「これまでのところ」【調査会NEWS3928】(R7.5.16)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
特に呆れたのが寺越事件に関する答弁です。政府が(ボーガス注:寺越武志氏について北朝鮮拉致を)認定すべきではないかという質問に対し、林芳正*1拉致問題担当大臣兼内閣官房長官は「寺越事案につきましてはこれまでのところ、北朝鮮による拉致行為があったことを確認するにはいたっていない」と答弁しました。
三上えり*2議員(立憲民主・社民・無所属:寺越事件・国際連携について)は「どうして認定に至らないのかというところを教えて下さい」と質問しましたが答弁はそれには全く答えていませんでした。
呆れるどころか「当然の答弁」でしょう。当事者の寺越武志氏は「海難事故に遭ったのを北朝鮮に救出された」として、拉致を否定しており、そうした主張を虚偽と決めつけることができる証拠は何もないからです。むしろ三上議員や荒木の方に呆れます。
勿論これは石破政権や林氏*3限定ではなく「歴代自民党政権」「民主党政権(鳩山、菅直人、野田)」の立場でもあるでしょう。政府として、はっきりと「寺越氏が拉致と認定できる根拠はない」と認めたのは今回が初だとしても。
そもそも寺越氏の意思(拉致否定)を無視して「拉致認定」を云々して、「三上議員」「荒木ら救う会ウヨ」は一体何がしたいのか?。そんなことは「政府認定拉致被害者の救出」には全く関係ないし、寺越氏にとって一体何の利益があるのか?
拉致認定自体が恣意的なものだということです。
むしろ恣意的なのは「国内で40人以上発見され、全て北朝鮮とは無関係。ほとんどは自発的失踪で、北朝鮮拉致どころか犯罪ですらない」、荒木らの特定失踪者認定の方でしょう。そして「当事者である寺越氏が拉致を否定している」のに拉致認定できると思う方がおかしい。
寺越昭二さんについては息子さんたちが認定を求めているのですから拉致認定すべきだと思います。
昭二氏について、武志氏が「私と一緒に海難事故に遭い、北朝鮮に救助された」と主張してる以上、拉致認定は無茶な話です。
映画の質が低いから拉致をする?(R7.5.16)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
動画視聴しなくても、「予備知識」があれば、タイトルだけで『闇からの谺:北朝鮮の内幕』 (邦訳は1989年、文春文庫)の著書がある申相玉*4(映画監督)、崔銀姫(女優、申の元妻)の拉致と分かりますが、そんなことが日本人拉致被害者救出と何の関係があるのか?。心底呆れます。
韓国の5.16軍事革命と朴正煕(R7.5.15)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
クーデターではなく「軍事革命」と表記する辺りが、朴正熙シンパの荒木らしい。
なお、ウヨの荒木なら「革命」を嫌って、例えば「蜂起」「決起」とでも表記するかと思いましたがそういうことはないようです。
翻訳協力のお願い【調査会NEWS3926】(R7.5.13)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
荒木の文章で呆れるのは「翻訳料として、いくら払う」という記載が何処にも無いことです。
無料で翻訳してもらおうなどとふざけたことを考えてるのではないか。そんな都合のいい話に応じるお人好しがいるか疑問ですが。
翻訳おかげさまで何とかなりそうです【調査会NEWS3927】(R7.5.14)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
「翻訳料として、いくら払った」のか気になるところです。それともウヨ仲間に「無料でいい」というお人好しがいたのか?
政府の拉致認定に意味があるのか(R7.5.13)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
むしろ「国内で40人以上発見され全て北朝鮮は無関係」「ほとんどが自発的失踪で北朝鮮拉致どころか犯罪ですらない」荒木の特定失踪者認定の方こそ「意味があるのか」でしょう。
*1:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官等を経て、現在、石破内閣官房長官
*2:1970年生まれ。1996年にテレビ新広島(フジテレビ系列)にアナウンサーとして入社。2022年3月31日付で、テレビ新広島を退社し2022年6月の参院選挙で立憲民主党、国民民主党、社会民主党推薦の無所属で当選(三上絵里 - Wikipedia参照)
*3:なお、石破政権だけでなく岸田政権時代から「官房長官兼拉致担当相」。また岸田内閣外相としても拉致問題に関与
*4:1926~2006年。1978年に北朝鮮に拉致されたが、北朝鮮は政治亡命と発表。東宝「ゴジラ」スタッフが協力した怪獣映画『プルガサリ・伝説の大怪獣』(1985年)等、北朝鮮で映画制作に従事したが、1986年3月13日、オーストリアのウィーン滞在中に崔銀姫(1926~2018年、申とは別途、1978年に拉致)とともに米国大使館に亡命(申相玉 - Wikipedia参照)