野田さんは、優秀かつ実直な方なのだろうが、政治センスという点では、0点に近いのではないか。2012年には公約違反の消費税増税を強行し、2025年には公約に載っている給付付き税額控除を事実上反故に。がんばる方向が根本的にズレているというか。(「猫でもわかる政治学」氏のX) - kojitakenの日記
「野田内閣の消費税増税」の「共犯者の一人が枝野(鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表を歴任。現在は立民党最高顧問)」なのに「枝野信者」id:kojitakenが枝野を全く批判せず、野田のみ批判することには心底呆れます。
まあ、「枝野以外の共犯者」としては「岡田克也(鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表、民進党代表、立民党幹事長(泉代表時代)を歴任。現在は立民党常任顧問)などもいます。
結局の所、野田にせよ、枝野にせよ、立民党の「給付付き税額控除」を当初主張していた連中は「エビデンスに基づく真摯な検討」に基づく政治的信念ではなく「消費税減税したくないが、逆進性には配慮していると言いたい。減税派(税率引き下げ派)に攻撃されたくない」程度の考えで「給付付き税額控除」に飛びついたから「やっぱり消費税減税でないと選挙に勝てない」という声が党内から出るとぐだぐだになるのでしょう。
「共産支持者で良かった。立民党支持者だったら『公約(給付付き税額控除)をそんなに簡単に反故にするのか』と恥ずかしくて精神的につらかった」「まあ、民主党政権の時も公約(八ッ場ダム中止、沖縄基地県外移設など)を反故にしまくってたからな。霞ヶ関埋蔵金はありませんでしたと言いだして消費税増税を決めたことには当時、馬鹿馬鹿しくて怒るよりも吹き出したわ(勿論怒りもあったが)。当初から『そんな埋蔵金が本当にあるのか?。事実誤認じゃないか?』と自民、公明、共産が言ってたのに。本当にいつまで経っても、旧民主党系列(立民など)はレベルの低い『アホの党』だな」と心の底から思います。
「減税」の大合唱にかき消されて、たとえば「1億円の壁」の問題など、もう誰も言わなくなっている。
共産党は
税制のゆがみ 小池書記局長の論戦から(下)/消費税減税の実現こそ2025.3.20
小池晃書記局長はさらに、所得税における富裕層優遇を取り上げました。所得が1億円を超えると所得税の負担率が下がるという、金融所得課税における「1億円の壁」の問題です。
主張/焦点の消費税減税/責任ある財源示す共産党提案2025.4.26
所得が1億円を超えると税の負担率がかえって下がるという「1億円の壁」など富裕層・大株主への優遇もやめ、負担能力に応じた税をとり、消費税減税に使うべきです。
なので「誰も言わない」は明らかに事実に反します。
「給付付き税額控除」で勝てる見込みは何処にもないし、そもそも問題は「選挙の勝ち負け」ではなく「政策として正しいかどうか」なので、id:kojitakenはいつもながらバカです。
かつ「野田だけを悪者にする」のもいい加減にしたらどうなのか。「減税ポピュリズム」と大口叩いた枝野が今や黙りであることは何一つ批判しない「枝野信者」id:kojitakenには心底呆れます。
下記北守さん(藤崎剛人氏)のXが論評が妥当だ。
第一に藤崎は
藤崎 剛人 (Masato Fujisaki) - マイポータル - researchmap
◆修士論文『正戦とカテコン:カールシュミット*2の広域秩序構想』
◆ラインハルト・メーリング著、藤崎訳『カール・シュミット入門』(2022年、書肆心水)
◆ローレンツ・イェーガー著、藤崎訳『ハーケンクロイツの文化史』(2022年、青土社)
ということで「ドイツ思想史(カール・シュミットなど)」が専門*3で、政治学や経済学は専門ではない。要するに素人が勝手なことを言ってるだけでどこまで信用性があるかは疑問です。
それにしても藤崎も「専門外のことで適当なことを言ってるほど、暇がある」ならもっと専門分野の業績でも上げたらどうなのか。
第二に共産党は確かに消費税減税の立場だが、「減税分は累進課税の強化や法人税増税で充当する」としてるし「福祉切り捨て」を主張しているわけでもない。共産党を「消費税減税論」を理由に「小さな政府」「新自由主義」と評価するのは不適切でしょう。
というか
koh hisachi(久地好)
他はともかく「大企業・富裕層への減税・優遇をやめて消費税の緊急減税を」と提案してる共産党を「小さな政府志向の新自由主義政党」とはあきれる。法人税や所得税の減税分が事実上消費税で賄われるようになった実態に無批判で、大衆課税の問題点を見ようとしないあなたこそ新自由主義の信奉者では?
とツイをされながらそれを無視する藤崎も、id:kojitakenもいい度胸です(勿論褒めてない。むしろ呆れてる)。
第三に「消費税減税に賛成かどうか」を「新自由主義かどうか」の評価に用いるのはおかしいのではないか。
新自由主義が問題になるのは何も「消費税」だけではない。
「保育」「年金」「介護」「医療」「交通(例えばローカル路線の廃線問題)」「買い物難民問題」「大学無償化」「老朽化したインフラ整備」などいくらでもある。
まさかid:kojitakenや藤崎も
1)年金支給額を引き下げ、介護、医療、保育サービスの質を引き下げ
2)大学無償化せず、学費をむしろ引き上げ、また奨学金制度を充実することもせず
3)ローカル路線が次々廃止され交通弱者が生じても放置し
4)駅前商店街の衰退と「車でないと行けない郊外型ショッピングモールの増加」によって買い物難民が生じても放置し、
5)老朽化したインフラを放置し、また笹子トンネル崩落事故や八潮市の道路陥没事故のような事態を起こして死者を出しても
「消費税減税に反対し、給付付き税額控除を支持さえすれば反新自由主義」とは言わないでしょうに。
藤崎もkojitakenも「給付付き税額控除以外には興味ねえのか?」と心底呆れます。
金持ちが本当に金をかけるのは食料品だという話はよく聞く。
「それ、何か根拠あるのか?」ですね。「食品・消費税非課税論」をけなしたくて根拠レスでデタラメほざいてるだけじゃないのか。
*1:民主党国対委員長(前原代表時代)、鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)、立民党最高顧問を経て立民党代表
*2:1888~1985年。ワイマール共和国時代、ナチス時代に活躍したドイツの法哲学者、政治学者。著書『現代議会主義の精神史的状況』、『政治的神学』、『政治的なものの概念』(以上、岩波文庫)、『政治思想論集』、『パルチザンの理論』(以上、ちくま学芸文庫)等。カールシュミットについての研究書としては和仁陽『教会・公法学・国家:初期カール=シュミットの公法学』(1990年、東京大学出版会)、田中浩『カール・シュミット』(1992年、未来社)、古賀敬太『カール・シュミットとカトリシズム』(1999年、創文社)、竹島博之『カール・シュミットの政治』(2001年、風行社)、佐野誠『近代啓蒙批判とナチズムの病理:カール・シュミットにおける法・国家・ユダヤ人』(2003年、創文社)、大竹弘二『正戦と内戦:カール・シュミットの国際秩序思想』(2009年、以文社)、中道寿一『カール・シュミット再考』(2009年、ミネルヴァ書房)、仲正昌樹『カール・シュミット入門講義』(2013年、作品社)、牧野雅彦『危機の政治学:カール・シュミット入門』(2018年、講談社選書メチエ)、阿部和文『表現・集団・国家:カール・シュミットの映画検閲論をめぐる一考察』(2019年、信山社)、古賀敬太『カール・シュミットとその時代』(2019年、みすず書房)、蔭山宏『カール・シュミット』(2020年、中公新書)、長野晃『カール・シュミットと国家学の黄昏』(2021年、風行社)等(カール・シュミット - Wikipedia参照)
*3:とはいえ、藤崎 剛人 (Masato Fujisaki) - マイポータル - researchmapに上がってる業績(?)の多くが「学術論文」ではなく「一般商業誌(ニューズウィーク日本版、HARBOR BUSINESS Online、ユリイカなど)に載った時事エッセイ」であることには「何だかなあ(苦笑)」「学者の肩書き(埼玉工業大学非常勤講師)を持つ人間がそんなんでいいんか?」と呆れますが。