〈動画〉村山元総理から学ぶ・下(政権と運動の間の政党組織論) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
この点、「村山氏や松竹の考え」に関係なく、俺が重要と思うのはいわゆる「成田三原則」ですね。
「成田三原則」については、拙記事社会党が衰退したわけ(五十嵐仁「政党政治と労働組合運動」(御茶の水書房)から) - bogus-simotukareのブログ(2019.12.27)、『松竹伸幸』に悪口する(2025年1/7日分)(副題:改めて成田三原則について触れる) - bogus-simotukareのブログ(2025.1.7)等で触れましたが。
共産に「民青(学生運動)」「新婦人(女性運動)」「民商(中小企業)」などの「労組以外の有力な支持組織(過大評価は禁物ですが)」があったのに対し、社会党の支持組織は最後まで「主として労組(総評)」でした。
これが
1)「総評が同盟(民社党支持)と一緒になって連合となり、政治方針が右傾化」し、
また
2)社会党離党組(赤松広隆*3元社会党書記長、山花貞夫*4元社会党委員長など)が新党さきがけ離党組(鳩山*5代表幹事、菅*6政調会長(いずれも後に民主党代表、首相)など)と一緒になって作った民主党を連合が支持し、社会党(社民党)支持を辞めると
社会党(社民党)は最大の支持組織・労組を失って衰退し、その結果「辻元清美(元社民党政審会長)」「又市征治(元社民党党首)」「吉川元(元社民党副党首)」「吉田忠智(元社民党党首)」など「党三役クラスの党最高幹部経験者(共産の不破前議長、志位議長等にあたる大幹部)」さえも次々「民主党、民進党、立民党」に移籍し、党の衰退に歯止めがかからなくなります。
こうした事態を恐れて、「辻元清美*7、福島瑞穂*8、保坂展人*9」等の市民活動家を社民党党首時代に重用し、「労組以外の支持層の開拓」を目指したのが、土井たか子でしたが、党勢拡大(支持率や議席の増等)で土井が希望したほどの成果が出ないまま、辻元は「寄らば大樹の陰」「大きいことはいいことだ(森永製菓のエールチョコレートCM)」で最大野党・民主党(現在は立民)に移籍、保坂は世田谷区長就任という形で社民党を去り、今、社民党に残ってるのは「党首の福島のみ」という惨状です。
支持率も今や「共産、れいわ」を下回っている。
福島党首が「ラサール石井氏(芸能人であり、労組とは無関係)」を副党首に登用したのも目的の一つは「土井のような労組以外の支持層の開拓」でしょう。
〈動画〉村山元総理から学ぶ・中(歴史認識と保守との共闘) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
村山自社さ連立を肯定的に評価した場合でも、当時の「河野*10自民党総裁」は「国民民主の玉木代表」と比べれば大分リベラルなので、「社会党が保守の河野自民と手を組んだから、共産も保守の玉木国民民主と手を組むべき」という話には全くなりません。松竹はそういう話にしたいようですが。
〈動画〉村山元総理から学ぶ・上(安保条約・自衛隊論) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
高市*11内閣の打ち出した「労働時間規制の見直し」「スパイ防止法制定」「衆院比例削減」などを批判することなく、今日も共産党に悪口する「反党分子」松竹には心底呆れますがそれはさておき。
「野党時代に反対していた長良川河口堰の稼働」を「社会党出身の野坂*12建設相(村山社会党委員長の下で国対委員長を、村山社民党党首の下で副党首を務めた村山の側近)」が容認するなど「村山首相の社会党」が「公約違反」を理由に支持を失った理由は多々ありますが「自衛隊、日米安保容認」も支持を失った理由の一つでしょう。
今や社民党の支持率は「共産、れいわ」どころか「保守党」すら下回るまでに低迷しています。
にもかかわらず「村山を見習って、田村執行部は自衛隊、日米安保を容認しろ」と言い出すから松竹には呆れます。
「村山のアジア女性基金(初めて慰安婦に対して賠償金支払い)」を評価するならまだしも。
支持者(党員、後援会員、サポーターなど)に「田村執行部が自衛隊、日米安保容認に変節した、裏切った。過去に、共産が批判していた村山の社会党と同じことをした」と思われて「社民同様に共産が衰退すること」を希望してるのかと疑いたくなります。
いずれにせよ「自衛隊、日米安保容認」をやりたいなら類友(紙屋など)と一緒に新党を作るなり、「自衛隊、日米安保容認」の別の政党(立民や社民など)に入党したりすればいいでしょう。
共産党執行部が「自衛隊違憲、日米安保廃止」の立場で、支持者(党員、後援会員、サポーターなど)多数もそれを支持してるのに「党は自衛隊、日米安保を容認しろ」と上から目線で党に説教とは「何様のつもり」なのか(呆)。
とはいえ、松竹や紙屋ら「反党分子」が共産党に悪口しようとももはや彼らは「彼らが悪口する共産」と比べても「与野党各党やマスコミなど世間に全く相手にされない体たらく」ですが。最大与党自民、最大野党立民どころか、「彼らが悪口する共産」と比べても、松竹や紙屋には「支持者など皆無」でしょう。
勿論「紙屋や松竹が本を出した」ところで一部のシンパを除き「売れてないし、話題にもなってない」でしょう(除名前から果たして彼らの本がどれほど売れていたのか、話題になっていたのか、今となっては疑問符がつくでしょう)。
除名後、日々明らかになってるのは、紙屋や松竹の「政治的無能さ」「人望の無さ(一部のシンパを除いて世間に相手にされてない)」「にもかかわらず大言壮語する夜郎自大(謙虚さの無さ)」でしょう。
「夜郎自大」「井の中の蛙」紙屋や松竹が、共産に悪口し、大言壮語すればするほど「でもあんた達(紙屋や松竹)は支持者いないよね」「何の政治的成果もないよね。安芸高田市長を1期(2020~2024年)務めただけで、何の成果もないのに大言壮語する、しかし、今や『ウヨ業界のライバル』参政や国民民主に支持を奪われて見る影もない石丸とあんた達(紙屋や松竹)と何処が違うの?」でしょう。
*3:日本社会党書記長(山花委員長時代)、民主党国対委員長(鳩山代表時代)、選対委員長(菅代表時代)、副代表(前原、小沢代表時代)、鳩山内閣農水相、衆院副議長等を歴任。日本社会党国対委員長、副委員長を務めた赤松勇は父(赤松広隆 - Wikipedia参照)
*4:1936~1999年。社会党副書記長(土井委員長時代)、書記長(田辺委員長時代)、細川内閣政治改革担当相、民主党選対委員長等を歴任。社会党国対委員長(佐々木委員長時代)、副委員長(勝間田、成田委員長時代)を歴任した山花秀雄は父。菅内閣外務大臣政務官、野田内閣法務副大臣等を務めた立民党衆院議員の山花郁夫は長男(山花貞夫 - Wikipedia参照)
*5:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官、民主党幹事長(前原、小沢代表時代)等を経て首相
*6:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、民主党幹事長(鳩山代表時代)、代表代行(小沢、鳩山代表時代)、鳩山内閣副総理・財務相、首相、立民党最高顧問等を歴任。著書『東電福島原発事故・総理大臣として考えたこと』(2012年、幻冬舎新書)、『民主党政権・未完の日本改革』(2021年、ちくま新書)、『市民政治50年:菅直人回顧録』(2024年、筑摩書房)等
*7:社民党政審会長、国対委員長、鳩山内閣国交副大臣、民主党政調副会長、民進党幹事長代行、立民党政調会長、国対委員長、代表代行等を歴任。著書『へこたれへん。』(2005年、角川書店)、『世代間連帯』(上野千鶴子東大名誉教授との共著、2009年、岩波新書)、『いま、「政治の質」を変える』(2012年、岩波書店)、『デマとデモクラシー』(2016年、イースト新書)、『国対委員長』(2020年、集英社新書:著書刊行当時は立民党国対委員長。また社民党在籍時も社民党国対委員長を務めた時期があった)、『声をつなぐ:崖っぷちで見つけた「希望のデモクラシー」』(2022年、中央公論新社)等
*8:鳩山内閣少子化等担当相、社民党幹事長、副党首等を経て現在、党首。著書『結婚と家族』(1992年、岩波新書)、『裁判の女性学』(1997年、有斐閣選書)、『福島瑞穂的弁護士生活ノート』(1998年、自由国民社)、『福島みずほの刑務所の話』(2003年、現代人文社)、『迷走政権との闘い』(2011年、アスキー新書) 等
*9:社民党衆院議員(1996~2003年、2005~2009年)等を経て、2011年から世田谷区長。著書『年金を問う』(2004年、岩波ブックレット)、『闘う区長』(2012年、集英社新書)、『相模原事件とヘイトクライム』(2016年、岩波ブックレット)、『〈暮らしやすさ〉の都市戦略』(2018年、岩波書店)等
*10:新自由クラブ代表、中曽根内閣科技庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任
*11:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て首相