強国化で米に対抗の中国 日本は戦略的外交を 大阪「正論」で立命館大の垂秀夫教授が講演 - 産経ニュース
かつては軍部とか、政府とか区分して「悪い日本人」として印象づけてきたが、今は明確に区分論もなく、日本人全員が悪いという印象を広げている。
少なくとも「戦前日本の戦争責任」について言えば、以下のような「軍部や政府」だけが「悪い」とは言えないでしょう。
極東国際軍事裁判 - Wikipedia
【陸軍(名前順)】
◆板垣征四郎
関東軍高級参謀として満洲事変を決行。関東軍参謀長、第一次近衛、平沼内閣陸軍大臣、支那派遣軍総参謀長、朝鮮軍司令官、第7方面軍司令官(シンガポール)等を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀
◆木村兵太郎
太平洋戦争開戦当時の陸軍次官。関東軍参謀長、陸軍次官、ビルマ方面軍司令官等を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀
◆佐藤賢了
太平洋戦争開戦当時の陸軍省軍務局軍務課長(その後、陸軍省軍務局長)。
東条英機の秘書官(第二次、第三次近衛内閣陸軍大臣秘書官、首相秘書官)を務めた赤松貞雄と共に東条の側近の一人として知られる。
しかし東条首相の退任後は失脚し、中央から追われ、支那派遣軍総参謀副長、第37師団長を歴任。戦後、終身刑となるが後に仮釈放
◆東条英機
太平洋戦争開戦当時の首相。関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、陸軍航空総監、第二次、第三次近衛内閣陸軍大臣、首相を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀
◆南次郎
満州事変当時の陸軍大臣。支那駐屯軍司令官、陸軍士官学校校長、参謀次長、朝鮮軍司令官、第二次若槻内閣陸軍大臣、関東軍司令官、朝鮮総督等を歴任。戦後、終身刑となるが後に仮釈放
◆武藤章
太平洋戦争開戦当時の陸軍省軍務局長。参謀本部作戦課長、中支那方面軍参謀副長、北支那方面軍参謀副長、陸軍省軍務局長兼調査部長、近衛師団長、第14方面軍参謀長(フィリピン)等を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀
【海軍(名前順)】
◆岡敬純
太平洋戦争開戦当時の海軍省軍務局長。海軍次官、鎮海警備府司令長官等を歴任。戦後、終身刑となるが後に仮釈放
◆嶋田繁太郎
太平洋戦争開戦当時の海軍大臣。軍令部次長、呉鎮守府司令長官、支那方面艦隊司令長官、横須賀鎮守府司令長官、東條内閣海軍大臣、軍令部総長等を歴任。戦後、終身刑となるが後に仮釈放
◆永野修身
太平洋戦争開戦当時の軍令部総長。軍令部次長、横須賀鎮守府司令長官、広田内閣海軍大臣、連合艦隊司令長官、軍令部総長等を歴任。戦後、判決前に病死。後に靖国に合祀
勿論「責任の大小(政治家、高級官僚など権力者の方が責任は当然大きい)」はあるものの、「戦争反対派(超少数派ですが)」でも無い限り、たとえ政府に騙されたにせよ「戦争を支持したり加担したり容認したり」しており「戦前の日本人全員が悪い」のは全くその通りでしょう。「印象を広げてる」のではなく「事実に過ぎない」。
吉見義明*1『草の根のファシズム:日本民衆の戦争体験』(2022年、岩波現代文庫)など昨今は日本でもそうした認識(日本人全員が悪い)は強いでしょう。
そうした指摘は反日でも何でも無い。別に今の日本人について「日本人は皆悪人」と非難してるわけでも何でも無い。
この「産経文化人の右翼」が元中国大使だと言うから絶句しますね。