松竹伸幸を批判する(2025年8/13日分)

志位『資本論』本は資料が新しいだけで党が直面する課題には無縁 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 何よりも、これほど力を入れている本なのに、その書評*1を書いているのが党の役員*2だというのが、何とも寂しい。仲間内でたたえ合ったって、外から見ると気味が悪いだけ

 松竹の方こそ

【1】〈動画〉神谷貴行が松竹伸幸の安保問題での綱領理解を糺す | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2024.11.17
→勿論「ご意見拝聴」ならともかく、松竹を「糺す」事など紙屋にはできません。
【2】神谷対談2回目・自衛隊が合憲のワケがない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2024.12.8
【3】志位著『共産主義と自由』を神谷さんと議論 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2025.2.18
【4】内田さんとトランプ問題、神谷さんと社会主義論 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2025.3.13
【5】神谷さんとの対談動画です。津波が心配ですが | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2025.7.29
【6】〈神谷さんとの対談動画〉社会主義と社会民主主義は違う!? | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2025.8.3
【7】神谷さんとの対談動画 「革命」とは何か | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2025.8.5

と「動画の対談相手はいつも紙屋」の癖に良くも言ったモンです。たまには紙屋以外と対談したらどうなのか。
 松竹や紙屋の方こそ仲間内でたたえ合ったって、外から見ると気味が悪いだけではないのか。
 そして『志位「資本論」本は資料が新しいだけで党が直面する課題には無縁』(松竹記事タイトル)などと、偉そうなことを抜かすのなら松竹が「党の課題に直面した資本論解説本」でも出したらどうか?
 ちなみに、資本論関係では、今回の志位『Q&A いま「資本論」がおもしろい』(2025年、新日本出版社)以外にも以下の著書が党幹部から刊行されてますね(不勉強な「党外の支持者」の俺はいずれも未読ですが)

【志位議長】
◆『Q&A 共産主義と自由:「資本論」を導きに』(2024年、新日本出版社
【不破名誉役員(前議長)】
◆『エンゲルスと「資本論」(上)(下)』(1997年、新日本出版社
◆『レーニンと「資本論」(1)~(7)』(1998~2001年、新日本出版社
◆『マルクスと「資本論」(1)~(3)』(2003年、新日本出版社
◆『「資本論」全三部を読む(1)~(7)』(旧版、2003~2004年→新版、2021~2022年、新日本出版社
◆『「資本論」探究:全三部を歴史的に読む(上)(下)』(2018年、新日本出版社
◆『「資本論」のなかの未来社会論』(2019年、新日本出版社

 またググったところ、比較的最近の「資本論」解説書、研究書では以下のものがあります。

【著者名順】
熊野純彦*3マルクス 資本論の思考』(2013年、せりか書房)、『マルクス 資本論の哲学』(2018年、岩波新書)
◆斎藤幸平*4『人新世の「資本論」』(2020年、集英社新書)、『ゼロからの「資本論」』(2023年、NHK出版新書)
◆佐々木隆治*5資本論』(2018年、角川選書
◆デビッド・ハーベイ*6『〈資本論〉入門』(2011年、作品社)、『〈資本論〉第2巻・第3巻入門』(2016年、作品社)
的場昭弘*7超訳資本論」1~3』 (2008~2009年、祥伝社新書*8)、『一週間de資本論』(2010年、NHK出版)、『20歳の自分に教えたい資本論』(2022年、SB新書)

 不勉強な俺はいずれも未読ですが。
 正直
1)マルクス主義を理由に共産支持ではなく「憲法九条擁護」「日米安保廃止」「軍拡反対」「排外主義反対」「歴史修正主義南京事件否定論など)反対」「新自由主義(弱者切り捨て)反対、福祉の充実」等で共産支持
2)マルクス資本論」は難しいという評判
3)党外の支持者なので「マルクス関係著書」を読む義務もない
なのであまり読む気になりません。
 なお、予想の範囲内ですが、松竹が志位本に悪口するだけで最近の「資本論」解説書、研究書に全く言及しない辺り、資本論の勉強などしてないし、資本論について真面目に論じる気もなく、単に「党と志位氏に悪口したいだけ」なのでしょう。松竹も呆れたバカです。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」以外掲載しない松竹には心底呆れます。

*1:志位和夫著『いま「資本論」がおもしろい』をおすすめします/長久理嗣のこと

*2:長久理嗣共産党学習・教育局次長(党中央委員兼務)のこと

*3:1958年生まれ。東大名誉教授。著書『レヴィナス入門』(1999年、ちくま新書)、『ヘーゲル』(2002年、筑摩書房)、『カント』(2002年、NHK出版)、『メルロ=ポンティ』(2005年、NHK出版)、『西洋哲学史:古代から中世へ』、『西洋哲学史:近代から現代へ』(以上、2006年、岩波新書)、『和辻哲郎』(2009年、岩波新書)、『埴谷雄高』(2015年、講談社学術文庫)、『レヴィナス』(2017年、岩波現代文庫)、『本居宣長』(2018年、作品社)、『サルトル』(2022年、講談社選書メチエ)等

*4:1987年生まれ。東京大学准教授。著書『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝』(2022年、角川ソフィア文庫)等

*5:1974年生まれ。立教大学教授。著書『マルクスの物象化論』(2012年、社会評論社→新版、2021年、堀之内出版)、『私たちはなぜ働くのか:マルクスと考える資本と労働の経済学』(2012年、旬報社→『なぜ働いても豊かになれないのか:マルクスと考える資本と労働の経済学』と改題し、2025年、角川ソフィア文庫)、 『カール・マルクス』(2016年、ちくま新書

*6:1935年生まれ。ニューヨーク市立大学名誉教授。著書『地理学基礎論』(1979年、古今書院)、『空間編成の経済理論(上・下)』(1989年、大明堂)、『都市の資本論』(1991年、青木書店)、『ポストモダニティの条件』(1999年、青木書店→2022年、ちくま学芸文庫)、『ニュー・インペリアリズム』(2005年、青木書店)、『パリ:モダニティの首都』(2006年、青土社)、『新自由主義』(2007年、作品社)、『ネオリベラリズムとは何か』(2007年、青土社)、『資本の〈謎〉:世界金融恐慌と21世紀資本主義』(2012年、作品社)、『コスモポリタニズム』、『反乱する都市』(以上、2013年、作品社)、『資本主義の終焉』(2017年、作品社)、『経済的理性の狂気』(2019年、作品社)、『反資本主義』(2023年、作品社)等

*7:1952年生まれ。神奈川大学名誉教授。著書『トリーアの社会史:カール・マルクスとその背景』(1986年、未來社)、『パリの中のマルクス』(1995年、御茶の水書房)、『ポスト現代のマルクス』(2001年、御茶の水書房)、『未完のマルクス:全集プロジェクトと20世紀』(2002年、平凡社選書)、『マルクスだったらこう考える』(2004年、光文社新書)、『マルクスを再読する』(2005年、五月書房→2017年、角川ソフィア文庫)、『マルクスに誘われて:みずみずしい思想を追う』(2006年、亜紀書房)、『ネオ共産主義論』(2006年、光文社新書)、『マルクスとともに資本主義の終わりを考える』(2014年、亜紀書房)、『「革命」再考』(2017年、角川新書)、『カール・マルクス入門』(2018年、作品社)、『未来のプルードン』(2020年、亜紀書房)、『資本主義全史』(2022年、SB新書)、『マルクスで読み解く世界史』(2022年、教育評論社)等

*8:祥伝社新書と言えば加瀬英明ほか 『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(2012年)、ヘンリー・スコット・ストークス『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(2013年)、豊田有恒『どの面(ツラ)下げての韓国人』、西村幸祐『21世紀の「脱亜論」:中国・韓国との訣別』(2015年)、江崎道朗『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(2016年)、豊田有恒『韓国は、いつから卑しい国になったのか』(2017年)、倉山満ほか『残念すぎる朝鮮1300年史』(2018年)、百田尚樹百田尚樹日本国憲法』(2020年)等のウヨ本を出してるところなので意外ですが、的場本が刊行された2008年はちょうど「蟹工船ブーム(2008年の新語・流行語大賞の流行語トップ10に「蟹工船」が選出)」だったので「儲かれば何でもやる」という銭ゲバ主義でしょう。本の内容の是非はともかく、「文春は反共ウヨ企業なのに、何で松竹は文春新書から出すの?(共産党に対する嫌がらせですか?)」的な「的場氏は岩波新書など祥伝社新書以外から出すべきでは?」感があります。