珍右翼・三浦小太郎に突っ込む(2025年10月8日分)(副題:村山氏を誹謗する三浦のデマ、高市を擁護する三浦の詭弁に呆れる他)

村山富市氏が亡くなられました。意見の違いはさておき、誠実な方でした|三浦小太郎
 このタイトルならまともな文章のようですが、本文を読んで呆れました。
 未だに「社会党が長く自衛隊違憲論だったから、自衛隊が活躍できず阪神大震災での被害が拡大した(俺の要約:文章が村山氏に対して、あまりに酷いので引用は省略)」と言う明らかなデマをよりによって「追悼文(?)」で放言し、村山氏を誹謗する「人間のクズ」三浦には心底呆れます。
 「社会党出身の村山首相」でなく「自民党単独政権(当然自民党総裁が首相)」でも、被害に変わりはなかったでしょう。
 理由は簡単で「あのような地震の発生を誰も予想してなかったから」です。
 なお、三浦によればこの「社会党誹謗デマ」は「元自治官僚(自治省税務局長、大臣官房長、財政局長、自治事務次官等を歴任)」で「竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山内閣で官房副長官」だった石原信雄も生前、石原『首相官邸の決断:内閣官房長官石原信雄の2600日』(1997年、中央公論社)などの回顧録で公言してたそうですから「石原とはそんなデマ屋だったのか」と呆れます。


雑誌「宗教問題51号 特集 『宗教票の終わり』座談会に参加しています|三浦小太郎
 勿論「宗教票の終わり」というのは
1)「創価学会は無力」としてけなしたい(三浦はアンチ創価
2)宗教右翼の政治力を過小評価したい(「右翼」三浦は宗教右翼に関係なく日本政治は右傾化してると言いたい)
三浦のデマに過ぎません。
 1)についていえば、確かに公明党は2025年参院選議席を減らしたし、創価学会は全盛期に比べれば信者を減らし、力を落としてるかもしれない。
 しかし「創価学会の力は未だ無視できない」からこそ自民党は自公連立を辞めたりはしません。世論調査での政党支持率でも公明党はそれなりの支持率を獲得している(追記:但し、その後、公明が連立政権から離脱しました)。
 2)についていえば「国民民主や参政と言ったウヨ政党の議席増」は三浦の主張する「宗教票の終わり」ではなく、むしろ「宗教右翼の力の証明」でしょう。
 国民民主や参政の「支持者全て」を宗教右派と評価するのが不適切なのは勿論ですが、これらの政党の主張(同性婚反対、夫婦別姓反対、女性天皇反対など)は宗教右翼の主張と一致しており、これらの政党を多くの宗教右派が支持したであろうこと、宗教右派の支持目当てという目的もあって、これらの政党が右翼的主張をしてることは間違いないでしょう。
 そもそも「なぜ右派政治家は靖国を参拝したり、玉串料を出したりするのか」。
 これを「政治イデオロギー靖国歴史認識に肯定的)」だけで評価するのは明らかに不適切です。
 右派政治家には「神社本庁など右翼宗教票(あるいは右翼宗教の政治献金や選挙でのマンパワー提供)」を獲得したいという思惑があって靖国に参拝したり、玉串料を出したりするわけです。
 裏返せば左派政治家(共産、社民など)は「政治イデオロギー靖国歴史認識に批判的)」も勿論ありますが、「右翼宗教票、あるいは右翼宗教の政治献金や選挙でのマンパワー提供など右翼宗教の支援を期待してない(期待できない)」からこそ靖国参拝などしないわけです(むしろ左派政党の支持層は靖国参拝などに批判的)。
 勿論「宗教」が強い影響を持ってるのは日本に限らない。
 「イスラム教(といっても国父ホメイニ流の特殊な理解のようですが)を国家理念とする宗教国家イラン」は勿論『米国トランプ派=キリスト教原理主義勢力が多い』などいろいろあるわけです。


高市新総理への批判はいいけれど、レッテル貼りや「ファシズム」認定はいかがなものかと|三浦小太郎
 右翼・歴史修正主義結社「新しい歴史教科書をつくる会」の理事として、

南京事件研究の笠原十九司*1
沖縄戦研究の林博史*2
慰安婦研究の吉見義明氏*3

など「日本の侵略や植民地支配に批判的な学者」に「反日自虐史観」のレッテルを張り「南京事件否定論」等を放言するデマ右翼「三浦」が良くも言ったもんです。
 そもそも高市に対する「極右ファシスト」等の批判はレッテルではなく正当な批判でしょうに。


高市総理への罵倒書き込みを見て、やはり男女平等は程遠いことがわかった・・・|三浦小太郎
 主張が全く意味不明です。
 高市に対してされてるのは罵倒ではなく批判に過ぎない(仮に一部に不当な罵倒があるとしてもほとんどは正当な批判でしょう)。
 そもそも「学歴詐称伊東市長」「不倫醜聞の前橋市長」(いずれも女性)への批判(市長辞任の要求)等で分かるように「女性の政治進出を推進」とは「どんなに女性政治家に問題があろうと大目に見て甘い態度を取る」という話ではない。
 ならば「トラス*4英国首相(サッチャー、メイ*5に次ぐ3人目の英国女性首相)」を批判し「英国史上最短の短命首相*6」にした英国民は「男女平等の観点から間違ったことをした」のか?(勿論そんなことはない)
 大体「ウヨの三浦が、ウヨの立場から、土井社会党委員長、福島社民党党首、田村共産党委員長など左派の女性政治家を非難する」ように、左派が「左派の立場から」九条改憲スパイ防止法制定主張などの「極右政治家・高市」を批判して何が悪いのか?
 三浦の詭弁なら「女性政治家である土井氏、田村氏や福島氏」をウヨが批判することも「女性差別になる」でしょう。
 むしろ「男女平等も遠い」と俺が思うのは
1)女性首相でも高市所信表明演説」には

令和7年10月24日 第219回国会における高市内閣総理大臣所信表明演説 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ
◆性差に由来した健康課題への対応を加速します。私は長年、女性の生涯にわたる健康の課題に取り組んでまいりましたが、昨年、「女性の健康総合センター」が設立されました。本センターを司令塔に、女性特有の疾患について、診療拠点の整備や研究、人材育成等に取り組むなど、その成果を全国に広げてまいります。
◆ストーカー行為等や配偶者からの暴力の被害を防止するため、法規制を強化します。

という
・「女性特有の疾患(乳がん、子宮がん、卵巣がんなど)」に対する治療体制の強化
・ストーカー、DVの撲滅(法規制強化)
以外には「女性問題についての言及」がほとんどないこと
 むしろ石破「所信表明演説」「施政方針演説」の方が

令和6年10月4日 第二百十四回国会における石破内閣総理大臣所信表明演説 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ
少子化とその結果生じる人口減少は、国の根幹にかかわる課題、いわば「静かな有事」です。今の子育て世代が幸せでなければ、少子化の克服はありません。子育て世帯の意見に十分に耳を傾け、今の子育て世帯に続く若者が増えるような子育て支援に全力を挙げます。
 こども未来戦略を着実に実施するとともに、社会の意識改革を含め、短時間勤務の活用や生活時間・睡眠時間を確保する勤務間インターバル制度の導入促進など、働き方改革を強力に推し進めます。さらに、少子化の原因を分析し、子育て世帯に寄り添った適切な対策を実施します。
◆男女間の賃金格差の是正は、引き続き喫緊の課題です。多くの女性に社会活動を長く続けてもらえるにはどうすればよいか、国民的議論を主導して制度改革を実現します。
◆コロナ禍で増加した女性の自殺者数*7が高止まりし、こども・若者の自殺者数が増加傾向にあることを踏まえ、自殺総合対策を強力に進めます。

令和7年1月24日 第217回国会における石破内閣総理大臣施政方針演説 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ
◆若者や女性が働きやすく魅力ある職場づくりを進めるため、アンコンシャス・バイアス、すなわち(ボーガス注:女性は子どものために働かずに専業主婦であるべきなどの)「無意識の思い込み」の解消を図るとともに、男女の賃金格差の是正を促進する法案を提出します。
◆来年度、少子化対策は本格実施の年を迎えます。父母がともに育児休業を取得した際の給付率を手取りで10割に引き上げるとともに、保育士等の配置・処遇を改善します。
◆悪質ホストクラブへの規制を強化する法案*8を提出するとともに、性暴力、DV、虐待等を防ぎ、被害者支援を推進します。

として「男女間賃金格差の是正」「高止まりする女性自殺者の減少」など、女性問題(少子化問題子育て支援含む)に対する言及は高市所信表明演説」よりも多い
2)高市政権は女性閣僚(片山財務相、小野田経済安保等担当相)が2人しかいないこと
 高市内閣についてひとまずの雑感ほか(2025年10/22分)(副題:頭と性格が悪い『カス駄犬(クズ駄犬、クソ駄犬)』ことkojitakenに今日も悪口するほか) - bogus-simotukareのブログに詳しく書いたが

◆第1次小泉内閣(組閣当初。田中外相が更迭され、川口環境相が外相に横滑りし、川口環境相の後任「大木浩氏」が男性だったため、後に数が減少)
 扇*9国交相、川口*10環境相、田中*11外相、遠山*12文科相、森山*13法相
第2次安倍改造内閣(組閣当初。公選法違反疑惑で小渕経産相、松島法相が辞任*14し、松島法相の後任「上川陽子氏」は女性だったが、小渕経産相の後任「宮澤洋一氏」は男性だったため、後に数が減少)
 有村少子化等担当相(高市総裁の現在、自民党総務会長)、小渕*15経産相高市総務相、松島法相、山谷国家公安委員長
◆第2次岸田・第2次改造内閣
 加藤*16少子化等担当相、上川外相、自見*17沖縄・北方等担当相、高市経済安保等担当相、土屋*18復興相

の方が最多の5人で多いこと
でしょう。高市が女性首相であり、「女性大臣を増やしたい」と総裁選で公言していたため「最多の6人か」「最多タイ(小泉、安倍、岸田)の5人か」「少なくとも第二次石破内閣(阿部文科相三原じゅん子少子化等担当相(元女優)の2人)は超える3人だろう」と思われていたのに蓋を開ければ「石破内閣と同じ、たったの2人」でした。
 とはいえ「女性首相なのに女性閣僚たった2人か?。女性閣僚を増やすようなことを、総裁選で公言していたのに石破内閣と同じ数か?」という批判は少なく「ご祝儀相場」とはいえ、高い支持率であることを考えるに「女性も含めて」日本人多数派は「男女平等に興味がない」のでしょう。「男性の俺」だって大して興味はないですが、その俺ですら「ここまで男女平等に無関心でいいのか?」と思う「日本人多数派の興味の無さ」です。

*1:南京事件関係の著書に『南京事件』(1997年、岩波新書→新版、2025年、岩波新書)、『南京事件三光作戦』(1999年、大月書店)、『南京事件と日本人』(2002年、柏書房)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書→増補版、2018年、平凡社ライブラリー)、『「百人斬り競争」と南京事件』(2008年、大月書店)等

*2:沖縄戦関係の著書に『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『沖縄戦・強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『沖縄戦・なぜ20万人が犠牲になったのか』(2025年、集英社新書)等。個人サイトWelcome to Hayashi Hirofumi'

*3:慰安婦関係の著書に 『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『買春する帝国: 日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店)、『日本軍慰安婦』(2025年、岩波新書:『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)の新版)等

*4:キャメロン内閣環境・食糧・農村地域相、メイ内閣司法相、ジョンソン内閣外相等を経て首相

*5:キャメロン内閣男女平等担当相、内務相等を経て首相

*6:在位49日。日本最短の第1次岸田内閣(38日)、第1次岸田内閣に次ぐ短さの第1次石破内閣(42日)よりは長いが岸田、石破の場合、第2次内閣もカウントすればトラスよりも長い。『事実上の日本最短内閣』である東久邇宮内閣(54日)よりもトラスは短命内閣

*7:女性自殺者の多さについては例えば働く女性の自殺、5年間で3割増…非正規多くコロナ禍で収入減 : 読売新聞(2022.10.14)、 コロナ下で閉じた人間関係、増える女性の自殺 多くの未遂歴ある人も:朝日新聞(2023.4.2)、コロナ禍の若者の自殺「女性のみ顕著に増加」 横浜市立大と慶大研究:朝日新聞(2023.6.22)、思春期女子の心の健康悪化「深刻」 若者の自殺、女子が男子を上回る:朝日新聞(2025.9.30)参照

*8:その後、この法律(改正風営法)が成立したことについては例えば、ホストクラブの取り立て、客に「実家に行く」・売春要求など禁止…改正風営法が成立 : 読売新聞悪質ホスト、恋愛感情つけ込む営業規制 改正風営法が成立 - 日本経済新聞(いずれも2025.5.20)参照

*9:森、小泉内閣国交相参院議長等を歴任

*10:後に自民党参院議員(2005~2013年)となるが環境相就任当時はいわゆる民間人大臣。元通産官僚。通産省通商政策局経済協力部長、通産大臣官房審議官(地球環境問題担当)、サントリー常務等を経て森、小泉内閣環境相小泉内閣外相を歴任

*11:村山内閣科技庁長官、小泉内閣外相、野田内閣文科相を歴任。田中角栄元首相の娘

*12:いわゆる民間人大臣。元文部官僚。文部省教育助成局長、高等教育局長、文化庁長官、国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長等を経て小泉内閣文科相

*13:海部内閣環境庁長官官房長官、宮沢内閣文相、小泉内閣法相を歴任

*14:これについては例えば、赤旗安倍首相の任命責任重い/小渕・松島氏辞任について山下書記局長が会見主張/小渕、松島両氏辞任/安倍首相の任命責任免れない閣僚辞任で終わりではない 山下氏指摘/野党が書記局長・幹事長会談(以上、2014.10.21)、疑惑閣僚の相次ぐ立候補に怒りと驚き/“選挙で帳消し”とんでもない(2014.11.25)参照

*15:麻生内閣少子化等担当相、第2次安倍内閣経産相自民党選対委員長(岸田総裁時代)等を歴任。小渕元首相の娘

*16:初入閣。中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任した加藤紘一の娘

*17:初入閣。橋本内閣郵政相、国民新党総務会長、政審会長、幹事長、代表、菅、野田内閣金融等担当相を歴任した自見庄三郎の娘

*18:初入閣。大平内閣環境庁長官参院議長、埼玉県知事を歴任した土屋義彦の娘