訪日客が増えるにつれ、古いスーツケースを宿泊施設や空港、街なかのごみ捨て場に置き去りにする事案が増えている。
嘘ではないのでしょうが、「排外主義政党」参政党が議席を増やすなど、排外主義(外国人差別)が問題になる中、「ゴミの不法投棄」なら勿論「国内の日本人もやっている」ので、「外国人のゴミ不法投棄」など持ち出さずに「日本人のゴミ不法投棄」のみについて触れるべきではないか。
ヘルパーの主力は70代、底見えぬ人手不足 自転車こぎ利用者宅へ「体力続く限りは」 訪問介護の今② - 産経ニュース
「待遇の悪さ(長時間低賃金労働など)から若者が就職しないため介護労働者が高齢化して、介護現場が崩壊の危機にある」という産経とは思えないまともな記事と思います(「阿比留などウヨの巣窟らしい政治部」担当の政治面ではなく、ある程度まともな社会部担当の社会面だから?)。
これについては文化放送『大竹まこと・ゴールデンラジオ』の訪問介護、人手不足で働く最前線に70代。人材不足の陰に介護報酬の低下。大竹「人手不足なのに報酬が減額。おかしくね?」 | 文化放送も紹介しておきます。産経記事についての、MC大竹氏の「介護現場が崩壊の危機にあるなんて日本はおかしい」「何で人手不足なのに政府は介護報酬を減額するのか?、むしろ増額すべきではないのか?*1」と言う指摘には全く同感です。それにしてもテレビもこうした批判報道をきちんとして欲しいですね。
今のテレビの報道番組はバラエティ化して「芸能やスポーツ」といった暇ネタがあまりにも多すぎる、政治問題、社会問題の報道があまりにも少なすぎる気がします。
勿論「くだらないラジオ番組(例:出演者がウヨばかりで、ウヨの巣窟と化している文化放送「おはよう寺ちゃん」)」もあれば、「まともなテレビ番組(例:TBS『報道特集』『サンデーモーニング』)」もありますが、「俺の偏見」かもしれませんが、TBSラジオ「荻上チキ*2Session」、文化放送「大竹ゴールデンラジオ*3(今回の「介護報酬減額への批判」以外にもマイナ政官財癒着/“推進は財界。商売上の思惑”/ラジオで「赤旗」報道紹介(2023.7.23)、大竹まこと「国保を払うために働きすぎて病気になる人がいるのでは」 | 文化放送(2024.7.30)、大阪・関西万博で新聞赤旗が公式取材できない問題に大竹まこと「メディアは(万博の)広報じゃない」と批判 | 文化放送(2025.4.15)など社会派報道)」などラジオの方が「批判報道」と言う意味で頑張ってるように見えます。
それにしても、MCを務める番組で『万博協会はマスコミを宣伝の道具と思ってるのか?(万博協会批判)』など、社会派発言を続ける大竹氏(ピンでの仕事が今は多いが、斉木しげる氏、きたろう氏と共にコントグループ『シティボーイズ』)と言い、社民党から参院議員になったラサール石井氏(ピンでの仕事が今は多いが、渡辺正行氏、小宮孝泰氏と共にコントグループ『コント赤信号』)といい「コント芸人とは思えない真面目さ」ではあります。
欧米との争奪戦で外国人頼みには限界も、日本の介護福祉士養成施設 入学者の半数は留学生 訪問介護の今③ - 産経ニュース
産経とは思えないまともな記事と思います(「阿比留などウヨの巣窟らしい政治部」担当の政治面ではなく、ある程度まともな社会部担当の社会面だから?)。
日本の介護現場は「3K職場(きつい、危険、汚い)」の上に「低賃金長時間労働」のために日本人労働者が就職したがらず(あるいは就職してもすぐに離職し)「外国人労働者に頼らざるを得ない惨状」になっています。こうした現状を無視して参政党のような「外国人差別(排外主義)」など愚劣以外の何物でも無い。
勿論、介護現場の現状(低賃金長時間労働など)を改善し、日本人労働者が就職する(そして離職しない)ようにすべきなのは言うまでもありません。
<正論>「防共の戦争」だった大東亜戦争 日本経済大学准教授・久野潤 - 産経ニュース
こちらは「ウヨの産経らしいアホ記事」です。
「大正時代・日本のシベリア出兵」「ナチドイツのソ連侵攻」ならともかく、大東亜戦争(太平洋戦争)で日本が戦ったのは、「共産国」ソ連ではなく、主に米国なのに、対米戦争を覚悟してソ連とは「日ソ中立条約」(1941年)を結んでいたのに、太平洋戦争戦争末期には完全に追い詰められて、米国相手に無条件降伏したくないが故に「今まで敵視していたソ連に対し、米国との和平の仲介役を頼もうとしていた(但し、ソ連が対日宣戦したため、断念)」のに何が「大東亜戦争(太平洋戦争)=防共の戦争」なのかと呆れます。
まさか「戦争末期」の「ソ連の北方領土侵攻」と「それに対する日本軍の戦闘」のみ取り上げて「大東亜戦争(太平洋戦争)=防共の戦争」と強弁する気なのか?
日本の戦争目的は
1)ハルノートで「日本軍の中国撤退(蒋介石政権の打倒断念)」を求める米国にそれを撤回させる
2)アメリカ植民地「フィリピン」、英国植民地「マレーシア」、フランス植民地「ベトナム」、オランダ植民地「インドネシア」などを横取りし、日本の植民地にすること
が目的であり「防共(ソ連打倒?)」が目的ではない。
しかも「全てのアジア植民地」が共産化したわけでは無いとは言え、戦後「ベトナム(ホーチミン国家主席)」「北朝鮮(金日成国家主席)」は共産国になってる。
また、日本が1931年の満州事変以降、蒋介石打倒の戦争を起こさなければ、蒋介石は「中国共産党打倒」に成功して、中国共産党が国共内戦に勝利し、「中華人民共和国」を作ることも無かったかもしれない。もっと早い時点(例えばトラウトマン和平工作の1937年など)は勿論、1941年時点ですらハルノートを飲んで日本が中国から撤退すれば蒋介石は「中国共産党打倒」に成功したかもしれない。
「歴史にイフはない」し実際どうなったかわかりませんが、大東亜戦争(太平洋戦争)は「防共の戦争」どころか「中国、北朝鮮の共産化」を結果的には助けた戦争ではないのか(勿論あくまでも結果論ですが)。
なお、一方で「防共」云々とは逆に「太平洋戦争はソ連の謀略(ハルノートは「日本を挑発して対米開戦させるため」の米国政府内部に存在した親ソ連派の陰謀*4。その結果、戦後、中国と北朝鮮は共産国になった)」を唱えるウヨも居るわけで、「戦前日本免罪のためには何でもありか?」と呆れます。
*1:同様の指摘として、例えば赤旗主張/介護報酬の改定/訪問介護崩壊の危機を止めよ(2024.4.2)、2025とくほう・特報/シリーズ 介護保険25年/介護報酬引き下げ1年/命・尊厳脅かす事態も(2025.5.2)
*2:「ストップいじめ!ナビ」代表理事、「社会調査支援機構チキラボ」代表理事等を歴任。著書『ネットいじめ』(2008年、PHP新書)、『検証東日本大震災の流言・デマ』(2011年、光文社新書)、『いじめを生む教室』(2018年、PHP新書)、『宗教2世』(編著、2022年、太田出版)等
*3:一方で、同じ文化放送でも「おはよう寺ちゃん」(MC寺島尚正:元文化放送アナ、今はフリー)は「大竹ゴールデン」とは真逆で、出るコメンテーターが上念司、田中秀臣、藤井聡、川口マーン惠美、三橋貴明等と「右翼ばかり」(おはよう寺ちゃん - Wikipedia参照)でコメンテーターも寺島も右翼発言ばかりしてるのは何やねん?、MC寺島がガチウヨなんか?と呆れます。寺島以前の文化放送『吉田照美ソコダイジナトコ(MC吉田は元文化放送アナ、今はフリー)』『福井謙二グッモニ(MC福井は元フジテレビアナ、今はフリー)』はまだマシだったのでたまに聞くこともあったのですが、俺は今は「他が酷い(特に酷いのが寺島)」ので「車通勤時」の「朝のラジオ」はTBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』(MC森本氏は元NHKアナ、今はフリー)しか聞いていません。
*4:ハルノートはそもそもソ連の陰謀ではないですが、仮にそうだとしても「ハルノートを飲んで中国から軍を撤退する」方が対米開戦より賢い選択だったでしょう。