おいおいですね。九条改憲と拉致被害者救出と何の関係があるのか(呆)。「九条改憲して自衛隊特殊部隊を北朝鮮に突っ込まないと拉致被害者を救出できない」と強弁する気なのか。憲法九条などない米国が「北朝鮮に身柄拘束されたワームビア君」を武力ではなく、外交交渉で救出したことを考えればデマカセも甚だしい。
「ウヨの改憲集会」ならまだしも拉致集会で言うべき言葉ではない。さすが護憲派の社民党、共産党を敵視して救う会集会に呼ばないだけのことはあります。
今井英輝(特定失踪者家族会会長、今井裕さん兄)
以前から、俺も指摘していますが、特定失踪者は国内で40人以上発見され、発見者の失踪理由は全て北朝鮮は関係ない。ほとんどが自発的失踪で北朝鮮拉致どころか犯罪ですらないのでお話になりません。
西岡力(救う会会長)
私たちは、「親の世代の存命中に」と言っていますが、正確に言えば、(ボーガス注:拉致被害者)家族会のメンバーの親の世代という意味ですが、その期限の中で、「全被害者の即時一括帰国」と言っています。「全被害者」というのは、認定、未認定に関わらずということです。
「親世代が生きてる間に解決」云々と言うときは特定失踪者の親は持ち出さず、政府認定拉致被害者の親である横田早紀江しか持ち出さないくせに「「全被害者」というのは、認定、未認定*2に関わらず」というのは明らかに論理が矛盾しています。
「「全被害者」というのは、認定、未認定*3に関わらずと言いながら、何故特定失踪者の親を『生きてる間に解決』と言う場合の親に入れないのか」という批判を救う会が避けたかったのか、今回の集会に特定失踪者の家族は全て
◆今井英輝さん。弟の今井裕(ゆたか)さんは、昭和44年、青森県弘前市から18歳で失踪
◆生島馨子(けいこ)さん。妹の生島孝子さんは、昭和47年、東京都渋谷区から31歳で失踪
◆吉見美保さん。妹の秋田美輪さんは、昭和60年、兵庫県川西市から21歳で失踪
◆佐々木美智子さんの弟、佐々木正和さんは昭和62年11月、埼玉県大宮市から37歳で失踪
◆私、竹下玉路の妹、古川了子は、昭和48年に18歳で失踪
として親以外(きょうだい)が出席していますが、
井上英介の喫水線:特定失踪者という不条理 | 毎日新聞2024.4.13
徳島県阿南市の賀上(かがみ)文代さん(72)の長男・大助さんは2001年12月*4、大阪市淀川区の社員寮からこつぜんと消えた。当時23歳。北朝鮮へ拉致された可能性が否定できない「特定失踪者」として、警察庁の公式サイトに載っている。
特定失踪者・大政由美さん母の悲しみ 地元・愛媛の中学全校生徒31人が迫真の演技で訴え - 産経ニュース2024.12.14
北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者、大政由美さん(57)=失踪当時(23)=の母で地元在住の大政悦子さん(83)の講演
こども園の保護者へ「拉致問題に関心を」 特定失踪者・中村三奈子さんの母クニさん、長岡市で講演 | 新潟日報デジタルプラス2025.6.10
北朝鮮に拉致された可能性を排除できない長岡市の特定失踪者、中村三奈子さん=失踪当時(18)=の母クニさん(82)が、長岡市与板町与板の与板こども園で、園児の保護者に向けて講演した。三奈子さんは1998年4月、新潟空港から韓国へ出国した記録を最後に足取りが途絶えた。クニさんは「27年がたち、三奈子は45歳になった」としんみり。
と言った記事で分かるように勿論「特定失踪者の親」も存命者はいます(勿論これら全て、北朝鮮拉致扱いできるまともな根拠は何もありません)。
知事の会は全都道府県から来てくださっていますが、先ほどご挨拶された黒岩知事の他、4人の副知事が来てくださっています。
伊藤高*5埼玉県副知事、黒野嘉之*6千葉県副知事、栗岡祥一*7東京都副知事、鈴木康之*8新潟県副知事。
それ以外に全都道府県から来てくださっています。
知事本人は神奈川だけ、ナンバー2の副知事は4県(埼玉、東京、千葉、新潟)だけ、他は「それより下の立場(総務部長など?)」で紹介もされないとは「各都道府県」がいかに拉致問題を重視してないかと言うことでしょう。
「横田早紀江が現在、住んでる神奈川県」から知事が、「政府認定拉致被害者・田口八重子氏の出身地(川口市)がある埼玉」「政府認定拉致被害者(蓮池夫妻、曽我母子、横田ひとみ氏)が失踪当時住んでいた新潟」から副知事が来て名前を呼ばれた*9のは予想の範囲内ですが、「兵庫(田中実氏)」「鳥取(松本京子氏)」「鹿児島(市川修一氏、増元るみ子氏)といった「北朝鮮が死亡発表したり、そもそも入国が確認できなかったとして帰国してない政府認定拉致被害者が失踪当時、居住していた県」が「副知事より下の職員を出し、名前も呼ばれない」のは意外でした(政府認定の拉致被害者|外務省参照)。
西岡力(救う会会長)
石破さんは先ほど、自分が初代拉致議連の会長だといいましたが、実は1997年に古い拉致議連があったのです。そこの会長から有本家に連絡があって、「恵子さんに会わせてあげられるかもしれない。救う会と縁を切りなさい」という話がありました。
有本さんは、「恵子だけではだめなんです。みんな取り戻さなければならない」と言って、ご夫妻で話を断りました。
西岡は名前を挙げませんが、そこの会長とは
◆池田内閣厚生相(日本初の女性大臣)を務めた中山マサは母
◆海部内閣外相を務めた中山太郎は兄
という政治家一家で、「竹下内閣郵政相、村山内閣総務庁長官、小渕、森内閣建設相」等を歴任した中山正暉氏のことです。中山氏は「そんなことは言ってない」と否定していることを指摘しておきます。
なお、中山氏は
中山正暉 - Wikipedia
自民党内の右派集団「青嵐会*10」に参加するなど、「タカ派の論客」として鳴らした。1978年に日中平和友好条約が国会で審議された際は衆議院外務委員会で唯一反対し、衆議院本会議でも反対の姿勢を貫いた。
と言う御仁で当然ながら「かなりの右」です。
百田尚樹(日本保守党代表、作家)
我々の国民の多数を奪って、全く返さない。そんな国とどうして国交正常化できるんですか(拍手)。日朝議連には何人もの超党派の議員が集まっているんですよ。
現在の総理大臣は石破さんです。石破さんは日朝議連の委員です。石破さんが任命した防衛大臣*11は日朝議連の幹事長ですよ。外務大臣*12は副幹事長です。おかしいでしょう。
「拉致解決なくして日朝国交正常化なし」を口実に「日朝国交正常化」を妨害することが「百田ら拉致右翼」の「目的なのだ」と言うことが改めて明白です。それでも対象が「政府認定拉致被害者」だけならまだいい。
「特定失踪者」なんて「拉致被害者の捏造(特定失踪者は既に40人以上国内で発見されており全て北朝鮮は無関係。ほとんどが自発的失踪)」まで始めるのだから心底呆れます。
なお、俺個人は「拉致解決より国交正常化が前でも構わない」と思っています。
というか「国交正常化での経済交流、経済支援」とのバーターでしか拉致は解決しないでしょう。
なお、日朝国交正常化議連が「ないよりは、ある方がまし」でしょうが、家族会、救う会、拉致議連と言った「反北朝鮮右翼」に忖度してかあまり存在感が見えないのが残念です。
なお、情報が古い可能性がありますが、日朝国交正常化推進議員連盟 - Wikipediaによれば与野党の幹部議員としては
【会長代行】
◆額賀福志郎
小渕内閣防衛庁長官、森内閣経企庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣防衛庁長官、第一次安倍、福田内閣財務相等を経て現在、衆院議長(自民党・茂木派)
【顧問】
◆岸田文雄(元首相)
◆福島瑞穂(社民党党首)
【副会長】
◆辻元清美(立憲民主党代表代行)
【委員】
◆坂本哲志
菅内閣地方創生等担当相、岸田内閣農水相等を経て、現在、自民党国対委員長(自民党・森山派)
◆玉木雄一郎(国民民主党代表)
◆馬場伸幸(日本維新の会・前代表)
◆森山裕
第三次安倍内閣農水相、自民党国対委員長(第二次安倍、菅総裁時代)、選対委員長、総務会長(岸田総裁時代)等を経て、現在、自民党幹事長。自民党森山派領袖。
◆茂木敏充
小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、外相、菅、岸田内閣外相、自民党幹事長(岸田総裁時代)等を歴任。自民党茂木派領袖。
だそうです。ウヨの「維新・馬場」や「国民民主・玉木」が名を連ねてるのが意外です。
私がもし総理大臣だったら、北朝鮮に毎年1兆円やる。10年間やると約束する。(拉致被害者を)返してくれた途端に、その約束は反故にします(笑)。当たり前でしょう。向こうは嘘つきなんです。
全然当たり前ではないですね。
約束したことを破るなんて信義上許されることではないし、「北朝鮮限定です」なんて言っても他の外国も「日本は平気で約束を破る国なんだ」としか思わないでしょう。
まあ、そもそも北朝鮮もそんな「やらずぼったくり」を許すほど甘い国ではないでしょうし、そもそも「特定失踪者」なんて「拉致被害者の捏造」までやる連中がよくも抜かしたもんですが。そもそも本気で百田が「返して欲しい」と思うならこんなことは言わないでしょう。
衛藤晟一*13(自由民主党拉致問題対策本部長、参議院議員)
私自身は、本部長就任以来二つのことを心に置きながら活動しています。
一つは、党内の議論において、常にこれまでの延長線上にない視点を探し続けることであり、もう一つは、国民各層に対する働きかけを続けることです。
【1】「これまでの延長線上にない視点」と言いながら「経済支援とのバーター取引」という選択肢は当然のように否定し「制裁路線」というこれまでの延長線でしか活動しない衛藤ら自民党です。
【2】外交問題なのだから「解決のために働きかける」べき相手は北朝鮮政府であって、日本国民ではない。
これは何も拉致問題に限らない。
北方領土問題(ロシア)、竹島問題(韓国)、米軍基地問題や相互関税(米国)なども同じ話です。
「こういう外交交渉をするので、国民の皆様も政府を応援して欲しい」という「日本国民への働きかけ」はありうるでしょうが。
第一に米朝首脳会談の可能性自体が低いでしょう。
トランプにとっては「ウクライナ戦争」「ガザ戦争」「相互関税」の方が外交問題として優先順位が高いでしょう。
一方、第1期トランプ政権で「米朝首脳会談しても」、北朝鮮にとって「米朝国交正常化」などの成果が無かった以上、よほど北朝鮮が追い詰められるか、逆によほど米国が北朝鮮に対して「お土産を出すか」しない限り、北朝鮮も米朝首脳会談する気はないでしょう。
第二に仮に、米朝首脳会談が実現して、衛藤の言うようにトランプが「米朝首脳会談」で迫ったところで「口先で迫るだけ」では意味が無い。しかし、米国には、北朝鮮相手に「飴(経済支援とのバーター等)や鞭(経済制裁等)」で拉致解決を目指すほどの思い入れはないでしょう。
そもそも小泉訪朝による拉致被害者帰国は「米朝首脳会談」などなくても実現しました。「あるかわからない米朝首脳会談」に期待するより、日本自身が「日朝首脳会談」実現に動くべきです。とはいえ、私見ではそのためには【1】部分帰国の容認、【2】経済支援とのバーター取引は不可避ですが。但し、家族会、救う会、拉致議連はそうした考えに否定的であり、家族会等に忖度する政府、与党、外務省もそうした考えに後ろ向きであることで「2002年の小泉訪朝から20年以上経っても膠着状態」のわけです。
拉致問題を決して風化させないことも極めて重要です。
拉致問題など今やマスコミで全く取り上げられないのだから既に風化しています。
和田有一朗(日本維新の会拉致対策副本部長、衆議院議員)
今どうでしょうか。盛り上がっていますかねえ。私も救う会のメンバーとして毎月1回街頭活動を神戸でやっていますが、盛り上がっているとは思えません。(ボーガス注:士気を下げるので)言うべきことではないかもしれませんが、現場で運動している者としての思いです。
という発言は全くその通りでしょう。
マスコミでも「拉致の風化」を報じる以下の報道があります。
拉致問題の風化どう防ぐ 地村保志さん(69)負担を考慮し活動縮小 救う福井の会メンバーも高齢化【福井】|ニュース|福井テレビ2025.5.30
5月に開かれた「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)の2025年度総会。毎年出席していた小浜市の拉致被害者、地村保志さんの姿はありませんでした。
救う会福井の森本信二会長は「市役所退職後、協力してくれていたが年々無理が効かなくなってきている」と話します。
23年前の2002年に妻の富貴恵さんとともに帰国した地村保志さん。帰国当時47才だった保志さんは間もなく70歳、古希を迎えます。
地村さんは帰国後に勤務していた小浜市役所を2016年に定年退職。「拉致被害者の自分に何かできることがあれば」と救う会に協力を申し出ました。それ以降、救う会のメンバーとともに早期解決を求める署名活動や若年層への拉致問題の啓発に取組んできましたが、体調への負担を考慮し、今後は活動を縮小することを決めました。
親子で署名した人はー
娘「(拉致問題は?)全然知らない。そういう事件があったのは知っているけど詳しくは知らない」
母「(親子で会話は?)テレビで扱われているときは、昔、小浜でそういう事があったんだと伝えたことはあるけど、帰国したときは結構ニュースの扱いが大きかったがそれから何十年と経つと、どうしても忘れてしまう」
拉致問題の風化が懸念される中、メンバーも高齢化し、救う会福井では今後どう次世代へ引き継いでいくのか、大きな課題に直面しています。
森本さんが会長になった10年前と比べると、署名の数も減ってきているといいます。
「拉致風化を阻止し、解決(拉致被害者帰国)につなげる」というのは「話が逆」でむしろ「日朝交渉を進展させること(拉致を解決させること)→その結果、再度注目が集まること」でしか「風化の防止」はできないでしょう。
なお、「若くても健康を害してる人」はいますので何とも言えませんが、地村氏(1955年生まれ)の「69歳(現時点、今年で誕生日が来れば70歳)」と言う年齢は
【著者名順】
◆石田淳『一〇〇歳時代の人生マネジメント:長生きのリスクに備える』(2017年、祥伝社新書)
◆岩崎日出俊『60歳からでも間に合う人生100年時代の正しい資産づくり』(2019年、祥伝社新書)
◆大杉潤『定年後不安:人生100年時代の生き方』(2018年、角川新書)
◆竹中晃二『ヤング中高年:人生100年時代のメンタルヘルス』(2022年、集英社新書)
◆竹中平蔵*14『人生100年時代のお金の不安がなくなる話』(共著、2017年、SB新書)
◆和田秀樹『人生百年時代への処方箋』(2008年、文春文庫)
という「人生100年時代(人生100歳時代)」ではまだ若いでしょう。
実際に著名人でも
など100歳以上の人間(1925年より前に生まれた人間)は「数が少ない」とは言え存在する。
また、地村氏(1955年生まれ)とほぼ同じ年齢でも以下の通り現役として活動している人間はいる(経歴や年齢はウィキペディアを参照)。
【1954年生まれ】
◆志位和夫
日本共産党書記局長、委員長を経て議長
【1955年生まれ(名前順)】
◆加藤勝信
第二次安倍内閣官房副長官、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣厚労相、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を経て石破内閣財務相
◆福島瑞穂
社民党幹事長、副党首等を経て党首
◆保坂展人
2011年から世田谷区長(現在、4期16年目)
果たして本当に「健康が理由」なのか疑問に思います。「拉致の風化」から活動意欲を失ってるのではないか。しかし、救う会や家族会に対してそうは言えず「健康」を口実にしてるのではないか。
和田有一朗(日本維新の会拉致対策副本部長、衆議院議員)
今大阪で万博をやっています。万博の会場で、例えば拉致問題に対するアピールをするコーナーがあってもいいのではないか。
万博自体、「開催地・大阪はともかく」関東など大阪以外ではあまり話題になってるとは思いませんので「何だかなあ(呆)」ですね。いずれにせよやるべきは「日朝外交交渉」であって啓発ではない。
古屋圭司*15(拉致議連会長、元拉致問題担当大臣、衆議院議員)
いつまでも(ボーガス注:「2002年の小泉訪朝での5人帰国」以外に拉致被害者帰国がないという)このような現状が続くことにはならないし、絶対に続かせてはならないわけです。我々(ボーガス注:拉致議連)はそういう観点に立って、毎年ワシントンに、(ボーガス注:拉致議連の)同志議員、家族会・救う会の皆さんと共に訪問しています。今年も連休を使って訪問してきました。
しつこく繰り返しますが、 「その訪米に拉致解決という意味で、何か意味があるの?」ですね。
「ブッシュ子」以降、「オバマ」「第1期トランプ」「バイデン」「第2期トランプ」と訪米し続けても「社交辞令」以外に米国からは何の成果もなかったでしょうに。
アメリカ人で拉致の疑いが濃厚なデイヴィッド・スネドンさん
しつこく繰り返しますが、救う会や拉致議連が根拠無しで放言してるだけで、スネドン君を北朝鮮拉致扱いできるまともな根拠は何もありません。「米国版の特定失踪者=スネドン君」にすぎません。
何せ彼の失踪は「小泉訪朝(2002年)より後の2004年」ですし、どう見ても北朝鮮拉致ではないでしょう。
石破茂*16(内閣総理大臣、政府拉致問題対策本部長)
パラグアイのサンティアゴ・ペニャ大統領、(ボーガス注:1978年生まれという)まだ若い大統領ですが、外務大臣初め随員の方々と共にお越しになりました。皆様がすべて胸にブルーリボンバッジを付けておられました。
日本政府に「ブルーバッジをつけてくれ」と頼まれて、パラグアイ側がつけただけの話に、拉致解決という意味で「何か意味あるの?」と言う話です。
この問題は単なる人権問題ではありません。国家主権の侵害です。
問題はそういう「くだらない言葉遊び」ではなく、どういう方法で拉致を解決するかという話です。「国家主権の侵害」と言えば拉致被害者が帰国できるわけではない。
林芳正*17(拉致問題担当大臣、内閣官房長官、衆議院議員)
若い世代への啓発、これは全国の中学生の参加を得て、「中学生サミット」をやっています。
それが拉致解決という意味で「何の意味があるの?」と言う話です。
他の問題はともかく拉致は「北朝鮮との外交交渉」で解決すべき話であって「啓発」で解決する話ではない。
しかも
拉致問題に関する中学生サミットを開催しました。|ニュース|北朝鮮による日本人拉致問題(令和6年度)
全国の都道府県及び政令指定都市教育委員会から推薦された67名の中学生が東京に集まり
って全国に沢山いる中学生の中の「たった70名程度(47都道府県プラス20政令市*18の計67自治体から1名推薦、計67名)」で何の意味があるのか。勿論俺個人は「こんなサミットはやめるべき」と思ってるので「大規模にやれ」という気はないですが、本気でやる気なら「たった70名程度」では啓発として「意味が無い(大して影響力も無い)」でしょう。これが「いわゆるインフルエンサー(著名人)」など「社会的影響力のある人間」なら70名程度でも意味があるかもしれませんが、そうじゃないですからね。政府側もどう見ても「アリバイ作り」「本気で啓発する気はない」と見るべきでしょう。
西岡(救う会会長)
横田拓也家族会代表以外の家族会のメンバーをご紹介したいと思います。
横田めぐみさんの母、横田早紀江さん。
横田めぐみさんの弟、横田哲也さん。
田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さん。
田口八重子さんの兄、本間勝さん。
松木薫さんの弟、松木信宏さん。
松本京子さんの兄、松本孟さん。
寺越昭二さん*19の長男、寺越昭男さん。
寺越昭二さんの三男、内田美津夫さん。
帰国された地村富貴恵さん*20の兄、浜本七郎さん。
紹介されるメンバーに「曽我ひとみ氏(政府認定拉致被害者・曽我ミヨシ氏の娘)」「増元照明氏(政府認定拉致被害者・増元るみ子氏の弟)」がいないのは
1)(メンバーでない理由が何かはともかく)「彼らが家族会メンバーでないからなのか」、そして、現在家族会メンバーはここで紹介された人間だけなのか*21、
そうではなく、他にも家族会メンバーはいるが
2)日程の都合があわなかったから、あるいは体調不良で欠席なのかが気になるところです。
横田拓也(家族会代表、横田めぐみさん弟)
家族会・救う会と拉致議連は、ゴールデンウイーク期間中に訪米をいたしました。アメリカ政府の方々、そして上下両院議員の方々と面会をしてきました。
「その訪米に拉致解決という意味で、何か意味があるの?」ですね。
「ブッシュ子」以降、「オバマ」「第1期トランプ」「バイデン」「第2期トランプ」と訪米し続けても「社交辞令」以外に米国からは何の成果もなかったでしょうに。
石破首相と金正恩委員長との首脳会談を実現するしかありません。
「で、どうやって実現するの?」ですね。何のメリットもなければ北朝鮮も会談しないでしょう。会談を成立させるには「経済支援とのバーター取引」以外には無いと思います。
連絡事務所設置や合同調査委員会の設置といった北朝鮮側のくせ玉にだまされることなく
何で連絡事務所や合同調査委員会の設置に反対するのか、訳が分かりません。設置して「何か問題が生じたら」そのときに北朝鮮にダメ出しすれば済むことでしょうに。
今後帰国した拉致被害者から北朝鮮国内で見聞きした秘密を聞き取り、それを公開し、日朝国交正常化を邪魔することはしない、と言っている私たちの声を信じてください。
吹き出しました。そういうことを俺なんか思いつくことすらないし、思いついても言いませんよ。むしろ「本当はそういうことをやる気なのか?」とかえって相手に疑われるでしょうに。
国連総会会合で、日本が拉致問題を提起
それが拉致解決にどう役立つのか?ですね(俺には役立つとは思えません)。
拉致の解決は「日朝の外交交渉」以外にはなく、交渉を成立させるには「経済支援とのバーター取引」以外には無いと思います。
確かに政府認定拉致被害者の親は早紀江氏だけですが、救う会は「政府認定拉致被害者」だけでなく「特定失踪者」も「救出対象」と主張してるのでおかしな話です。
「特定失踪者」も「救出対象」なら「親世代」には「特定失踪者の親」も入るし、「親世代」を早紀江氏しかカウントしないのなら「特定失踪者」は救出対象に入らないはずです。
勿論何故こういう矛盾が生じるかは容易に理解できます。
「特定失踪者」も「救出対象」なら救出対象が増えるから、拉致解決はより困難になります。
「親世代」を早紀江氏一人に限定した上で、「彼女(1936年生まれ)が死んだらゲームオーバー(その時点で日朝国交正常化には絶対反対)」とすれば拉致解決はより困難になります。
勿論、以下の通り、1936年生まれで存命者はいますが一方で故人も多数いる。彼女も何時亡くなってもおかしくはないでしょう(彼女の主張を信用するなら近年、体調を崩してるそうですし)。
1936年 - Wikipedia
【存命者の例(氏名順)】
◆長嶋茂雄
プロ野球巨人の選手、監督を経て巨人終身名誉監督。国民栄誉賞受賞者(2013年)。文化勲章受章者(2021年)
◆野沢雅子
声優。『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『ど根性ガエル』のひろし、『銀河鉄道999』の星野鉄郎、『釣りキチ三平』の三平三平、『ドラゴンボール』の孫悟空など
◆福田康夫
元首相
◆山崎拓
宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党国対委員長(河野総裁時代)、政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)等を歴任
1936年 - Wikipedia
【故人の例(没年順:没年が同じ場合は名前順)】
◆さいとう・たかを(2021年死去)
漫画家。作品に『影狩り』『ゴルゴ13』『無用ノ介』など
◆古谷三敏(2021年死去)
漫画家。作品に『ダメおやじ』『寄席芸人伝』『BARレモン・ハート』など
◆貴家堂子(2023年死去)
声優。『サザエさん』のフグ田タラオ、『ハクション大魔王』のアクビ、『天才バカボン』のハジメなど、幼児役に多数出演
◆増山江威子(2024年死去)
声優。『ルパン三世』の峰不二子、『パーマン』の星野スミレなど
つまり「解決をより困難にする障害を作り出す」と言う点では「親世代を早紀江氏に限定」と「特定失踪者も救出対象」は共通していますが、そのことによって明らかな論理矛盾(特定失踪者も救出対象なら親世代を早紀江氏に限定するのはおかしい、特定失踪者の親も含むべき)が生じている。
「反北朝鮮の右翼団体」救う会は「拉致を解決したい」のではなく、「拉致解決を口実に日朝国交正常化を妨害したい」のだということが完全にモロバレです。理解に苦しむのは何故家族会がこんな連中に加担するのかと言うことです。家族会は一体何がしたいのか。彼らもしたいことは「拉致解決を口実に日朝国交正常化を妨害」なのか?。それとも、俺が気づく「救う会の本性」を気づかないほどのお人好し(?)なのか。はたまた「救う会にしがらみがあるので何でも言いなり」なのか、それとも「救う会に見捨てられたらちやほやされなくなる(我々をチヤホヤしてくれるのは救う会だけだ)」という変な恐怖感を抱いてるのか。
前から書いていますが「親世代が存命」云々は全く意味不明ですね。
第一に「身寄りがいない拉致被害者」はどうでもいいのか?
第二に「身寄りがいようがいまいが」拉致被害者が帰国すること自体に意義がある。
第三に「飯塚耕一郎氏(政府認定拉致被害者・田口八重子氏の息子、家族会事務局長)」「曽我ひとみ氏(政府認定拉致被害者・曽我ミヨシ氏の娘)」「増元照明氏(政府認定拉致被害者・増元るみ子氏の弟)」「横田拓也氏(政府認定拉致被害者・横田めぐみ氏の弟、家族会代表)」など「親以外(子どもやきょうだい)」はどうでもいいのか?
また「部分帰国(段階的帰国)」を否定して「一括帰国」にこだわるのも意味不明です。
*2:特定失踪者のこと
*3:特定失踪者のこと
*4:失踪時期(2002年9月の小泉訪朝の約9ヶ月前)から考えてどう見ても北朝鮮拉致ではないでしょう。
*5:国交省出身。国交省関東地方整備局道路計画第一課長、茨城県土木部長、国交省中国地方整備局道路部長、埼玉県道路局環境安全・防災課長等を経て埼玉県副知事(埼玉県副知事に伊藤高氏起用へ | 日本工業経済新聞社参照)
*6:総務省出身。石川県企画振興部長、総務部長、総務省自治財政局交付税課長、自治財政局公営企業課長等を経て千葉県副知事(副知事プロフィール/千葉県参照)
*7:東京都立松沢病院事務局医事課長、東京都立府中病院事務局庶務課長、東京都総務局人事部制度企画課長、東京都病院経営本部経営企画部総務課長、東京都都市整備局多摩ニュータウン事業担当部長、東京都総務局労務担当部長、人事部長、東京都政策企画局次長、東京都環境局長等を経て東京都副知事(栗岡祥一 - Wikipedia参照)
*8:総務省出身。島根県健康福祉部青少年家庭課長、総務省自治行政局住民制度課課長補佐、自治行政局選挙部政治資金課課長補佐、自治行政局選挙部選挙課課長補佐、山梨県総務部長、自治体国際化協会ロンドン事務所長、自治体国際化協会事務局長等を経て新潟県副知事(鈴木康之 (総務官僚) - Wikipedia参照)
*9:東京都と千葉県から副知事が来たのは何なのかよく分かりません。
*10:1972年の日中国交正常化(当時は田中内閣)に反発する自民党右派議員が1973年に結成。三塚宏、森喜朗(いずれも後に清和会会長)や福田内閣農林相で入閣した中川一郎など清和会(当時は福田赳夫派)に近い議員が多数参加したため、「福田赳夫親衛隊」と言われた。実際、福田と対立する立場にあった田中角栄首相(当時)の田中派からは参加者がいなかった。福田内閣期の1978年に日中平和友好条約が国会に上程されると、青嵐会内部では福田派との関係から批准に同調するメンバーと、あくまでも反中国、親台湾の姿勢を貫こうとするメンバーで対応が分かれ、青嵐会の衰退に拍車がかかった。1979年5月、青嵐会の中心人物の一人である中川一郎が中川派(自由革新同友会)を結成したことで青嵐会は消滅した(青嵐会 - Wikipedia参照)
*11:元自衛官で、小泉内閣防衛庁長官、第三次安倍内閣防衛相も務めた防衛族議員の中谷元のこと。
*12:第四次安倍内閣防衛相も務めた岩屋毅氏のこと。これについては例えば「日朝議連内閣だ」首相、外務、防衛主要3大臣がメンバー、対北融和警戒 保守党・島田氏 - 産経ニュース(2024.11.14)参照
*13:第二次、第三次安倍内閣首相補佐官、第四次安倍内閣沖縄・北方等担当相等を歴任した安倍の側近
*14:慶應義塾大学名誉教授。小泉内閣経済財政担当相、総務相を歴任。著書『世界大変動と日本の復活:竹中教授の2020年・日本大転換プラン』(2016年、講談社+α新書)、『この制御不能な時代を生き抜く経済学』(2018年、講談社+α新書)、『偉人たちの経済政策』(2019年、角川新書)、『日本経済に追い風が吹く』(2025年、幻冬舎新書)等
*15:第二次安倍内閣国家公安委員長(拉致担当相兼務)、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)等を歴任した安倍の側近
*16:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相等を経て首相
*17:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官等を経て石破内閣官房長官
*18:北海道札幌市、宮城県仙台市、埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、神奈川県横浜市、川崎市、相模原市、新潟県新潟市、静岡県静岡市、浜松市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、堺市、兵庫県神戸市、岡山県岡山市、広島県広島市、福岡県福岡市、北九州市、熊本県熊本市
*19:なお、寺越昭二氏は政府認定拉致被害者ではありません。
*20:他の帰国拉致被害者(蓮池夫妻、地村保氏(地村(旧姓:浜本)富貴恵氏の夫)、曽我ひとみ氏)の家族が今回出席しなかった理由が知りたいところです(まあ家族会を除名された蓮池透氏(蓮池薫氏の兄)が出席しないことは理解できますが)。
*21:なお、ここで名前が挙がってない「まだ帰国してない政府認定拉致被害者」に家族がいるか、いたとして何故今回、集会に欠席したのか(【1】そもそも家族会、救う会に否定的だからか、【2】日程の都合が付かなかったのか、【3】体調不良か)知りませんが、「帰国してない政府認定拉致被害者」にはここで名前が挙がってるほかに有本恵子氏(両親が死去したので家族はいない?【追記】コメント欄でご教示頂き、改めてググったところ『長男で恵子さんの弟の隆史さん(62)』『長女の昌子さん(68)、次女の尚子さん(66)、四女の郁子さん(63)、五女の絵美さん(59)(なお、恵子氏は1960年生まれで65歳。有本恵子 - Wikipediaによれば三女)』(有本明弘さん死去、恵子さんと再会果たせず 家族「残念でならない」 [日本人拉致問題]:朝日新聞、有本明弘さん死去 家族が会見 “再会果たせず残念”|NHK 兵庫県のニュース(いずれも2025.2.17)参照)ということで恵子氏にはきょうだいがいますね。コメント欄で指摘がありますがに“時間限られている 帰国へ政府の取り組みを” 拉致被害者家族 | NHK | 拉致(2025.5.24)によれば少なくとも昌子氏(長女)、郁子氏(四女)が家族会に参加するようです)、石岡亨氏、市川修一氏(有本明弘さん死去で市川修一さんの兄「本当にやるせない」|NHK 鹿児島県のニュース(2025.2.17)によれば、市川健一氏という兄がいるようですが)、久米裕氏、田中実氏、原敕晁氏がいます(政府認定の拉致被害者|外務省参照)
*22:「拉致被害者家族」ではなく「家族会メンバー」と表現するのが謎です。「家族会メンバーでない拉致被害者家族」の親なら早紀江氏以外にもいるのか?、と言う誤解(それとも正解なのか?)を招きかねないでしょうに。