「高齢者サークル」リベラル21、ちきゅう座に悪口する(2025年5/22日分)

2025年度ちきゅう座総会と討論集会が5月17日に開催され、新年度役員が選出されました

 大雨の悪天候*1でしたが、それにもかかわらず、総会参加者は22人(会員は17人)、討論集会には50人もの人が集まってくれました。

 この程度の人数で「沢山、参加した」というのは「何だかなあ(呆)」ですね。
 しかも役員の多くは再任。新任も池田祥子(1943年生まれ、こども教育宝仙大学名誉教授)、半田正樹*2(1947年生まれ、東北学院大学名誉教授)等、高齢者ばかりらしいのは「何ともかんとも」です。若手の登用をしたらどうなのか(多分会員の多くも高齢者で若手は皆無なのでしょう)。こんな「老人サークル」が「吉良佳子氏(1982年生まれ)、山添拓氏(1984年生まれ)を抜擢する共産党」に向かって「高齢化云々」と悪口するんだから「お前が言うな」「身の程を知れ」と本当に脱力します。

 今期も前期に引き続き事務局体制の強化・充実に力を入れてきました。その結果、会員へのメーリングリストが完成し、総会の案内、議案書などの必要書類はメールでお送りすることができるようになりました。

 「今まで郵便だったの?」と本当に脱力します。

 これらの成果は新規会員(10名近く)の増加となって反映されてきています。

 「たかが10名程度で自慢されても」と本当に脱力します。


ジャーナリストの田畑光永さん死去 89歳 「ニュースコープ」キャスター - 産経ニュース
 リベラル21の代表だった田畑*3(1935年8月~2025年5月:享年89歳)が死去したそうです(発表は5/21だが、死去自体は5/7)。とはいえ「リベラル21や田畑がどんなに自画自賛しようが」彼にも、リベラル21(田畑訃報記事には言及なし)にも社会的影響力は皆無でしょうが。TBS北京支局長、香港支局長を歴任し、『中国を知る』(1990年、岩波ジュニア新書)、『鄧小平の遺産』(1995年、岩波新書)等の中国関係著書があり、「中国通を自認する」田畑の最後の「リベラル21」への寄稿が、中国関係のリベラル21 中国上層部で内紛?(2025.3.5)*4です(病気のため執筆不可能だったのか、5月の死去に至るまで、その後、寄稿はなし)。今後も
◆岩垂弘*5、横田喬*6(1935年生まれ*7、いずれも元朝日新聞記者)
広原盛明*8(1938年生まれ*9京都府立大学名誉教授)
◆阿部治平*10(1939年生まれ*11
◆盛田常夫*12(1947年生まれ*13
◆小川洋*14(1948年生まれ)
といったリベラル21の寄稿者(高齢者揃いで一番高齢の岩垂、横田は今年で90歳、一番若い小川でも今年で77歳)が死去し、「リベラル21」が消滅する日も遠いことではないでしょう。なお、その後リベラル21 田畑光永代表が急逝いたしましたで田畑の死去が簡単に報告されました。
 田畑死後の「代表」が空席のママなのか、新たに誰か(例えばリベラル21 発刊にあたってによれば副代表の岩垂弘)を代表に選任するのかは記載が無く不明です。

*1:悪天候と言い訳するちきゅう座ですが、恐らく好天候でも数はあまり変わらなかったでしょう。

*2:著書『情報資本主義の現在』(1996年、批評社)等

*3:1984年10月から1988年9月までTBSテレビ『JNNニュースコープ』のメインキャスター。また、TBS北京支局長、香港支局長を歴任。TBSを定年退職後は、法政大学客員教授を経て、2006年まで神奈川大学教授を務めた。(田畑光永 - Wikipedia参照)

*4:このアホ記事についてはリベラル21に悪口する(2025年4/4日分)(副題:田畑光永に呆れる) - bogus-simotukareのブログで批判しました。

*5:著書『ジャーナリストの現場』(2011年、同時代社)、『戦争・核に抗った忘れえぬ人たち』(2018年、同時代社)等

*6:著書『反骨のDNA:時代を映す人物記』(2020年、同時代社)、『社会部記者の本棚:心にしみる世界のノンフィクションを読む』(2024年、同時代社:恐らくリベラル21に横田が寄稿したノンフィクション書評をまとめたもの)等

*7:1935年生まれの著名人としては例えばダライ・ラマ14世(存命)、羽田元首相(2017年死去)など

*8:著書『震災・神戸都市計画の検証』(1996年、自治体研究社)、『開発主義神戸の思想と経営』(2001年、日本経済評論社)、『日本型コミュニティ政策:東京・横浜・武蔵野の経験』(2011年、晃洋書房)、『観光立国政策と観光都市京都』(2020年、文理閣)、『評伝・西山夘三』(2023年、京都大学学術出版会)等

*9:1938年生まれの著名人として例えば細川元首相(存命)など

*10:著書『黄色い大地悠久の村』(1993年、青木書店)、『もうひとつのチベット現代史:プンツォク=ワンギェルの夢と革命の生涯』(2006年、明石書店)、『チベット高原の片隅で』(2012年、連合出版

*11:1939年生まれの著名人として例えば加藤みどり氏(存命、「サザエさん」の声優)、森本毅郎氏(存命、フリーアナウンサー)など

*12:著書『ハンガリー改革史』(1990年、日本評論社)、『体制転換の経済学』(1995年、新世社)、『ポスト社会主義の政治経済学:体制転換20年のハンガリー』(2010年、日本評論社)、『体制転換の政治経済社会学:中・東欧30年の社会変動を解明する』(2020年、日本評論社

*13:1947年生まれの著名人として例えば、鳩山元首相(存命)、 赤嶺政賢衆院議員(共産党沖縄県委員長)など

*14:著書『消えゆく「限界大学」』(2016年、白水社)、『地方大学再生』(2019年、朝日新書