4/11発売号の週刊漫画ゴラク(2025年4/11記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書きます。

 ドラマ化記念特別読切。研修医から見たアシュラたち。ブラック労働になっても、そうしないと死ぬ患者がってのはなあ。>Dr.アシュラ*1@こしのりょう

 研修医が泣きを入れるような「ブラック労働」をマンガとはいえ、美談のように描くのは「何だかなあ」感が俺もしますね。

江戸前の旬@九十九森×さとう輝

1)右利きが多い(俺も右利きです)ので、料理の盛り付けが「右利き前提のことが多い(右利きが食べやすい形で配置する)」
 これについては

左利き - Wikipedia
 (その方が右利きだと食べやすいので)日本食の食器の並べ方は、左側に飯茶碗を置くようになっている。

と言う指摘もあります。
2)但し、最近は左利きを無理に「右利きに直す(矯正する)」という風潮も廃れてきたし、左利き用の文具等も増えてきたので、料理の盛り付けも変化があるだろう
と言う指摘がされています。

 銀杏中毒。>やってはいけない@湖西晶

 これについては以下を紹介しておきます。

銀杏(ぎんなん)食中毒とは
 小児(5歳未満)に多く、報告されている患者の70%以上が10歳未満のこどもです。大人の場合には、かなり多量に摂取した場合に限られています。
 特に小児に起こりやすい中毒なので、子供に与えるときは個数を制限した方が安全です。5歳未満は与えない方がよいと思います。
 この食中毒はビタミンB6の欠乏症状*2の結果として、現れると考えられていることから、薬物治療を受けている人で、ビタミンB6欠乏症状を引き起こす可能性があると注意されている人、抗生物質を連用して腸内細菌叢が正常ではないと考えられる場合(ビタミンB6は腸内細菌が生合成しているので、正常な腸内細菌叢であればほとんど欠乏症状が現れることはない)は、銀杏を摂取するのは控えた方がいいと思います。
 太平洋戦争前後(昭和30年代半ば頃まで)が特に患者数が多かったという集計があります。栄養学的にビタミンB6欠乏状態、あるいは潜在的にそのような状態にある場合に、銀杏を摂取すると、食中毒の引き金になると予想されます。つまり、戦争などで食料が十分に調達できない場合は現在の日本とは異なり、栄養のバランスがかなり崩れていたことが考えられます。

ギンナン中毒「結構死ぬ…死亡率は約13%」小さな子どもは特に…医師が「食べ過ぎ注意」呼びかけ 昔は「年齢の数以上ギンナンを食べるな」 | TBS NEWS DIG (2ページ)
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 勝木俊雄さん*3
ギンナンの中に、ビタミンB6によく似た物質が入っていて、この物質がビタミンB6の成長の働きを阻害するということが知られていて、個人差がありますが、たくさん食べると中毒を起こすということが言われています」
新生児科医・小児科医 今西洋介医師
「小さい子どもに関しては、摂取を控えるように言っています。
 昔は年齢の数以上ギンナンを食べるな、というおばあちゃんの豆知識が言われていたんですけど、それはあながち間違いではなくて、食べすぎると容易にこういうことが起きる。食べ過ぎないということだと思います」

イチョウ - Wikipedia
 茶碗蒸しやおこわの具に使われたり、煮物や鍋物、揚げ物、炒め物等に用いられる。
 メチルピリドキシンという成分が含まれていて、食中毒を起こすことがある。このため、銀杏を食べ過ぎないことと、5歳以下の幼児には食べさせないことが注意喚起されている。小児では7個以上、大人では40個以上の摂取で発症するとされる。
 太平洋戦争期等の食糧難の時代に中毒報告が多く、死に至った例もある。1960年代以降銀杏中毒は減少に転じ、1970年代以降死亡例はない。食糧事情(栄養状態)の改善により減少したと考えられる。

生きた化石が命を救う!| 北海道医療大学 教授 和田 啓爾 先生 | 夢ナビTALK - 夢ナビTALK | 3分で学問を伝えよう。
 特効薬となるのが銀杏の毒素とよく似たビタミンB6です。ビタミンB6を投与すると、毒の働きが相対的に弱くなり、たちまち中毒症状が治まります。

*1:漫画ゴラク』で2015年4月10日号~2016年7月1日号まで連載。2025年4月16日からフジテレビの「水曜22時枠」でドラマ放送予定。主人公の「アシュラ」こと外科医「杏野朱羅」役は松本若菜

*2:ビタミンB6が不足すると痙攣やてんかん、貧血等の症状を生じる(ビタミンB6 - Wikipedia参照)

*3:著書『桜』(2015年、岩波新書