今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年10/29日分)

高市首相 大軍拡を対米公約/初の日米首脳会談 「軍事費増に取り組む」/平和賞にトランプ氏を推薦

 高市氏は、2026年のノーベル平和賞候補にトランプ氏を推薦する意向を伝達しました。高市氏は会談で、トランプ氏がタイとカンボジア間で今月26日に締結された国境紛争を巡る和平協定の署名に立ち会い、イスラエルイスラム組織ハマス間での停戦合意を主導したことに言及。「歴史的偉業だ。これだけの短期間に世界はより平和になった」などと恥ずべきご機嫌取りに終始しました。

 ネット上でも指摘がありますが、第一次トランプ時代に「平和賞にトランプ氏を推薦したという報道が一部にあるが事実なのか?」と聞かれた安倍が「(【1】推薦したというとトランプ批判派の日本批判を招く、【2】逆に推薦を否定するとトランプ大統領の反感を招くなど外交問題になる恐れがあるので)ノーコメント」で逃げたのに、高市は自分から「推薦するつもりだ」と宣伝するのだから「安倍と比べても酷い話」です。
 拙記事新刊紹介:「前衛」2025年11月号 - bogus-simotukareのブログでも、トランプ政権、ICC本体への制裁へ - 高世仁のジャーナルな日々等を紹介し、トランプを批判しましたが、「イスラエルの無法」を「イスラエルシンパ」として擁護し、ネタニヤフ首相に逮捕状を出したICC経済制裁するトランプの何処が「平和賞に値する」のか?
 むしろ「ICCの方が平和賞に値する」のではないか。こんな高市内閣支持率が「ご祝儀相場とは言え高いこと」には「日本人のバカさにげんなりします」。一日も早く支持率を下げないといけない。


多文化共生 国が本腰を/先駆的対応の浜松 本村・仁比両議員が視察

 日本共産党の本村伸子衆院議員と仁比聡平参院議員は27日、多文化共生都市として先駆的な取り組みを進め、全国的に注目される浜松市を訪れ、党市議団とともに視察しました。

 第一に浜松市は勿論

中野祐介 (政治家) - Wikipedia
 浜松市長。浜松市生まれ。浜松市立有玉小学校、静岡大学教育学部附属浜松中学校、静岡県立浜松北高等学校と言った地元「浜松市」の学校を卒業。元総務官僚。京都府総務部長、北海道副知事等を歴任。2023年4月9日の浜松市長選では自民党公明党、連合静岡から推薦を受け、鈴木康友*1前市長(現在は静岡県知事)からも後継指名を受けた中野が、共産党推薦の対立候補を破り初当選

ということで「残念ながら共産市政ではない(なお、現在、共産市政は埼玉県蕨市のみ*2)」のであって、「一部の反共分子」は「共産が独善主義であるかの低レベルな反共デマ」を飛ばしますが、当たり前ですが共産だって「他勢力の政治」でも評価できる点は評価します。
 過去においても、例えば「靖国参拝」「イラク派兵」「郵政民営化」「マクロ経済スライド導入による年金支給額引き下げ」等(小泉内閣)などは批判しても「小泉訪朝による拉致被害者帰国」(小泉内閣)は評価してるわけですし。
 第二に浜松の場合「スズキの工場があって、外国人労働者が多数働いていた→多文化共生を打ち出す必要があった」という意味で「行政の事後対応」という面は大きいでしょう。「多文化共生」という理念を行政が高く掲げ、その理念に惹かれて外国人が集まってきたわけではない。
 似たパターンとしては

SUBARUの工場があって、外国人労働者が多数働いている群馬県太田市大泉町
→以前、行ったことがありますが、日系ブラジル人(ブラジルはポルトガル語公用語)が多いらしく、町中に「ポルトガル語の看板の店(ブラジル料理店など)」が目に付きます。
クルド人が増えており*3、また芝園団地に外国人入居者(多くは中国人)が増え*4西川口駅周辺がリトル中華街化してる埼玉県川口市
→「西川口周辺の中華料理店」については、以前、拙記事西川口の「火焔山」訪問(追記あり) - bogus-simotukareのブログ(2017.6.23)で触れました。最近の「西川口の中華街」記事として、「川口、中華街」でググってヒットした西川口に中華街あるの知ってた!?本格的な中華を求めて遊びに行こう♪ | 埼玉日和(さいたまびより)(2024.9.18)、西川口は埼玉の中華街?!駅から30秒でガチ中華の噂を食べ歩きで検証! | 埼玉日和(さいたまびより)(2024.12.27)、埼玉県にもチャイナタウンが!リトルチャイナタウン西川口をご紹介♪ | aumo[アウモ](2025.8.26)を紹介しておきます
◆川口同様にクルド人が増えており「ワラビスタン*5」の異名で呼ばれる埼玉県蕨市

等があるでしょう。これらの街も「行政の先進的施策」で外国人が集まった訳ではない。
 なお、これらの街も、今回赤旗が紹介した静岡県浜松市と同様に多文化共生が進んでればいいのですが無知なので残念ながら知りません。いずれにせよこうした「外国人との共生」を進め、参政党のような「排外主義(外国人差別)」を打破したい。

*1:衆院議員(2000~2005年、民主党所属)、浜松市長(2007~2023年まで4期16年)を経て2023年から静岡県知事

*2:共産が参加する「野党共闘の首長」は勿論、別にありますが、無知なので全く知りません。

*3:これについては未読ですが、ググってヒットした、鴇沢(ときさわ)哲雄『日本で生きるクルド人』(2019年、ぶなのもり:筆者は毎日新聞記者(2019年当時。現在はフリー)で毎日新聞の連載を単行本化)を紹介しておきます。

*4:これについては「全て未読」ですが、ググってヒットした、大島隆『芝園団地に住んでいます:住民の半分が外国人になったとき何が起きるか』(2019年、明石書店:筆者は朝日新聞記者で朝日新聞の連載を単行本化)、岡﨑広樹『外国人集住団地』(2022年、扶桑社新書)、『団地と共生:芝園団地自治会事務局長・二〇〇〇日の記録』(2022年、論創社:副題で分かるように岡崎氏は元『芝園団地自治会事務局長』)、安田浩一『団地と移民』(2022年、角川新書)を紹介しておきます。

*5:クルディスタンクルド人が多く住むイラク、イラン、シリア、トルコにまたがる地帯:クルディスタン - Wikipedia参照)とかけている。