主張/多子世帯の学費支援/不合理な運用改め広く対象に
赤旗が指摘するように「学費軽減」は多子世帯以外でも実施すべきでしょう。
「産めよ殖やせよ」という「少子化克服(子作り促進)の材料」にするのは全く不見識です。
最賃 格差拡大/発効日分散で東京・秋田275円差
引き上げ自体は一定程度、評価するが、全国一律金額、全国同時引き上げにして地域間の格差を生むべきではないという指摘であり、全く同感です。
金額の差はともかく、従来は「原則として10月同時実施(遅れる場合でも年内実施)」だったのに今回は
福島、徳島、熊本、大分(1月1日)、群馬(3月1日)、秋田(3月31日)
と大幅に実施時期が遅れる(来年以降になる)のは不適切でしょう(これについては最低賃金大幅引き上げの「代償」 発効遅れ続出で広がる地域格差 現行審議方式の限界露呈 - 産経ニュース(2025.9.27)、赤旗最賃 格差拡大/発効日分散で東京・秋田275円差(2025.10.3)も参照)。
日常会話から思想まで監視/スパイ防止法案復活 いまなぜ/維新・国民・参政が主導
1)「スパイ防止法」主張など、国民民主、参政の極右性
2)にもかかわらず、未だマスコミ調査での支持率で国民民主、参政の支持率が高いこと(そうした支持者は必ずしもスパイ防止法支持ではないでしょうが)にはげんなりしますが、諦めず戦うほかはないのでしょう。
なお、自民党総裁選候補では「極右・高市*1」が最も「スパイ防止法主張」に肯定的であり、「三つ巴の戦い」として、高市と共に有力候補とされる小泉*2農水相や林*3官房長官の方が「まだまし」でしょう(既に茂木*4、小林*5は4位以下の扱い)。
なお、個人的には「アンチ極右」なので、「第1回投票:小泉、林が1位、2位」で「排外主義極右」高市には決選投票にも進まずに消えて欲しいですが、やはり「小泉と高市」が決戦投票に進み、「小泉が勝利」が「一番あり得る可能性」なのでしょう。
「ステマ小泉」など評価していませんが、「排外主義極右」高市よりはマシかと思います。
なお、既に「特定機密保護法」などがあり、スパイ防止の法律がないかのような主張は明らかにデマです。
【追記】
別記事でも触れましたが残念ながら高市が自民党総裁に就任しました。
きょうの潮流 2025年10月4日(土)
この記事が紹介するグリーフケアクッキング教室(坂上和子氏*6)については以下の記事も紹介しておきます。
死別などの悲しみに寄り添う支援(グリーフケア)が心の支えに : 読売新聞2024.11.1
奥山由美さん(48)は2022年夏、長女・琴音さん(こっちゃん、当時6歳)を亡くした。こっちゃんは2021年、わずか5歳で余命1~2年の宣告を受けた。有効な治療法がないとされる悪性脳腫瘍「小児脳幹部グリオーマ」だった。
死別などによる悲しみに寄り添った支援を「グリーフ(悲嘆)ケア」という。奥山さんが失意に暮れていた時に知ったのが、この「グリーフケアクッキング」だった。この日の参加した10人はみな、子どもを亡くした経験を持つ。水ようかんなどを手作りした後、悲しみを打ち明け合った。
娘が亡くなった直後は、感情が高ぶっていたと思う。3か月ほどで体調を崩した。ひとりでは気持ちを抱えきれず、共感できる人を求めた。同じような喪失体験をした人の生き方を知りたかった。
たまたま見かけた新聞記事で知ったのが、この料理教室だった。
料理教室は、NPO法人「病気の子ども支援ネット遊びのボランティア」(東京)が、子どもを亡くした家族を対象に2022年5月から実施している。「手を動かすことで、少しでも気持ちをほぐすことができるかもしれない」。法人理事長の坂上和子さん(70)はそう話す。
日本でグリーフケア*7という言葉が知られるようになったのは2000年代のことだ。2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故(107名死亡)で、遺族の心のケアの重要性が注目された。以降、遺族らに寄り添う取り組みが少しずつ広がっていった。
【参考:小児脳幹部グリオーマ(DIPG)】
7歳息子亡くした両親が「レモネードスタンド」出店 がんと戦う親子の力に 兵庫・相生 - 産経ニュース2023.8.17
小児がんで小学1年生の息子を亡くした兵庫県相生市の夫婦が「重病と闘う子供とその家族を支えたい」と、20日に同市文化会館・扶桑電通なぎさホールで開かれるイベントで「レモネードスタンド」を出店する。家族でレモネードを販売し、その収益を小児患者支援団体に寄付する考えだ。
今回出店する山越隆広さん(30)と早織さん(31)夫婦は、昨年2月に長男の颯介君=当時(7)=を小児がんの一種「小児脳幹部グリオーマ」で亡くした。
元気だった娘が突然の余命宣告。震える文字で書いた「ママが一番大好きだよ」これが最後の手紙になった【小児脳幹グリオーマ体験談】|たまひよ2024.6.5
全国各地で小児がん支援のための「レモネードスタンド」が開かれていることをご存知でしょうか?
小川蘭さんは沖縄県うるま市在住で、長女(14歳)、二女のいろはちゃん、長男(10歳)、三女(4歳)、夫の6人家族です。小川さんは2022年の3月に二女のいろはちゃん(当時10歳)を、小児がん「小児脳幹グリオーマ(DIPG)」で亡くしています。いろはちゃんが旅立ってから2年たった現在、小川さんは沖縄県内のイベントを中心にレモネードスタンドを開き、集まった寄付金で小児がん支援を行っています。
子40~70人死亡…年間に「DIPG」で 海外は治療法の研究活発、進まぬ日本「大人の病気優先」患者家族の思い|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題2023.6.23
小児がんへの理解や患者支援のため、10、11日に全国一斉レモネードスタンドが行われた。県内では、小児がんの一種で脳幹部の内部に悪性腫瘍ができる「小児脳幹部グリオーマ(DIPG)」の患者家族らのグループが、西武線所沢駅の商業施設「グランエミオ所沢」でレモネードを配り寄付を募った。「小児脳幹部グリオーマの会」代表の貫井孝雄さん(57)=所沢市=は「日本は研究費用が少ないため治療法の開発が進まず、親は見守ることしかできない。レモネードで関心を広げ、国の動きにつなげたい」と期待を込めた。貫井さんは12年前、1人娘の花恋ちゃん=当時(6)=をDIPGで亡くした。
DIPGは顔や手足のまひ、ふらつきなどの症状が現れ、血圧や呼吸、意識の維持が困難になる。放射線治療で一時的に改善する場合があるが、根本的な治療法はない。年間40~70人の患者が亡くなり、多くは発症から1年以内に命を落とすという。
【参考:レモネードスタンド】
今治・玉川で初の「レモネードスタンド」2025.6.10
レモネードスタンドは、元々アメリカの子どもたちが自分の小遣いを稼いだり、社会勉強のために開いたのが始まりとされる。その後、がんを患っていた少女が、同じ病気の子どもたちを助けたいと自宅の庭でレモネードスタンドを開いて寄付を募ったことがきっかけで、広く注目を集めるようになった。この心温まる活動は全米に広がり、日本でも共感が広がっている。2023年からは小児がん支援団体「レモネードパーク」が中心となり、全国で同様の活動を展開する団体と連携し、同日にレモネードスタンドを開催する「全国一斉レモネードスタンド」を展開している。
全国でレモネードスタンド 小児がん支援の思い込め、シャボン玉も:朝日新聞2025.6.15
レモネードを売った利益を小児がん治療の研究や患者の支援活動などに寄付する「レモネードスタンド」が14日、各地で開かれた。
*1:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任
*2:第四次安倍、菅内閣環境相、自民党選対委員長(石破総裁時代)を経て石破内閣農水相
*3:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官等を経て石破内閣官房長官
*4:自民党茂木派領袖。小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相、自民党幹事長(岸田総裁時代)等を歴任
*5:岸田内閣で経済安保等担当相
*6:著書『病気になってもいっぱい遊びたい:小児病棟に新しい風を!遊びのボランティア17年』(2008年、あけび書房)
*7:例えば著書として、高木慶子『悲しんでいい:大災害とグリーフケア』(2011年、NHK出版新書:高木氏は上智大学グリーフケア研究所名誉所長)、 坂口幸弘『死別の悲しみに向き合う:グリーフケアとは何か』(2012年、講談社現代新書:坂口氏は関西学院大学教授)、島薗進『ともに悲嘆を生きる:グリーフケアの歴史と文化』(2019年、朝日選書:島薗氏は東京大学名誉教授。元「上智大学グリーフケア研究所」所長) 等