性の話を描いた映画「パッドマン:5億人の女性を救った男」に言及しつつ記した。
この投稿に「見てみます!」「良かったです、パッドマン」などとさまざまな声が寄せられている。
【高知に賛同するリツイートのみ紹介】
◆もっさん
僕らが若い時は駅のトイレにはトイレットペーパーもなかった*6。今は当たり前にありますけどね。キオスクで買うか、トイレに自販機があって、それで買うかしてました。だから、今後変わっていくといいと思います。女子トイレにもナプキンが当たり前にあるように。だって、誰も困る人はいないのですから。
◆tamala
インド映画ですよね!
見たことあります、映画。
良かったです、パッドマン。
トイレナプキン、反対する理由は特にないと思うんだけどなんで反対するのかな?
◆ナラよもちゅ
トレペ*7はどのトイレにもあるのが普通で、同じように生理現象で出る生理血液の対策品は自分で持ち歩け、何故なら税金やコストが勿体ないからって、不均衡になっていると思うんだが。トイレ(ボーガス注:で出す大小便)も生理血液も体からでてくる、意思でコントロール効かない同じ生理現象なのに。
◆弁護士・中山知康
女性の体に生まれただけで、毎月一定期間、個人差はあるも、精神的肉体的に大変な負担を強いられる、さらに経済的にもそれら負担を抱えながら勉強受験仕事家事をこなしてくれたから、自分らが生まれ育ってきた。せめて経済的心理的負担だけでも少し軽くすることは社会保障そのものではないのか
「薬物犯罪の前科」があるとはいえ、「党支持者」の俺的には「吉田県議を擁護する高知東生(別に共産支持者というわけでもないでしょう)>人間として『絶対に越えられない壁』>吉田氏に冷淡な『反党分子』の紙屋や松竹(勿論、紙屋や松竹の方が人間として劣る*8)」ですね。また高知ツイートを紹介した記事も高く評価したい。
松竹や紙屋らには「杉並区長(トイレットペーパーと同じように必要な人が入手できるようにという気持ち)や伊賀市長(生理の問題は個人の自己責任にするのではなく、社会的な解決が必要との認識を、性別問わず広げる必要性がある)や高知東生(女子トイレナプキン問題で批判コメントを出す男達の気持ちがわからん)を見習い、今からでも何かコメントしろ*9」「どこまで党に敵対すれば気が済むのか?。どこまで『政治テロ(殺人予告)』や『生理の貧困』に興味が無いのか?(呆)」と言いたい。
まあ「党所属議員(吉田氏)への殺害予告について何一つ言及しない、松竹や紙屋のクズさ(『生理の貧困』ならぬ『反党分子の精神的貧困』)が改めて明白になった*10」「生理の貧困について一定程度社会の注目が集まった」と言う点は俺にとって「不幸中の幸い」ではある。
他にも俺的に以下の通り「高知を高評価できるツイート」があり嬉しい限りです(別に彼のファンでもないが)。
高知東生
◆高齢者の運転で小学生が亡くなった事故痛ましいし、腹立たしい。年寄りが子供を殺してしまうことが繰り返されてるって、これはもう社会システムの問題だろ。俺も地方出身だからわかるが、車がなければ生きていけない。だとしたら高齢者の交通サービス充実を、行政がしっかり整備するしかないだろ。
軽トラックが小学生の列に突っ込み妹が死亡・姉が重体…違反がなければ認知機能の把握に限界 病歴は“自己申告” どうなっている?高齢ドライバーの運転免許制度|FNNプライムオンライン2025.3.28
人手不足や利用者の減少などを背景に、全国的に過疎地や中山間地におけるバスの廃線や減便が相次ぐ昨今にあって、車を運転しなければ生活が成り立たないという人がいるのも事実だ。
とはいえ、高齢ドライバーによる事故が後を絶たないことも事実。
この問題は国会でもたびたび質問があがるが、凄惨な事故を1件でも減らすためにも議論の前進が求められている。
◆俺が自分を薬物依存症者だと認めたくなかったのは、俺自体が薬物依存症者に偏見を持っていたからだな。「意志の弱いダメ人間」、これが俺の偏見だった。認めたくないから俺は「やめようと思えばいつでもやめられる」、こう言い訳をしていた。そしてこれは依存症者のよくあるパターンだと回復後に知った。「俺も依存症かもしれないなぁ」と言える人は(ボーガス注:多くの場合は)依存症じゃない。本当に問題を抱えている人は、そう簡単に自分の問題を認められないし、カミングアウトできないし、必死に隠してなんとか社会に順応しようとしているんだよな。傍から見るほど軽い話じゃない
◆故郷高知県での教員採用試験。280人合格して204人が辞退。教師って昔は人気の職業だったと思うが、今は本当に人気がないんだな。それが子供たちの教育の質の低下につながらなければいいが。教育長さんは「楽ではないが、やりがいはある*11」と仰っていたが、やりがいだけでなく処遇改善に是非尽力を!
小学教員合格者280人中204人辞退 大学3年生の「青田買い」に踏み切る高知県の現実 - 産経ニュース2025.4.6
「教職員は決して楽ではないが非常にやりがいのある仕事。高知の教育をともに進めていきましょう」。高知県教育委員会の辞令交付式が開かれた4月1日、高知市内の会場で今城純子教育長が新たに採用された教職員271人に呼びかけた。
県教委が昨年6月に実施した1次試験で、小学校教員(募集人員130人程度)に578人が応募し、2次の面接試験を経て(ボーガス注:辞退者も見込んで?)前年より80人多い280人が合格した。しかし、10月末までに204人が辞退。県教委は13人を追加で合格とし、11月時点の採用内定者は89人に。その後、12月に2回目の試験を実施して何とか人員を確保した。辞退者は内定者全体の7割にも及んだ。
全国的に小学校教員の不足は深刻だ。文科省によると、小学校教員試験の採用倍率は平成12年度の12・5倍から下落傾向が続き、令和6年度は2・2倍で過去最低を記録した。労働時間が長く激務というイメージもつきまとい、近年採用を拡大している民間企業との競合も厳しさを増しているという。
◆(ボーガス注:今回の広末涼子のように)いわゆる奇行と呼ばれることがあると、(ボーガス注:「薬物が検出された」という警察発表等の根拠もないのに)短絡的に薬物使用に結びつけて騒ぐのやめて欲しいと思う。世の中には色んなメンタルによる症状があるし、パニックに陥ることだってあるだろう。メディアもさらし者にするより、もしかしたら保護や治療が必要なのではないかと、まずは様々な可能性に配慮しよう
広末涼子容疑者 取り調べで興奮し 会話成り立たない様子も 病院で看護師にけがさせた疑いで逮捕 | NHK | 静岡県2025.4.9
俳優の広末涼子容疑者が交通事故を起こして搬送された静岡県内の病院で看護師にけがをさせたとして逮捕された事件で、容疑者は取り調べの際に興奮し、会話が成り立たないような様子もみられたということで、警察は当時の状況などを詳しく調べています。
広末涼子容疑者を送検 依然不安定な面も 事件前の行動など調べる | NHK | 静岡県2025.4.9
警察は認否を明らかにしていませんが、広末容疑者が代表を務める個人事務所は、公式ウェブサイトで「交通事故を起こし、一時的にパニック状態に陥った」としています。逮捕後の取り調べなどでは興奮した様子で、その後は落ち着いた様子も見せる一方、依然、精神的に不安定な面も見られるということです。
【参考:高知東生】
薬物、ギャンブル…高知東生さんら演じる依存症描く映画 福島で上映 [福島県]:朝日新聞2024.9.29
薬物、ギャンブル、アルコールなどの依存症者(アディクト)を描いた映画「アディクトを待ちながら」(82分)が10月4~10日、福島市のフォーラム福島で上映される。主演の高知東生(たかち・のぼる)さんら実際に依存症を経験した人やその家族が起用されており、4、5日には劇場で関連イベントがある。
高知さんは、覚醒剤と大麻の所持容疑で逮捕されたミュージシャンを演じる。逮捕から2年後、依存症患者らで結成したゴスペルグループのコンサート出演が決まるが、当日の予定時刻になっても会場に現れず出演者やファンらが動揺。ラストはシナリオのない即興芝居で演じられた。
高知さんや橋爪遼さん*12ら*13違法薬物関連で逮捕歴のある俳優のほか、パチンコ依存症だったことを公表している青木さやかさん*14が出演する。監督・脚本は、ギャンブル依存症の親戚がおり、これまでも依存症がテーマの連続ドラマを手がけてきたナカムラサヤカさん。プロデューサーは「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さん*15が務めた。
「こんな役、僕にやらせます?…」薬物逮捕歴ある俳優に「依存症」役 再起描く映画『アディクトを待ちながら』 | TBS NEWS DIG2024.10.22
ナカムラサヤカ監督
「1人でも薬物とかで問題がある人が出演しちゃうと、上映中止になってしまう。そういう部分が映画界の中にあったんですね。私も田中さんも、すごく不満で、不服で。イギリスのエルトン・ジョン*16とか、アメリカだとエミネム*17とか、ドラックやアルコールの依存症になったとしても、きちんと回復のステップを踏んでリカバリーした人には必ず手を差し伸べてくれる社会があるわけです。」
映画館には、依存症の家族を持つ人たちがたくさん訪れていましたので、上映後にお話をうかがってみました。
息子がアディクトの女性
薬物問題を引き起こした俳優に対して、「もう見たくない」「作品も放送してはいけない」と批判する人がいます。しかし、映画の中で出てきた「あなたたち、人生で1回も間違ったことないんですか!そんなことないですよねぇ?」というセリフが胸に残りました。ただ単に突き放す無理解な行為は罪深いのでは、と思いました。誰しもが、孤立して依存症に陥ることはありうると思います。
ナカムラ監督に、「依存症をどう捉えたらいいのでしょうか」と聞きました。
「糖尿病にかかったら、まず医者に行き、治療を受けますよね。でも完全には治らない。だから病状をコントロールする必要があるのです。依存症も完治しない病気なので、まず医者に行って診断を受けてほしい。病状をきちんとコントロールしていくことで生きていける。」と。
「なるほどな」と思いました。
【参考:高知東生が言及したインド映画「パッドマン」】
やはり(?)バットマン - Wikipediaとかけてるんでしょうか。例は何でもいいですが、「アンパンマン」と「ワンパンマン*18」みたいなもんか。
パッドマン 5億人の女性を救った男 - Wikipedia
2018年公開のインド映画。
トゥインクル・カンナーの短編小説集『ザ・レジェンド・オブ・ラクシュミ・プラサード』の一編「The Sanitary Man of Sacred Land」を原作としており、タミル・ナードゥ州出身の発明家・社会活動家アルナーチャラム・ムルガナンダムが低価格で衛生的な生理用ナプキンを発明した実話を描いている。
アルナーチャラム・ムルガナンダム - Wikipedia
2014年、『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人*19」に選ばれた。2016年、インド政府からパドマ・シュリー勲章を授与された。
彼が登場するドキュメンタリー映画『ピリオド:羽ばたく女性たち』は、2019年にアカデミー賞・短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
町山智浩『パッドマン 5億人の女性を救った男』を語る | miyearnZZ Labo2018.10.23
町山智浩さん*20がTBSラジオ『たまむすび*21』の中でインド映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』について話していました。
(町山智浩)
今日、紹介するのはスーパーヒーロー映画で『パッドマン』という映画なんですが。音楽をお願いします。これ、どこの国の音楽に聞こえますか?
(赤江珠緒*22)
これはインドだなってわかりました。
(町山智浩)
そうなんですよ。これ、インド映画なんですよ。『パッドマン』っていうのは。これ、日本の正式なタイトルは『パッドマン 5億人の女性を救った男』っていうタイトルなんですが、これはインドで今年、大ヒットした映画なんですね。で、この『パッドマン』は『バットマン』とか『スーパーマン』じゃなくてパッド(Pad)……これは何か?って言いますと、生理用ナプキンのことです。
インドでは2000年がはじまる頃まで……2001年まで5億人の女性がいるんですけども、生理用品をちゃんと使える人というのはその12%しかいなかったそうなんですよ。その時に、じゃあ女性たちは一体どうしていたのかというと、貧しくて生理用品を買えなかったんですね。というのは、生理用ナプキンとかそういうものはみんな、インドの国内では作られていなくて、全て外国からの輸入品だったそうなんですよ。そのため、非常に高くて手が届かないので、みんなボロ布とか紙とか、そういったものを代わりに使っていたらしいんですよ。で、それによっていろんな問題が生じていたので、それを解決した男というのがいまして。それがアルナーチャラム・ムルガナンダムさんという人が、1962年生まれで僕と同い年なんですけども。この人が生理用ナプキンをインド国内で製作するシステムみたいなものを発明しまして。安く、1回2ルピーで買える……普通の貧しい人でも買える値段で作ることができる工場みたいなものを作りまして。それで5億人の女性たちが救われていくという、まあ実話を元にしているんですよ。
(中略)
(ボーガス注:但し)この映画はコメディーですから。
(山里亮太)
たしかにあの、コメディーだろうなと思って最初の曲も聞いてました。
(赤江珠緒)
やっぱりインドだからミュージカルなんですね(笑)。
(町山智浩)
はい。歌って踊ります。いま言ったような深刻なシーンも全部コメディー演出です! すっごい楽しいです。
(赤江珠緒)
へー! インド映画って結構長いやつが多いじゃないですか。
(山里亮太)
(ボーガス注:上映時間が171分の)『きっと、うまくいく』*23とかね。
(町山智浩)
これは2時間ぐらいです。短いです。『きっと、うまくいく』の話を出されたんでそれを拾うと、あれはインドの工科大学で学ぶ学生たちの話なんですよね。インドっていうのは1990年代から公立の工科大学をどんどん作っていって。それで身分に関係なく、勉強ができる子をどんどんそこに入れていくことで、インド全体がはっきり言って技術立国になっていったというその裏を見せる映画だったんですよ。コメディーでね。これもね、だから(ボーガス注:深刻な社会問題をコメディで描くという点では)非常に近いところがあって。
「パッドマン 5億人の女性を救った男」: お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法2019.5.4
評判がいいのは聞いていたが、本当に面白い!。感動した。
それもそのはずで、これはある目的を成し遂げようと奮闘するも、最初は失敗続き、一時はどん底に堕ち込むが、それでも諦める事なくチャレンジを続け、仲間と力を合わせ、最後に見事大成功を収める。
という、(ボーガス注:TBS日曜劇場『半沢直樹』(2013年)等のような)まさに正統娯楽映画の王道パターンの物語であるわけで、これが実話だというから驚き。まあ(ボーガス注:実在人物をネタにした、NHK連続テレビ小説*24やTBS日曜劇場『官僚たちの夏(佐橋滋通産事務次官がモデル:2009年放送)』等のように)かなりドラマチックに脚色はされてるのだろうけれど。
(中略)
娯楽映画としても、社会派作品としても共によく出来た、インド映画の実力を見せつけたお奨めの秀作である。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』第三者による視点の重要性 | Sabot House2019.6.9
『パッドマン:5億人の女性を救った男』(原題:Pad Man)は、インドで生理用品の普及に尽力したアルナーチャラム・ムルガナンダム氏の実話を基にしたインド映画だ。
本作の舞台である2001年のインドでは生理用ナプキンが高価で、使い古した布をナプキン代わりに使うことが一般的だった。偏見に晒され困難な中で、安価なナプキンを作るために主人公のラクシュミは立ち上がった。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜52本目〜|Koshi2019.11.3
この映画は、インド映画史上初めて「ナプキン」を主役にし、インドのタブーに切り込んだ重要な作品である。それだけでなく、非常に映画としての完成度が高く、俳優陣も抜群に上手い人ばかりなので、ストーリーに没頭できるのも本作の特徴だ。
主人公のどん底からはい上がるサクセスストーリーが物語の主軸にあるので、観るものを元気づけてくれること間違いなしの素晴らしい作品であった。
『パッドマン 5億人の女性を救った男』あらすじ 〜妻への偉大な愛〜|Ch_892021.1.31
◆見どころ3「インドの社会問題について教えてくれる」
知っているようで知らないインド社会。
映画で描かれているのはインドの一面の姿だと思いますが、驚くべき事実をたくさん知りました。
まずは、当時のインド(2001年)においても、ナプキンは高価でなかなか買うことができないという現実。
そして、生理への強すぎる偏見。
【参考:町山智浩がTBSラジオ『たまむすび』で言及したインド映画「きっと、うまくいく」】
町山智浩氏が語る「きっと、うまくいく」の醍醐味 : 映画ニュース - 映画.com2013.5.24
「きっと、うまくいく」(公開中)の大ヒットを記念し5月23日、東京・シネマート新宿で、映画評論家の町山智浩氏とネルー大学を卒業して現在は日本のIT企業に勤務するプラサード・バクレ氏によるトークショーが行なわれた。
工科大学に学ぶ“3バカ”たちの友情を娯楽性たっぷりに描きながら、インドの教育問題や社会問題が埋め込まれている同作にちなみ、バクレ氏の経験に基づいたインドの学歴社会の実情が赤裸々に語られた。
「インドの工科大学は世界的にすごい。この大学に落ちて、“しょうがない”から(アメリカの)マサチューセッツ大学*25に行く、という感じですよね」と町山氏が問えば、「そうですね。非常に競争率が高い。50万人中1万人しか受からないんです」と答えるバクレ氏。そして、50倍という競争率をくぐり抜けても、「大学の中でも競争しなければならないんです。ずっと」と、劇中でも描かれているインドの学歴社会の厳しさを明かした。
また、そうした勉強のプレッシャーが学生を死に追いやる実情も。「若い人の自殺は全体の4割くらい。非常に多いです」と、劇中でも描かれる若年層の自殺率の高さを示し、「(自殺は宗教的に)許されていません。自殺未遂した人はまず病院に運ばれますが、その次に逮捕されるんですよ」という事実を明かす。これには町山氏も「ええ! 自殺未遂は犯罪なんですか!?」と驚き、客席も大きくざわついた。
だが「きっと、うまくいく」は、そうした悲劇を織り込みながらも、熱い友情と底抜けの明るさで見る者を大きな笑いと感動に包む。同作の魅力を聞かれた町山氏は、「『Aal Izz Well(アール イズ ウェル)』と歌って踊るところですよね。これはタイトルにもなっている『きっと、うまくいく』という意味なんですが、これの何がすごいかって、日本にもあるんですよ! 植木等さんが(楽曲『だまって俺について来い』の歌詞)『そのうちなんとか、なーるだろうー!』と(出演作で)歌って踊っているんですよね。日本でやっていたことを、何10年後かにまたインドでやっているっていうのがスゴイですよ」と解説。44歳で大学生を演じたインドの大スター、アーミル・カーンとも比較し、「植木さんも、中年なのに大学生を演じていましたしね」とトークショーを締めくくった。
武田綾乃さんが不安になった時、今も口ずさむ魔法のことばを伝えたコメディー映画「きっと、うまくいく」|好書好日2021.7.6
「きっと、うまくいく」はインドの超難関理系大学ICEを舞台にした物語だ。卒業して順当に進めばエリート確定、そんなエンジニアを目指す若き天才たちの学生生活と、その十年後を交互に描いた物語だ。型破りの発想で皆を驚かす天才ランチョ―、動物大好きファルハーン、とにかく神頼みしちゃう苦学生ラジューの三人が、学園を巻き込んだ珍騒動を引き起こす。
あらすじだけ聞くと単なる学園コメディーに思えるが、合間に描かれる十年後の世界ではランチョ―が行方不明になっている。天才ランチョ―は一体どこへ消えたのか。二人が彼の痕跡を追い求めていくうちに、学生時代には誰も知らなかった彼の秘密が少しずつ解き明かされていく。
真面目な感想を書くと、この映画の根底にあるテーマは教育問題だ。学歴競争に追われ、生きる理由が分からなくなり、「正しい」生き方と自分らしさの狭間で葛藤する。進路や将来に悩んだことのある人間ならば必ず共感する部分があるだろう。
だが、この映画の本当の凄いところは、そうした重苦しい悩みを吹き飛ばす清々しさなのだ。タイトルである『きっと、うまくいく』。これはメインテーマ曲の題でもある。
金が無くても、未来が分からなくても、人生が手に負えなくなったらとりあえず「きっとうまくいく」と唱えてみよう……というような内容の歌詞だ。
歌に倣って、私も不安になった時には「all is well」と唱えるようにしている。
*1:前も書きましたが殺人予告はまともな批判とは言えず、「批判」ではなく「攻撃」と書いて欲しかった。
*2:2022年から杉並区長。著書『水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』(2020年、集英社新書)、『私がつかんだコモンと民主主義』(2022年、晶文社)、『地域主権という希望』(2023年、大月書店)、『杉並は止まらない』(2024年、地平社)等
*3:1983年生まれ。伊賀市議(2009~2015年)、三重県議(2015~2024年)を経て2024年から伊賀市長
*4:1964年生まれ。1993年、高知東急(たかちのぼる、後に読みは同じで高知東生に改名)名義で芸能活動を開始(高知の実父が暴力団組長で、実母(組長の愛人)も、高知が高校生の頃に、自殺という不幸な死を遂げたため、所属事務所は本名でのデビューは止めるべきだと判断)。2016年6月24日、覚醒剤と大麻所持の容疑で逮捕。8月1日、高島との離婚を発表。9月15日、懲役2年、執行猶予4年の判決。2020年5月11日、Twitter配信ドラマ『ミセス・ロスト〜インタベンショニスト・アヤメ』での俳優業復帰が発表された。依存症を描いた映画『アディクトを待ちながら』(2024年公開)で主演。著書『生き直す:私は一人ではない』(2020年、青志社)
*5:前も書きましたが殺人予告はまともな批判とは言えず、「批判」ではなく「攻撃」と書いて欲しかった。
*6:全く同じ指摘を何故そんなに批判されるのか分からない | inti-solのブログ - 楽天ブログがしています。
*7:トイレットペーパーのこと
*8:学歴と人間性は全く関係ないこと(高知は高卒、松竹は一橋大卒、紙屋は京大卒)を改めて痛感します。
*9:まあ「今後もしない」のでしょうが
*10:以前から党に不当な攻撃をする『反党分子』松竹や神谷など『大嫌い』だが『一層嫌い』になった。即座に松竹や神谷らが「殺害予告は議会制民主主義への不当な攻撃」「むしろ、生理用ナプキンはトイレに置かれてしかるべき」等とコメントすれば「今現在よりは松竹、紙屋らへに対する俺の感情は良かった」と思う。
*11:『それって、いわゆる「やりがい搾取」ですよね』という話でしょう。
*12:1986年生まれ。2017年6月2日に覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された。また、それに伴い所属事務所は橋爪を翌日付で専属契約解除(解雇)処分とした。11月13日、東京地裁で懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が下された。この逮捕を受け、上映中だった出演映画『たたら侍』は、一時上映が中止され、その後、登場シーンをカットして2017年6月17日より再上映されたが、上映館数は281館から24館へと激減した。出演ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日)は2017年6月4日付で降板となり、番組公式サイトからも役柄および氏名が削除され、収録済みの橋爪の出演部分を全てカットするなどの再編集を行い放送された。一方、2017年4月にクランクアップし、公開を控えていた映画『漫画誕生』は、橋爪の更生を願って出演シーンをカットせず公開することが2017年12月26日に発表された。ただし、クランクアップ時点では公開時期は2018年初夏の予定となっていたが、2018年10月の東京国際映画祭上映を経て、2019年11月30日に公開された。俳優の橋爪功(1941年生まれ)は父(橋爪遼 - Wikipedia参照)
*13:「ら」とは杉田あきひろ - Wikipedia(1965年生まれ。1999年4月5日から2003年4月5日までの4年間、NHK『おかあさんといっしょ』で「うたのおにいさん」を務めた。2016年4月13日、警視庁が覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕。6月20日、懲役1年6月執行猶予3年の判決)、塚本堅一(元NHKアナウンサー。著書『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』(2019年、 ベストセラーズ))。塚本氏については例えばNHK解雇、自責、鬱…違法薬物のどん底から再起 元アナウンサー塚本堅一さん 論説委員の聞く力 - 産経ニュース(2023.12.4)、違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた|日刊ゲンダイDIGITAL(2024.12.30)参照
*14:2003年の上京直後はパチンコに依存しており、借金を重ねながらもパチンコ通いを続けていたことを著書『母』(2021年、中央公論新社)で告白している(青木さやか - Wikipedia参照)
*16:1947年生まれ。1990年、薬物とアルコール依存症、過食症の治療のため入院(エルトン・ジョン - Wikipedia参照)
*17:1972年生まれ。2005年8月、体調不良から公演をキャンセル。睡眠薬の過度服用及び依存症治療のための入院が原因とされる(エミネム - Wikipedia参照)
*18:集英社『週刊ヤングジャンプ』のウェブコミック配信サイト『となりのヤングジャンプ』に連載(ワンパンマン - Wikipedia参照)
*19:これについてはタイム100 - Wikipedia参照
*20:著書『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』(2011年、文春文庫)、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』 (2012年、文春文庫)、『アメリカは今日もステロイドを打つ:USAスポーツ狂騒曲』(2012年、集英社文庫)、『底抜け合衆国:アメリカが最もバカだった4年間』(2012年、ちくま文庫)、『トラウマ映画館』(2013年、集英社文庫)、『99%対1%:アメリカ格差ウォーズ』(2014年、講談社文庫)、『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』(2014年、マガジンハウス)、『最も危険なアメリカ映画:『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで』(2016年、集英社インターナショナル)、『トラウマ恋愛映画入門』(2016年、集英社文庫)、『アメリカ人もキラキラ★ネームがお好き』(2016年、文春文庫)、『〈映画の見方〉がわかる本:ブレードランナーの未来世紀』(2017年、新潮文庫)、『マリファナも銃もバカもOKの国』(2017年、文春文庫)、『今のアメリカがわかる映画100本』(2017年、サイゾー)、『映画と本の意外な関係!』(2017年、集英社インターナショナル新書)、『「最前線の映画」を読む』(2018年、集英社インターナショナル新書)、『激震! セクハラ帝国アメリカ』(2018年、文藝春秋)、『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(2018年、スモール出版)、『映画には「動機」がある:「最前線の映画」を読む Vol.2』(2020年、集英社インターナショナル新書)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』(2020年、スモール出版)、『トランピストはマスクをしない:コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(2020年、文藝春秋)等
*21:TBSラジオで2012年4月2日から2023年3月31日まで毎週月曜日~金曜日の13:00~15:30に生放送されていたバラエティ番組。番組タイトルは月曜日から木曜日のパーソナリティを務める赤江珠緒の「珠(たま)」から(たまむすび - Wikipedia参照)。現在、この時間帯は月曜から木曜は『こねくと(石山蓮華がMC)』、金曜日は『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』(外山惠理(TBSアナウンサー)と玉袋筋太郎(浅草キッド)がMC)
*22:1975年生まれ。1997年から2007年まで朝日放送のアナウンサー(現在はフリー)
*23:2009年の公開当時、インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画。インドの工科大学の寮を舞台にした青春劇であり、コメディ映画だが教育問題をテーマにしており、若者の自殺率の高さなども取り上げている(きっと、うまくいく - Wikipedia参照)
*24:最近だと「ブギの女王」笠置シズ子をモデルにした『ブギウギ』(2023年後期)、日本初の女性判事・三淵嘉子をモデルとした『虎に翼』(2024年前期)等
*25:マサチューセッツ工科大学のことか?