フジ『ゲゲゲの鬼太郎・私の愛した歴代ゲゲゲ』第2回「おばけナイター」(2025年4月13日放送)(追記あり)

◆9:00~9:30
フジ『ゲゲゲの鬼太郎・私の愛した歴代ゲゲゲ』第2回「おばけナイター」

「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」-東映アニメーション
 「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ生みの親・水木しげる没後10年となる今年、歴代作品第1期~第6期からの傑作選を放送!
 各回のセレクターには、「鬼太郎」役の歴代声優である野沢雅子*1(第1期*2&2期*3)、戸田恵子*4(第3期*5)、松岡洋子(第4期*6)、高山みなみ*7(第5期*8)、沢城みゆき*9(第6期*10)や、今回の主題歌を務めるAdoら、「鬼太郎」と縁の深い方々が登場!どんな方がどの作品を紹介するのか?

 ということで今日は「野沢雅子(第1期、第2期の鬼太郎)」セレクトによる第1期第1話「おばけナイター」(1968年)を放送(第1期はまだ白黒放送、第2期以降がカラー放送)。
 脚本は「鬼太郎」以外にも多くのアニメ作品の脚本に関わり、作家として

辻真先 - Wikipedia参照
◆『旅路:村でいちばんの首吊りの木』
 初出は「小説推理」(双葉社)1979年7月号。後に『旅路:村でいちばんの首吊りの木』(1986年、中央公論社→2023年、実業之日本社文庫)に収録(表題作以外に短編『街でいちばんの幸福な家族』、『島でいちばんの鳴き砂の浜』を収録)。
 またアンソロジー推理小説年鑑1980』(1980年、講談社→後に『ミステリー傑作選(15) 殺しのパフォーマンス』と改題し、1985年、講談社文庫)、『そして謎解きへ:小説推理傑作選』(1996年、双葉社)に収録。
 神山征二郎監督のサスペンス映画『旅路 村でいちばんの首吊りの木 - Wikipedia』(1986年公開)の原作。
 なお、内容については
辻真先『旅路 村でいちばんの首吊りの木』 - インドアかミステリか本2016.11.12
映画感想「日本沈没」「幻の湖」「旅路 村でいちばんの首吊りの木」 - くらのすけの映画日記2018.11.28
を紹介しておきます(ネタバレがあります)。よくできた「叙述ミステリ」かと思います。なお、原作では次男となっている人物が映画では長女(演:早見優)に変更されています。
◆『アリスの国の殺人』(1981年、大和書房→1990年 徳間文庫、1997年、双葉文庫日本推理作家協会賞受賞作全集)
 1981年、日本推理作家協会賞長編部門を受賞
◆『迷犬ルパンの名推理』(1983年、光文社カッパ・ノベルス→1988年、光文社文庫
 赤川次郎の「三毛猫ホームズシリーズ」を意識して、そのパロディとして描かれた作品「迷犬ルパン」シリーズの第1作
◆『完全恋愛』(2008年、マガジンハウス→2011年、小学館文庫)
 辻真先アナグラムである「牧薩次*11」名義。2009年、本格ミステリ大賞小説部門を受賞。
 なお、牧薩次名義の著書はほかに『郷愁という名の密室』(2010年、小学館→2014年、小学館文庫)がある。

等の著書もある辻真先氏。

目玉おやじ田の中勇氏:1932~2010年)

など声優の多くは故人で,存命の野沢(1936年生まれ)もかなりの高齢ではあります。
 なお、
ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター - Wikipediaによれば第3期のテレビアニメ(第3期第26話(1986年放送)、鬼太郎は戸田恵子)、第4期の劇場版映画(劇場版だが、時間はテレビ版と同じで30分程度、鬼太郎は松岡洋子)でも「おばけナイター」が制作されています。
【参考:おばけナイター】

まもなく放送開始。第1〜4回放送のエピソード&選者が解禁!Ado、野沢、沢城、松下が厳選した、お気に入りのエピソードとは!?|「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」-東映アニメーション
 記念すべき初回(4月6日)の放送は、今回オープニング主題歌を務めるAdoが選出した。選んだのは、第5期4話「男!一反もめん。選んだ理由についてAdoは、「一反もめんの活躍がかっこよく、一反もめんを知らない方、かっこいい一反もめんが知りたい方におすすめです」と明かしている。
 4月13日に放送される第2回には、1期・2期で鬼太郎の声を務めたレジェンド声優の野沢雅子が選んだ第1期1話の「おばけナイター」が決定。鬼太郎に声で命を吹き込んだ初めての回は、野沢にとっても忘れられない特別なものになっているに違いない。
 4月20日の第3回は、6期で鬼太郎役を演じた沢城みゆきがセレクトした第6期3話「たんたん坊の妖怪城」が放送される。
 4月最後の放送となる27日の第4回には、NHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房」にて水木しげるの妻である布美枝を演じた松下奈緒が選出。第3期12話の「ざしきわらしと笠地蔵」が放送される。このエピソードの好きなところについて松下は、「昔話と、水木先生ワールドが一緒になっていて、暖かいストーリーだなと思います。お地蔵さんが助けてくれるところを鬼太郎たちが助ける。そこも好きなところです」とコメントした。

 第5期(2007~2009年)って「誰が一反もめんだったのかな?」と思って、ウィキペディアを見たら八奈見乗児氏(1931~2021年)ですね(第5期だけでなく、第3期(1985~1988年)も八奈見氏)。
 未見ですが八奈見氏と言えば八奈見乗児 - Wikipediaによれば、

 フジテレビ『タイムボカン』(1975~1976年)のグロッキーや『ヤッターマン』(1977~1979年)のボヤッキーなど、コミカルな役

を演じる反面

日本テレビ巨人の星』(1968年~1977年、伴宙太)
・NET(現・テレビ朝日)『サイボーグ009』(1968年、ギルモア博士)
・フジテレビ『マジンガーZ』(1972~1974年、弓教授)

といったシリアスなキャラも演じており「格好いい一反もめん」を見事に演じたのではないか?*12(但し、八奈見乗児 - Wikipediaによれば「コミカルなキャラに比べ、シリアスなキャラは苦手」と生前言っていたとのこと)。

ゲゲゲの鬼太郎(第1作) 第1話 | ロロモ文庫
 墓場でバットを拾うドン平。
 ドン平「こいつはまだ使えそうだな。ちょうどいい。もらっちゃおう」
 石をバットで打つドン平。
 ドン平「うわあ、凄い飛んでいく。これは明日の試合が楽しみだぞ」
 ホームランを連発するドン平にどうしたんだと聞くチームメート。
 チームメイト「お前、どうしたんだ。ベーブルースの魂でも乗り移ったんじゃないか」
 ドン平「いやあ、昨日、このバットを墓場で拾ったんだ。それで、ホームランを打ちたいなと思うと、本当にホームランになっちまうんだ」
 チームメイト「じゃあ、そのバットがある限り、俺達天下無敵だぜ。そのバットは俺達の宝物だ」
 ドン平「へへ。俺、大変なもの、拾っちゃったな」
 そこに現れる鬼太郎。
 鬼太郎「もしかしたら、そのバット。墓場で拾ったんじゃない」
 ドン平「違うよ。これは元から俺のバットだよ」
 鬼太郎「それならいいんだけどさ」
 墓場で百目坊やに何を探してるんだと聞く鬼太郎。
 百目坊や「実はここでバットをなくしちゃったんだ」
 鬼太郎「それなら昼間の子供たちが怪しいな」
 百目坊や「鬼太郎兄ちゃん、バットのことを知ってるんなら教えて。牙狂いがバットなくしたらひどい目に遭わせるって言うんだ」
 鬼太郎「しかし子供たちはおいそれとは返してくれないだろうな」
 百目坊や「僕、どうしよう。手ぶらで帰ったら牙狂いが」
 鬼太郎「僕が一緒に行ってあげるよ。それでみんなと相談しよう」
 事情は霊界テレビで見て知っていると鬼太郎に言う岩じじい。
 岩じじい「お前の考えを聞こう」
 鬼太郎「あのバットはどんな球でも打てる。子供たちは苦労もせずに試合に勝てるんですよ。子供たちがあのバットを使ってたら、とんでもないことになる。僕がそのうち返してもらいますから、しばらく待ってください」
 牙狂い「今すぐ腕づくで取り返すんだ。俺が行くぜ」
 鬼太郎「待ってくれ。君が行くと、人間たちが大騒ぎする」
 牙狂い「うるさい。俺は行くぜ」
 牙狂いをちゃんちゃんこで封じる鬼太郎。勝負あったという岩じじい。
 岩じじい「バットのことは鬼太郎にまかす。一日も早く取り返してくれ」
 連戦連勝となるドン平のチームに目をつけるプロのスカウト。
 スカウト「いかがでしょう。このくらいでドン平さんにわがチームに来ていただきたいんですが」 
「どうです。あなたがた全員でプロのチームを作っていただこう。それなりの支度金を準備しますよ」
 夜中にバットを取りに来る鬼太郎に「泥棒」と叫ぶドン平。
 鬼太郎「落ち着けよ、ドン平君。泥棒は君じゃないか。拾ったのにウソついたりして。これは妖怪チーム専用のバットなんだ」
 ドン平「待ってくれよ。そのバットには俺達の運命がかかっているんだ。死んでもこのバットは返さないぞ」
 鬼太郎「じゃあこうしよう。君達のチームと妖怪チームで試合をしよう。君達が勝ったらそのバットをあげる。ただし君達が負けたらバットと君達の命をもらう」
 ドン平「いいとも。その挑戦を受けてたとう」
 鬼太郎「時間は明日の午前3時。場所は例の墓場」
 チームメートを説得するドン平。
 ドン平「相手が妖怪だろうと、このバットがあれば絶対大丈夫だ」
 チームメイト「しかし負けたら命が取られるんだろう」
 ドン平「いいか。俺達は一生かかっても、あんな金は稼げやしないんだ」
 チームメイト「そうだな。どうせ試合は勝つに決まってるんだ」
 岩じじいが主審となって始まるドン平たちのチームと妖怪チーム。しかし鬼太郎の投げる球に三球三振となるドン平。
 ドン平「鬼太郎。あのボールはなんだよ」
 鬼太郎「妖怪ボールさ。絶対バットに当たらないようにできてるんだ」
 ドン平「そんなのインチキだよ」
 鬼太郎「じゃあ普通のボールを使おう。ただし君達も普通のバットを使うんだ。いいな」
 ドン平「わかった」
 7回を終わって42対0と大きくリードする妖怪チーム。
 目玉「鬼太郎、この分じゃ人間チームに勝ち目はないな」
 鬼太郎「こんなに弱いとは思わなかったな」
 目玉「このままじゃあの子たちの命をもらうことになるぞ」
 鬼太郎「お父さん、頼みがあるんだけどね」
 8回を終わって50対0と大きくリードする妖怪チーム。「バットと命はもらった」と大喜びする牙狂い。「もうだめだ」と諦めるドン平たち。
 ドン平「みんな、ごめんな。俺が悪かったんだ」
 チームメイト「いいってことよ。俺もみんなも欲張りすぎたんだ」
 そこで響き渡るニワトリの鳴き声。
 「しまった。朝だ」
 消えていく牙狂いたち。
 ニワトリたちを引き連れて現れる目玉親父
 目玉「鬼太郎、うまくいったな」
 試合は引き分けだと言う岩じじい。
 岩じじい「バットは妖怪に、命は君達に。この条件でどうかね」
 ドン平「異議ありません」
 鬼太郎「君達、こんなバットを手にしなくても勝てる強いチームになってね。じゃあ、さようなら」
 必死で逃げていくドン平たちを見て、鬼太郎と岩おやじと百目坊やは愉快そうに笑うのであった。

思い出話~モノクロ版「ゲゲゲの鬼太郎」(改めて、4月13日分「私の愛したゲゲゲ」について)。 - アニメ・マンガ記~情報やら思い出やら2025.4.21
 ちょっと思う所がありまして、「ゲゲゲの鬼太郎」について、全て書き直しで改めてお送りします。
 4月13日、テレビで「私の愛した歴代ゲゲゲ」の第二回を放送しました。その日は、声優・野沢雅子さんのセレクションで、初代のモノクロ版の第一話「おばけナイター」を放送しました。
 しかし、最初にキャストの皆さんがアフレコした初回というのは、実は第二話「夜叉」が正解です。
 この「鬼太郎」、当初から話の入れ替えが可能((ボーガス注:前後編に分かれている『大海獣』(第5話、第6話)、『妖怪大戦争』(第10話、第11話)、『吸血鬼エリート』(第15話、第16話)、『妖怪獣』(第21話、第22話)という)前後編をのぞき)な作りになっており、どの回が第一話だろうと、最終回だろうと問題なく出来ています。だから、「新番組」としての予告は全く作られておらず、初回でさえも「次回 おばけナイター」という普通の予告になっています。
 そして「おばけナイター」が、一話に決まったのは放送前にスポンサーの一声で変更された、と脚本担当の辻真先先生もおっしゃっていらした事が。実際に、視聴者がどう捉えるかわからない初の妖怪物のアニメという事で、無難な野球の話が選ばれた、とも、スポンサーのお偉い方が野球ファンだった、とも言われています。
 このエピソード*13、制作ナンバーは確か5話あたりだったかと(調べたらわかると思います)。
 さて、今回のセレクションでの「おばけナイター」…二か所程、本編でゴッソリとカットされたシーンがありました。
 一か所は、木の茂みの中で寝ていた鬼太郎の所にボールが飛んでくるシーン。髪の毛でそのボールを捉え、起き上がって大あくび…がありませんでした。
 もう一か所は、ゲストキャラの人間の少年達の野球チームが大人達にスカウトされて、お金を山積みされるシーン。こちらは大きくゴッソリとカットでした。
 今の時代にそぐわないためなのか、はたまた時間調整なのか、と思いましたが、お金のシーンはそぐわない、でもそれでもまだ本編が長いので、差し支えなさそうなアクビのシーンがカット、だったのでしょうか。
 そう、今はCMの方にかける時間がかなり長いのです。昔の放送の方が物語の本編が長かったのでした。だから、今の時代に合わせて本編をカットしてしまうんでしょうね。
 カットしてもいいかどうか、については、そりゃ、ファンとしてはオリジナルのままで完全な形で放送して欲しいに決まっています。まぁ、ファンではない方や初めて見る方は気にはならないかもしれませんが。
 時代にそぐわない、とても今では放送できない、という感じではない限り、CMの為にカットしても良いのかどうか・・・という事ですよ。

 個人的には
1)できる限りそのまま放送すべき
2)カットがある場合はその旨、断るべき
とは思いますが「絶対にカットしてはいけない」とは思いません。まあ上記記事が書くように「時代にそぐわない、とても今では放送できない、という感じではない限り、CMの為にカットしても良いのかどうか」とは思いますが。

ゲゲゲの鬼太郎(1期)第1話「おばけナイター」視聴 - タリホーです。2023.11.12
 どん平が墓場で拾った野球バットは、どんな球でも自分の思う通りに当てられる魔法のバットで、それを使ったどん平たちの野球チームにはプロ契約のオファーが次々と舞い込む。しかしそのバットは鬼太郎たち妖怪チームが所有していたもので、特に妖怪チームの一人である牙狂い*14という妖怪は一刻もバットを取り戻すため強硬手段に出る勢いだった。そこで鬼太郎はどん平たち人間チームにバットと命をかけた試合を申し込み、人間チームが勝てばバットは人間チームのものに、妖怪チームが勝てばバットと人間チームの命は妖怪チームがもらうという約束となった。
 アニメの「おばけナイター」が原作とまったく同じなのかというとそうでもなく、随所にアニメに適した工夫が施されている。
 例えば試合の審判を務めた妖怪(ボーガス注:地魅)は原作だと目・鼻・口が幾つもある肉塊の化け物で、なかなかにグロテスクな見た目をしているが、アニメの審判は梅干しに顔と手足をつけた感じのシンプルな見た目になっている。これはシンプルな見た目の方が作画が楽で済むというアニメーション制作の事情もあるのかもしれないが、全体的にアニメで描かれている妖怪は怪奇色が抑えられており、ポップで親しみやすい見た目のものが多い。いきなり怖い話や妖怪を放送して子供が見なくなったら本末転倒だろうし、原作に登場しない百目の子供が出て来たのも、ゲゲゲの鬼太郎が「怖くない妖怪アニメ」であることをアピールするために登場させたのかもしれない
 そして鬼太郎の描き方も原作に少し手が加えられており、アニメの方は初めて鬼太郎を見た視聴者にも「鬼太郎が人間の味方である」ということがちゃんと伝わるようになっている。それが今回の肝となるナイター試合の場面で表現されているのだが、夜が明けて試合が引き分けとなる展開は原作と同じながらもその流れは違っている。
 原作では人間チームに勝ち目がないとわかった少年たちは皆が恐怖で泣いて試合を中断させており、鬼太郎も「いつまで協議してるんだ、夜あけのかねがなったじゃねえか」と人間チームをせっついているから、原作の鬼太郎は別に少年たちの味方ではなかったのだ。一方アニメでは、流石に命までとられてしまうのはかわいそうだと思い、(ボーガス注:投手の鬼太郎がわざと打ちやすいボールを投げるなど)何とか試合を引き延ばそうと画策している。
◆1期と3期を見比べて(勝利と挫折をどう描いたか)
 1期では妖怪チームとの試合後、どん平たちのチームは自分たちの努力によって全国少年野球の大会で優勝を果たした、という形で物語を終えている。妖怪相手に命がけの野球試合をしたことで結果的にプレッシャーに強くなり、それがもしかしたら優勝につながったのかもしれないが、この結末は原作では用意されておらず、原作は妖怪たちと野球試合をしたというだけの話になっていたので、この辺りのオチの付け方もアニメとしては最適だったと評価したい。
 では3期はどうだったのか。実は原作や1期は妖怪チームが圧倒的に強かったのに対し、3期は人間チームと妖怪チームは互角の試合となって延長23回という長丁場になった。その結果、試合は引き分けとなり、原作と異なりバットを万年(原作のどん平)に一旦預けたままで物語が進行するのだ。恐らく鬼太郎は墓場でのナイターで決着をつけるつもりが人間チームが予想以上に強く(というより鬼太郎チームにいた子泣き爺と砂かけ婆という老人コンビが足を引っ張ったのでは…?)、結局バットを作った福の神に助力を要請してバットの神通力を奪うというアニメオリジナルの展開を描いている。そのため、原作や1期で描かれなかった人間チームの挫折、それもハワイでの海外試合という大舞台での挫折を描いているのが3期の特徴なのだが、3期は自分の力で努力することの大切さを伝えるために勝利は一切描かず、挫折とそこからの努力が大事だということを一つのメッセージとして描いたという感じだろうか。
 しかしこの改変の影響で「それだったら(ボーガス注:ナイターはせずに)最初から福の神に頼んでバットの神通力を取ってもらった方が早かったのでは?」というツッコミが生じたのも確かで、結果的に一番重要であるはずのナイター試合の必然性が薄れたのも3期の脚本の問題点だと言えよう。特に原作や1期では人間チームは負けたらバットだけでなく命まで失うというハイリスクを抱えた上での試合だったのに対し、3期は負けた所で失うのはバットだけなので、そこは原作通り命をかけた試合にしておけば、「本気を出したら妖怪たちと互角の試合が出来る」という実力の裏付けにもなったのにな~と脚本の詰めの甘さに残念さを覚えた。
 という感じで1期・3期を見比べると1期は命がけのナイター試合を経ての勝利を描き、3期は挫折からの努力に焦点を当てた「おばけナイター」だったことがわかるが、1期はアニメ化最初のエピソードということもあって、単に原作通りやれば良いとは考えずに視聴者に受け入れやすい工夫を凝らしつつ、「負けたら命を奪われる」というホラー要素は残しており、「妖怪は朝日が苦手」という基本的知識も盛り込んだ初回に相応しいエピソードになっていたと思う。
 3期はメッセージ性自体は問題ないのだが、肝心のナイター試合の必然性が薄くなったことや、(ボーガス注:子泣き爺、砂かけ婆猫娘ねずみ男といった)鬼太郎ファミリーやユメコちゃん*15といったレギュラーメンバーが固定されたことが弊害となっている。福の神の助力のせいで相対的にナイター試合をやった意味がなくなってしまったというのもあるけど、鬼太郎ファミリーのような人間に友好的な妖怪だけでなく、もっと怖い妖怪もいないと万年に自分が他人のバットを盗って試合に勝っているという、彼が仕出かしたことの過ちや重大さが視聴者にも伝わらないのではないかと思うのだ。特に本作では自分だけではなく野球チームのメンバー全体に迷惑をかけたのだから、そういった視点が抜けた脚本になったのがやはり勿体ないと感じたポイントである。

ー第80回ー 『ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター』 (感想) | 3110 - 映画研究会2018.4.23
 (ボーガス注:劇場版(第4期)と)1期1話との違いで話に大きく関わるのが、三太郎*16のチームが弱小であること、妖怪チームとの試合が最終盤まで0-0であることだと思います。
 まず、三太郎のチームが弱小であることについて。これまで負けに負け続けていたチームが、ある日1回表でホームラン連発。99-0でコールド勝ち。
 野球に対する姿勢も真面目とは言えなかったチームが、たったひとつの勝利により、努力という過程をすっ飛ばして勝つ喜びを知ってしまいます。
 更にはテレビで取り上げられて有名になり、ますます調子に乗っちゃう少年たち。
 ぶっちゃけこういう書き方すると、ほとんどの人がオチ*17まで予想できちゃうでしょうが、念のため書きません。
 最終盤まで0-0という点。
 1期はもうコールドもいいところで、絶対勝てないのが誰の目にも明らかだったのに対し、今回(劇場版:第4期)の少年たちは勝てるかもしれないという可能性にしがみつき、死にもの狂いで試合に臨んでいます。
 この辺、オチで良い感じにまとめられてよかったと思います。
 (ボーガス注:劇場版でありながら30分で)テレビ枠と大して変わらないボリュームなんだけど、満足でした。
 4期の声優陣が何気に好きです。
 鬼太郎(松岡洋子)のクールな感じとか、千葉節全開のねずみ男千葉繁)とか。

私の愛した歴代ゲゲゲ 第2回「おばけナイター」 感想|みんなの森-徒然安芸日記-
 元になった原作は「おばけナイター」。
 歴代では、第1期、3期、4期に登場したエピソードです。
 ちなみに今回(1期)の「おばけナイター」は、元々は第4話として制作されていたというのはファンの間では有名な話。
 当時アニメやまんがは子供のもので、まだ妖怪ものというジャンルの概念もなかった時代、試写会で第1話として予定されていた「夜叉」が怖すぎるという意見が出たため、当時の野球ブームに鑑み、さらに当時のスポンサーであったシスコの社長が大の野球好きだったことから白羽の矢が立ったのが本来第4話として制作されていた「おばけナイター」でした。
 そのため鬼太郎がどういう存在なのかといういわゆる基本設定は、2話の「夜叉」で語られます。
 ストーリーは概ね原作に沿っていますが、前半は結構オリジナルが入っています。
 牙ぐるいとのやり取りやバトルがそうで、初めて観たときは、アクション要素薄めのおばけナイターで鬼太郎のバトルが観れたので、ちょっと得した気分になりました(笑
 元々バットと子供たちの命を試合に賭けるのは鬼太郎からの提案でしたが、そこは鬼太郎。
 なんとか子供たちの命を守れるように試合の展開を調整していましたね。
 目玉おやじに頼んで夜明けの一番鶏を連れてきてもらい、なんとかドロンゲームに持ち込むことに成功。
 この試合にコールドゲームのルールがなかった(?)のは幸いでしたね。
 ラストは妖怪バットを鬼太郎に返した子供たちが、今度こそ本当に努力して強いチームになり大会で優勝。
 その様子を見届けた鬼太郎は何処へと去っていく、という後味の良い終わり方でした。
 ちなみに3期と4期では、最終的にバットを手放した少年(4期では少年たち)は努力すること、本気で頑張ることの大切さを知り、また一からスタートするといったラストでした。結果だけ見ると一番優しかったのは1期だったのかなー(笑
 ちなみにバットを拾う少年は、1期ではドン平、3期は万年、4期は三太郎。
 1期と3期は墓場で拾いますが、4期は封印されていた妖怪バットを、ねずみ男の手引きで三太郎が手にします。
 3期の妖怪バットは、元々鬼太郎たち妖怪チームのために、福の神が作ってくれたバットでした。試合でも子供たちの命までは賭けていません。
 怖いのは4期で、使えば必ずホームランが打てますが、代わりに使用者は魂を吸われ、使い続けるとその人間はバットに魂を吸い尽くされて死んでしまいます。
 4期の妖怪バットが封印されていたのは、それを危惧した鬼太郎が封印していたからなんですね。
 1期と3期は努力しなくなる、バットに依存するなどのメンタル的な問題ですが、4期はガチで死に直結する分かなりヤバいですねー(4期の三太郎たちは、チーム全員で使い回していたからまだ助かった)。
 なお、4期の鬼太郎は子供たちを助けるためとはいえ、かなりガチ目に子供たちをおどかしにきます(笑

【参考:辻真先

まさかの91歳で、『葬送のフリーレン』や『薬屋のひとりごと』を語れて、しかも現役で『名探偵コナン』の脚本に携わっている名古屋出身の作家さんがいた。|なごやっこ和(かず)2024.2.18
作家さんの対談イベントに参加する
 正直、私この方のお名前を知りませんでした。ファンの方々に先に謝っておきます。ミステリーでは有名な方らしいです。
 ご存じの方は多いのかな?
 辻真先さん。この方、すっごーい人でした。91歳で杖をつき歩いておられましたが今も聡明で記憶力が半端ないのです。
 ご職業は、脚本家・作家。
 会場に展示してある作品や絵コンテがすごい!
 ホントに一見の価値はあると思います。
 みなさん一度は耳にしたことのある、『サザエさん』、『鉄腕アトム』、『おばけのQ太郎』、『ひみつのアッコちゃん』、『ジャングル大帝』、『Dr.スランプ アラレちゃん』などなどのアニメの脚本(絵コンテ付き)。
 基本的に展示物は撮影不可なので写真が載せられませんが。
 会場から、「先生が最近見た作品でおもしろいと思ったものは?」と質問がありました。
 すぐに「フリーレン*18、おもしろいよ!あれは、自分で脚本描きたいなと思ったけど、どう料理されるかとみたらぼくより上だった。」とのお答えが。
 「ダンジョン飯*19」「戦国妖狐*20」「惑星のさみだれ*21」「薬屋のひとりごと*22」といろいろな作品をあげられ、時に、「あれは(ボーガス注:アニメ脚本は)ぼくが描いた方がおもしろいかな。」なんて評価もしながら、作品を語る姿は91歳のおじいさんには見えないほど少年の姿でした。

https://j-nbooks.jp/novel/columnDetail.php?cKey=202
◆阿津川辰海*23
 今回、『村でいちばんの首吊りの木』をあらためて再読して衝撃的だったのが、「あとがき」に書かれていた、表題作は大人向け小説誌からの初めての依頼で執筆されたという事実です。「小説推理」(双葉社)の1979年7月号に掲載されたのですね。
辻真先
 1972年に朝日ソノラマから『仮題・中学殺人事件*24』を出した後、小説はずっとソノラマの子供向けでした。それ以外だと、双葉社とどっちが先だったかな、同じくらいの時期に徳間文庫の編集長前島さんから声が掛かって、『宇宙戦艦富嶽殺人事件』(1981年、徳間文庫*25)という長編を書きました。『宇宙戦艦ヤマト』のパロディで、『仮題・中学殺人事件』のような「超犯人」スタイルでやってほしいという注文でしたけど、大人向けという認識がこちらにもなくてね。はっきり大人向けっていうことでは、「小説推理」の『村でいちばんの首吊りの木』が最初でしょうね。
 『村でいちばんの首吊りの木』は映画化が決まっていたのだけど、百枚の中編一本だけでは原作本として売れない。それで、中央公論社の新名さんに相談して、「別冊婦人公論」に百枚の『街でいちばんの幸福な家族』を載せてもらったんですよ。さらに、雑誌が世に出る間にもう一本中編を書いて三百枚あれば本に出来るね、と、三番目の『島でいちばんの鳴き砂の浜』を書き下ろしました。
◆阿津川
 全編レベルが高く、急ピッチで二編目、三編目が作られたとは、とても思えないです。私、この三編目『島でいちばんの鳴き砂の浜』もすごく好きなんです。自然の星々だったり砂浜だったり、無生物が次々に語り手として登場し、少しずつ事件の様子が分かってくるという趣向ですね。中学生の頃に宮部みゆきさん*26の『長い長い殺人』(1992年、光文社→1999年、光文社文庫)という、財布が語り手をつとめる話を読んで以来、こういう構成の作品が大好物でして。
◆辻
 僕の作品の中でも、こういうスタイルは珍しいかもしれません。
◆阿津川
 そして、映画『旅路 村でいちばんの首吊りの木』が、1986年11月1日に劇場公開されたのですね。
◆辻
 もともとは『日本沈没*27』の森谷司郎監督が表題作を気に入ってくれて、彼が作る予定だったのですが、1984年に亡くなられましてね。橋本プロに引き継がれ、橋本忍・橋本信吾親子の共同脚本、(ボーガス注:森谷監督の助監督として森谷『八甲田山』(1975年公開)に関わった)神山征二郎さんが監督という形となりました。
◆阿津川
 橋本忍さんは黒澤明監督作品での脚本共同執筆で知られ、野村芳太郎監督の『砂の器』や森谷監督の『八甲田山』など名作を多く手掛けられていますね。
 現状、この映画につきましては、VHSがあるのみで、DVD・Blu-ray化はされていません(対談時の2023年5月現在)。VHSは手に入らず、まだ映画は見られずにいるのですが、雑誌「シナリオ」の1986年12月号に掲載されていたシナリオ版を読みました。母親「寺岡美佐子」役は倍賞千恵子さん。そして原作だと手紙の宛先である次男・宗夫が、次女「寺岡紀美子」に変更され、早見優さんが演じました。このような原作の設定変更に関して、ご不満はありましたか?
◆辻
 人気アイドル早見優のスケジュールを押さえられたので、次男から次女*28に変更されたと聞きました。原作はある種、息子と母親の近親相姦的な雰囲気もある話だから、やっぱりそういう危なさは出さないと駄目なんです。駄目というか、映画として膨らまないんですよ。
◆阿津川
 シナリオ版から想像すると、手紙を送るという語りの演出や、手首のトリックなどは、原作をかなり忠実になぞっている印象です。
◆辻
 ところが、キャスティング以外はあまりに原作通りだから、かえって面白くないと感じたのです。それなら僕が書きたかった。原作通りでいいなら原作を読めばいいんですよ。僕はテレビで脚本も演出も両方やってきたから、尚更そう考えるんですね*29。小説を映画にする、役者が演じる、漫画をアニメーションにするからには、プラスアルファのアレンジが欲しいところです。
 とは言え、製作側からすれば、原作通りやってあげてるのに何を文句言うんだ、となりますし、そこは原作者が口を出す領域じゃないとは思います。
◆阿津川
 原作通りだから、かえって面白くない。辻先生のご経験から出た言葉だと思います。最近、漫画のアニメ化などに顕著ですが、原作通りでないと怒る読者がいます。
◆辻
 窮屈ですよね。
◆阿津川
 私の同時代の人たちにも多くて、最近私もすごく窮屈に感じています。むしろうまく脚色してこそだと思います。脚色というか、素材を使ってそれぞれのメディアならではの見せ方で表現したほうが、面白いと思うのですが。
 『天使の殺人[完全版]』(2002年、創元推理文庫)を拝読した時、びっくりしました。どうして「完全版」なのかというと、大和書房の小説版(1983年11月刊)と、舞台の戯曲版(1983年10月上演)が一緒に収録されているからで、もちろん基本設定は共通していますが、両者は内容がまるきり違っている。

 kojitakenは

ベートーヴェンの《第九》中のシラーの詩に含まれる「排除」の問題/ベートーヴェンは共和主義者だったか(小宮正安『ベートーヴェン《第九》の世界』を読む) - KJ's Books and Music2025.3.30
 現在人気がより高いのはどう見ても東野の方であるらしいことが残念でならない。

なんて書いてますが、辻氏もミステリ賞(日本推理作家協会賞本格ミステリ大賞)を受賞し、ミステリファンにおいては一定の評価をされてはいるものの、「ミステリ作家としての世間的な知名度、人気」はそれほどではなく、もっと人気、知名度があっていいとは思います。


【参考:歴代ゲゲゲ第1話『男!一反もめん』】

私の愛した歴代ゲゲゲ 第1回 「男!一反もめん」 感想|みんなの森-徒然安芸日記-
 放送スタートした「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」!
 第6期の放送終了から5年、(ボーガス注:過去作の再放送であって、新作ではないものの『第1期(1968~1969年)終了後の第2期(1971~1972年)』を除き、過去の、約10年スパンの『3期(1985~1988年)』『4期(1996~1998年)』『5期(2007~2009年)』『6期(2018~2020年)』に比べ)今回は思ったより早く帰ってきましたね(^^)
 元になった原作は「海座頭」。
 妖怪横丁などの様々な新設定をひっさげて始まった第5期で初の一反もめんメイン回であり、5期でのぬらりひょん、朱の盆初登場回です。
 前半の綾と一反もめんの心温まる交流からの、綾を狙う船幽霊や海座頭のホラー演出、鬼太郎のアクションや一反もめんの本格的な空中戦など、鬼太郎の要素がぎっしり詰まった見応えのある回となっており、八奈見さんの一反もめんが大好きな私もお気に入りの話です(5期で一反もめんメイン回だと、辻神の回も好きですね~)。
 ただちょっと残念だったのは、私の記憶違いでなければ、ラストでぬらりひょんが「味が落ちたな」と言って料亭(?)を爆破するシーンがあったと思うのですが、(ボーガス注:尺の都合もあり、海座頭をそそのかして鬼太郎と対決させた黒幕がぬらりひょんとはいえ、話の本筋ではないため)それがカットされてましたね。
海座頭
 歴代では、1期、3期、5期、6期に登場。
 原作や1、5、6期では船幽霊を配下にして海の財宝を集めたり、人間を襲う妖怪として登場しています。3期では源平合戦の兵士たちの魂を鎮める役割を持っており、いがみ合い、争い合う人間たちに警鐘を鳴らす存在として登場しました。
 伝承での海座頭は、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』などに描かれていますが、詳細な記述がないので詳しいことはよく分かっていないようです。
 海坊主の一種という説もありますが、いずれにせよ、この妖怪が現れると凶兆の知らせであるというとらえ方をされているようですね。
船幽霊
 歴代では1期、3期、4期、5期、6期に登場。
 1、3、5、6期では海座頭の配下として登場していますが、唯一4期では海和尚の配下として登場。
 多少の差はあれど、海で遭難したり亡くなった人が妖怪になったものとして登場しています。
 伝承では鳥山石燕の「今昔画図続百鬼」などなど、様々な書物に登場しています。
 海で亡くなった人の霊が怨霊化したものというのは大体同じですが、海座頭と同じく海坊主の一種という説や、その逆で海坊主が船幽霊の一種という説もあるようです。
 やはり海座頭と同じく凶兆の知らせという見方もあるようですね。

*1:鬼太郎以外の役として、フジテレビ『いなかっぺ大将』(1970~1972年、風大左衛門)、TBS『ど根性ガエル』(1972~1974年、ひろし)、フジテレビ『銀河鉄道999』(1978~1981年、星野鉄郎)、『釣りキチ三平』(1980~1982年、三平三平)、日本テレビ『新・ど根性ガエル』(1981~1982年、ひろし)、フジテレビ『ドラゴンボール』(1986~1989年、孫悟空)、『ドラゴンボールZ』(1989~1996年、孫悟空孫悟飯)、『ドラゴンボール改』(2009~2015年、孫悟空孫悟飯)、『ドラゴンボール超』(2015~2018年、孫悟空孫悟飯)、『ドラゴンボールDAIMA』(2024~2025年、孫悟空孫悟飯)等

*2:1968~1969年

*3:1971~1972年

*4:戸田だけは他の鬼太郎声優と違い、日本テレビアンパンマン」(1988年から放送)のアンパンマン役を除き、近年はむしろ声優よりも女優活動(テレビドラマ、映画、舞台)の方が多いですが(戸田恵子 - Wikipedia参照)

*5:1985~1988年

*6:1996~1998年

*7:鬼太郎以外の役として、テレビ東京ミスター味っ子』(1987~1989年、味吉陽一)、『楽しいムーミン一家』(1990~1991年、ムーミン)、NHK忍たま乱太郎』(1993年~、乱太郎)、日本テレビ名探偵コナン』(1996年~、江戸川コナン)等

*8:2007~2009年

*9:専ら「少年役ばかりの他の鬼太郎声優」と違い、沢城は『ルパン三世』(2015~2016年の第4シリーズ、2018年の第5シリーズ、2021~2022年の第6シリーズ)の峰不二子、映画版『ベルサイユのばら』(2025年公開)のオスカルといった女性役も演じています(沢城みゆき - Wikipedia参照)

*10:2018~2020年

*11:なお、「牧薩次」は辻氏の初期作品『仮題・中学殺人事件』(1972年、朝日ソノラマ→1975年、ソノラマ文庫→2004年、創元推理文庫)、『盗作・高校殺人事件(1976年、ソノラマ文庫→2004年、創元推理文庫)、『改訂・受験殺人事件』(1977年、ソノラマ文庫→2004年、創元推理文庫)、『SFドラマ殺人事件』、『SLブーム殺人事件』(以上、1979年、ソノラマ文庫)等の主人公の名前でもある。

*12:【2025.5.14追記】第1回『男!一反もめん』については今日は「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」がスタート! | taana-chuuのブログを参照ください。

*13:「おばけナイター」のこと

*14:ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター - Wikipediaによれば1期では「牙狂い」が登場するが、3期では登場せず、その代わりに「子泣き爺」が登場

*15:第3期のみに登場するオリジナルキャラクター「天童ユメコ」のこと

*16:4期での「おばけナイター」の野球少年の名前。原作、1期では「どん平」、3期では「万年」

*17:ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター - Wikipediaによれば引き分けに終わった原作や1期、3期と違い、妖怪チームが勝利するが「武士の情け(?)」で少年達の命は奪われない。

*18:週刊少年サンデー』(小学館)で2020年22・23合併号から連載中。テレビアニメ第1期は2023年9月から2024年3月まで、日本テレビで放送。第2期は2026年1月より日本テレビで放送予定(葬送のフリーレン - Wikipedia参照)

*19:漫画誌ハルタ』(KADOKAWA)でvolume11からvolume107まで連載。テレビアニメ第1期は2024年1月から6月までTOKYO MX等で放送(ダンジョン飯 - Wikipedia参照)

*20:2008年2月号から2016年5月号まで『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)で連載。テレビアニメ第一部『戦国妖狐・世直し姉弟編』は、2024年1月から4月までTOKYO MX等で、第二部『戦国妖狐・千魔混沌編』は、2024年7月から12月までTOKYO MX等で放送(戦国妖狐 - Wikipedia参照)

*21:ヤングキングアワーズ』(少年画報社)で2005年6月号から2010年10月号まで連載。テレビアニメは2022年7月から12月まで毎日放送・TBSの『アニメイズム』等で放送(惑星のさみだれ - Wikipedia参照)

*22:2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、人気を得たことから第1部「後宮編」が2012年9月に主婦の友社から単行本として発売された。2017年からは『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)と『月刊サンデーGX』(小学館)の月刊誌2誌で、それぞれ別の漫画家によりコミカライズ版が並行連載されている。テレビアニメ第1期は2023年10月から2024年3月まで、日本テレビで放送。第2期が2025年1月より日本テレビで放送中(薬屋のひとりごと - Wikipedia参照)

*23:1994年生まれ。2016年、光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」を受賞し、2017年、『名探偵は嘘をつかない』(光文社→後に2020年、光文社文庫)でデビュー。2023年、『阿津川辰海読書日記:かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』(2022年、光文社)で本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞(阿津川辰海 - Wikipedia参照)

*24:後に1975年、ソノラマ文庫→2004年、創元推理文庫

*25:後に1999年、ソノラマ文庫ネクス

*26:1960年生まれ。1992年、『龍は眠る』(1991年、出版芸術社→1995年、新潮文庫→2006年、双葉文庫日本推理作家協会賞受賞作全集)で日本推理作家協会賞(長編部門)、1999年、『理由』(1998年、朝日新聞社→2002年、朝日文庫→2004年、新潮文庫)で直木賞受賞(宮部みゆき - Wikipedia参照)

*27:1973年公開。映画『旅路 村でいちばんの首吊りの木』の脚本を務めた橋本忍の脚本

*28:「長男、次男(原作)」→「長男、長女(映画)」への変更なので「長女」が正しい。

*29:「原作通りでは子ども向きではない」と言う判断から、辻脚本「おばけナイター」が原作改変してることについてはゲゲゲの鬼太郎(1期)第1話「おばけナイター」視聴 - タリホーです。参照