松竹伸幸を批判する(2025年6/23日分)(追記あり)

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 賛成を明言しないでいる石破さん*1の態度は、戦後史上画期的なことなのです。おそらく外務省からは「早く支持を表明せよ」という矢のような催促がされていると思いますが、石破さんは自分の信念との関係で迷いに迷っていると感じます。
 それがいつまで続くか分かりませんが、もしずっと賛成しないなら、日本外交にとってのエポックとなります。だから、「がんばれ石破!」なのでした。

 これについては

イラン攻撃 首相、米国批判を回避/志位議長「恥ずべき属国的態度」
 「事態の早期の鎮静化」「イランの核開発は阻止されるべき」というだけで、アメリカのイランへの攻撃への批判を一切回避した。
 イスラエルのイラン攻撃のさいには「強く非難する」(外相談話)とのべたのに、アメリカが同じ無法を働いたときになぜ批判を回避するのか?。恥ずべき属国的態度というほかない。

志位和夫
◆日本政府は、13日のイスラエルによるイラン攻撃に対しては、「強く非難する」との外相談話を発表している。この立場からすれば、当然、アメリカのイラン攻撃に対しても「強く非難する」との表明があってしかるべきだ。
◆日本政府は、第二次世界大戦後、アメリカが行った国際法に違反する数々の武力行使に対して、ただの一度も批判したことがない。こんな独立国にあるまじき恥ずべき歴史を、いつまで続けるつもりか?

として志位議長が石破を批判してるのに、こんな記事を上げるのは「志位氏や党に対する挑発行為」以外の何物でも無いでしょう。とはいえ、志位氏や党の方は「無視する方が松竹は悔しがる」と思ってか、相手にしてないようですが。

【追記】

志位和夫
 歴史に残る恥ずべき属国談話。
 米国のイラン攻撃を「核兵器保有を阻止するという決意を示したもの」と擁護。
米国によるイラン核施設に対する攻撃(外務大臣談話)|外務省
 米国はこれまで対話を真剣に追求してきており、我が国として、今回の米国の対応は、事態の早期沈静化を求めつつイランの核兵器保有を阻止するという決意を示したものと承知しています。

主張/米国のイラン攻撃/政府は米の属国的態度やめよ
 23日には岩屋毅外相が「米国によるイラン核施設に対する攻撃」についての談話を発表し、「イランの核兵器保有を阻止するという決意を示したもの」と擁護しました。

日本、米のイラン攻撃に「決意示した」と理解 「二重基準」批判も [イラン][イスラエル][トランプ][核兵器][ネタニヤフ][石破政権]:朝日新聞
 米国のイラン攻撃をめぐり、日本政府が「(米国は)核兵器保有を阻止するという決意を示した」(石破茂首相)と理解を示す見解を発表したのは、唯一の同盟国でもあり、関税交渉中でもあるトランプ米政権への配慮とみられる。だが、イラン攻撃に対する日本の評価はイスラエルと米国との間で一変しており、「ダブルスタンダード二重基準)外交」との批判は免れそうにない。
 「今回の米国の対応は事態の早期沈静化を求めつつ、(米国は)イランの核兵器保有を阻止する決意を示した」。首相は23日の記者会見で、こう強調した。今回の首相の表明は、2003年の米国のイラク攻撃を小泉純一郎*2首相(当時)が「支持」を明言したほどは踏み込んではいない。だが、イスラエルがイランを空爆した13日、石破首相が記者団に「イスラエルにより軍事的な手段が用いられたことは到底許容できない。極めて遺憾であり、日本国として強く非難する」と表明しており、これとは対照的な態度表明となった。
 首相は、米国のイラン攻撃が国際法上の観点から妥当だったと思うかと問われると、「(日本は)詳細な事実関係を正確に把握できる立場にない」と明言を避けた。しかし、上智大学の東大作*3教授(国際関係論)は米国のイラン攻撃について「イランが米国を攻撃する予兆があるといった差し迫った脅威はなく、国際法では認められない『予防攻撃』に当たる」と指摘する。中国やロシアに対し「法の支配」を訴える日本は、「予防攻撃」を行った米国についても国際法違反だと非難するのが筋だが、外務省関係者は「米国の行動を不支持と言えば、日米関係が崩れてしまう」と恐れる。関税交渉も続く中、トランプ氏の虎の尾を踏むことを避けたいのが本音だ。

 ということで松竹の応援(?)も空しく「事実上の米国支持表明をした石破政権」です。勿論、それでも松竹は石破を批判しません。

*1:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相等を経て首相

*2:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相等を経て首相

*3:NHKディレクターを経て上智大学教授。著書『我々はなぜ戦争をしたのか:米国・ベトナム敵との対話』(2000年、岩波書店→2010年、平凡社ライブラリー)、『平和構築:アフガン、東ティモールの現場から』(2009年、岩波新書)、『内戦と和平』(2020年、中公新書)、『ウクライナ戦争をどう終わらせるか』(2023年、岩波新書)等