転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年10/7日分)

〈動画〉志位氏 労組に「搾取」「社会主義」教育を押し付け | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 志位氏は全労連役員との懇談で私見を述べたに過ぎず、その「私見の是非」はともかく、意見を押しつけてるわけではないので言いがかりも甚だしい(労働者階級の自覚と誇り つちかう学習運動ともに/志位議長、全労連役員と懇談参照)。
 そもそも今時「労組と政党」は「政党の命令に労組が従う」という上下関係ではない。
 過去の経緯(徳田書記長時代の共産党が労組に対し『命令する態度』を取り、批判を受けた)もあって建前上「そのようなこと(政党の命令に労組が従う)は不適切」と言うのが政党(共産党)、労組の公式見解だし、実際そんなことは不可能でしょう。
 そもそも志位氏は「我が党では今、学習活動に力を入れている。労組においても日々の活動に従事するだけでなく、学習活動が大事ではないか(俺の要約)」といったにすぎず、特定の学習内容を全労連に命令や依頼したわけでは全くない。
 搾取云々は志位氏が「労組の学習において重要だと個人的に思うこと」を述べたに過ぎず「その方向で学習してくれ」という全労連への命令や依頼ではない(俺個人は志位氏の指摘は全く正しいと思いますが)。
 志位本の紹介も単に「共産が学習活動に力を入れてること」の説明に過ぎず、志位本を学習してくれと全労連に命令や依頼をしたわけでは全くない。
 そもそも「押しつけ」云々言うなら「党首公選しろ」「日米安保を認めろ」という松竹の「党執行部に対する物言い」の方がよほど「押しつけ」でしょう(とはいえ物言いは「上から目線の、押しつけ口調」ではあるものの、松竹には押しつける力などないので無視されましたが)。
 松竹のやりたいことが「まともな党批判」ではなく、単に「言いがかりでも構わず党に悪口すること」であることがよくわかります。
 だからこそ松竹はもはや「一部のコアな支持者」を除いてほとんど世間に相手にされないわけです。相手にされないからこそ「言いがかりでも構わず党に悪口すること」が助長されるのでしょう。しかし、そんなことをやればやるほど「一部のコア支持者」を除いて相手にされなくなる。一方で「一部のコア支持者」は松竹を「良く言った」と煽る訳で完全に松竹支持層は「蛸壺化」「エコーチェンバー化」してると思います。
 今やid:kojitaken広原盛明等のような「党に悪口する連中」の多くも「松竹、紙屋シンパ」を除いてほとんど松竹には言及していないと言っていいでしょう。
 それは
【1】「党員、後援会員、サポーター」といった党支持者から支持を得ることは勿論、党外からも支持や注目を得ることがほとんど出来ず、政治的に松竹や紙屋が無力であること、
【2】松竹や紙屋が「石破政権や高市総裁への批判」などそっちのけで、「除名は不当」「議席減は党方針が間違ってるから」などの共産党執行部批判に明け暮れ「除名された彼らがやりたいことは恨みがある共産執行部へのネガキャンに過ぎないのであって、彼らの言う日本の政治を変えることではないのは勿論、共産党の改革ですらないのではないか」との疑念を社会に広く持たれてること
が大きいでしょう。そして共産に「議席減」等を理由に「幅広い支持が得られてない」と悪口する紙屋や松竹は「最大与党自民」「最大野党立民」どころか、松竹が悪口する共産と比べても、社会に支持されてないし、マスコミで報じられることも、野党各党や市民団体等と幅広く運動を行っていくことも全く出来てないわけです。極めて少数の支持者とともに集会などで盛り上がることしか出来てない。
 松竹には「恨みを持つ党への悪口」以外にやりたいこと、やれることはないし、それでは「党批判だけしても日本政治も日本社会も変わらないだろ?」「自民党政権批判は何処へ行ったんだ?」等という党内外の「冷たい態度」は変わらないでしょう。


〈動画〉共産党の最優先課題は党職員の生活保障だ | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 掲げている政策も話し方なども、これまでの高市*1とはかなり違っている。イメージで岩盤保守を繋ぎ止めつつ、政策面では中道や左派にまで手を伸ばした安倍政権のやり方を真剣に模索しているのではないか。安倍時代のように左派が身内だけで盛り上がり、中道から右派の獲得を目標にしないようでは、国民レベルで支持を得られなかったことまで再現しかねない。

 最大与党自民、最大野党立民どころか、共産と比べても「世間から支持されてない」癖に、松竹も何様のつもりなんでしょうか。
 偉そうに共産に説教しなくていいんですがね。
 そんなに自分に自信があるなら、お仲間(紙屋など)と一緒に新党を作って好きにやればいいでしょうに。
 まあ、新党をやる能力も覚悟もないから「共産に悪口して憂さ晴らし」なんでしょうが、そんな無様な松竹一味を、野党やマスコミなど、ほとんど誰もが相手にしないのはある意味当然でしょう。
 そもそも「安倍政権時代の共産」を「左派だけが盛り上がり」というのは事実として間違いでしょう。
 野党共闘に、共産党が踏み切ったことの何処が「左派だけで盛り上がり」なのか。
 共産党の共闘相手「民主党民進党→立民党」は左派政党ではないですが。
 むしろ紙屋や松竹の方が「お仲間だけで盛り上がってる」のではないのか。「ごく少数のお仲間(松竹、紙屋シンパ)」以外にどれほどの広がりが、松竹らの運動にあるというのか?
 マスコミや野党各党に全く相手にもされないくせによくも放言できたもんです。
 また安倍政権についても「女性活躍推進法」「働き方改革関連法」「アイヌ新法」など一見「左派、リベラル的に見える施策」も実施したとは言え、そしてそれは「アイヌ否定論」「女性就労を否定する復古主義」などの暴論よりは評価できるとは言え、一方では「安保関連法」「特定秘密保護法」などの右翼的施策も進めており「中道や左派にまで手を伸ばした」と言う認識は間違いでしょう。
 そもそも「働き方改革」は「日本版ホワエグ高度プロフェッショナル制度)」とセットであり、左派、リベラル派にとって手放しで評価できるものではない。 
 女性活躍にしても「女性の人権擁護や自己実現」と言った「フェミニズム男女共同参画」の観点よりは「少子化による人手不足を女性活躍で対応したい(勿論、人手不足解消には他にも移民導入(安倍内閣での入管法改定)、高齢者の就労促進(定年延長や再雇用)もありますが)」という「財界の論理」が大きく、これまた左派、リベラル派にとって手放しで評価できるものではない。 
 そもそも安倍が生前、復古主義者として、「夫婦別姓」「女性天皇」「LGBT理解増進法」等に反対し続け、「LGBT理解増進法」の成立は「山上の狙撃による安倍死後」であり「安倍が存命なら今でも成立しなかったであろうこと」を松竹も良くも無視できるもんです。
 そして高市の「ワークライフバランスは捨てた」「馬車馬」発言に、共産の志位議長など共産関係者を含む、各方面から批判が出ている(拙記事kojitakenに突っ込む(2025年10/6分) - bogus-simotukareのブログ参照)のにそれに全く触れないとは「反党転落分子」「右翼分子」松竹は全く何を考えてるのか?(呆)

*1:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て自民党総裁