「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2025年5/19日分:荒木和博の巻)

家族が失踪したら警察は(R7.5.27)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 「失踪者の自宅の風呂場が血まみれ(失踪者を殺害し風呂場で解体?)」など、犯罪事件の疑い濃厚なら捜査するでしょうが、「自発的失踪(認知症で失踪の場合も含む)の可能性」もあるようなら、警察としても捜査に乗り気ではないでしょうし、そもそも「捜査しようがないこと」が多いでしょう(そもそも失踪者の家族が捜索願を出さないこともあり得る)。
 実際「特定失踪者」には多数の「自発的失踪」があったわけです(国内で発見されて自発的失踪であると判明)。小生の住む地域でもたまに「認知症で失踪して行方不明」なんて話は聞きます。
 まあ、「犯罪の疑いの高い失踪」でも証拠がなければどうしようもないですが。 
【参考:認知症による失踪】

散歩に出たまま1年帰らず 認知症の父を捜す家族、NPO設立へ | 毎日新聞2024.7.2
 父は1年以上前に散歩に出たまま今も帰ってこない。認知症当事者である長崎市新中川町の坂本秀夫さん(74)は2023年4月、行方不明になった。捜索を続けてきた長女の江東愛子さん(46)は父が無事に戻ってくる日を待ちながら、NPO法人の設立を決めた。

認知症の妻が行方不明で1年 夫が情報提供呼びかけ 鳥取 米子 | NHK | 鳥取県2024.8.22
 鳥取県米子市に住む認知症だった荒川泰子さんが行方不明となってから1年となり、夫の勉さんは情報提供を呼びかけるとともに自身の経験を講演で伝える活動に取り組んでいます。

“認知症の妻”が行方不明になってもうすぐ2年 今も探し続ける夫「どこかで元気に暮らしてくれていたら…」 全国で年間1万9000人が行方不明に【広島発】|FNNプライムオンライン2025.2.12
 広島県の海田警察署が掲示板で呼びかけている行方不明者に久保しげみさんの名前がある。認知症があり、当時63歳だった2023年4月から行方がわかっていない。
 夫の久保敦男さん(65)は今も妻を探し続けている。
 しげみさんが行方不明になったのは2023年4月3日、墓参りに訪れた時だった。この日、敦男さんは妻の異変に気づいていた。
 「小さい子たちが自分の孫だという認識がなかったんじゃないかと思います。久しぶりに会えてうれしいはずなのに、妻はうれしそうではなかったというか。墓参りが終わって僕の実家まで帰る道、妻は一人で先に下りちゃって」
 敦男さんは孫たちの手を取りながら、近くにある実家に戻った。しかし、家のどこを探しても妻の姿はなかった。
 「先に歩いて下りていったから妻は帰っていると思った。いないから、やばいなと」
 敦男さんはすぐに警察に通報。墓から約6キロ離れた場所にある防犯カメラに、国道31号を呉市方面へ向かって歩くしげみさんの姿が映っていた。しかし、手がかりはこれだけ。
 「ここから先の行方が全くわからない。手がかりがないので捜しようがない」と言い、敦男さんはうつむいた。


「小さな嘘」と拉致(R7.5.22)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 失踪者で家族に小さな嘘をついて出ていくケースがあります。

 勿論この失踪は全て「北朝鮮拉致か怪しい特定失踪者(既に日本国内で40人以上発見され、発見者は全て北朝鮮は無関係、ほとんどが自発的失踪)」であり、「小さな嘘」も失踪と関係あると見なす「まともな根拠」は何もないので馬鹿馬鹿しい話です。勿論「関係がある場合」でも「犯罪ではなく自発的失踪(嘘をついて自分の意思で失踪し、第三者は全く関係ない)」の可能性も否定できない。


編物教室と拉致(R7..5.30)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 失踪者が「政府認定拉致」ではなく「特定失踪者」であることを無視するとしても「編み物教室」云々とは馬鹿げています。
 失踪者が編み物教室に通ったからと言って「編み物教室で知り合った人間(教師や生徒)が拉致した」等と決めつけるまともな根拠は勿論何もありません。編み物教室関係者に全く失礼です。

 タイ人女性の木村かほるさん目撃情報

 勿論木村さんは政府認定拉致被害者ではなく特定失踪者に過ぎません。
 しかも失踪年は「1977年の横田めぐみさん」「1978年の曽我母子、田口八重子さん、地村夫妻、蓮池夫妻」(1977、1978年は福田赳夫内閣)、「1980年6月の原敕晁さん(1980年6月は大平内閣)」「1983年の有本恵子さん(1983年は中曽根内閣)」など「政府認定拉致被害者が拉致された年」とは大きく離れた「1960年失踪(当時は岸内閣)」であり北朝鮮拉致の可能性はまずないでしょう。


拉致救出運動に横のつながりを(R7.5.19)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 拉致被害者救出運動も様々な立場の人が様々な関わり方をしても良い

 このように荒木が強弁しても「自衛隊拉致被害者救出を(そのために九条改憲を)」等の右翼暴言を、荒木ら救う会関係者(拉致右翼)が吐く以上、そんなことにはなりようがない。もはや拉致救出運動とは、事実上、右翼以外(左翼は勿論、穏健保守や中道も含む)は距離をおいて敬遠する「ただの右翼運動」でしかない。
 というか「小泉訪朝(2002年)から20年以上も経って」からこんなことを言い出すとは「今更かよ?」「アホか?」ですね。


予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」第237回。元陸上自衛官の映像作家、小島肇さん|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和5年4月6日に宮古島沖ヘリ墜落事故で殉職された伊與田雅一*1(いよた・まさひと)宮古島駐屯地*2司令(宮古警備隊長兼務)とは事故直前まで取材についてやりとりをしていたという小島さんに、(ボーガス注:坂本雄一*3第8師団長、伊與田雅一・宮古島駐屯地司令(宮古警備隊長兼務)ら)10人の殉職隊員に捧げる追悼歌制作に込めた思いを伺います。

 「拉致被害者帰国」という「予備役ブルーリボンの会」の活動目的は何処へ行ったのか?、と呆れます。「宮古島ヘリ墜落事故者の追悼」は少なくとも「予備役ブルーリボンの会」の動画ですべきことではないでしょう。

*1:生前、一等陸佐。死後、1階級特進で陸将補

*2:2019年に設置(宮古島駐屯地 - Wikipedia参照)

*3:1967~2023年。統合幕僚監部防衛計画部防衛課防衛班長陸上幕僚監部監理部広報室長、中部方面総監部幕僚副長、陸上総隊司令部運用部長、第12旅団長(群馬)等を経て第8師団長(熊本)(坂本雄一 - Wikipedia参照)